こんにちは。“遅れてきたルーキー”、又蔵です。

 



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月最後の日曜日、谷中にあるトーキョーバイク本店に、自転車を選びに行ってきました。

 




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トーキョーバイクさんはもちろんわが浦和興産の大切なお取引先様なんですが、入社前から気になっていたんですよね。「和製のいい感じの街乗り自転車があるらしい」とか、「メンテナンスが充実しているらしい」といった声が聞こえていました。
 


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カタログやホームページで存分に夢をふくらませてから、満を持してお店に向かいます。

といっても根岸に自宅のある僕にとって谷中は隣町。今日は嫁も同行します。

寛永寺陸橋を自転車で登ると、街の様子が急に静かなものに変わります。

猛暑日が続く中、この日は晴れ間の見える薄曇りで風もそよぎ、奇跡的な自転車日和です。

 


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自宅から望むスカイツリー。晴れ間も見えます 。



レオニダスの店頭に「かきごおり」のノボリを発見しかなり気になってしまいますが、目印のカヤバ珈琲で言問通りを右に折れます。

愛玉子(オーギョーチー)の大きな看板を過ぎると、目的地はもうすぐです。夏のこんな時期はレモンシロップのかかった愛玉子が最高ですね。

 


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言問通り沿いのカヤバ珈琲。休日は常に行列です。

 

トーキョーバイクの本店は知らなければ本当に見逃してしまいそうな路地の途中にあります。

欲張るともっと人通りの多い場所にお店を構えたくなってしまいますが、この辺も「らしさ」ですね。街歩きをしている人も多いので、偶然こんなおしゃれな自転車屋さんを見つけて、自分にぴったりの相棒に出会えたら素敵ですよね。



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右側中ほどの白い壁が店舗です。本当に路地裏の立地です。

 

自転車屋さんに自転車で乗り付けたら、早速ごあいさつです。

突然の訪問にも関わらず、丁寧に応対していただきます。

そして、嬉しそう。自転車好きが伝わってきますね。こちらも笑顔になります。

 

日曜ということもあり、お店には入れ替わり立ち替わりお客様がやってきます。カップルが多い印象ですかね。みんな当然のように試乗していきますので、展示してある自転車も常に出たり入ったりしています。


 
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1台1台丁寧に調整していただけます。




そしていよいよ試乗。まずは“BISOU”(ビズー)。

スタンドを蹴って、サドルにまたがり、こぎだすまでの一連の動きがスムーズにいって心地よいです。

今回の要件は、もともと持っているクロスバイクを通勤や遠乗り用にまわして、新しくスーパーでのお買い物に対応できる街乗り自転車を購入することなので、これは悪くありません。

もしデザイン性に魅かれて、ママチャリから乗り換えて購入した方がいたら、ぜひこの快適に切り換わる7段変速を使いこなして欲しいです。こぎだしは軽く、加速がついたら重いギアにしてその力を利用して走ります。

 


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試乗は谷中霊園のあたりが中心。手土産にもおすすめのパティシエ イナムラショウゾウの近くです。


 

次に乗ったのは“SPORT 9s”。

名前の通りいわゆるスポーツタイプの自転車です。

驚いたのは、嫁のテンションが上がっていることです。腰痛持ちの嫁にとって、意外と前傾姿勢のほうが楽らしいのです。運動自体が億劫なのかと思っていましたが、腰への負担が軽減されればむしろスポーツ車でガンガン走れたほうが楽しいようなのです。女性の乗り姿も颯爽としているようにみえます。

 

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「激坂(笑)」にもチャレンジします。


 

そして小さな車径の “20”

折り畳み自転車のようなコンパクトなサイズです。

これは楽しい。

小さい自転車はこいでもこいでもスピードが出ないと思い込んでいたのですが、街中で走るには十分な速度が出せますし、何より自分の思い通りに曲がってくれるハンドリング性が良いです。

例えが難しいですが、ショートタイプのスキーで一すべり一すべりを実感しながら山を楽しむような感覚です。

これは試乗しなければ分からなかったところではないでしょうか。



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26。細身の車体が期待感を高めます。


 

最後はスタンダードなタイプの“26”。

おお。

出会ってしまったかもしれない。

グリップが一般的な自転車より少し狭いせいか、芯が中心にしっかり通っているような気がしますし、風をきって走る爽快感が体のすぐ横を抜けていきます。

こちらは浅いタイプのものならカゴが付けられるということなので、今回の要件も満たしています。



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朝倉彫塑館のあたりでしょうか。白いサコッシュはお店で貸してくれたものです。

 

気が付けば午後のわりといい時間になっていました。

本当はそのままレンタルサイクルもするつもりだったのですが、嫁の体力も空腹度も限界に達しています。

試乗をし倒した一日になったわけですが、嫌な顔をするどころか、「ぜひ乗ってください」というスタンスで、一台一台丁寧に、熱く語ってくださったお店のみなさんに本当に感謝です。

ありがとうございました。

 

そのまま三崎坂を下って、会社の人に勧められた千駄木のおにぎり屋さん利さくで遅めの昼ごはんにします。

おにぎりの専門店だけあって、絶妙な握り具合とお米のおいしさです。幸せな気持ちになります。「食べ物の中でおにぎりが一番好き」だと喋っていた隣の席のお客さんが、感動で泣きそうになっています。

お食事セットには数種類のおかずやお惣菜がついてくるので、おにぎりだけでは足りないのでは、という心配も無用です。

 


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お食事セット×2。付け合わせのスープはグリーンカレーを選びました。

 



ゆっくり休憩したあと、再び坂を登ってこんどはトーキョーバイクのレンタルサイクルのお店を訪ねます。

レンタルサイクルといっても、外観と内装はレトロな酒屋さん、置いてある商品は雑貨屋さんか服屋さん、そして右手にはバーのカウンターと、不思議な造りになっています。

店内に自転車は壁際に飾ってある1台だけです。



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外観はレトロな酒屋さんです。

 

このお店はレンタルの受付だけをする場所で、実際の自転車はショップの倉庫から出すシステムになっているようです。

これからサイクリングに出かけるひとにとっては特別な一日をスタートさせる入口となり、帰ってきたひとにとってはお酒やコーヒーを飲みながら今日のコースを振り返ったり語らったりしてクールダウンする場所になるわけです。

特に外国人のツーリストだったら、こんな場所は最高ですよね。スタート地点から古いニッポンを感じさせるような空間でテンションを上げる。異国の地をその国のおしゃれな自転車で移動しながら体感し、地酒で一日をしめて宿へ帰る。

 

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雑貨屋さん並みの品ぞろえです。



水出しコーヒーと、時間をかけて仕込んだ生姜入りの特製ジンジャーエールをいただきながら、ここでもお店の方と話し込んでしまいました。

自転車の話や、根岸のイタリアンの話など他愛のない話をしていたら、すっかり夕暮れです。




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カウンターでこだわりのドリンクがいただけます。



次は新しいバイクに乗って、遊びに来たいと思います。

トーキョーバイクはメンテナンスも充実しているので安心ですね。

 

☆ 今回の自転車に関する評価は、あくまで個人的な感想です。購入を検討されている方は、ぜひ実際にお店で試乗して、ライフスタイルや体の大きさに合ったバイクをお選びください。






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レンタル店向かいのお地蔵さん。道中の安全をお祈りしましょう。