今年は8/29~9/20で開催されたツールドフランス2020。

結果は、以下の通り。

マイヨ・ジョーヌ(個人総合時間賞)

タデイ・ポガチャル(21/スロベニア/UAEチームエミレーツ)

マイヨ・ヴェール(ポイント賞)

サム・ベネット(29/アイルランド/ドゥクーニンク・クイックステップ)

マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ(山岳賞)

タデイ・ポガチャル(21/スロベニア/UAEチームエミレーツ)

マイヨ・ブラン(新人賞)

タデイ・ポガチャル(21/スロベニア/UAEチームエミレーツ)


新型コロナウイルスの影響で、
本来6/21~7/19の日程で開催されるところが1ヶ月遅れでの開催。

今年のツールドフランス開催期間中に気になった出来事をつらつらと書いていきます。


○初日の大量落車

初日、雨の影響か出走者数の半数以上に当たる100人ほどが落車する大荒れの初日。
大雨が大きく影響し加えて新型コロナウイルスの影響で、
シーズンが中断したことによる選手の調整不足もあるように感じました。
落車に巻き込まれたティボ・ピノーの表情が印象的で、
彼にとって悲願のマイヨ・ジョーヌを目指す中での最悪のスタートとなりました。


○戦後最年少のマイヨ・ジョーヌ

昨年のベルナル非常に若かったですが、今年はさらに若い選手が優勝する結果に。
昨年から若い選手が活躍して相次いで勝利していますが、これは新たな時代の到来なのか。
彼らがどのような活躍をしてくれるのか、今後が非常に楽しみです。


○ファンアールト

ポガチャルと並んで最大の驚きと言えるワウト・ファン・アールト。
ゴール前のスプリントで2勝したかと思えば山岳ステージでも先頭を引き続け第20ステージのタイムトライアルではステージ4位と今最も勢いがあり多彩な才能を持つ選手。
今後クラシックの完全制覇を目指すのか、それともグランツールで総合優勝を目指すのか、
今後の方向性が最も楽しみな選手です。


○ログリッチとユンボの強さ

大会中メイン集団を長くコントロールしたチーム ユンボ・ヴィズマ。
山岳に入って続々と集団から脱落していく中、
終盤までアシストを残しエースのログリッチを守り続けた今大会最強だったチーム。
2010年代はチーム・スカイ(現イネオス グレナディアーズ)が集団をコントロールしていたが、
今大会はユンボがそれを担い、最もレースを支配していました。
黄色のチームジャージと総合リーダージャージが見分けにくい笑。


○ペーター・サガン、マイヨ・ヴェールを逃す

近年はマイヨ・ヴェール=ペーター・サガンのような状態になっていたポイント賞ジャージ。
サガンが2012年にツールド・フランスに参戦して以降、失格処分の2017年を除き、
毎年獲得していたマイヨ・ヴェールをついに手放すときが訪れました。
それを勝ち取ったのが昨年までのチームメイトだったサム・ベネット。
昨年まではチーム事情でツールに出られず、不遇をかこっていましたが、
移籍して早々に大仕事をやってのけました。
サガンはモチべーション低下の影響や爆発力に陰りが見えるのか、
それとも今年はコロナ渦で調整が不十分だったのか来年以降の復活に注目です。


○ポガチャル、タイムトライアルで歴史に残る大逆転

凄かったとしか言いようがないです。○スポーツに加入して観てください笑。


○リッチーポート、悲願のパリでの表彰台

出場10回目にして初の表彰台。
主に2012年当時チーム・スカイ加入以降アシストとして過ごした後、
エースとして総合優勝を争うためチームを飛び出します。
2016年に当時BMC・レーシング、その後2019年に現所属のトレック・セガフレードに加入。
2年続けて第9ステージで落車リタイアを乗り越え、今年がエースとして走る最後のツールと語って臨んだ今大会で初めて表彰台に登りました。


○まとめ

初日の落車に始まり、タイムトライアルでの大逆転など様々なドラマがあったツールドフランス2020。
無事に開催された事自体にホッとしたと同時に1週間ごとにPCR検査を行い選手スタッフ含め2人以上陽性反応が出た場合、チームは大会から追放される特別なレギュレーションの中、全チームが最終ステージのパリに到着できた事に感動しました。
各チームの選手やスタッフの方々に心からの感謝を伝えたいです。

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