見下す蠍の徒然草

主にメロディ系のメタルを中心にレビューしてます。FavoriteはGamma Ray、Scorpions、Wuthering Heights、Magma、King Crimson。

昨年に引き続きやります。評価は★と☆。黒が1、白が0.5でMAX★★★★★です。年内は他との比較も含め、変動する可能性あり。
表記はバンド名→アルバムタイトルの順。★4以上の作品については基本的にレビューしており、レビューが完成している記事には「レビューはこちら」とつけています。が、今期もレビューを書けるかどうかは不明!頑張るけど…
まずは2021年分から紹介し、その後2022年発売分に。国内盤が遅れた場合、国内盤の発売日を基準に分けています。

1.Isildurs Bane & Peter Hammill - In Disequilibrium


ここまでが2021年分。
あとは輸入盤ベースだと2021年に出てたりしているみたいですが、国内盤発売日に合わせて2022年分として扱います。

2.NorthTale - Eternal Flame
クリスチャン・エリクソン(元Twilight Force)をフィーチャリングしたバンドのはずが、彼も脱退してしまい、元Cellodorのビル・ハドソンが残ったこのバンド、正直自然消滅かな、と思っていたら日系ブラジル人のギルエルメ・ヒロセを迎えて2ndの発売。方向性は前作と全く同じ、明るいメロディックスピードメタルです。ハンセン親子が共演している曲が今のところ一番いいかな。
といいますか、こうやって全く変わらないクオリティでアルバムを出されると、クリスチャンのインプットってあまりなかったんだな、と思ってしまいます。
★★★★☆
Best Tune:Future Calls

3.Power Paladin - With The Magic Of Windfyre Steel
まさかのアイスランドからのメロディックスピードメタルバンド。アイルランドではなくアイスランドです。Nuclear Blastの創業者が喧嘩別れして新たに設立したその名も「Atomic Fire」レーベルの第一弾アーティストとして発売。
陽性のメロスピで、かといってNorthtaleのようなタイプでもなく、アメリカのPaladinを少しキラキラしてみた感じ。Theocracyをヨーロピアンにした感じですかね?
★★★★☆
Best Tune:Ride The Distant Storm

4.Big Big Train  - Welcome To The Planet
交通事故でボーカルのDavid Longdonが急逝してしまい、まさかの形で彼の遺作になってしまった今作。元々は前作”Common Ground”から創作意欲が収まらず、連作として作っていた(連作であることはジャケットを見れば明らか)はずなのですが…彼が亡くなってしまったことがただただ惜しく感じる、そんなアルバムでした。
★★★★★
Best Tune:The Connection Plan

5.Bernard & Pörsti - Robinson Crusoe


6.Edge Of Forever - Seminole
Frontierの売れっ子ソングライターのアレッサンドロ・デル・ヴェッキオのメインバンド。前作と前々作の間は結構空きましたが、今作は3年弱で出ました。おかしい、むしろこの3年間彼は仕事しまくってるはずなんですが…

7.Tony Martin - Thorns

8.Magnum - The Monster Roars

9.Verikalpa - Tunturihauta

10.Amorphis - Halo

11.Lionville - So Close To Heaven

12.Hibria - Me7amorphosis

13.Scorpions - Rock Believer

14.Hammerfall - Hammer Of Dawn

15.D'Virgilio, Morse & Jennings - Troika

16.Sabaton - The War To End All Wars

17.New Horizon - Gate Of The Gods

18.Ghost - Impera

19.Chip Z’nuff - Perfectly Imperfect

20.Veonity - Elements of Power

21.Rick Altzi - All Eye On Me

22.The Flower Kings - By Royal Decree

23.Treat - The Endgame

24.Michael Romeo - War Of The Worlds, Pt. 2

25.Hällas - Isle Of Wisdom

26.Black Swan - Generation Mind

27.Satan - Earth Infernal

めっちゃさぼってました。とりあえず何を買ったかまではきちんと記録しました。
ようやく「2021年に発売された、聴きたかったアルバム」の入手が完了したので、年間ベストを作成できます。3月くらいまでかかりそうだけど。中古アルバムも全部網羅は無理なので、印象的なのだけピックアップします。
とりあえず現状に追い付いて、立て直します(2022.2.8)。

前期に引き続きやります。評価は★と☆。黒が1、白が0.5でMAX★★★★★です。年内は他との比較も含め、変動する可能性あり。
表記はバンド名→アルバムタイトルの順。★4以上の作品については基本的にレビューしており、レビューが完成している記事には「レビューはこちら」とつけています。前期のものが全然追いついていないですが、年終わるまでには追い付きたいですね。←完全にあきらめました
前期の記事はこちら
今年から中古CDの購入録も付け始めました。月ごと更新の予定。
2021年7月に購入した中古CD
2021年8月に購入した中古CD
2021年9月に購入した中古CD
2021年10月に購入した中古CD
2021年11月に購入した中古CD
2021年12月に購入した中古CD

1.Big Big Train - Common Ground
イギリスのシンフォニック/ポンププログレッシブロックバンドの最新作。1曲目が快活に走る明るめの曲で面喰うが、相変わらずの路線ではある。どうしても「Folklore」と比べてしまうが、良いアルバムだと思います。
★★★★★
Best Tune:Dande Lion Clock

2.Powerwolf - Call Of The Wild
ドイツのパワーメタル。向こうじゃあ大人気らしいが、日本ではそこまで、という構造はかつてのSabatonに似ているので、きっかけさえあればめっちゃ跳ねると思う。そしてこのアルバムはそのきっかけに十分なりうる快作だと思っています。漢らしいボーカルに盛大なコーラスが重なる、という構造はやはりSabatonとの類似点を見いだせるが、こちらの方がよりスピーディーでメロディアスかな。というわけで、Sabatonが好きな人はマスト。正統派/メロディックメタルが好きな人なら大概はまるサウンドです。B!誌の93点は伊達ではない。
★★★★★
Best Tune:Call Of The Wild

3.Wizardthrone - Hypercube Necrodimensions
Alestorm、Gloryhammerの主謀者クリストファー・ボウズがお送りするシンフォニックブラック/メロディックデスメタルプロジェクト。という言われ方を聞いて想像する通りの音が流れてきて笑いました。というかこれBAL-SAGOTHじゃね?
最初は音がごちゃごちゃしていて構造が分かりづらかったですが、聴きなれてくるとメロディアスさが際立ってきて、これは快作。13分越えのラストによるスペクタクルもお見事の一言。
★★★★★
Best Tune:Frozen Winds Of Thyraxia

4.The Samurai Of Prog - The White Snake And Other Grimm Tales II
相変わらず多作で(Drのソロアルバムも近く出るよ)、今年2枚目のアルバム。相変わらずのシンフォプログレ、このジャンルが好きな人は気に入るアルバム。グリム童話をテーマにした連作ですが、小品中心の1枚目と異なり、今作は10分前後の曲3曲に17分超え1曲、合計58曲という長編主体のアルバムですが、飽きることなく聞けます。これも良い。
★★★★★

5.Sonic Desolution - Explorer
去年デビューアルバムでメロディ派の度肝を抜いたArctic RainのGtが参加していることで買うしかないよね、だけど触れ込みがFlower Kings、Kaipaの名前が取りざたされているプログレッシブロック…どういうこっちゃ?ボーカルはトリプルボーカルのようで、僕がわかったのは北欧様式美界最大の一発屋ことBiscaya(”Howl In the Sky”はガチの名曲。あとは…)のボーカル、再結成Kaipaのドラム、Out Of This Worldのベース、そしてArctic RainのGt。あとは男女一人ずつボーカルがいますがわかりませんでした。
若干ヘヴィーなフラキンという感じのサウンドは、まあフラキン聞けばよくね?と感じたので、じゃあギターソロはどうなの?っていうとArctic Rainで聞けたような開放的で突き抜けるようなギターソロは聞けなかったかな...最初2曲はほとんどなかったし、少々期待外れです。
聴きこめば変わるかも。
★★★☆

6.At The Gates - The Nightmare Of Being
メロデスオリジネイターの最新作。
★★★★

7.Kimmo Porsti - Past And Present
サムライオブプログの主謀者のソロ。タイトルからも分かるように、過去の曲も含めた編成。
★★★☆

8.Enuff Z'Nuff - Never Enuff:Rarities & Demos
初期の未発表音源集。こんないい曲がまだ埋もれていた恐ろしさよ。3枚組でボリュームも満点。そういえば今度Beatlesのカバー集も出すらしい。ドニーがいるときにやれよ。
★★★★

9.Neal Morse Band - Innocence & Danger
今年アルバムを出したTransatlanticのニール・モーズのソロアルバム。本当にこの人はワーカホリックだな…今作は小品を1枚目、大作を2枚目に配するメリハリが功を奏して、かなり聞きやすい印象。そして単純に曲のクオリティが高く、とてもいいアルバムです。サイモン&ガーファンクル「明日に架ける橋」のカバーなんて変化球も。
★★★★★
Best Tune:Do It Again

10.Mayank Feat. Gui Oliver - Mayank ⇒ レビューはこちら
我らがFrontierからのメロハーバンド。手触りはAOR Heavenっぽさもありますが、いいアルバムです。
いいアルバムなんですが、なんかこうあっさり流れて行ってしまう感じ、よく言われる言い回しを用いるのであれば、「キラーチューンがない」っていうんですかね。しかもなんかあっさりしすぎてて、ということでだいぶ前に打った星4.5をしれっと星4つに修正しています。(2022.02.12)
★★★★
Best Tune:Destiny Calling

11.Night Ranger - ATBPO
ノーマークでしたが、ユニオンで流れてきたのが思いのほかよく、購入。ATBPO=And The Band Plays Onという前向きなタイトルにふさわしいポジティブな曲調ですが、ああやっぱり俺ってジャック・ブレイズすきだわ、ということを実感できるアルバム。安定した出来で楽しめます。
★★★★★
Best Tune:A Lucky Man

12.Havamal - The Shadow Chapter
スウェーデンのメロデスバンド。前作はそこそこよかったものの、Insomniumフォロワーっぽさが鼻をつき、メロディがはっきりしないところがあるかな、という感じ方でしたが、本作はそこがはっきりしてきた印象。曲名から察するに北欧神話から題材をとっているようで、そこが起因したか。
★★★★★
Best Tune:Kraken

13.Magma - Eskähl 2020
新編成でのコロナ禍前のライブ。Theusz Hamtaahk Trilogieを全部短縮版で収録。ブソネには勝てないよなあ…う~ん、なかなか評価しにくいアルバム。本来ならクリムゾンのアレみたいな感じだったのだろうが、コロナ禍でライブができないのでは…という感じですか。
★★★☆

14.Carcass - Torn Arteries
待ちに待った新作。1年くらい延期したのかな?再結成一作目の前作ほどの即効性は感じられませんが、印象的なメロディ、リフは多数。もう少し聴けば一気に良さが分かりそう。それから星をつけます。格好いいリズム・リフの宝庫なのは間違いないが、イマイチ決めに欠ける印象。コロナ禍で延期しまくってこともあってか、クオリティは超高いけどね。シングルに入っていた曲をしゅうろくしてもよかったんじゃないですかね?
★★★★☆
Best Tune:Torn Arteries

15.Leprous - Aphelion
圧倒的鬱々しさに覆われていた前作よりは当社比で明るいが、それでもLeprous独特の暗黒世界は変わらず。良いアルバムですが、前作にはやはりかなわないかな。最初にこのバンドを聞いたときはマジでぶっ飛びましたが…さらなる新機軸を見せてほしいし、きっとできるはず。
★★★★☆
Best Tune:Running Low

16.Tillison Reingold Tiranti - Allium Una Storia
Andy Tillison(The Tangent)、Jonas Reingold(The Flower Kings)、Roberto Tiranti(Labyrinth、Mangala Volis)のプロジェクト。ハイトーンが出なくなったロベルトが無理してメタル曲を歌っているのは見るに堪えないのでLabyrinthの新作は買ってないんですが、声質に魅力のあるシンガーだと思っているので、Mangala Volisといい、もともといたプログレッシブロックのフィールドでの歌唱は十分に買いです。今作はそんなロベルトの歌唱を活かしつつ、Tangentやフラキン、ヨナスの主催するKarmakanicのアダルトな部分を凝縮したようなアルバム。ムーディーな部分が目立つが、プログレッシブな構築美やヨナスの動き回るベースが堪能できる激しいパートもあり、極めて魅力的な一枚。なぜかミックス違いが両方入っている不思議な仕様。1枚に収まっているので、フラキンほど身構えずに聞ける(40分くらい)。
★★★★★
Best Tune:全部(いや、3曲しかないんで)

17.Bad Habit - Automiy
未発表曲集なのか、再録音なのかよくわからないアルバム。音源が出たことはうれしいですが、フルプライスなことを含め、手放しには評価できません。まあ、一昨年だかに出たAfter Hoursの再発盤をしっかり入手したような、Die HardなBad Habitファンは買ってもいいのではないでしょうか。
★★★

