2017年01月20日
大阪市立大学逆転合格！再掲載版！！
ある生野高３生の最強逆転合格作戦！（平成15年手作りバージョン）
生野高校３年生のMくんがセンターリサーチを
持ってきたのが１月２２日の木曜日でした。
センターの得点が不足ということで、第一志望の
大阪市立大学が 『E判定』でした。半泣きです。
予備校の判定では、４００点のセンターの配点で３００点
がボーダーでした。
それを下回ること３０点。本人は２７０点でした。
大阪府立大の中期日程ではなんと６６点不足と出てし
まいました。
英語の不調が原因でした。
塾長である私も一瞬、絶望的な雰囲気になりました。
しかし、すぐに思い直しました
『今までここで１年半も努力したのにもったいない。
諦めるなんて愚の骨頂！なんとか合格への道をさぐろう。』
そこで、この生野生が具体的に合格できる
二次試験の得点をシュミレートしてみました。
合格最低ラインを１点でも上回れば合格なのですから。
最重要ポイントは、大阪市立大学の場合は
センターと二次試験の得点が
４００：６００だということなのです。
もし、試験がセンターだけなら合格には届きません。
しかし、二次の配点が大きいので実際は挽回可能です。
大阪市立大学の工学部、、電子物理学科では
１０００点満点のうち昨年の合格最低点が６５８．２でした。
二次試験でいくら得点すれば良いのかはすぐ出ます。
６５８．２−２７０＝３８８．２
６００点満点の二次テストでは６４．７％を得点すれば
逆転合格可能だったのです。
予備校の資料にはそんなことは一言も書いてありません。
二次の教科の実際の問題を吟味して何割得点すれば
合計で６５８．２を突破できるか得点を割り付けていきました。
その結果下記の得点で余裕で合格できることが分かりました。
苦手の英語で６割 １５０点満点中 ９０点
数学で７割 ２５０点満点中 １７５点
物理、化学で8割 ２００点満点中 １６０点
合計得点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・４２５点
この得点が実現すれば３６．８も最低ラインを上回って
余裕の合格が出来るのです。
本人が言いました。
『僕は物理・化学の二次試験を実際にやってみましたが
取り組みやすく感じました。物理、化学は大丈夫です』
あとは得点できる問題を増やして、失点を防ぐたのの
実践演習を積み重ねるだけです。
過去問に加えて実践演習に使用する教材を定めてい
きました。
１月２８日にこの生徒は生野高校で渡された資料を
持参してくれました。
そこには、昨年のセンター試験での合格最低点が
載っていました。
なんと、センター得点が２６９．４とありました。
今年の本人の得点が２７０点ですから、わずか
ながら上回っていたのでした。
彼は、危うく人生の第一歩を踏み外すところでした。
絶対に予備校のセンターリサーチを鵜呑みにして
はいけません。
機械で処理された判定に従うことが最善では
ないのです。
自分の人生ですから、本当に自分に合格可能性
がないのか、真剣に自分の頭でじっくり探るべき
問題なのです。
手作りで合格への道を探りたい受験生は、
不本意な大学に出願する前に是非ご相談ください。
logos_yoshii at 10:35│Comments(0)│TrackBack(0)│
