ごねるという言葉はあらかじめ否定的な匂いをともなっています。ようは、ごねるのはだめなこと、悪いことという響きをもってうけとめられるのではないでしょうか。

そのごねる人について、警察官のためにと銘打ってこんなことが書かれています(「ゴネラーへの処方箋」)。はてなのブクマで話題になっていました。
しかし、あまりにもひどい、これが一読した私の感想です。いくつかあげると、こんなふうに語られています。
  • 果たすべき義務も果たさないくせに権利意識ばかり強い輩
  • 中途半端な法律の知識(多くが低級雑誌等の受け売り程度)をひけらかし、我々警察官に食ってかかる習性をもっています。そういう人種なのです。

警察という組織は国家という権力の一つの形態でしょうが、こんな教育が行われ、国民に対処するノウハウがあからさまに語られているとは正直、思っていませんでした。
教育の現場でも、あるいは医療の現場でも手を焼く、モンスターペアレント、モンスターペイシェントについてさまざま議論されてきましたが、こんな前時代的な認識で対処方法が語られてきたわけではありません。どちらも誠心誠意の姿勢をきちんと貫くことがベースになっているのではないかと思うのです。
教育・医療と警察のちがいは、相手との関係をあらかじめ対称の関係として、あるいは非対称のものとしてみているかのちがいのように思えます。だからこそ、反警察などという言葉がついつい出てくるのではないでしょうか。

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