18.Iron Maiden - Senjutsu
これは思ったより悪くないぞ、という感想。確実に今世紀に入ってからのアルバムの中では一番リピートしています。メタルだと思って聞くから物足りないのであって、プログレッシブロックだと思って聞くとなかなかどうして、激しいパートは結構魅力的で、静かなパートは案外よくできていて、楽しく聞けます。ただブルースの声の衰えはもう隠せないかな…かえすがえす昨年の来日がなくなったのは残念。ただB!誌の絶賛は方向性がおかしいかと思う。
★★★★☆

19.Amanda Lehmann - Innocence And Illusion
スティーブ・ハケットのソロアルバムに参加したことで名をあげた女性ボーカル。これが望外によくできていて、ポップスとしてもプログレとしても楽しめる作品でした。
本人がギターを弾いているとのことで、そこまで期待してなかったんですがこれがこれで達者でビックリ。Renaissanceが好きな人にはぜひ、という感じ。スティーブ・ハケットがソロを弾いている曲が白眉です。ボーカルもめっちゃうまい。
★★★★★
Best Tune:Forever Days

20.Between The Buried & Me - Colors II
大傑作”Colors”の続編にして、その”Colors”や”Coma Ecliptic””The Parallax II: Future Sequence”に引けを取らない傑作。いやマジで、デスボイスがよっぽどダメとかでない限り普通のプログレファンも聞いた方がいいと思うな。
★★★★★
Best Tune:全体で1曲みたいなもん

21.Beast In Black - Dark Connection
前二作の方がキラーチューンは充実してると思いますし、若干EDMに寄ったのは?を感じるけど、本質は何も変わらない。良いアルバムです。
6曲目のMoonlight Rendezvousまでに名曲が集中していて、それ以降ちょっと失速しているかな、と感じるところが玉に瑕、といいますか、まんべんなく名曲レベルがあった過去2枚との差に感じます。
★★★★★(やっぱり最大評価にしました。)
Best Tune:Bella Donna

22.Skeletoon - The 1.21 Gigawatts Club
恐るべきハイペースでのリリース。マジで1年に1枚出すつもりなのか?これもキラーチューンの不足が感じられますが、聴きこみが足りないだけかも。Johnny B. Goodeは正直微妙。
★★★★★

23.Trivium - In The Court Of The Dragon
これを書くためにiTunesを見渡していて買っていたことを思い出しました。結構格好いい曲入ってます。多分前作よりメタラー向け。コロナ禍だからか、これまた詰まった感覚でのリリース。
★★★☆

24.ABBA - Voyage
まさかの復活作。出るからってんで慌ててバックカタログを揃えた結果、”Voulez-Vous””The Album”にドはまりしてしまい、これあんまり聞けてません。トホホ。いくつかすごくいい曲有り。
作風としては、Arrivalあたりまでの元気いっぱいな感じはあまりなく、Super Trooperあたりのしっとりとした感じ。まあ年齢を考えるとそりゃそうか、という感じですけどね。
★★★★
Best Tune:Don't Shut Me Down

25.Enuff Z'Nuff - Enuff Z'nuff's Hardrock Nite
イナフズナフがBeatlesのカバーアルバムを出しました。そういうのはドニーがいるときにやれよ!と心の底から思います。そういえばチップがソロアルバムを今度出すらしいですが、今のイナフズナフって実質チップのソロじゃね?曲もあんまり変わらんかったし。らしいアレンジがあって楽しめるアルバムです。
★★★★

26.Rhapsody Of Fire - Glory for Salvation
何度も書いてるけど、キラーチューン力が足りない、というか前作がすごすぎた。そこを無視すれば期待に応えてくれた快作です。ルカとファビオの方は自然消滅?
まあ、曲としては前作のほうが気合が入りまくっていたのがよくわかるかな、という感じ。ルカみたいに才能で曲を書いていたのではなく、アレックスは理論立ててソングライティングするタイプに見えるので、気合とか、投入した労力がそのままクオリティに直結してしまうのかな、とは思います。
少なくとも、再編前より(歌以外の)演奏面は充実してるとは言えます。
★★★★☆
Best Tune:I'll Be Your Hero

27.Eternity's End - Embers Of War
若干ユーリ・サンソン(元Hibria)の声がかすれているような…その事実がダイレクトに聞いたときの爽快感の低下につながっているというか、前作の突き抜けるようなボーカルとそれとタメをはるユニゾンバトルの爽快感が失われているような…若干物足りないですが、期待値も死ぬほど高いので。
9分半のラストを飾るタイトル曲はよく構築されていると思う。
★★★★☆
Best Tune:Dreadnought (The Voyage Of The Damned)

28.Aephanemer - A Dream of Wilderness
Aephanemerはメロデスの救世主だと勝手に思っている。前作も素晴らしかったが、今作もそれにひけをとらない。若干曲があっさりしているので、もっとコテコテに詰め込んでくれてよかったが、泣きまくってて震えるね。Must Buy!これの国内盤を出していないことを日本のレコード会社の全A&Rは恥じるべきだ。
ただ若干曲のパターンが固定化されてきたきらいがあるので、次はもう少しバラエティーがほしいね。
★★★★★
Best Tune:Antigone

29.Dan Lucas  - The Long Road
Karo”Heavy Birthday”、そしてソロ作”Canada”という二枚の傑作で知る人ぞ知るドイツ人メロハーシンガー、ダン・ルーカスの新作ソロアルバム。ユニオンで何の事前情報もなく見つけて、つい買ってしまった。この人ドイツ人なのに全然それっぽさはなく、割とアメリカンな音楽なんだけど、曲のクオリティは折り紙付き。今作は冒頭若干ダークだけど、それは最初だけで、その後は素晴らしいメロディーが聞こえてくる。上の”Canada”はマジで名作なので、中古屋で見つけたら絶対に買うべし。たまに300円とかで買える。せめてYouTubeでタイトルトラック”Canadian Dream”はチェックすべし。
42分しかないのが短すぎる。
★★★★★
Best Tune:Memories

30.Drifting Sun - Forsaken Innocence
現代ユーロプログレ10級の僕にはメンバーは新加入のB氏しかわからなかったのですが、これは傑作です。ダーク・シンフォが好きな人はマストです。ドライブ感があってメタラーにもおススメできるし、これは買ってよかった。インストパートの充実もGood!バックカタログも漁りたい。
★★★★★
Best Tune:あえて言うならKing Of The Country

31.Watch - The Art of Bleeding
イタリアのジェネシスフォロワーの何枚目か。ユニオンの輸入盤2枚で500円引きの要件を満たすために、↑のアルバムと一緒に買った。確かカケレコのランキングを参考にしましたが、大正解でした。ジェネシスを現代的にアップデートしていて聞きやすい。それでいてダークなところもあって、少なくとも今作に関しては(他のを聞いたことはないんですが)ジェネシスの焼き直しではないと思う。
★★★★☆
Best Tune:トータルで聞きたい

32.Autumn's Child - Zenith
まず一つ、ジャケはダサい。曲はいつものミカエル節なんで、次が出るまでゆっくり聞いていこうと思います。
このバンドは冬のうちに聞いておかないとね。
★★★★

33.King Crimson - Music Is Our Friend
コロナ禍でライブができなかったこと鬱憤か、それともフリップの毎週末のシリーズで音楽愛が爆発したか、不思議なタイトル。
今回の再始動後の総決算のような選曲、すなわちKCの総決算ともいえるライブアルバムです。一枚くらいスタジオでなんか作れよ
年のせいか若干テンション落ちてるな、というところがあり、シカゴやウイーン、日本でのライブアルバムには一歩劣ります。
★★★★
Best Tune:ライブ盤

34.Omnium Gatherum - Origin
本人たちは「メロデス界のHysteria」を意識して作ったそうで、ホンマかいな、と思いますが、
確かにメロデスとしてはポピュラリティがあるような…(そのような意図で言ったのかどうかは知りませんが)と思いつつ、メロデスとしては23年前に「Burning Bridges」というメジャーコード使いまくりの先例があるわけで、ノーマルボイスが広く使われている、それこそSoilworkタイプが跋扈している現状、どうなのかな…と。
実はこのバンドはこれが初めてですが、ギタリストが掛け持ちしているInsomniumとの間で、特にギターソロで共通点を感じることもあり、結構気に入りました。
★★★★★
Best Tune:Tempest


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オランダの大ベテラン。近作を追いかけているわけではないし、なんなら聴き始めたのもめっちゃ最近ではあるけども、所属レーベルのInside Out MusicのYoutubeで聞いたタイトル曲がかなり良かったので購入。
1008271233
01. Out of This World
02. Waiting
03. Under a Scar
04. Kaja
05. Mystery
06. Critical Mass
07. As the Crow Flies
08. The Way She Said Goodbye
09. Traitor's Gate
10. Distance to Your Heart
11. Red Rag to a Bull
12. One By One
13. A Writer's Tale
14. Cary
15. Ship of Theseus

Kayakってこれまで全然聞いたことがなくて、なんでかな?と考えてみると、オランダのプログレ=Focusというイメージがあって、少し手を出しかねていたのと、シンフォプログに本格的にハマったのが最近だったので、そもそもジャンルに手を出してなかった、ということがありました。いざ聞いてみると、シンフォニックプログレを基礎に持ちながらも、コンパクトにまとめっていて聴きやすいバンドで、かなり気に入ってます。曲としては”Merlin”収録の”Seagull”が好きですが、一方でそのリメイクである”Merlin - Bard of the Unseen”が濃厚なシンフォニックプログレでこれまた大好き(”Seagull”があえてオミットされているのがちょっと不満に思いますけど)。
このように、ポップ的な聴きやすさと、シンフォニックプログレの濃厚さを兼ね備えているバンドとして、Kayak、一気に気になるバンドになったところで2021年の新譜リリースがされたわけです。

そういった期待をもってこのアルバムを聞いてみると、弦楽器をふんだんに使った奥行きが広いタイトル曲をはじめ、シンフォニック度の高い曲が目白押し。曲数が多く若干疲れるところはありますが、ポップ風味の強い曲もあり、かと思えば#13のようなプログレ色の強い曲もあり、いろいろと楽しめるアルバムだと思いました。
妙なダウンチューニングだとか、やけに速いリズムとか、そういった似合わない要素が全くないのにもかかわらずバラエティーに富んでいる、と感じることができる大変良いアルバムです。

オランダってプログレの観点からしてもFocusくらいしかないし、そのFocusはとっつきにくいし(曲が長いしね)、そもそも中古ショップに行ってもプログレの棚、しかも「ヨーロッパその他」まで行かないし、と僕も思っていましたが、このアルバムからでいいから聞いてみてほしいアルバム。
ちなみにオランダと言えばVandenbergですが、かつてこのバンドにも元Vandenbergのボーカルが所属していたりもしました。よくよく考えたらオランダってAfter ForeverとかThe Gathering、そしてなんといってもWithin Temptationの国ですし、クラシカル、シンフォニックな土壌があるのは当然ですよね。もっと考えたらロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のある国でもありました(プログレファンの間ではこの名前を聞いて出てくるのはクリムゾンのライブでしょうけどね)。
★★★★★
Best Tune:Out Of This World


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去年アルバム2枚も出して、しかもソロとかを含めると関連プロジェクト含めて5枚アルバム出してるのにもう新作です。しかも今年ももう1枚出た上、メンバーの二人によるユニットBernard & Porstiも2枚アルバムを出してしまった。凄まじい創作意欲です。カケレコ方面では結構人気ですし、そこそこ売れてる感じもありますが、評論家方面からはイマイチお褒めの言葉が聞こえてこないバンドではありますが…
The Lady And The Lion
01.Into the Woods
02.The Three Snake Leaves
03.Iron John
04.A Queen's Wish
05.The Lady and the Lion
06.Blue Light

今作はランニングタイム42分とコンパクトながらも、11分を超える曲もあり、コンパクトと言えるのではないでしょうか(当社比)。彼ららしいシンフォニックプログレの中に親しみやすいメロディを封じ込めているのは従来とおりですが、42分というランニングタイムによりリピートしやすいというこれまでになかった魅力(いや、これまでのどのアルバムも長いので気合が必要だったんです…)もゲットしたこのアルバム、一番お勧めしやすいのでは?とまで思ってしまいます。
発売から半年たった今でも完全に理解できているかどうか怪しいですが、とても気に入っているアルバム。後編と併せてぜひ。
ジャケットの良さもポイント高いですが、このバンドのアルバムは全て三枚折りのペーパースリーブで、微妙にかさばるのが玉に瑕。

