2006年07月15日

LOHASは日本では既に46%の人が知っているというキーワードになった。
アメリカでアメリカ人にLOHASを聞いてみても知っている人は少ない。
LOHAS企業が多いことでLOHASのシリコンバレーといわれ、LOHAS アカデミーの海外研修地にもなっているボールダーでもLOHASを知っている人は少ない。

先日、ASOAというアメリカ州政府協会からLOHASについてスピーチをする機会をいただいた。

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各州の駐日代表が集まる月例会がホテルニューオータニ・タワーの
「Trader Vics」で行われるので・・・という依頼である。

ASOAの幹事のお話しによると目的は、
1、急進している産業の一つ、LOHAS産業を理解する。
2、アメリカ産の商品やサービスが日本のLOHASマーケットにあるかどうかを各州政府が模索する。というものだ。

正直、アメリカ生まれのLOHASをエリート役人の集まりでとくとくとお話しするのは気が重い話だった。しかし日本のLOHASマーケットについて話すことでそれぞれ各州が考えたり模索したりするきっかけになれば良いコトだと考え「アメリカのLOHASマーケット」と「日本のLOHASマーケット」の比較論で解りやすくしてみた。

「アメリカLOHAS」がオーガニック野菜の需要を1990年から毎年20%ずつ延ばし
LOHASマーケットの発展の中核をなしてきていることに比べ 「日本LOHAS」が全くオーガニックに向かっていないこと、
「食の安全、安心」について国民の84%が「不安、やや不安」と感じているのに
オーガニック野菜は農作物全体の0.16%しか作られていないこと、
風力発電が10年前はドイツと日本は同じ発電量であったが、現在日本60万kw、ドイツ1300万kwと大差がついていること、LOHAS車の代表のように言われているトヨタプリウスはヨーロッパのジーゼル車に比べかなり環境、燃費、CO2、の面で劣っていること等を数字を挙げ、比較論で話した。

ASOA_2また、今後「日本LOHAS」の代表選手になるのは、

アシスト自転車(電動自転車)が
現在、坂道の多い地区や女性にしか
使われていないが、

自転車専用道路の整備や
電池性能の向上などが進むにつれ、
世界的なヒット商品になる可能性がある
コトを私見として話してみた。

スピーチ後、活発な質疑があったことで手応えを感じたが、LOHASが話題になるようになって2年、LOHAS 2.0へバージョンアップしていかなければ行けないことを感じた良い機会になった。
ボールダーへ海外研修に行ったLOHASコンシェルジェが日本古来の考え方や慣習に改めてその先進性を感じるようにアメリカ人にLOHASを語ったことで「LOHAS 2.0」への道が見えてきた様に思えた。

NPOローハスクラブ 山口弘一

* これが2.0的現象だ!(R25より)
1、ただ新しいだけでなく人に優しく進化したものである。
2、2.0はバージョンアップを表す。
3、当たり前を疑ってみることからはじまる。
4、ちょっと発想を転換すれば誰にでも考え出すことができる。


(23:40)

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1. 異色のコンビ!?  [ fukuoka 魚ker ]   2006年07月22日 20:19
fukuoka 魚kerです。 福岡県二丈町、福ふくの里からの一コマ。  アジがならんでいるショーケースの中に、、、   ん!?  という光景。 パックの中に、コチとアジが一緒に入るという異色の組み合わせ。 イングランド代表でいえば、オーウェンとクラウチっ...
2. アメリカのロハス事情  [ ロハスcom ]   2011年11月08日 20:20
アメリカでは、ロハスがマスコミで大きく取り上げられています。また、大企業においてもロハスをテーマにした広告が増えています。日常生活の中に

