今年のお盆は、9年に一度回ってくるお寺当番を体験しました。
初めてのことでしたが、地元ならではのつながりや、
お寺に一日滞在するという貴重な経験ができ、
一つ成長した気がします。


さて、そもそもお寺当番とはどういったものか。
私自身もお話を聞くまではまったく知らなかった行事です。

行うこととしては以下です。

朝8時前にお寺の本堂に集まります。
全員年配の方でしたが、とてもお元気な方ばかりで、
若々しく見えます。

②-1
盆供を皆さまからいただくため、帳簿や受け皿等の準備をする。
盆供とはお墓を置いている家が、お寺に収めるお布施のようなものです。

②-2
一日過ごすための環境を整える。
エアコンをつけたり、掃除をしたり。

お墓参りに来られた方の対応をする。
領収書も作成してお渡しします。

盆供を振り込みで行った方の領収書作成と発送をする。
毎年多くいらっしゃるらしく、今年は私が担当させてもらいました。

⑤夕方にお賽銭箱の中身を回収し、戸締りして帰宅。

書き出すと少ないですが、その場にいると意外にやることが多かったです。
お墓参りに来られる方も、懐かしい顔や近所の方が多く、
つい長話をしてしまうことも。
10年以上ぶりにお会いした、同級生のお父さん、お母さんもいました。

また、途中途中で人生の先輩方の印象的なお話を聞くことができました。
特に空襲を間近で見たという記憶は、強烈なものでした。
「夜なのに、爆発で空が昼間のように明るかった…」
見た人でないと想像もつかない景色です。

戦争を知らない世代が大半を占めるようになりましたが、
戦争という歴史があったことは伝えていかなければならないですね。


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