★★★★★
Best Tune:The Lady and the Lion


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秘かに豪華ゲストを集め、好事家(なんの?)の間で注目を集めるプロジェクトの3枚目。僕はミケーレ・ルッピとダニエル・ハイメン、マイケル・キスクに惹かれ、2枚目を保有しています。Avantasiaをよりメロスピに寄せた感じで、この種の音楽が好きな人は納得できるクオリティはあるかと。ハイメンや元Dark Moorのエリサ・マーティン、ブルース・ディッキンソンのそっくりさんとして最近話題のIcon Of Sinのラファエル・メンデスなど、今作も豪華ゲストが参加しています。
前作のダニエル参加音源で白眉だったのがこれ。
ミケーレ・ルッピとの夢の競演ですよ。前作のPart2、ダニエルはマイケル・キスクとも共演していて、結構おススメです。それに続くこのアルバム、ストーリーの完結編だそうですが、果たしてその出来は…
Legend Of Valley Doom Part 3
01. Seven Ancient Artefacts
02. Journey to the North
03. The Ballad of Arnoth the Wild
04. Mines of Eloroth
05. Battle for Eloroth
06. March Into the Storm
07. Bane of Lord Cremortius
08. The Sarlinian Bow
09. Deep in the Mountain
10. Tomb of the Fallen Kings
11. Stars Will Light the Way
12. For Our King and for Our Land

今回、ハイメンの参加曲ですごいいい、というのは前作と違って見受けられませんでしたが、全体的に曲の質が高いなあ、と。ハイメンやルッピといった飛び道具を使わずとも、ハイクオリティなメロディックメタルアルバムに仕上がっています。
実はメインのボーカルはMarius Danielsenその人なんですが、存在感が増しています。ぼーっときいているとハイメンにも近い存在感があってびっくりしました。それは言いすぎか。
前作は一曲一曲が長い印象で、そこが散漫さに繋がっていたかと思うのですが、今作は比較的整理されていて、すっきり聞ける感じです。ただまあ全部で80分あるので、聴いた後はおなかいっぱいなことには変わりないのですが…
豪華ゲストに釣られて買ってみてほしいところですが、聴いた後にはゲストはあんま気にならないはずです。それくらいよいアルバム。
前作発売後はあまり話題になっていませんでしたが、今作発売後、年間ベストなんかを他のブログ様で見ていると、このアルバムを取り上げている人も結構いて、知名度が上がってきたんだな、とうれしくなりました。このようなボーカルを大量起用したメタルオペラ系のアルバムはその曲自体が正当に評価されることが少ない気もしますが、このアルバムは曲を聴いてほしい作品。問題は、僕がこのレビューを投稿するのを忘れていたせい(実は去年の6月の時点でほぼ書いていたんです。この段落以外。)で、新品在庫がほとんどないことです(ユニオン、タワレコ、HMVの通販にはなく、ただAmazonにはありました)。

★★★★★

2021年下半期に買った中古アルバムから、特に気に入ったものを20枚セレクト。アルファベット順で順不同。
中古なので、上半期と合算したものはやりません。2021年のものは2月中には…
まずHR/HMがないことについて言い訳をすると、もうこのジャンルのめぼしいもの、聴きたいものはほぼ聞き尽くしてしまっている、とまでは言えないまでも(まだまだ欲しいのありますし)、中古で買える範囲でもう買うものがあまりない、というのと、新譜は買いまくっているので、メタルの新しいアルバムを聞いていない、という感覚はない、ということがあり、中古でここに上げられるようなのが少なくなってきているのかな、と。あとこの半年間はソウルとかそっちに結構手を伸ばしたので、資金的にメタルのアルバムは買ってない、というのもあるっちゃあります。あまりメタルの棚をつぶさに見ることはあまりなかったかも。数値で言うと上半期はHR/HM8枚、プログレ12枚でしたが、下半期はいわゆるメインストリームに属するようなRock/Popsが5枚、プログレが9枚、HR/HMが2枚、ブラックミュージックが4枚となっています。
いずれにせよ、この時期は買いすぎて聞けてない、ということになってしまっているところもあったので、点数を絞っていくつもりです。
まあ、ブラックミュージックに手を出したり、サイケに手を出してみたりして、聴く音楽の幅は広がったと思います。
上半期はこちら

ABBA - The Album
ABBA - Voulez-Vous
Aretha Franklin - Live At Fillmore West
Arti & Mestieri - Tilt
Big Big Train - The Second Brightest Star
Boz Scaggs - Boz Scaggs
Camel - Mirage
Camel - Moonmadness
Cradle Of Filth - Hammer Of The Witches
The Flower Kings - Space Revolver
Gaskin - End Of The World
Isildurs Bane & Peter Hammill - In Amazonia
Lou Reed - Berlin
Moon Safari - The Lover's End Trilogy
Otis Redding - Otis Blue: Otis Redding Sings Soul
Roine Stolt - The Flower King
Sam Cooke - At The Copa
Sam Cooke - Live At The Harlem Square Club
The Tangent - The Music That Died Alone
TOTO - The Seventh One


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元Styxのキーボード・ボーカリストの2020年発売のVol.1に続く最終作。ジム・ピートリックが全面的にヘルプしている点も含め、Vol.1と同様の体制です。まあ、前作で最後にしようと思っていたら思ったよりいい曲がたくさんできたんで、もう1枚つくりました、というのがこのアルバムなので、そうなるのは当然。
26 East Vol 2
01. Hello Goodbye
02. Land of the Living
03. The Last Guitar Hero
04. Your Saving Grace
05. Proof of Heaven
06. Made for Each Other
07. There's No Turning Back Time
08. St. Quarantine
09. So Little Did We Know
10. Always Time
11. Isle of Misanthrope
12. Grand Finale

前作のレビューはこちら
Vol.1とどっちがいいか?ということを言ってしまうと、どうしてもそっちかなあ…こっちは、どうしても1~3曲目の出だしが好きになれないんですよね。妙に明るい#1、トム・モレロの客演が有効に働いているとは思えない#3の印象がどうもよくない。
必殺のバラード#4からは持ち直し、様式美すら感じさせる#11からのフィナーレへの流れは感動モノです。ただキラーチューンの数では前作に軍配が上がるかな、とは思います。
それと、”The Grand Illusion”のアウトロではなくて、”Paradise Theater”のエンディングで締めてほしかったな、と思いました。Vol1がそうだったんですけどね。逆でよかったと。そう思うのはどっちのアルバムが好きかっていう個人的嗜好に依拠していると思うんで、ひとそれぞれ、結局のところはデニスのしたいようにしてもらえれば結構、というように思いますね。
いやでもいいアルバムなんですよ、ホント。じゃあどうしてここまでハッキリしないかというと、同時期に出たStyxのアルバムがめっちゃ気合の入ったものだった(思うに、デニスのアルバムに触発されたんだと思いますね)ということもあり、繰り返しですが前作がよすぎたというのがあり…ただ星を見てもらえればわかりますが、これも傑作なんですよ!ということは声を大にして言いたい。

引退なんて言わずに、この二枚のアルバムを引っ提げてツアーして、完全再現したライブを作品にしてもらいたい。そこにトミー、ジェイムズがゲスト参加…なんてことになれば本当に最高なんですが…

★★★★★

今年も引き続きやります。最初の方は去年の年末に発売されてたり、海外では2020年発売していたけども、見かけたのは2021年になってから、というものも最初の方には含まれているかもしれません。
評価は★と☆。黒が1、白が0.5でMAX★★★★★です。年内は他との比較も含め、変動する可能性あり。
表記はバンド名→アルバムタイトルの順。★4以上の作品については基本的にレビューしており、タイトルにリンクがついているのがレビューが完成している記事には「レビューはこちら」とつけています。33枚買って25枚レビューつけているので、相変わらず基準が甘い…
今年から中古CDの購入録も付け始めました。月ごと更新の予定。
2021年1月に購入した中古CD
2021年2月に購入した中古CD
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2021年4月に購入した中古CD
2021年5月に購入した中古CD
2021年6月に購入した中古CD

上半期のベスト10はこちら
中古CDで特に気に入った20枚はこちら

1.Art Of Illusion - X Marks The Spot ⇒レビューはこちら
Grand IllusionのAnders Rydholm(Gt)とWork Of Art、LionvilleのLars Säfsundで結成されたプロジェクトのデビュー作。極めてFrontier的なプロジェクトながら、これはAOR Heavenから。とまあこのようにちょいちょい小粒なところがありながらも、音楽的なクオリティは超一級。これ、めっちゃいいです。ロバート・サールVsラーズ・サフサンドの課外活動対決はラーズの大勝利です。
★★★★★
Best Tune:Go

2.Accept - Too Mean To Die ⇒レビューはこちら
ピーター・バルデスが抜け、ギタリストが加入してトリプルギターになったはずが、あんまり変わらなくて笑える。愚直なまでの”Accept”なアルバムにできるのはヘドバンのみ。といいつつ、Metal Heartのころにもあったようなポップな曲があったり、遅くてエモーショナルなキラーチューンがあったり、実はバラエティ豊か。ただ速い曲が前作に劣るというところで、少し評価が下がってしまうのは致し方ないか。
★★★★
Best Tune:The Best Is Yet To Come

3.YOTH IRIA - As The Flame Withers
ギリシャのブラックメタルバンド。速い曲はかなり格好いい。遅い曲にもところどころいいメロディはあると感じるが、まだ聞き込みが足りないかな。
★★★☆
Best Tune:The Great Hunter

4.Wig Wam - Never Say Die ⇒レビューはこちら
まさかまさかの復活作。グラムがインタビューで結構ぶっちゃけてたし、もう復活とかないと思ってたよ。当然、”In My Dreams”並の曲はないんですが、2nd”Wig Wamania”の次にきてもおかしくない出来だと思う。
★★★★☆
Best Tune:Never Say Die

5.W.E.T - Retransmission ⇒レビューはこちら
意外に早いペースで発売された4th。これが大変よく出来ていて、1st以来なのでは?と思ってしまう出来。普遍的ロックの良さと、スケール感を兼ね備えた逸品です。H.E.A.Tが好きな人はぜひ。
★★★★★
Best Tune:The Call Of The Wild

6.Transatlantic - The Absolute Universe: Forevermore ⇒レビューはこちら
米欧のスーパーグループ。1枚組と2枚組があって、2枚組が完全上位互換かと思えばボーカルが違うとかあってわけわからん。僕は素直に2枚組を買いました。素直にいいアルバムだと思います。
★★★★★
Best Tune:Heart Like A Whirlwind

7.Steven Wilson - The Future Bites ⇒レビューはこちら
ここまで来たらもうポップミュージックなのでは?と一瞬思いましたが、まあそんな一筋縄でいく音楽、この人が作るわけがないわな。”12 THINGS I FORGOT”のように恐ろしいほど聞きやすい曲がありながら、結局”PERSONAL SHOPPER”みたいな曲もあるので、結局プログレファンしか聞かないと思うのでした。
★★★★
Best Tune:PERSONAL SHOPPER

8.Ricky Warwick - When Life Was Hard And Fast ⇒レビューはこちら
元Almighty、Black Star Ridersのボーカル、リッキー・ウォーリックのソロアルバム。多数のゲストが参加している。らしいが、そのことに意識が行かないほど良いアルバム。まっとうな”ロック”という感じで、これいいわ、と思ったらリッキー曰くジョニー・サンダースあたりに影響を受けているらしい。なるほど。New York Dolls聞いたことないけど笑
といいつつ、Thin Lizzyと同じ匂い、すなわちアイルランド特有の雰囲気がプンプンしているのは、血のなせる業なんですかね。
2枚組だとカバー集がついてくるが、こちらは2016年の限られた流通だったものみたい。
★★★★★
Best Tune:When Life Was Hard And Fast

9.Architects - For Those That Wish To Exist ⇒レビューはこちら
UKのメタルコア。素直にいいアルバムです。15曲で1時間ってあまり得意なパターンではないが、それでもあっというまに1時間過ぎる。過去の作品に比べると爆走度は下がっているけども、その分エモーショナルになっていて、慟哭が半端ない。このレベルの作品を提示されて「スピードが下がった」というのは野暮ってものでしょう。間違いなく「Holy Hell」の流れからの正統進化、傑作です。
★★★★★
Best Tune:An Ordinary Extinction

10.Ronnie Atkins - One Shot ⇒レビューはこちら
最後の作品だから、などという枕詞をつけるのが失礼なほど素晴らしい作品。Pretty  Maidsのメロウサイドの集めた感じなのかな、と思って聞いて、まあそれは大外れしてないんだけども、じゃあそれだけなの、っていうと全くそんなことはないです。ハードな曲も入ってて、でもボーカリストのソロアルバムだよ、という感触。できればもう1枚、Pretty  Maidsのアルバムも聴きたいが...
★★★★★
Best Tune:One Shot

11.Joel Hoekstra's 13 - Running Games ⇒レビューはこちら
Whitesnakeのジョエル・ホーケストラのソロプロジェクト第2弾。前作はラッセル・アレンとジェフ・スコット・ソートのツインボーカルでしたが、今作はラッセルがメインボーカル。JSSもコーラスで参加しているけどね。
ラッセルのメロハー歌唱、やっぱり絶品だよなあ。曲もいい。Whitesnakeのアルバムのアルバムもこれまでより確実に曲が良かったし、ジョエルすごいなあ。あとギターソロもいいよ。おススメ。
★★★★★
Best Tune:Hard To Say Goodbye

