2008年03月19日

フジ月9「薔薇のない花屋」第10話。神聖な雫が十字架に掛けられる…

 今回は、余りまとめる気がしない、重〜い内容ですね。それに、脚本に何処か矛盾点もあるし、設定上のミスというか、もろもろ多々ありました。視聴者の望んでいることに対して真っ向から向き合っていないような気が…。ファンタジーに突然ホラーの場面を入れられた気分。…複雑な気持ちです。さて、今回のおさらい一体どのくらい時間が掛かるやら。もういい加減にサラっと行こうよ、自分! 今回はおさらいしながら、突っ込んじゃえ! 野島伸司ワールドに付き合っている自分に疑問符が湧いてきたぜ!

 【私なりの第10話のおさらい】
 製材所、人海戦術で丸太を運ぶ汐見英治(香取慎吾)たち。協力して丸太を肩に担ぐ、重そう。〔ここは、労働災害頻発現場ですね!by花吹雪〜♪〕食事時、「父ちゃん!」と叫びながら英治に駆け寄る雫(八木優希)。〔マイ・ヘルメット持参か?by花吹雪〜♪〕

 病院の食堂。白戸美桜(竹内結子)。今日のお昼は麺類。ため息をついて外を眺めていると、神山舜(玉山鉄二)が相席。安西院長(三浦友和)に、自分が「彼女」(本仮屋ユイカ)の相手だと言わなかったことの礼を伝えた。「感謝するならお花屋さん(汐見)に言って、貴方に代わって憎しみを受けていたのだから…」「それって、どういう意味?」

 甲斐甲斐しく、現場の従業員にお茶くみする雫。安西に黙って来たのか心配な英治だが、キチンと断って来たという。「よく許してくれたね」との返事は「(お祖父ちゃんは)『明日の日曜も来て良い』って」と雫。余りの待遇の良さに不思議がる英治。何か変化があったのか?

病院食堂、美桜を舜の対話は続いていた。〔麺がのびちゃうよ、by花吹雪〜♪〕(舜は)英治と美桜の関係が、騙しの被害者と加害者であるとお互いに知りながら、互いに思い合っていることを「随分と都合が良い」と非難する。「私は何を言われても構わないが、お花屋さんは悪くない」と美桜。「だが、アイツ(英治)はるり(本仮屋ユイカ)を死なせたと認めた。もっとも、僕(玉山鉄二)に全く責任が無いとは言わないが…。花屋の再会資金だって出しても良い」「彼がそれを受け取る筈ない」「君(美桜)に何が解る!」「知ってるわ、人の気持ちの分かる優しいところ…」「その優しさは作り物さ。アイツはそういう風にしか生きられなかっただけさ。」そこで自分の選んだ生き方を正当化する神山舜(玉山鉄二)。〔お前、何が言いたいんだ!ナル入ってるよ、と突っ込む花吹雪〜♪〕「(自分は)光を目指しているんだ、誰よりも高い処で…」「光?」と美桜。続けざまに「お店だけじゃない、娘までも手放す羽目に…」と口走る美桜。娘という言葉に反応する神山「るりは子供を産んだのか?」慌てて「貴方の(子)じゃないわ、お花屋さんの子供よ」と取り繕うが、それを聞いて舜は何も持たず席を立った。〔トレイはちゃんと自分で厨房に返しましょうね、舜君! 美桜さん、麺のびたけど食べるのよ!by花吹雪〜♪〕後に残された美桜。広い白亜の食堂。天井が高すぎる。

 製材所。サイレンと雫のホイッスルで仕事に復帰する従業員たち。「再開! みんな頑張って!」…もう雫は現場のアイドルだ。「父ちゃん頑張って!」お互いに敬礼をする。雫を抱きかかえながら、迎えの車へ運ぶ英治。「愛くるしい娘と愛情を注ぐ父」の姿。