この記事へのコメント

1. Posted by 5    2006年07月25日 17:04
私もアシスト自転車もっているんですが、何で皆さん買い換えないのかと不思議になるくらい、快適なんですよね。自分でこぐ以上のスピードの風を受けるんで、夏でも涼しいです。自転車で上り坂を登っても、汗が吹き出るような感じでないんです。
「楽」なんです。
私のホームページ及びブログで紹介しているので、よろしかったら見てください。
2. Posted by yamaguchi   2006年07月27日 23:16
そういう私はアシスト自転車は乗ったことがないのですが、
詳しいレポートを見て予想どうりLOHAS なビークルなのだと思いました。坂道は良さそうですがスピードはどうなんでしょうか?。是非買ってみたくなりました。
3. Posted by 滋   2006年07月29日 06:27
プリウスがディーゼル車と比べて劣っているというのは本当ですか?どんな走行環境での比較なのでしょうか?出来ればデーターなどで比較点を見せて戴けると大変助かります。頭から否定などはしてませんが、ディーゼル車の方が有利であるとはちょっと驚きです。
4. Posted by 5    2006年07月31日 16:55
スピードを上げると、アシスト量が減るようにプログラムされているので、速く走ろうとすると、車体が重くタイヤも太いこともあって、ペダルが重く感じます。スピードで言えば、クロスバイクの用に軽い車体で細いタイヤのほうがよいですね。
時速10km/h前後でゆっくり路地を走るのに向いています。
5. Posted by    2006年07月31日 17:03
ハイブリッドを販売していないメーカーは、ディーゼル有利と宣伝していますが、実際はどうなんでしょう。
我が家のプリウスですが、街のりで、1.5倍(16km/l)の燃費、郊外を走れば、2倍の燃費(25km/l)
ですから。ディーゼルは、せいぜい燃費もCO2も1.2倍くらいじゃないですかね。バッテリーもリサイクルされるようですから、環境面に限って言えば、ハイブリッドじゃないですかね。
6. Posted by yamaguchi   2006年08月02日 00:40

ヨーロッパでは60%が新世代ジーゼル車だ。
メルセデスEクラスで「新世代ジーゼル」と「ガソリン車」を比べてみると
新世代ジーゼルは走行距離は4割増、燃料代は3割減、CO2排出量は35%少ないというデータがある。( 船瀬俊介氏データ)

トヨタはプリウスを省エネだと言って売ってはいない。。LCCで見れば決して省エネではないからです。
ハイブリット車は 製造段階での環境負荷(CO2発生量)が多い。廃棄でも当然多い。
走行時のCO2排出量ですが10・15モードを基準にしています。しかし実際の走行では10・15モードより悪くなりがちです。
7. Posted by 5    2006年08月02日 15:10
それではロハスコンシェルジェお薦めの車種は?
メルセデスのEクラスディーゼルですか?
8. Posted by yamaguchi   2006年08月03日 01:54
ヨーロッパではやはりプリウスかジーゼルかという選択は少ないようですね。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/d/19/

アメリカでは今はプリウス人気ですし、確かに距離をたくさん走るのでプリウスはLCAでも優れてきていますね。
しかしE85のFFV車が急速に普及してきていますので
E85は85%がエタノールですので環境負荷はすくないでしょう

今後石油が高くなることはあっても安くなることはないので
省燃費の開発にお金がかけられるようになるし優劣もはっきりしてきますね。

9. Posted by momo   2006年10月04日 01:41
今年6〜7月、渡米しておりました。
特にカルフォルニア州でトヨタのプリウスをかなり頻繁に見かけました。
そこでは、FREE WAYにある4〜5車線のうち一番左のレーンに『CAR POOL』というレーンが設置されていて、2人以上乗っていなければ走行できず違反すれば高額罰金が請求されます。そんな『CAR POOL』でもハイブリットカーは走行可能だったり、路上コインパーキングが無料だったりと、行政がハイブリット車への優遇措置をとっている。
日本でも、車問題に限らず民間と行政が一体となって活動するべきではないでしょうか。
10. Posted by yamaguchi   2006年10月04日 21:57
環境プレミアムと言うご褒美を行政が制度として導入していけば、環境にやさしい製品(ローハス)製品は多少価格が高くても買ってくれます。
排出権などにお金を使わずこういう事にお金を使っていきたいですね。
11. Posted by aaa   2007年01月14日 21:16
亀レスですが、検索していて偶然見つけたので。
実はまだ新型のエンジンでさえディーゼル車のNOxはガソリン車に比べてはるかに多いのです。ガソリン車に比べ完璧なものではありません。CO2が35%減程度ではむしろ現時点でのディーゼル使用は有害ではないかとさえ思えます。

http://www.yomiuri.co.jp/atcars/impression/20061207vk01.htm
(以下引用)
また、ディーゼル排ガスがきれいになったとはいえ、光化学スモッグの原因物質である窒素酸化物(NOx)の排出量は、排ガス規制値比較でガソリンエンジンの2倍であることに変わりはない。すなわち、ディーゼルエンジンとしては排ガス性能に優れているが、ガソリンエンジン以上に排ガスがきれいではないということだ。

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