12.Michael Schenker Group - Immortal ⇒レビューはこちら
FestじゃなくてGroupだよ、と言われてもじゃあ何が違うんですか、となるところですが、まあそんなに変わらんよね......曲自体は。ラルフ・シーパーズやロニー・ロメロ、ジョー・リン・ターナーのような過去作に参加してない人も参加するためのGroup?あれ、ジョーってどこかで共演してなかったっけ....?
ラルフとロニー、この2人の参加からわかるように、ここに来て最ヘヴィな感じがする。ロニーは従来のような曲でも普通に歌いこなしてて流石だな、と思いますね。
★★★★☆
Best Tune:After The Rain

13.Wariior Path - The Mad King ⇒レビューはこちら
Beast In Blackのヤニスを擁した前作ははっきり言ってプーでしたが、今度はダニエル・ハイメンというウルトラA級の人事を実施。かなり聞けるアルバムと相成りました。うん、ダニエルの歌が前作の時点でもかすかにあったエピックな薫りとベストマッチし、いいぞこれ。やっぱりダニエルすごいや、と思って久しぶりに聞いたLost Horizonの2nd、やっぱりこりゃすごいね、となってしまうのはご愛嬌。
★★★★
Best Tune:The Mad King

14.Helloween - Skyfall
間違いなく今年の大本命であろうパンプキンユナイテッドHelloweenの6月16日に発売する待望のアルバム「Helloween」からの先行シングル。12分する曲をシングルカットする度胸やよし!これから6月まで聴きこむのはアルバムに収録するバージョンとボーカルの配置などが異なるという2曲目なのかな、と。肝心のその曲は、完全にKeeperかというとそこまででもなく、守護神伝1,2から新章を通過してきたというサウンド。でも確かにカイがかかわっていることがわかるサウンドで、最近のHelloweenにLand Of The FreeあたりのGamma Rayをミックスした感じ。まあ作曲はカイなのでそりゃそうだけど。
なぜ、1曲目に配された8分ほどのSingle Editを聞かないかというと、正直展開を飛ばしすぎてよくわからない。唐突にカイのボーカルに切り替わるところがあったりして、ビックリするんですよね。どうせ8分あるんだし、素直に12分超えの方を聞く方がいいのではないかと思います。実質1曲なので星はこんな感じですが、今から超楽しみです。
★★★☆

15.Out Of This World - Out Of This World ⇒レビューはこちら
元Europeのキー・マルセロとFair Warningのトミー・ハートがお送りするプロジェクトの第二弾…ではなく、バンドとしてのOut Of This Worldの1st。なぜFrontierからのリリースではないのか、売れなかったのか(Frontierは売れれば普通に二枚目、三枚目と出しますし)、レコード会社を移籍して……と思ってブックレットを穴が空くほど読みましたが、書いてない、これはVictorと直契約?
いった裏事情はさておき、アレッサンドロ・デル・ヴェッキオの色が濃く出たKee Of Heartsのアルバムとは異なり、キーの色が強く出た、アメリカンながらもメロディアスな感触。間違いなく言えるのは、Soul Doctorよりはいいアルバムです。Kee Of Heartsとは好みの問題かな。
★★★★
Best Tune:Twilight

16.Johan Kihlberg's Impera - Spirit Of Alchemy
Jonny Lindkvist(Nocturnal Rites)が全曲で歌っている……ということで買いましたが、はっきり言ってこれはプーだね。メロディはオッ、と身を乗り出す場面が3曲に1回はあるけど長続きしないし、なによりもリフがつまらない。Nocturnal Ritesならデモにもならないようなリフが平気で使われているのはキツイ。John Levin(Europe)にSnowy Shawというリズム隊も宝の持ち腐れだし……ギターを弾いているのはLars Chirss(Lion’s Share)。このつまんねーリフが、彼の考えたものではない(Lion’s Shareの新作には期待したいので)ことを切に祈ります。しかも音のバランスが悪くて、ギターの音が一番でかく聞こえると来た。Nocturnal Ritesの大ファンの僕でもさすがにきついアルバムでした。最後のインストが本当につまらないのもダメ。その曲のことを思い出していたら、☆一個分評価下げたくなったのでこの評価。
★★☆
Best Tune:In Heaven

17.Turbulence - Frontal
今度はレバノンからのプログレメタルアクトの登場。中東出身のプログレメタル、ということでどうしてもチュニジア出身のMyrathとの比較になってしまうところですが、あれに比べるとモロなドリムシフォロワーですね。中東なエッセンスも感じられますが、本当にスパイス程度。これならドリムシを聞くかなあ、という感じ。もう少し聞いてみると評価は変わるのかもしれませんが、今はこの程度。
★★★☆
Best Tune:Inside The Gage

18.The Crown - Royal Destroyer
スウェーデンのデスラッシュバンド。かなりのベテランですが、最近のアルバムはほとんど聞いていない。けど、素直にいいアルバムだと思いました。メロディックで、かつスラッシーで。何も変わっていないところも大変いいと思います。
★★★★
Best Tune:Let The Hammering Begin!

19.Paul Stanley's Soul Station - Now And Then
KissのPaul Stanleyが始めたR&Bプロジェクトのアルバム。よって、R&Bについて全く門外漢の僕にはさっぱりなのでレビューはしませんが、まあこんなR&Bってこんな感じなんだな、という感じのアルバム。でもこの人のポップ、しかし少し下品な声はKissのようなロックに一番合うんだな、と痛感した次第。
★★★☆
Best Tune:O-O-H Child

20.Evanescence - The Bitter Truth
いいアルバムだと思うが、1stしか聞いていない自分でも1stとあまり変わらんな、と。大衆的なゴシックロックが好きな人はかなり楽しめるアルバムだと思うが、欧州のゴシックメタルですら微妙に合わないところがある僕にはね…ということでこの評価ですが、好きな人は好きなのでは。
★★★☆
Best Tune:Take Cover

21.Gojira - Fortitude
フランスのプログレッシブ・デスメタルバンドの最新作。僕は5年前の前作「Magma」から入りました。プログレといいつつコンパクトでキャッチ-なデスメタルと評せそうなアルバムですが、それがゆえにかなり聞きやすく、それが世界的な高評価に繋がっているのではないかと。このアルバムもその路線を汲む快作で、どうも去年には出したかったようですが、まあライブもできないということで延期した結果今年になったということのようです。
★★★★

22.Marius Danielsen - Legend Of Valley Doom Part 3 ⇒ レビューはこちら
秘かに豪華ゲストを集め、好事家(なんの?)の間で注目を集めるプロジェクトの3枚目。僕はミケーレ・ルッピとダニエル・ハイメン、マイケル・キスクに惹かれ、2枚目を保有しています。Avantasiaをよりメロスピに寄せた感じで、この種の音楽が好きな人は納得できるクオリティはあるかと。ハイメンや元Dark Moorのエリサ・マーティン、ブルース・ディッキンソンのそっくりさんとして最近話題のIcon Of Sinのラファエル・メンデスなど、今作も豪華ゲストが参加しています。メロスピが好きなら、何も考えずに買っても満足するクオリティはあるかと。
★★★★★
Best Tune:Seven Ancient Artifacts

23.The Samurai Of Prog - The Lady And The Lion - And Other Grimm Tales Ⅰ ⇒ レビューはこちら
去年アルバム2枚も出して、しかもソロとかを含めると関連プロジェクト含めて5枚アルバム出してるのにもう新作ですか。しかも今年ももう1枚出るそうで、凄まじい創作意欲です。今作はランニングタイム42分とコンパクトながらも、11分を超える曲もあり、その中にシンフォプログレの魅力が凝縮されかつ聞きやすい快作。
★★★★★
Best Tune:The Lady and the Lion

24.Amorphis - Live At Helsinki Ice Hall
ライブアルバム。演奏力、そしてなによりもトミの歌唱力に感嘆しきり。最新作からの選曲は当然多いが、傑作なのだから異論なし。”On Rich And Poor”がないくらいしか文句のつけようがないね。音質もよし!来日が見れなかった鬱憤の5%くらいは晴れました。
★★★★★

25.Silver Lake By Esa Holopainen - ST ⇒レビューはこちら
そのAmorphisのギタリストのソロアルバム。かなり創作意欲旺盛なバンドで、デビュー30年近いベテランになってもアルバムをハイペースで出していたので、エサの創作意欲もそちらで満たされていたのでしょうが、コロナ禍でツアーもできず、そのエネルギーをぶつけてきた感じ。
40分弱と短いですが、Amorphisとはまた違う一面が味わえるいいアルバムです。ギターソロも存分に味わえます。
★★★★★
Best Tune:Ray Of Light

26.Bloodbound - Creatures Of The Dark Realm ⇒レビューはこちら
2年ぶりのアルバム。前作はパワーメタルにケルティックな風味をまぶしたいいアルバムで、そこそこ愛聴していたのですが、今作はそのベースはあまり変えないでいながらも、若干メロパワにシフトした感じ。メロディや勢いは前作より充実していて、これが実にいい感じ。
ジャケ絵は相変わらずのダサさですが、これはおススメです!
★★★★★
Best Tune:Creatures Of The Dark Realm

27.Kayak - Out Of This World
オランダの大ベテラン。近作を追いかけているわけではないけども、所属レーベルのInside Out MusicのYoutubeで聞いたタイトル曲がかなり良かったので購入。生かな?の弦楽器をふんだんに使った奥行きが広いそのタイトル曲をはじめ、シンフォニック度の高い曲が目白押し。曲数が多く若干疲れるところはありますが、ポップ風味の強い曲もあり、飽きさせません。
★★★★★
Best Tune:Out Of This World

28.Frost - Day And Age
イギリスのポンクロックバンド。実はこれが初聴。なかなかつかみどころが難しく、ポップなのですっと入ってくるのですが、咀嚼するのが難しい、一筋縄ではいかないサウンドという印象。もしレビューを書けるとしたら、過去作を全て聞いてからにしたい。よって評価は保留です。

29.Dennis Deyoung - 26 East Vol 2 ⇒ レビューはこちら
昨年のVol1に続く最終作。最終作に恥じない傑作かとは思いますので、レビューではガンガン褒めていくつもりですが、トム・モレロのギターソロは浮き気味。あとは個人的なセンチメンタリズムにて恐縮ですが、”The Grand Illusion”のアウトロではなくて、”Paradise Theater”のエンディングで締めてほしかったな、と思いました。Vol1がそうだったんですけどね。逆でよかったと。
ちなみにほぼ同タイミングでStyxのアルバムも出ていますが、僕の手元になかなか届きませんでした。Konozamaです。
★★★★★
Best Tune:The Isle Of Misanthrope

30.GALNERYUS - UNION GIVES STRENGTH
ミニアルバムっぽい感じを出しつつ、ランニングタイムはなんと60分。8曲のうち2曲はリメイクということでそうなったのでしょうか、しかしアルバムとしてもいいくらいの聴きごたえ。インストパートが長すぎるのもこれまで通りですが、なんといっても”WHATEVER IT TAKES (Raise Our Hands!)”でしょう!ライブで手を上げているところが容易に想像できる新たなキラーチューンです。
★★★★☆
Best Tune:WHATEVER IT TAKES (Raise Our Hands!)

