(85)5:25の法則~とっかえひっかえしない!

  • author: london33
  • 2012年07月26日

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 【5:25の法則とは】

顧客離れを5%改善すれば、
利益は最低25%改善されるという法則のことです。

一般的に、企業にとって新規の顧客を獲得するために必要なコストは、
既存の顧客に新たな商品を販売する5倍かかると言われており、
 (1:5の法則)
新規開拓するよりは既存の顧客へ対する
売り上げを増加させた方が手間もコストもかからないため、
利益を挙げやすいです。

また、顧客離れの5%を改善した場合、
そのために必要であった努力やサービスの向上により
既存の顧客全体のロイヤルティも改善されるため、
結果的に既存顧客からの収益が大幅に改善されることになると言われます。

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(82)雲の向こうのクラウド・コンピューティング

  • author: london33
  • 2012年06月01日

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【クラウド・コンピューティングとは】

従来は自分の会社や家にあるコンピュータで管理・利用していたソフトウェアやデータなどを、インターネットなどのネットワークを通じてサービスの形で必要に応じて利用することです。
IT業界ではシステム構成図でネットワークの向こう側を雲(cloud:クラウド)のマークで表していたため、クラウド・コンピューティングと呼ばれるようになりました。

それでは、クラウドコンピューティングを利用する人にとってのメリットはなんでしょうか?
それは、「持たないことです。」
もちろん、自社には、コンピュータ・サーバーは不要ですし、運用する要員を減らすこともできるでしょう。しかし何より、自社で持つリスクを低減することも可能です。

なぜなら、3コマ目のように、急に顧客が増えて容量が不足する場合もあるでしょう。
そんな時、自社で増設準備をしていると、顧客を増やす機会を失ってしまうかも知れません。また、4コマ目のように、重要なデータが壊れると、困るのは自社ですが、責任は自社ではなくてクラウドを提供している会社にすることができます。※

このように、自社で持つものを減らして、身軽になり、本業の戦略実行を迅速化させることがクラウド・コンピューティング導入の一番のポイントになるでしょう。

※クラウド提供会社とサービスレベルなどを取り決める契約内容によります。


ダイバーシティ・マネジメント(63)~多様性が重要よ!

  • author: london33
  • 2011年11月26日

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ダイバーシティ・マネジメント(Diversity Management)とは

 人材の多様性に価値を見出し、その活用によって創造性の高い組織を形成し、企業価値の向上に結びつける経営戦略です。

人材の多様性は、性別、年齢、身体的特徴、国籍などの属性の違いだけでなく、就業経験、学歴、宗教、職能など様々な違いによるものです。一般的には、女性活用、障害者雇用、高齢者雇用など、特定の種類の多様性に焦点を当てて議論されることが多いですね。

しかし、ダイバーシティ・マネジメントを弱者救済で、社会貢献のためにするのは、本末転倒です。多様な文化と交流し、社風を変革していくつもりで、長期の経営視点にたって取り組んでいくべきでしょう。

 マンガのように短気を起こさず、長期的展望にたって取り組んでいきたいですね。


<ダイバーシティ・マネジメントのポイント>
・企業が目指す目的が明確なこと
・自分と異なる人材を尊重する姿勢を企業風土として定着させること
・長期的視点で取り組むこと

VRIO分析(62)~内部のリソースを分析

  • author: london33
  • 2011年11月23日

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前回の、リソース・ベースト・ビューで、
企業が競争優位を保てるかどうかは、
企業の経営資源やケイパビリティ次第とされました。
であるとしてバーニーが提唱した戦略論のことです。その中で、

VRIOフレームワークとは、リソース・ベースト・ビューの代表的なフレームワークです。



V:経済価値(Value)に関する問い
その企業の保有する経営資源やケイパビリティ(企業が有する組織としての能力)は、その企業が外部環境における脅威を無力化することができるか?あるいは機会を捉えることができるか?

R:希少性(Rarity)に関する問い
その経営資源を現在コントロールしているのは、ごく少数の競合企業か?

I:模倣困難性(Inimitability)に関する問い
その経営資源を保有していない企業は、その経営資源を獲得あるいは開発する際にコスト上の不利に直面するか?

O:組織(Organization)に関する問い
企業が保有する、価値があり、稀少性があり、模倣コストが大きい経営資源を活用するために、組織的な方針や手続きが整っているか?



RBV(61)~あなたの中にあるのよ

  • author: london33
  • 2011年11月21日

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RBVとは、企業内部の経営資源に注目して経営戦略を立案していく考え方です。
1991年のバーニーの研究によって注目が集まりました。

RBVは、企業の外部環境や業界内でのポジショニングに基づく戦略論とは異なるアプローチを取ります。
RBVでは、あくまで、企業内部の経営資源に競争優位の源泉を求めています。

ここでいう企業内部の経営資源とは、生産設備や不動産等の有形資産、ブランドネームや特許等の無形資産、顧客対応力等の組織能力を指しています。

自社の苦境を
競合や、経済、政治のせいにして、嘆いても何も変わりません。
自分の中にある強みを見つけて、活用していく必要があります。

その分析手法が、次の4コマで紹介するVRIO分析です。