 音楽挿入、タイトル「薔薇のない花屋」。

 喫茶「コロン」に入る汐見(香取慎吾)、マスターの四条(寺島進)呼び出されだ。そこには、菱田(池内淳子)小野(釈由美子)も揃っていた。英治に、彼と雫の関係、実の親子ではない事実をしっている事を3人は告げた。直哉の尽力で「本当の父親が誰かかも知っている」と小野。「美桜の父親の手術を執刀するドクターが相手だなんて…」と菱田。「我々は、知ったことは決して雫に話さない」と四条。知ったときの雫の衝撃を想像する菱田。だが、汐見は「タイミングを計っていただけで、いつか雫に本当の事を言うつもり。その方が雫にとって幸せ。デリケートに(気を遣って)育ててきたから、正直肩の荷が降りる」と。「詰まらない嘘付くのはよせ」と周囲。「何処の親子より仲が良いわ」と菱田。英治は「嘘ではない、いつか話そうと思っていた。自分は、実は雫の本当の父…」といい言葉に詰まる。その言葉に雫への深い愛情を感じ、しんみりとする3人。

病院、屋上。美桜と直哉。安西院長に例の名前を伝えたと。「(その本人が)この病院にいて父のオペを担当するの、院長の代わりに…」との美桜の言葉に、驚く直哉。

 ピアノを弾く安西。手さばきは器用だ。難しいオペを除けば…。

 製材所を後にする雫に「シッカリ勉強もするんだよ!」と声を掛け手を振る英治(香取慎吾)。見送りながら、いつか真実を明かさねばならない瞬間の来ることに頭が占領されていく。そうして佇む英治の後ろに神山舜(玉山鉄二)。〔先生、非番なの?と突っ込む花吹雪〜♪〕 舜の視線の動きが彼の動揺を表していた。なぜ舜が来たか、英治も分かっていた。夕暮れの製材所・空き地。

 「(子供の)名前は?」「雫。生前るりちゃんが『女の子が生まれたらその名前に』って」そう言って始まった会話の舜はドライな態度だった。「舜、るりちゃんはお前に家族を作ってあげたかったんだ。『お前には家族が必要だ』って」と英治。その言葉を冷たくあしらう舜。金で愛は買えると言いたげな舜に「それは愛じゃないよ舜、それは愛じゃない…」と英治。〔舜の台詞で、堀江貴文・ホリエモン・豚エモンを思い出したよ、オイラは…〕「愛なんて知らないはず俺もお前も、」という舜に「俺は知ってる」と英治。それは「幻」と言い張る舜。〔かつての英治も言ってたけどね…〕「お前のことをるりちゃんは、愛してたよ!」この言葉に動揺する舜だが尚も「届かなければそれは片思いだ」と言う。「いつか届くと思っていたから、「子供産んで待ってよう」って」そう言う英治に、舜は言い放った「俺に子供なんかいない!」。

 話は物別れに終わった。タバコに火を付ける舜に英治。「舜、安西先生に知られたみたいなんだ…、『ホントはお前がるりちゃんの相手だった』ってこと。」…動揺する舜。
〔ありゃ、英治は何処でそんな情報知ったのだっけ? 美桜から電話でも在ったのかな? …ここが脚本のミスかな。もしくはシーンカットですね。by花吹雪〜♪〕

病院カフェテラス。菱田(池内淳子)と美桜(竹内結子)。自分がアパートを出たことを告げる。もともと無理があったと、期間限定だったと。菱田は自分が間に入れば元の鞘に戻るのではと提案。「自分は物語のキーマンだから。」〔それを言うならキー・パーソンね〕
 美桜は笑いながら、その申し出を断った。お花屋さんに相応しいのは例えば「院長のお嬢さんみたいな人」。正直ビデオを見て彼女に感動した。(お嬢さんのように)自分より相手の事を好きになるというのが、今までの自分には無かった、と。菱田も食い下がる。「貴方だって英治さんのことが…」美桜も「そう言う意味では、初恋だったのかな」微笑みながら思い返した。