31.Helloween - Helloween ⇒ レビューはこちら
はい、今年最大の注目作、”パンプキンユナイテッド”Helloweenの7人体制でのアルバムですよ。2018年春の来日は本当に興奮しましたし、とても楽しかった(東京でチケットが取れなかったんで、名古屋まで遠征しました)です。そこからはや3年、待ちに待ったアルバム。少々微妙でもみんなべた褒め、年間ベストにも選ぶんでしょ、なんて斜に構えたりはしていましたが、全然そんなことはなく、これは間違いなく大傑作です。こんな傑作なら6月16日の昼休みに抜け出して買いに行った甲斐もあるもんです。まあ”Skyfall”のシングルを聞いた時点で傑作だとは思っていましたが、カイの曲がこれだけだとか、そんなことなんて吹っ飛びますよ。ただ一番はSkyfall。カイ・ハンセンの凄みを改めて感じた次第です。これ買ってないメタラーは存在しないとは思いますが、変な逆張りなどせずに買うべき新たなマスターピースです。
★★★★★
Best Tune:Skyfall

32.Endless Chain - Forthcoming Past ⇒ レビューはこちら
フィンランドのソングライター、Timo Mölsäなる人物のソロプロジェクト。ソングライター、といいつつどういった歌手やバンドに曲を提供していた、的な情報は全然出てこないんですが、WalitariやSwallow Of The Sunなど、妙に豪華なゲストを招聘できているところを見ると、それなりにメタルシーンとの関与もある人物なのか?
内容が意外と素晴らしく、メタル色を強めたThe Rasmusとも表現できる楽曲がそろったアルバム、素直におススメです。
★★★★★

33.Styx - Crash Of The Crown ⇒ レビューはこちら
奇しくもデニス・デヤングの最後のアルバムとの直接対決となったこのアルバム、かなりいいぞ?まだまだ聴きこみをしたいですが、現段階では「Paradise Theater」以降のアルバムでは一番いいのでは?といいたくなる出来。いやはや、トミー・ショウとジェイムズ・ヤングの意地を見せてもらいました。高レベルの戦いですが、Styxの勝利!
★★★★★

レビューが全然追いついていないですが、上半期のアルバムはここで打ち止め。


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我らがFrontierからのメロハーバンド。1stアルバムとのことだが、ギタリストはPerfct Planの人、作曲にはおなじみAlessandro Del Vecchioが参加。肝心のボーカルGui Oliver氏も、僕は聞いたことはないと思っていましたが、2020年にやはりFrontierからデビューしたLandfallというバンドのシンガーで、PVは見たことがありました(が、アルバムは買っていない)。
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01. Destiny Calling
02. Billy Is On The Run
03. Miracle Mile
04. We Are One
05. Long Live The Soulless
06. Julia's Smile
07. Sign Of Love
08. Hold On
09. From The Heart
10. Eternal Dream
11. Road To Paradise

こういう新結成バンドにもかかわらず「Featering」をアルバム全体につけるのは、その人物を強くプッシュしたい意図があるのは世の常ということで、その観点から見てみると、確かにメロハー向きの若干ハスキーなところがある声質で、歌唱力もしっかりしており、有望なボーカルであることがよくわかります。なのでフィーチャリングするのはわかる。
それを盛り立てるバック陣も実力者がそろっていることは前述したとおり、かつ曲もレベルが高いと思う。ではなんで星4なのかというと、まあ名曲がないんですよね。平均レベルは高いんだけど。しかも4分半を越える曲が一曲もなく、4分越えも三曲、しかも3分半を切っている曲が6曲、とあっさりしすぎているんですね。11曲で41分というランニングタイムは聞きやすいですが、AORか!と言いたくなるあっさりっぷりに、ハマれなかったというのが実情…アレッサンドロが作る他のアルバムもPerfct Planもそんなことはないだけに、このアルバムがそのような意図をもって作られたんでしょうが、まあ僕の好みには合わなかったということで、一つ。
★★★★
Best Tune:Destiny Calling


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17枚目だそうです。4年前の前作”Mission”はまあ悪くはないんだけど、すごくいいわけでもなくて、Styxじゃなくても良くない?という感じのアルバムで、正直曲もよく覚えていないんですが、翻って今作はどうでしょう。個人的にはデニス・デヤングの引退、そしてラストのアルバムに触発されたのではないかと思っているのですが…奇しくもデニス・デヤングの最後のアルバムとの同時発売、直接対決となりました。
Catch The Crown
01. The Fight Of Our Lives
02. A Monster
03. Reveries
04. Hold Back the Darkness
05. Save Us From Ourselves
06. Crash of the Crown
07. Our Wonderful Lives
08. Common Ground
09. Sound the Alarm
10. Long Live the King
11. Lost at Sea
12. Coming Out the Other Side
13. To Those
14. Another Farewell
15. Stream

とてもいいです。現段階では”Paradise Theater”以降のアルバムでは一番いいのでは?と思います。
タイトル曲#6で「トミー・ショウ、ジェイムズ・ヤング、ローレンス・ゴーワン三人がリードボーカルを取った、バンド史上三人のリードボーカル曲」なんて言われていましたが、このアルバム、ボーカルハーモニーがとても充実している。そのタイトル曲やシリアスな#10などで顕著ですが、僕の中でのベスト曲である#7のボーカルの素晴らしいことといったら。全盛期を想起します。
なぜかDam Yankees⇒Shaw Blades⇒Styxというルートで彼らにたどり着いた僕としては、トミーがいればそれでいいんですが、このアルバムではトミーが気合入りまくっているのがよくわかってそれがとてもうれしい。ジェイムズ・ヤングも含めたギタープレイも充実しているしね。やはりデニスに触発されたのか?

いやはや、トミー・ショウとジェイムズ・ヤングの意地を見せてもらいました。高レベルの戦いですが、Styxの勝利!このアルバムの国内盤が発売されていないことはもはや犯罪レベルの悪事だと思うほどです。
いやはや、Styxのアルバム5枚選べって言われたら入るんじゃないかな。”Crystal Ball”、”Paradise Theater”、”Pieces Of Eight”、”The Grand Illusion”に並びますね。つまり”Cornerstone”よりも好きってことです。

途中で超多忙になったので、本当に気に入ったやつしか評価書けてません。いつか書きたい。
2022.2.8

この月から減らし始めました。枚数にして半分くらい。多分2月は一枚も買わない(予定)。欲しい新譜があまりに多すぎるので。Amoprhis、Hibiria等々が一気に出る。

1.Barclay James Harvest - Octoberon
なんとなくバンド名がソロプロジェクトっぽくて無意味に敬遠していたけど、英国って感じでめっちゃいいですね。妖精王なんていう邦題にも納得。

2.Paradox - Collision Course
Paradoxの中古はやけに高くて、しかもほとんど見ませんが、奇跡的にかなりの安価で見つけたのでゲット。構築美もあるスラッシュということで、かなり好みのタイプ。

3.The Tangent - Auto Reconnaissance
なんかR&Bをミクスチャーしているとかバラエティーに富んでいる、とかイマイチな評価だったんで買わなかったんですけど、某ユニオンでかなり安く、しかも未開封で発見。それでも買えず、1か月くらいたっても誰も買わなかったので購入。
普通にええやん。これまでのThe Tangentとなにも変わらないサウンド。少し重厚に過ぎるかもね、くらい。

4.Popol Vuh - Hosianna Mantra
クラウトロックなのかジャーマンシンフォなのかよくわかりませんが良いアルバムです。

5.Camel - Breathless
メル・コリンズ加入。ただ俗っぽくなった感じも。単純に曲のクオリティが”Mirage””Moonmadness”に及ばないだけか。

6.Camel - A Live Record 
メル・コリンズのサックスといえば僕はクリムゾンでの暴虐の限りを聞きつくしているわけですが、それとはまあ何とも違うサウンドにある意味ビックリ。いいアクセントなのかも。

7.Jefferson Airplane - Bless Its Pointed Little Head

8.Lew London - Swingtime in Springtime
なんか流れているのを聞いてほしくなり購入。ジャンルが分からなくて探すのに死ぬほど苦労した。全く畑違いですが、いい曲が入っていました。バラエティーも豊富。

9.Majestica - Above The Sky
次作のクリスマスアルバムはイマイチだけども、これは素直に気に入りました。コロナ直前の来日前に聞いてれば、素直にライブに行けてたな。

10.The Band - Rock Of Ages

11.Quidam - Quidam

12.Opus Avantra - Lyrics

13.Meat Loaf - Welcome To The Neighbourhood
訃報をきき、地獄のロックライダーだけでは物足りなく購入。本当はロックライダーの次の4thがジム・スタインマンプロデュースでいいアルバムらしいけど。これもロックライダーほどのシアトリカル、大仰さはないけども、いいと思いました。
ちなみに僕の一番好きなのは3に入っている”Bad For Good”。

14.Dragon Guardian - Dragonvarius (Remix & Remasterd Version)

15.Soft Machine - Six

16.Barock Project - Misteriosevoci
バックカタログが中古でも軒並み3000円近くするバロック・プロジェクトの1st。次作以降もぜんぜん買えない中、これがめっちゃ安かったので購入。評判通りの良さだ。1stということもあって若干未整理な部分もありますが、現代のユーロロックはこれだ、と断言したくなる。

17.Frost* - Milliontown
これも買うか買わないか迷い続けた末、ついに買ってもいいかな、と思える値段で発見したのでゲット。いやなんでこれ買わなかったの、1500円でもいいじゃん、と思いました。迷ってた期間損した。
キーボード主体のソロバトルってプログレだとEL&Pとかリック・ウェイクマンのソロ作品、あとUKとか、そんなところだと思いますが、これは素晴らしいですね。これらとはまた違う格好良さで、なんといっても最後の26分あるタイトル曲の展開は本当にたまらん。ごちそうさまでした。3rdまで一気に買ったけど、出来としてはこれがダントツにいいですね。

18.Frost* - Experiments In Mass Appeal

19.Frost* - Falling Satellites

フィンランドのソングライター、Timo Mölsäなる人物のソロプロジェクト。ソングライター、といいつつどういった歌手やバンドに曲を提供していた、的な情報は全然出てこないんですが、WalitariやSwallow Of The Sunなど、妙に豪華なゲストを招聘できているところを見ると、それなりにメタルシーンとの関与もある人物なのか?
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01. Forthcoming Past
02. They’re the Ones to Fall
03. Hold Out Hope
04. All of the Above
05. A Letter
06. Nothing More
07. Feel
08. The Wild One
09. Scars On Me
10. The Memories

内容が意外と素晴らしく、メタル色を強めたThe Rasmusとも表現できる楽曲がそろったアルバム、素直におススメです。
一応ゴシックメタルのタグをつけていますが、極めてメインストリームに近いメロディといえます。ただ音像自体はメタリックなので、メタラーにしかリーチしないであろうことが大変残念ですが、メタラーならぜひ聞いていただきたい快作。
雰囲気ものってことは全然なく、しっかりしたメロディのある作品です。上述したとおりThe Rasmus(メンバーチェンジがあったそうな。)のファンならぜひ。

途中で超多忙になったので、本当に気に入ったやつしか評価書けてません。いつか書きたい。
2022.2.8

この月から家計簿をつけることとしたところ、さすがに買いすぎじゃね?とようやく気付くことができたので、減らしていく決心をしました。

1.Joy Division - Closer

2.Tabula Rasa - Tabula Rasa

3.John Lennon - John Lennon / Plastic Ono Band

4.Catamenia - Eternal Winter's Prophecy

5.Ásmegin - Hin Vordende Sod & Sø

6.New York Dolls - New York Dolls

7.Aristocrats - Aristocrats
テクがすごいのはわかるんだけど、イマイチ響かないんだよね。ガスリー・ゴーバンのギターもスティーブン・ウィルソンでのところとはなんか違う感じ。

8.Jefferson Airplane - Volunteers

9.Kingdom Come - Journey

10.Hasse Froberg & Musical Companion - Hfmc
Flower Kingsのボーカリストのバンド。北欧風味は薄れているものの、構築美とメロディアスさは楽しめる。

11.Otis Clay - Trying To Live My Life Without You

12.Camel - Mirage
”Lady Fantsy”がなんといってもすごいが、その前の”Earthrise”におけるアンディの弾きまくりやバンドアンサンブルもお見事。

13.The Band - Music From Big Pink
ロックを聴き始めて十云年、ようやく手を出すことができました。めっちゃ格好いいでやんの。聞かなくて損した。

14.Oddisea - Oddisea

15.Nuova Idea - Clowns

16.Alusa Fallax - Intorno Alla Mia Cattiva Educazione

17.Moon Safari - The Lover's End Trilogy
”The Lover's End”のタイトル曲を組曲にしたシングル盤。そのくせにいつみても高い。どうせなら二枚組にして再発してほしかった。内容は期待にたがわぬムーンサファリ世界。うっとりとするフレーズの連続に、構築美。

18.Baker Gurvitz Army - Offbeat Passages
ブートレグ。

19.Pentangle - Basket Of Light

20.Arti & Mestieri - Tilt
イタリアの技巧派集団。そういう意味で「ユーロロック」なイタリアっぽさはあまりないけど、めくるめく展開に圧倒されてしまいます。

21.Blue Cheer - Vincebus Eruptum

22.Isildurs Bane & Peter Hammill - In Amazonia
2021年に第二弾が出るコラボレーション、それを聞くために中古で購入。なんとなくIsildurs Baneは、北欧というところから期待していたメロディがないので敬遠していたんですが、ピーター・ハミルというトリックスターを通すことで彼らの魅力を一気に理解することができました。

23.The Band - The Band

24.Iggy Pop - The Idiot

25.Kate Bush - Hounds Of Love

26.Adrian Belew - Young Lions

27.Stevie Ray Vaughan & Double Trouble - Texas Flood
弾きまくり。しゅごい

28.The Band - Northern Lights-Southern Cross

29.Isildurs Bane - Sagan Om Den Irländska Älgen/Sagan Om Ringen
↑で書きましたが、これはザ・北欧という感じ。初期北欧メタル(Silver Mountainあたり)と同じ匂いもする。

30.Gotic - Escenes

31.Coheed And Cambria - Good Apollo I'm Burning Star IV, Volume One: From Fear Throu

32.Taï Phong - Windows
1stを聞いて10年、ようやくセカンドにご対面。正直言って焼き直しといわれても仕方ない内容だが、時間を空けたおかげで新鮮な気持ちで楽しめました。絶品!

