2007年01月13日

鎖国は続いている

 今日、国外退去処分になったイラン人一家が東京入国管理局に出頭した、という記事が出ていた。彼らは何故退去しなければならないのだろうか?
 お子さん二人は日本で育ち、ペルシア語は話せないらしいし、長女に至っては、日本の学校への進学が決まっているらしい。そういう状況で何故今このような処分を行わなければいけないのか。

 去年、教育基本法が改正された際に、「愛国心」を盛りこむか否かが議論されていたが、このような閉鎖的な国を誰が誇るだろう。
 この処分だけでなく、この国は難民の受け入れでも、先進国の中で極端に少ない数しか受け入れていない。また、潰れてもおかしくない銀行を潰さず、蘇らせ外国資本を入れて、世界レベルのサービスや世界の資本を受け入れることを拒み、国民の生活がより豊かになる選択肢が取られないでいる。これが、誇りを持つべき国のやっていることであれば、寂しすぎないだろうか。

 しかも、日本は人口減少社会に入り、団塊の世代の大量離職もあり、ただでさえ将来の経済は暗いではないか。その時に今の経済規模を維持するには、外国からの移民を受け入れるしかないではないか。(ある試算によると、今のイギリスやドイツ以上に移民を受け入れなければ、今の経済規模を補うことができないらしい)

 日本には日本の良さがある。そのことは疑いもない。でも、「外国」を目の前にした時にその良さが「外国」に劣るものと勝手に思い込んではいないか?
 そのような文化的閉鎖性のお陰で、未来のある人の可能性が潰され、平和に生活している人達の利益が奪われるということは納得ができない。

 今の僕が、日本の助けを求めている外国人にアドバイスするなら、こういうしかないだろう。「日本に期待してはいけない。日本に頼るな」と。

longtail1735 at 00:59│Comments(0)TrackBack(0)

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