12月3日、冬到来を感じさせる北海道・札幌。

長らく日本サッカーを支え、天才と言われたフットボーラー・小野伸二選手(コンサドーレ札幌)の引退試合を現地「札幌ドーム」で観戦してきました。

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試合前から伸二のこれまでの功績を伝える展示物が、駅前やスタジアムに向かう街中で見かけられ、引退を惜しむサッカー界からの感謝と注目度の高さを感じられました。

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くしくも対戦相手はプロスタートを始めた古巣の浦和レッズ!この対戦カードだから札幌まで来たというのが一番の理由なんですけどね。

スタジアムに入ると、3万人を超える両クラブの熱狂的なサポーターが同じクラブカラーである「赤」でスタンドを埋め尽くし、最高の雰囲気の中、試合が始まりました。

札幌サポーターは赤と黒、伸二の背番号44のビジュアルで迎えます。
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浦和レッズサポーターも開始前からボルテージが上がりピッチの選手達を鼓舞します。
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小野伸二選手はJ1では実に11年ぶりのスタメン出場。

ピッチを駆け回る彼の姿を見たのは本当に久しぶりで、44歳という年齢から体力的な衰えは当然あるものの、何度か訪れた見せ場では受け手に優しい独特の柔らかいパスや足元のテクニックを披露してくれました。

「あーそうだった、これが伸二だよ」

と十数年前に駒場や埼スタで見た「浦和の小野伸二」を思い出しました。

わずか20分間の出場でしたが、現役選手としての彼の最後の姿を見た観客の一人となれたことはとても感慨深いものでした。 

ピッチを去るときには、試合が一時中断し、札幌と浦和の両選手が駆け寄り拍手で送り出しました。

試合はアウェイ・浦和レッズが2-0で勝利!
小野選手には申し訳ないですが、個人的には嬉しい結果となりました。

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試合後のセレモニーでは、まずはかつて在籍した浦和レッズのサポーターに感謝とユーモアで場を和ませ、次にサッカーに関わる全ての関係者に感謝の言葉を述べました。その気配り一つ一つが、プレー同様に視野の広い人間性を表しているなと思いました。

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また「皆さんには関係ないことかもしれませんが、」という前置きをしたあと、今年天国に旅立ったお母様へ、産んでくれたこと、サッカーに出会わせてくれたことへの感謝を涙ながらに語っておりました。

怪我と戦いながらも44歳まで現役生活を続けられたモチベーションは、間違いなく「サッカー」そのものへの大きな愛があったからだと思います。

記憶違いでなければスピーチ中に「引退」という言葉は使わなかったのではないでしょうか。それは形は違えど今後も大好きなサッカーととことん関わっていくからだと思います。

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現役生活本当にお疲れさまでした。
そして、これからも日本サッカーをよろしくお願いいたします。

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