33.Arti & Mestieri - Giro Di Valzer Per Domani

34.Spring - Spring
メロトロン3台という大技にプログレッシブロックの業を感じつつ、そこから繰り出される以外にも哀愁・叙情一辺倒ではないサウンドに驚愕。

35.Kayak - Night Vision
このアルバムから元Vandenbergのボーカルが参加。Kayak節は相変わらず楽しめます。

37.Iron Butterfly - In-A-Gadda-Da-Vida

38.The Moody Blues - Every Good Boy Deserves Favour

39.The Moody Blues - To Our Children's Children's Children

40.Latte E Miele - Passio Secundum Mattheum

41.Sagrado - Farol Da Liberdade

42.Pär Lindh Project - Gothic Impressions
北欧叙情派の雄。北欧のキース・エマーソンなんて言われてるらしいが、EL&PよりNiceの方がそれっぽいかな。いいアルバムです。

途中で超多忙になったので、本当に気に入ったやつしか評価書けてません。いつか書きたい。
2022.2.8

1.Grateful Dead - Anthem Of The Sun
引き続きサイケを聞いたりしているが、正直よくわかってません。

2.Love - Forever Changes
一曲目の”Alone Again For”はUFOのカバーで聞いたことがある人も多いのでは?

3.ABBA - Voulez-Vous
傑作だと思った。タイトル曲やChiquitaが好き。

4.John Mayall & The Bluesbreakers - Crusade

5.Otis Redding - The Immortal Otis Redding

6.Ten Years After - Cricklewood Green

7.Quicksilver Messenger Service - Quicksilver Messenger Service

8.13th Floor Elevators - The Psychedelic Sounds Of The 13th Floor Elevators

9.Kaipa - Notes From The Past
フラキンよりシンプルなところもあるので、聴きやすいともいえるのでは?ロイネもいるし。

10.Chthonic - 醒靈寺大決戦
傑作”Takasago Army”の完全再現の他、ベストヒッツライブが楽しめる。映像がまだ見れていない。

11.Trio Of Doom  - Trio Of Doom

12.ABBA - Ring Ring

13.Avatarium - Avatarium

14.The Sisters Of Mercy - First And Last And Always
そしてなぜかゴシックへ。これは素直に楽しめましたが、90~00年代のゴシックバンドってこれそのまんまなのな。

15.Delaney & Bonnie - To Bonnie From Delaney
スワンプ・ロックの真髄のようなアルバムだが、やはりデュエイン・オールマンである。

16.John Lennon - Rock 'N' Roll

17.Captain Beefheart & The Magic Band - Trout Mask Replica

18.Grateful Dead - Aoxomoxoa

19.Uriah Heep - Salisbury
"Lady In Black”は当然、16分あるタイトル曲が素晴らしい。この段階で既に彼ららしさは確立された板とわかる。

20.Camel - Moonmadness
なぜかCamalってスノーグース以外全然買えてなくて、決して気に入らなかったとかではなかったのですが、ついに購入。めちゃくちゃいいじゃん。買わなかった10年くらい損したわ。アンディ・ラティマーのギターも素晴らしいし、「叙情」の代名詞のようなサウンドにうっとり。

21.Renaissance - A Song For All Seasons

22.Ibis - Ibis

23.Traveling Wilburys - Traveling Wilburys Vol. 3

引き続きソウル方面をディグ。プログレ方面にも戻ってきています。
途中で超多忙になったので、17以降、本当に気に入ったやつしか評価書けてません。いつか書きたい。
2022.2.8


1.Otis Redding - Great Soul Ballads
バラードだけ集めた編集盤なので、これは買わなくてよかったかも。

2.King Curtis - Instant Groove
ドゥエイン・オールマンが参加しているということで買いましたが、彼のギターが思ったよりおとなしかった。ただ、大人のソウルという感じで結構よかったです。ロックの名曲をいろいろカバーしています。

3.Ray Charles - What'd I Say
レイ・チャールズの名盤。まあ歌がうまいうまい。今でも高く評価されている理由がよくわかりました。

4.Wilson Pickett - The Exciting Wilson Pickett
オーティスのような熱唱型のサザンソウルを探していたところ勧められたのがこの人。なるほど、好きな感じだ…「ダンス天国」がいいですね。

5.Aretha Franklin - I Never Loved A Man The Way I Love You
いくらでも聞いていられるな、という感じです。”Lady Soul”の方が好きかな、という感じですかね。

6.Sam Cooke - Live At The Harlem Square Club
これは黒人が中心の客層のクラブでのライブで、とてもワイルドな歌唱。”Medley: It's All Right-For Sentimental Reasons”~”Twistin' The Night Away”の流れが絶品。Coopaのライブと併せて両方楽しめるアルバムです。

7.John Lee Hooker - House Of The Blues
ブルーズお勉強編その一。まだよくわかっていません。

8.Buddy Guy - I Was Walking Through The Woods
ブルーズお勉強編その二。これはギターが分かりやすく凄いので楽しめます。

9.Marvin Gaye - Marvin Gaye Live!
”Let’s Get It On””What's Going On”という名曲がもう入っていますし、結構後期のライブ。ニューソウルってお上品なんでしょ、という感じで少し敬遠してました(上の2曲が入っているアルバムはさすがに聞いています)が、結構パワフルな歌唱でビックリ。

10.Sonny Boy Williamson II - Down And Out Blues
ブルーズお勉強編その三。ブルースハープってなんやねん、となりましたが、ハーモニカなんですね。マジで知りませんでした。こういうジャンルもあるんだ、という感じ。

11.Wilson Pickett - The Wicked Pickett
あまりよく聞いていいません。「The Exciting Wilson Pickett」をもうちょい聞いてからかな……

12.Wilson Pickett - Hey Jude
”Hey Jude”の録音をドゥエイン・オールマンが進言したというアルバム。ここで聞けるオールマンのギターは期待通り。地味に「ワイルドで行こう」もカバーしています。

13.Otis Redding - Live On The Sunset Strip
没後に発売されたライブ盤。複数日のライブをまとめてパッケージングしており、色々楽しめます。”A Hard Day's Night”なんてのをやっているのを初めて知りました。オリジナルと結構違うのも面白い。

14.Roine Stolt - The Flower King
久々に買ったシンフォニックプログ。フラキン前夜のアルバムというだけあって、その萌芽は十分見て取れますが、未整理なところも目立つかな?そのあたりはバンド形態になった後のアルバムに一歩劣るかと思います。ただ、フラキンの世界観が好きな人は間違いなく買いです。ただ中古でも売ってないし、2000円くらいするので入手は難しいね。

15.Renaissance - Renaissance Live At Carnegie Hall
急にルネッサンスのライブ盤が聞きたくなったので入手。オーケストラとの共演もあり、アニーの歌も上手く、良いライブアルバムです。”燃ゆる灰”でラストのギターソロがないくらいですか。「運命のカード」のデラックス盤にはアンディ・パウエルが参加しているライブがボーナスで収録されているらしい。欲しいな。

16.ABBA - ABBA
新作が出るので、実はあんま聞けてなかったABBAをディグです。みんな同じこと思ってるっぽくてユニオンにあんまねえ。このアルバムには”Mamma Mia”とか”S.O.S”とか入っています。

17.Darryl Way's Wolf - Canis Lupus

18.Axxis - Eyes Of Darkness
ようやくゲット。あと2枚くらいで全部揃うはず。

19.ABBA - Arrival
やはりダンシングクイーンでしょう。

20.George Harrison - Clound Nine
ライブインジャパンで知っている曲もあった。最後の曲がいい。

21.Imagine - John Lennon

22.Paul MacCathney - Tug Of War

23.ABBA - The Album
”Move On”最強。ABBAで一番好きな曲だと思う。

24.Ibis - Sun Spreme

25.Stevie Wonder - Innervisions

26.Jefferson Airplane - Surrealistic Pillow

27.Silver Apples - Silver Apples

28.Nick Drake - Pink Moon

29.The Byrds - Fifth Dimension
ちょっとサイケを何枚か聞いてみています。

30.Wishbone Ash - Live Dates

31.Big Big Train - The Second Brightest Star
傑作”Grimspound””Folklore”の続きなので、よくないわけがない。

はい、今年最大の注目作、”パンプキンユナイテッド”Helloweenの7人体制でのアルバムですよ。2018年春の来日は本当に興奮しましたし、とても楽しかった(東京でチケットが取れなかったんで、名古屋まで遠征しました)です。そこからはや3年、待ちに待ったアルバム。少々微妙でもみんなべた褒め、年間ベストにも選ぶんでしょ、なんて斜に構えたりはしていましたが、全然そんなことはなく、これは間違いなく大傑作です。音楽の話をするのはジャケットの後、とこのブログでは決めていますが、先に書いちゃいました。こんな傑作なら6月16日の昼休みに抜け出して買いに行った甲斐もあるもんです。まあ”Skyfall”のシングルを聞いた時点で傑作だとは思っていましたが、カイの曲がこれだけだとか、そんなことなんて吹っ飛びますよ。ただ一番はSkyfall。カイ・ハンセンの凄みを改めて感じた次第です。これ買ってないメタラーは存在しないとは思いますが、変な逆張りなどせずに買うべき新たなマスターピースです。
文章書くのに悩みすぎて発売から4か月たってて草。いろいろ形式を考えてみましたが、うまくいきませんね。
Helloween
Disc 1
01. Out For The Glory
02. Fear Of The Fallen
03. Best Time
04. Mass Pollution
05. Angels
06. Rise Without Chains
07. Indestructible
08. Robot King
09. Cyanide
10. Down In The Dumps
11. Orbit
12. Skyfall

Disc 2
01. Golden Times
02. Save My Hide
03. Pumpkins United
04. We Are Real(日本盤ボーナス・トラック)

再結成・再集結にはいろいろパターンがありますが、”Pumpkin United”は特殊だった。全盛期を飾ったボーカリストが復帰しますよ、というときはだいたいそのときいるボーカルが追い出されるものだし(Judas Priestにおけるロブ・ハルフォードの復帰でお払い箱になったティム・オーウェンズやブルース・ディッキンソンの復帰で追い出されたIron Maidenのブレイズ・ベイリーの例を見よ)、再結成するにしても、ある特定の時期のボーカルが選ばれて、その他の時期のボーカルは一顧だにされなかったり(84年のDeep Purple再結成など)、まあボーカルは1人だけで再結成するものです。例外はマイケル・シェンカーが歴代のボーカリストを一堂に集めたMichael Schenker Festくらいでしょうか。ロバート・フリップも、Unionイエスも、ボーカリストは1人だけだった。そう考えると、マイケル・キスクとアンディ・デリスという二大巨頭を擁した再結成をし、そしてアルバムまで作る彼らはある意味類を見ない(まあ探せばあるんだろうけど)試みだと思います(カイも含めた3人ボーカリストとよく言われてますけど、アルバムを聞く限りカイがメインボーカルを張っているのはほぼなく、Skyfallくらいですし、実質二大ボーカルということでしょう。3人ギタリストになっちゃった例はいくらでもある、というか上にあげたIron Maidenとかね。)。というわけで、このアルバムを作るにあたってはこのタイプが違う二人のボーカルをいかにいかしていくか、それがキーだとみんな思っていたでしょうし、Heloween、プロデューサーのチャーリー・バウアーファイントとデニス・ワードといった製作する側もその点を重要課題として気にしていたであろうことは、各種インタビューから伝わってきたところ。

二人いるボーカルをどう活かすか、となったときにはいろいろ方法論が考えられるところですが、最も安牌な「各曲を綺麗に二分する」という手は取ってきませんでした。さすがですね。インタビューからもかなり苦労した雰囲気は感じられました。これは後でも触れますが、曲の傾向自体はキーパー時代のものでは全くなく、「Straight Out Of Hell」「My God Given Light」に続く、サシャ加入後の流れのままなんですよね。なので、アンディの声は当然合うんですが、キスクの声がどこまであうか、というのは不安に思っていました。ただそこはマイスターであるヴァイキー、そしてとても器用なデリスはうまく合わせてきましたね。”Out For The Glory”はキスクがほぼリードしている曲ですし、”Robot King”も広い声域を活かした、いい意味で近年の彼らになかった曲でグッド。インタビューなどで絶賛されている”Angels”はそこまで好きになれませんでしたが…

Best Tuneは文句なしで”Skyfall”です。カイ作曲はこの曲だけというのは残念ですが、間違いなく一番いい曲。シングルで聞いたときからいい曲だと思っていましたが、しかし、10曲濃密なアルバムを聞いた流れで、そして短い導入”Orbit”に導かれる形でのこの曲はまた格別。この手の長い曲を構成させたらやはり一番だな、と思いました。もっとカイの書くデリスの曲とか、聴いてみたかった気もしますが…

ボーナスディスクも路線が違って本編に入れなかった、というだけだと思う(質の問題ではない)ので、2枚組必須ですね。
年間ベスト級のアルバムでしょう。期待値が相当高かったですが、僕は大満足できました。逆張りでもなんでもなく、正直な評価です。
★★★★★

