エネルギー節約と省エネの違い

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エネルギー節約と省エネ。この2つは似ているようでいながらその内容は実は違っていて、しかもその差は最近になってどんどん大きなものになってきたと言える気がする。

節約とは何か。それは究極のところ、自らの行動を制約することで資源の浪費を防ごうという発想である。たとえばエネルギーの節約であるならば、冷蔵庫の開け閉めの回数は少なくするとか、エアコンの温度調整はあまりきつくしないようにするとか、電気はこまめに消すだとか、そのようなことである。もちろんこれらのことを心がけることによってエネルギー消費量が減少することは言うまでもない。しかしそれと同時に、それは人間がある種の行動の制約を受けなければならないということである。

これに対して省エネというのは要するに人間の方は何も行動を変えないのに同じ動作をしていても機械の方で自動的にエネルギーの消費量を抑制するということである。たとえば燃費の良い自動車。同じ距離を同じように走っても、人間の方は何も動作を変えていないのに燃費の良い自動車に乗っているというそれだけのことでエネルギーの消費量を抑制することができる。他にも省エネエアコンや省エネPC等、省エネという言葉がつくものは枚挙にいとまが無い。これらの物は全てエネルギー消費量が少ないため、人間は何も行動を変えていないのにそれらの道具を使うだけでエネルギー使用量を抑制することができる。しかもその省エネ性能の向上は最近は顕著だから、昔と何も変わらない生活、それどころか昔よりも便利で快適な生活になっているのに、エネルギーの消費量は減っているという生活が実現できているわけである。今後も資源エネルギーを利用しつくすために省エネ技術の発展が進むことになると考えられるのである。

ベーシックインカムとロボット労働

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ロボットが人間の代わりにどんどん労働するようになっていけば、やがて必要になってくると思われるベーシックインカム。今回はその理論について考えてみることにする。


現在仮に日本にベーシックインカムを導入するとして、その供給金額はどの程度になると考えられるであろうか。人口1億2000万人、0歳児から年金を受給しているお年寄りまで全てベーシックインカムを支給するとして、考えられる金額としては現状で上限は3000円程度、年額3万6000円くらいであろう。これでも必要な予算は支給に必要な事務経費を除いても4兆3000億円。これはすなわち、現状で人間の労働を完全に代替するロボットが人間に無条件で供給できる余剰生産力がこれくらいということである。もちろんもっとロボットの生産性が向上し、そしてその分の余剰生産量を徴税することができれば、このベーシックインカムの財源はさらに大きく膨らむことになる。これは全てロボットが人間の労働をどこまで代替できるか、そしてロボットの労働力をどのようにして徴税するかというシステムの問題になるであろう。






思えば近世以後の日本語大変革は2度あった

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日本語の大変革は近世以後において2度あった。そして2度ともアメリカ、すなわち英語が大きな影響を与えているのである。このことに思い至って、私は日本語と英語の関わり方の深さに大いなる感慨を抱いたのである。

一度目の大変革は、言文一致運動である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E6%96%87%E4%B8%80%E8%87%B4

明治前半期において言文一致という日本語改革の機運の高まりが見られたのは何故か。やはりそれはペリーが黒船に乗って来航し、開国を迫られて以来の文明開化の流れを無視することはできないであろう。明治初期は欧米との不平等条約、すなわち治外法権や関税自主権といった権利で欧米に虐げられていたが、同時に日本では太刀打ちできない高度な文明を見せ付けられ、またそういった多くの技術が流入してきた時代でもあった。そういう屈折から、いったい日本と欧米の差は何であるかと考えさせられ、そしておそらくその結論の一つとして言語の問題がクローズアップされてきた。日本語と英語の差が文明力の差である。そして日本語を英語らしく改革しよう、それが言文一致運動の原動力となったと考えられるのである。

さて二度目の大変革は、旧字から新字への移行である。これは1946年、すなわち日本が太平洋戦争に敗れた後のアメリカの占領期におこなわれた。またこの時期に数え年から満年齢への変更もおこなわれている。今まで20歳だった人間が18~19歳になるという事象である。これもまた戦争でアメリカに敗れ、日本に何が足りなかったのかを模索する上でおこなわれた日本語の変革であると言えるであろう。

現在我々が使用している日本語は、このようにアメリカと英語の影響を強く受けているのである。

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