2008年08月28日

ROCKな夏

オリンピックの閉会式を観た。勿論、ジミー・ペイジ目当てだ。あくまでもロンドン・オリンピックの宣伝マンとしての登場だから、ギターの音も控えめで、瞬間的なものだった。しかし取り敢えず、満足だった。ロフトの壁にLED-ZEPPELINのポスターを掛けた。レコードジャケットに六つ折りになって入っていた付録もので、40年近くジャケットの中で息を潜めていた証の折りシワが誇らしげに見えたので、そのままパネルに入れた。う〜ん、確かに時は流れたのだ、それでよいのだ、という感じだ。まだジャケットも広告も見たことがなく、人の口からレッド・ツェッペリンの話を聞いて勝手に『赤い飛行船』と思い込んでいた頃が、懐かしい。今年の夏を元気にしてくれたROCKに感謝しよう。
  

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2008年08月24日

納涼船

33635919.jpg今年も、恒例の花火大会に、でかけることができた。昼過ぎまでドシャ降りでヤキモキしたが、天気予報通り夕方からはカラリと晴れ渡り、納涼船でのバーベキューは盛り上がった。写真の先の方に横たわる桜島、を眺めながらのビールは、今年も期待を裏切ることはなかった。花火大会が終わると掛け声だけは秋だが、これから先の夏が長い鹿児島だ。つまり、ボクのROCKな夏はまだまだ続く。もっかのところ、1994/10.20にLondonで収録されたピンク・フロイドのLiveDVDがボクの強力ビタミン剤だ。なかなか凄い。渦巻く音響と映像に包まれていると、ナマを体感したい衝動に駆られるが、この時がたぶん最後だろう。4年後、名残を求めてLONDONにでも行ってみようかしらん。
  
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2008年08月19日

盆過ぎ

久々に「手紙」を観た。もちろん、手紙など書いてよこすことはない。ボクも、あの時代だが、親父宛に手紙など書いたことはなかった。今年も墓参りには行かなかった。墓になど、親父はいない。ボクの心の中だけにいる。イチヂクが好きだったオフクロを本当に思い出すのは、墓参りではなく、イチヂクをたべる時だ。そしてイチヂクの出てくる小説を書かせた。ボクにとって盆とはそんなものだ。墓参りにも行かず、世間ではそういうのかも知れない、暗い部屋にコモッてピンク・フロイドやユーライア・ヒープを聴いている。と、久々に見る、鬼束ちひろの「蛍」のプロモ映像が流れた。娘が復活したみたいに嬉しい。ボクの「あの小説」は、半分は彼女が書かせてくれた。そうやって、いろんな方がボクを生かしてくれている。取り留めのない、暑中見舞いだ。誰に宛てるでもない、けれども、ほんとうの暑中見舞いのつもりだ。ありがとう。
  
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2008年08月04日

同窓会

恒例の同窓会に、今年も出席した。確か、創立68年だったと思う。であるから、出席者もかなりの数になる。ホテルの大ホールが紳士、淑女で埋め尽くされる。(中にはそうとは言い切れない者もいるかも知れない)けれどもまあ、病院と刑務所に入っていない幸せ者たちが集い、気兼ねなく無邪気に楽しんでいる姿を眺めるのは、いいものだ。こういった全体規模の同窓会に、卒業間もない方々の姿はあまり見られない。したがって、出席者の平均年齢はかなり高い。宴会の初めに、この一年間に亡くなった方々へ黙祷を捧げる。幸いこの一年間、身近な同窓生の近況は平穏だった。今年も、二次会での話題に、健康談議や禁煙の話が加わる。暑い夏である。どうか諸先輩方もご自愛のうえ、この夏を乗り切って頂きたい。と思いきや、背後からそんな声が聞こえそうな年齢に、入りつつある。
  
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