サボっていたので値段は忘れました。記録しておいた方がいいのでは?ソウルにドはまり、そればっかりです。はじめてのジャンルだと名盤ガイドを見ながら買いますが、合う合わないがあって面白いです。

1.Paul Butterfield's Better Days - Paul Butterfield's Better Days
なんかよくわからん感じ。そんなにハマらなかった。

2.The Electric Flag - A Long Time Comin'
マイク・ブルームフィールドのサイケデリックバンド。シンフォニックな音像も入っていて、なかなか面白かったです。

3.Cathedral - Stained Glass Stories
78年に出たアメリカ産のシンフォニック・プログレ。KansasやStyxが台頭する前にこんなのがあったとは。まあアメリカでは売れないだろうな、という感じはしますが…

4.Transatlantic - Live In America
盛りだくさんのライブアルバム。当時あった曲+Beatlesやジェネシスのカバーをさすがの演奏能力で再現。ギタリストとしてのロイネの腕前が楽しめます。不満点は、”Watcher Of The Skies”が短すぎることくらい。

5.Paul Butterfield Blues Band - East-West
これは少しイマイチだった。

6.TOTO - The Seventh One
一部では最高傑作とも言われるアルバム。確かに曲のクオリティは高いぞ。ハードロックっぽさもありながらAOR的なところもあり、充実している。

7.Otis Redding - Otis Blue: Otis Redding Sings Soul
"I've Been Loving You Too Long""Shake"(Small Facesのカバーが有名)"Satisfaction"(ストーンズのカバー)などの代表曲収録。オーティスの絶品なボーカルを楽しめます。

8.Fish - Field Of Crows
元マリリオン。Fishはごたごたで早々にメジャーレーベルをドロップしているので流通量が異様に少なく、中古でもあまり手に入りません。いいアルバムだとは思いましたが、そもそもマリリオンが合わないんだった…

9.The Damned - Damned Damned Damned
パンクの始祖みたいなアルバム。クラッシュやピストルズよりとがっていて、ハードコアな感じがして好きですね。

10.Buffalo Springfield - Buffalo Springfield
CSN&Yのスティルスとヤングがいます。音はアメリカンロックという感じ。もう少し豪放な感じのアメリカンロックの方が好き。

11.David Bowie - Scary Monsters
フリップ参加の表題曲が圧倒的ですが、その他もすごい。グラム時代とベルリン時代が折衷した感じで非常に好きです。

12.Kayak - Close To The Fire
再結成第一弾。70分はおなかいっぱいですが、充実したシンフォニックかつポップなメロディ。好きです。

13.The Derek Trucks Band - Already Free
ドゥエイン・オールマンの後継者として名高いらしいデレク・トラックスのリーダーバンド。現在は奥さんと組んでいろいろやっています。ザ・アメリカンという音像(ブルーズもサザンもカントリーもごった)の中に、絶品なギターが入る展開。

14.Baker Gurvitz Army - Elysian Encounter
ベイカー・ガーヴィッツの二枚目。実は三枚目としてライブアルバムがあるらしい。ぜひ聞きたい。これもいいアルバム、傑作です。ガーヴィッツ兄弟のアルバムは全部傑作なので買うべし。

15.Soft Machine - Live 1970
ワイアット時代のライブ。あのドラムをたたきながら歌うのはスゴイ。

16.The Allman Brothers Band -  The Allman Brothers Band
オールマンブラザーズの初期アルバムを二連発。ドゥエイン・オールマンのスライドギターに耳が行ってしまうが、やはりいい。

17.The Allman Brothers Band - Idlewild South
1stもそうだが、フィルモアイーストでしか聞いていなかった曲のアルバムバージョンが逆に新鮮。こうやって聞くとコンパクトだが、長大なギターソロを挿入しても違和感のない曲作りが見える。

18.Boz Scaggs - Boz Scaggs
AORで有名、しかしデビュー当時はブルーズマン…というのは有名な話ですが、ようやく聞くことができました。やはり”Loan Me A Dime”か。よくよく聞くとY&Tのデイブ・メニケッティがカバーしてましたね。そちらも良かったが、オリジナルのオールマンもすごい!

19.Wilde Flowers - Wilde Flowers
カンタベリーの始祖、正式なアルバムではないですが…資料集のような感じで楽しみました。

20.Otis Redding - Live In Europe
オーティスの名作ライブ。後から聞くと、”Shake”などの後年のカバーでよく知っている曲や、”Satisfaction”などのロックカバーが耳を惹きますが、”Try A Little Tenderness”などのソウルのスタンダードナンバーのすごさがよくわかる。この後オーティスを一気に揃えました。

21.Bill Bruford - Feels Good To Me
ビルブラのファーストソロ。ホールズワースのギターソロは相変わらずですが、ほかはよくわかりませーん、という感じ。

22.Anderson/Stolt - Invention Of Knowledge
イエスのあのお方と、フラワーオブキングスの主催者のコンビ。バック陣はフラキン人脈ですね。フラキンmeetsジョン・アンダーソンということから想像するとおりの音で、好きです。夢の中のような正解。

23.Delaney & Bonnie & Friends - On Tour With Eric Clapton
歌が上手いのもわかるし、クラプトンがすごいのもわかるが、まだまだ南部音楽の修業が足りないのでよくわからないです。凄みは伝わってきました。

24.Otis Redding - The Dock Of The Bay
僕が分かるクラスの有名曲はないのですが(あったらごめんなさい)、いい曲はたくさんあるし、オーティスの凄みがよくわかりました。

25.B.B. King - Live At The Regal
ブルーズの大物の名作ライブアルバム。ここまでルーツミュージックをさかのぼってみましたが、じゃあどうなの、となるとギターすげえ…としかならないのはブラックミュージック検定10級だからです。

26.Peter Hammill - The Silent Corner And The Empty Stage
VDGGと何が違うの、と思うほどVDGGと同じ路線。ハミルのソロ名義だからリリカルなのね、というのはたやすいですが、うーん、やっぱり同じだよなあ。

27.Sam Cooke - The Man And His Music
サム・クックってオリジナルアルバムでそれらしいのが見当たらなかったのよね。”Shake”のオリジナルが聞きたくてこれ買ったんですが、それは没後のシングルなのね。道理でライブアルバムにもないわけだ…”Shake”くらいしか聞いていません。

28.Curtis Mayfield - Roots
ニュー・ソウルの旗手ということらしい。大雑把な感覚ですが、ソウルやブルーズからロックやハードロックが分かれて行った後の進化先、という感じであまり馴染めなかった。曲の良さはわかる。

29.Donny Hathaway - Live
同じくニューソウル。”The Ghetto”の演奏がすごい!!

30.The Otis Redding - The Otis Redding Dictionary Of Soul: Complete & Unbelievable
「ソウル辞典」とはすごい邦題。”Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)”や”Try A Little Tenderness”などのライブ盤での頻出曲が盛りだくさん。短いですし、リピートしています。

31.Donny Hathaway - Extension Of A Man
これは良さがよくわからなかった。聴きこみが足りないと思う。

32.Aretha Franklin - Lady Soul
1曲目の”Chain Of Fools”を南北線の中で聞いていて吹っ飛びました。こんな凄いボーカルを知らないなんて、ロックを聞き出して20年近く損した気分です。やばいね。

33.King Curtis - Live At Fillmore West
ソウルサックスってあんまないジャンルに思いますが、良いアルバムに思います。ロックのカバーもありますが、全体としてクール。

34.Spock's Beard - The Kindness Of Strangers
スポックスの初期作。ニール・モーズ関係は金太郎飴のきらいがありますが、これは楽しめます。曲の質が高い。

35.The Isley Brothers - 3 + 3
36.The Isley Brothers - Harvest For The World
ソウルにしてはロックですが、ロックとしてはおしゃれすぎて、あまり合いませんでした。

37.Aretha Franklin - Live At Fillmore West
ギョエーとなりました。”明日に架ける橋”は別物。すごい歌。聞いてないロックファンは直ちに聞くべきだ。

38.Sam Cooke - At The Copa
サム・クックの名作ライブ。お金持ちの白人が客層のクラブということでお上品な歌だが、だからこそのよさもあるのかも。「キングコング: 髑髏島の巨神」だとか、「アベンジャーズ:エンドオブウォー」のラストで流れてそうな古いアメリカという感じです。

39.T-Bone Walker - The Great Blues Vocals And Guitar Of T-Bone Walker
ブルーズの大物。お勉強になるのは良くないですが、音楽としても楽しめます。

40.Delaney & Bonnie - The Original Delaney & Bonnie: Accept No Substitute
歌が上手いのもわかるし、まだまだ南部音楽の修業が足りないのでよくわからないです。曲の良さは伝わってきました。

41.Curved Air - Reborn
再結成後の新譜かと思いきや、再録曲集。しかも”Over And Above”がないでやんの。

42.Gong - Gazeuse!
あまりにもホールズワース。笑った。

地味にこの月、買いすぎでは?更新サボりすぎてるなあ……公開が10月になるのは予想外。

1.The Enid - Touch Me 600円
前に買っていたアルバムがあまりにクラシック的で、ロックな感じをあまり感じられなかったのであまり聞いていなかったのですが、たまたま聞いて評価を改めた次の日に発見して購入。クラシカルなロックの一つの完成形かとは思いますが、やはりロックのダイナミズムはないので、結構ニッチなジャンルなのかも。

2.Raven - Rock Until You Drop 700円
NWOBHMバンド、1st。源流はロックンロールであることを教えてくれるアルバム。タイトル曲は名曲ですね。でも入門編としてはライブ盤か、2,3枚目だと思います。

3.四人囃子 - ゴールデン・ピクニックス 600円
日本のプログレバンド。イントロがThe BeatlesのFlyingだったり、面白いところがある。ある意味に本らしいつかみどころのないサウンド。

4.Van Der Graaf Generator - H To He, Who Am The Only One 400円
先月大いに気に入ったThe Tangentにこのバンド出身のデヴィッド・ジャクソンが参加しているところから改めて聞きたくなって購入。そう思って聞くと達者なサックスなんだけど、まだまだピーター・ハミルの世界観に浸りきれてないんだよなあ。

5.Van Der Graaf Generator - Pawn Hearts 500円
このアルバム、某雑誌のプログレッシブロック100選の中に入っているんですよね。というように非常に評価が高いバンド、アルバムなのですが、まだよくわからない。こういうのはハッと気づくとダダハマりするものなので、タイミングを待ちます。

6.Ange - Au-Delà Du Délire 600円
新ノア記。フレンチ・シンフォプログレの王道という感じ。優美な世界に浸らせきってくれない、というところがいかにもフランス。イタリアだと徹頭徹尾優美でシンフォニックだったりするんですけどね。

7.Collage - Safe 700円
前作”Moonshine”に比べると、環境音楽的な、悪く言うとダラダラしたところがある。いいメロディはたくさんあり、う少しメリハリがあれば、と思うところですが、それが成ったのが”Moonshine”です。

8.David Gillmour - On An Island 300円
フロイドの皆さんご存知のギタリスト。ブルーズロックにフロイド的な靄のかかった感じをかけた音楽といえばそれまでですが、クレイジーダイヤモンドのギター部分を楽しめるなら楽しめるアルバムでしょう。つまり僕は楽しめました。

9.Gaskin - End Of The World 500円
プログレッシブロック的要素を持つ三大NWOBHMの一つ、Gaskinの1st。とても良い。

10.Soft Machine - Facelift 200円
ブートなのか公式なのかよくわからないライブアルバム。時期的には「3」発売くらいの、ワイアット在籍時のものです。音質も公式とブートの中間的な微妙な感じで、何とも言えませんが、ソフツのライブって実は初めてなので、楽しめました。次は定評のあるものを聞こうと思います。

11.Bakerloo - Bakerloo 200円
ブルーズ・ロックなんですかね?プログレッシブロック的要素も持ちつつ、かなりハード。ギタリストのクレム・クレムソンはこの後Coliseum、さらにその後コージー・パウエルのアルバムでゲイリー・ムーアも演奏した”The Looner”を演奏します。

12.Curved Air - Air Conditioning 500円
そのタイトルはどうなんでしょう、と思います。このバンドは、私が好き好んで聞く数少ない女性ボーカルのプログレです(あとはRenaissanceとか)。次作「Phantamasgoria」収録の”Over And Above”程の名曲はありませんが、いいアルバムかと。

13.Heldon - Stand By 200円
フランス語では最初のHは声を出さないので、読み方はエルドンです。クリムゾン的とか言われてますが、それはタイトル曲ですね。この曲だけは戦慄クリムゾン的な音の濁流に押し流されるような曲ですが、あとはジャーマン的な、電子音楽的な曲でした。

14.Gentle Giant - Free Hand 200円
最近スティーブン・ウィルソンがリミックスを施していました。ただこのアルバム、ファンの中でそこまで評価が高いわけではなくて、じゃあほかのアルバムではなくなぜこれをスティーブンが選んだのか、を知りたい。

15.Porcupine Tree - Deadwing 700円
つかみどころがない。Porcupine Treeの中では一番気に入ったかな。

16.Robert Wyatt - Ruth Is Stranger Than Richard 400円

17.Robert Wyatt - Theatre Royal Drury Lane 8th September 1974 500円

18.Wallenstein - Blitzkrieg 400円
ジャーマンインスト。邦題は結構物騒。

19.Loudness - The Law of Devil's Land 600円
やっぱり”In The Mirror”!他はまあ...本格開花は次作であることもよくわかってしまう。

20.The Paul Butterfield Blues Band - The Paul Butterfield Blues Band 500円
このあたりからなぜかブルーズロックにハマる。とはいっても、ブルーズはまだよくわからんのでギターすげーとかそういうことになっちゃうんですが、このアルバムではマイク・ブルームフィールドが弾いています。

21.John Mayall & The Bluesbreakers - Blues Breakers With Eric Clapton 500円
というわけでこちらはクラプトン。クラプトンのソロは全く好きになれないけど、これとか、客演はすごく聞けるんだよなあ。ふしぎ。

22.Peter Frampton - Frampton Comes Alive! 500円
名盤の誉れ高いライブアルバムですが、よくわかりませんでした。曲が分からないのに楽しめるレベルではないということか。

23.Mike Bloomfield, Al Kooper & Steve Stills - Super Session 500円
ブルームフィールドとスティルスすげえ、というのはともかく、まとめ上げるクーパーがすごいというのが、このアルバムだけではなく「赤心の歌」を聞けばよくわかった。そうやって聞いてみると、ブルームフィールドのギターに圧倒されるだけでは済まない傑作なのが分かる。

24.Al Kooper - Naked Songs 500円
””ジョリー”で決まり!ではすまず、全体として聞ける傑作。ほとんど聞いたことなかったけど、すごい人がいたんだなと。

25.Big Brother & The Holding Company - Cheap Thrills 400円
ジャニス・ジョプリンです。演奏は荒っぽいところもあるし、ジャニスの歌に見合っているかというと微妙なところですが、まあジャニスの歌が聞ければいいや、ということでこれも名作。

26.Al Kooper & Michael Bloomfield - The Live Adventures of Mike Bloomfield and Al Kooper 500円
↑の方のセッションの続きですが、ライブならではのパワーも相まって名盤。本当の名盤は曲が全くわからなくてもよくきけるんですね。

結構数は買ってますが、新譜をそんな買っていない気がするので、そんなにCDはかっていないはず。多分。

1.Arcturus -  The Sham Mirrors 800円
Borknagar、Dimmu Borgirに在籍していたICS Vortexの所属するバンド。ドラムはヘルハマー、他もオールスターメンバーですが、やっている音楽は意外にもアヴァンギャルドなもの。Borknagarとはまた違うプログレッシブさに、ついていくので精一杯...と思いきや、ストレートにシンフォニックだったり叙情的であるパートも結構あり、思ったより聞きやすい。買った後に違う店で200円くらい安く見つけてしまったのはご愛嬌。

2.Agathodaimon - Chapter III 600円
これもシンフォニックブラックメタル。ドイツ産、シンフォニックなエクストリームメタルということでEquilibriumとの関連性も指摘したくなる音ですが、どちらかというと北欧の同種のバンドと似ているかな。クオリティは予想以上に高いです。全部ドイツ語歌唱でいいのよ。

3.David Bowie - Aladdin Sane 250円
ジギー・スターダストの次のアルバム。曲は相変わらずいいのですが、前作よりミック・ロンソンのギターがつよくフィーチャーされている感じ。なぜ今まで買っていなかったのか。ボウイはロックの必修科目ですよ。

4.Finsterforst - Weltenkraft 200円
これまたドイツ産。これが予想以上に良くて、アコーディオンの専任奏者もいる。基本はコルピクラーニっぽさが強いけど、掘り出し物。現在まで活動してて、5枚アルバムを出しているみたい。追っかけますか。

5.Witchcraft - Firewood 250円
北欧産ヴィンテージ。まあまあ好きな音だが、これ以上に表現のしようがないぞ?そこそこ有名なので、今さらという感じですが。

6.Lou Reed - Berlin 250円
なんとなく買ってみたけど、これは良いアルバム。ルー・リードのボーカルはもはやナレーションだけども、思った以上にエモーショナルな楽曲に仕上がっているのは、楽器、特にギターの功績か。これだけ聞いても未だ聞いたことの無いロック・クラシックってあるんですね。バナナのアルバムがあまり合わないので関連作をスルーしてましたが、後悔してます。

7.Borknagar - Empiricism 600円
Vintersorg加入第一作目というターニングポイントながらいままできいてなかったという・・・これでこのバンドに関してはほとんどそろったかな?このバンドが凡百のプログレッシブ・ブラックメタルと一線を画しているのは、ICS Vortex~Vintersorg~ICS Vortexという超弩級のシンガーの歌であることは明白ですが、それがよくわかるアルバム。

8.The Tangent - The Music That Died Alone 1000円
イギリスのシンフォプログレバンドの1st。フラキンの面々が参加していて、ロイネは歌まで歌っているのでどっちが主役なのやら。といいつつも、フラキンをスリムにしたような音楽で、これがかなり良い。ロイネの作る音楽が好きな人は是非。フラキンよりはタイトかつ性急といえるものだが、ヨナス・レインゴールドのメタリックなベースが結構マッチしていて、良いアルバムになっている。

9.人間椅子 - 人間失格 600円
最近ブレイクしているらしいですが、そういえば持っていなかったな、と。和なサバスという感じで、結構いいな、と。ドゥームとの共通性は感じますが、Candlemassのようなエピカルさはない。

10.The Flower Kings - Retropolis 500円
フラキンの2nd。もう25年以上のアルバムにもかかわらず中古価格が微妙に落ちてこない(プレミアムがついているわけでもない)この界隈ですが、下のアルバムともども盤質の低さによるたたき売り状態を運よく見つけて購入。

11.The Flower Kings - Space Revolver 500円
↑と同時に購入。2枚組。結構ギターソロは充実している?ロイネのギタリストとしての技量を改めて確認しました。好盤。

12.White Willow - Sacrament 800円
フィメールボーカルってことはわかりつつ、評判が良かったので購入。うーん、やはり合わないな、と。繰り返し聞けば良さがわかるかも。ダークなシンフォプログレ。ゴシックなところもあり、欧州ゴシックメタル勢に通ずるところもあり。

13.The Tangent  - The World That We Drive Through 1200円
上で取り上げた1stを予想以上に気に入ったのでこの2ndと、2017年作をまとめてお買い上げ。ネオプログレは中古でも高い!1stには及ばないですが、こちらの方がフラキンから独立した良さはあるかも。

14.The Tangent - The Slow Rust Of Forgotten Machinery 1300円
同じくタンジェント。ロイネは既にいないが、一旦やめていたヨナス・レインゴールドが復帰したとのことで、奔るベースを楽しめる。結構いいアルバムですが、1stが一番かな…

15.Bruford Levin Upper Extremities - Bruford Levin Upper Extremities1 500円
ダブル・トリオ・クリムゾン後にブルーフォードとレヴィンが組んだプロジェクト。ジャズロックだが、さすがのリズムに軽く聞き流すことを許さない逸品。フュージョンのような環境音楽にすることを決して許さない。

16.Cradle Of Filth - Hammer Of The Witches 1100円
UKのシンフォニックブラックメタル、2015年作。高評価だがようやく購入。まだ聞き込めてないが、傑作と評価している次作「Cryptoriana: The Seductiveness Of Decay」に勝るとも劣らない出来。

17.Liquid Tension Experiment - Liquid Tension Experiment 2 500円
今年新作が出た、Dream Theaterのメンバー+α+トニー・レヴィンのプログレメタルプロジェクト。めくるめくインストルメンタル・バトルに聞き終わることには疲労が溜まる。いいアルバムであるのは間違いないですが、しょっちゅう聞くものではないですね。このアルバムの発売時にはドリムシ組(ペトルーシ、ポートノイ)+ジョーダン・ルーデス+レヴィンだったのが、今はドリムシ組(ペトルーシ、ルーデス)+ポートノイ+レヴィンというのはわらいどころ。

18.Tony Levin - World Diary 400円
レヴィンが世界各地のミュージシャンとコラボして作った初のソロアルバム。悪くないですよ。クリムゾンだけが好きな人には向かないが、ピーガブとかポリスが楽しめるならいける。

19.Gong - Flying Teapot 500円
このアルバムから「Angels Egg」「You」に続く3部作らしい。この2枚はそこそこ愛聴していましたが、3部作とは知らなかった。カンタベリー・ミュージックが好きなら楽しめる3枚。僕はYouが好きということが3枚通じて聞いてわかりました。

20.Converge - Jane Doe 500円
カオティック・ハードコアの雄、名作。どのレビューを見ても手放しで絶賛している。凄みは感じられるし、乗り出すようなパートもあるが、まあ好みに合わないってことですかね。多分ジャンルが合わない。

21.The Circle Project - Bestiario 600円
スパニッシュ・プログレッシブ。”Capítulo”なる短い曲が8曲あり、曲数(19曲)を水増ししている。プロローグとエピローグも同じような曲なので、実質9曲です。
その曲は語りで、多分スペイン語なので僕はわからんのですが、Magmaにおけるヴァンデの語りっぽさを感じて身を一瞬乗り出しますが、そこまで。本編はねえ…

22.Pink Floyd - Ummagumma
あまり存在は認識していませんでしたが、DVD「Live At The Pompeii」で流れた”太陽賛歌””神秘”に衝撃を受けて、↓と併せて購入。というのも、「神秘」収録のこの2曲よりもライブ盤の方がすごいという話を聞いたので、すぐに比較したくて同時購入。あまり関心のなかった1stからの曲もすごくて驚愕。当然この2曲はすごかったです。

23.Pink Floyd  - A Saucerful Of Secrets
↑の理由で購入。まあ確かにこの2曲以外はそうでもないけど、この2曲はスタジオでも十分にすごいな、と。まあ最初に狂気を聞いて15年、今まで聞いてなかったんかい、とは思いますね、もったいないことを…

そういえばBloodboundって出てきたとき、謎のコープスペイントで話題になってたな…それももう16年前のことですが、僕自身はというと、出てきた当時はそのB級感に若干引いてしまい、金のない学生時代ということで、手を出さなかったのでした。ただ、次の2nd「Book Of The Dead」は当時Zenoのアルバムに参加したことで(ほぼ日本でのみ)話題となったマイケル・ボーマンが参加したということで、Zeno大好きな僕としては飛びついたのでした。これは大いに気に入りまして、わかりやすくキャッチーながらもパワフルな曲にボーマンのハスキーながらもハイトーンなボーカルがうまくマッチしているこのアルバム、愛聴していました。ただボーマンは1枚で辞めてしまったのでそれ以降は追わなくなってしまい、前作でようやく復帰。過去のレビューを見返してみたらなんと星3.5なんて評価してましたが、今だと普通に4.5くらいには気に入っていますね。というわけでそれに続く8thのレビューです。
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01. The Creatures Preludium
02. Creatures Of The Dark Realm
03. When Fate is Calling
04. Ever Burning Flame
05. Eyes Come Alive
06. Death Will Lead The Way
07. Gathering Of Souls
08. Kill Or Be Killed
09. The Gargoyles Gate
10. March Into War
11. Face Of Evil
12. The Wicked And The Weak

前作からのベースは変わっておらず、変わらずメロパワmeetsケルティックといった体で、若干メロパワにシフトした感じ。そのメロディや勢いは前作より充実していて、これが実にいい感じ。結局このバンドに関しては全然過去作を聞けてない(アーバン・ブリード時代含め)のですが、2ndと7thだけ聞いた感じ、このバンドの強みはわかりやすいメロディをかけて、かつコーラスをうまく使ってサビをビッグに聞かせることだと思う。このアルバムでもそれはよく出ていて、タイトル曲のほか、#3、#4、#7といった疾走曲から、#8のようなミドルテンポの曲まで、どれもシンガロング必至の、大変わかりやすいサビがある。それと、Aメロ、Bメロ、ブリッジとそれぞれは印象的なメロディで構成されていて、「あれ、今サビだった?」ということがない。これがこのバンド、そしてこのアルバムの強みなのではないかと思います。

そうしてみると、頼りなく聞こえるパトリック・ヨハンソンのボーカルも良く聞こえてくる。この人、決して下手とかそういうことがなく、ハイトーンの音域で若干無理している”感”が出ているからそう聞こえるだけであって、歌唱力自体はある人なんだと思います。よく似た名前の”ニルス”・パトリック・ヨハンソンがすごすぎるだけで、この人も十分上手い人だと思います。

ジャケ絵は相変わらずのダサさですが、おススメのアルバムです!
★★★★★

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