 パチンコ屋、リーチが外れて悔しがる直哉(松田翔太)。突然借金取りに取り囲まれる。逃げよとするが無駄。捕まった。

 どこかのバー。舜(玉山鉄二)と小野(釈由美子)が会っている。舜の泊まるホテルかも知れない。舜の生きてきた道程を聞く小野。「18歳になったら施設は出なくちゃならない…」小野は「その後、ほとんど直ぐに雫ちゃんを育てて…」と話が英治の話に移してしまった。なんだタダの取材なのかと、多少ガッカリするも、自分はパン屋の養子になったと告げる。「裕福な家庭で、俺は憑いていた。…ホントは英治がもらわれる筈だった。」えっ、と声を出す小野。

 「英治と舜の友情を語る」彼女のビデオ、眺める英治のカット挿入。

 再びバー。引き取り手の家族の前で、当日に施設で英治が暴れた、それで養子の件が流れた。そう淡々と話す舜は更に衝撃的な事を口にした。普段は大人しい英治が何故暴れたのか、それは、俺が英治に頼んだから。驚く小野。「信じられますか? 俺も、冗談だろと聞き返しました。アイツはこう言いました。『僕はいいんだ』…」

 「彼女」のビデオ。「二人ってまるで正反対だよね。『どうして冷たいキミを好きになったんだろう』って…。英治君だったら良かったのに」見つめる英治。「内緒で浮気しちゃおうか♪」カメラのフレームを左右に振って否定する英治に微笑む「彼女」。「あっさり降られちゃいました〜♪ ねっ、君が戻ってきたら、二人で探してあげようね、英治君の恋人♪ タイプは、無理矢理聞き出したの♪ 『無邪気にね、お花が咲くように笑うひと』だって」〔⇒「それって、お前ですよ、るりちゃん! 解らんのか!」と突っ込む花吹雪〜♪〕「うふっ、いまメッチャ顔赤くしてま〜す♪ 内緒ね!」…眺める英治。

 病室、美桜(竹内結子)父(尾藤イサオ)安西(三浦友和)。執刀者が神山だと告げられる。廊下に出た安西を呼び止める美桜。無言な美桜に、”事実”を知っていると察知する安西。感情的な対応をせずに神山を父の手術に起用した安西院長に感謝する美桜。やはり、神山が最良の選択。

 どこかの倉庫、廃屋。怯えながら手当たり次第に電話をする直哉(松田翔太)。金の無心をするが、誰もが取り合ってくれず虚しく電話が切れる。その度にどつかれる。

美桜とのアパートで鯛焼きをパクつく英治と四条。美桜が出ていった事が話題に。

 病院、職員休憩室、コーヒーを飲む舜。「あと手術まで2時間」とせっつく美桜。おもむろに舜が切り出した「院長に自分とるりの事がばれてる、それでも執刀を任せるというが…、そこの処をハッキリさせたい。院長と話そう。」「何を…」と美桜。

 アパート。電話が鳴る。直哉からだ。
「兄貴、俺の活躍聞いてくれました?」「聞いたよ」「これで、兄貴の濡れ衣ってはれるでしょう。院長の誤解も解けて、雫も兄貴の処に…、花屋も再開して…。」「そうだな。」「良かった〜」「あの、今どこに居るんだ?」「図書館すよ」「学生の本分はお勉強ですから」「金が要るんだろう? そうなんだろ?」「(泣き震えながら)違いますよ。金ならどうにかなりましたから…」直哉に蹴りを入れる筋の者。「痛って〜っ」「直哉!」「ダチが、金持ちのボンボンが沢山いますから…、ただ兄貴に一言謝らねえとって」「もうイイって!」「俺一人っ子なんで、なんて言うか、兄弟が欲しくて…、だから兄貴が、ちっと甘えたっていうか、済んませんでした。」電話が切れる。
 直哉、周囲の者に「やれよ!」と、立ち上がり再び「やれよ!」と叫ぶ。
 英治は、電話口の様子から直哉が金のことで監禁されていることを確信した。止める四条の言葉に耳を貸さず、金を持って車を走らせた。

 直哉の監禁場所で鳴る電話


 病院・院長室。入ろうとする舜(玉山鉄二)に美桜(竹内結子)も付いてきてしまった。入りしなに、安西に手術に関しての条件を出す舜。「手術の後で、難癖付けられるのはゴメンだ。るりの事は忘れて欲しい」と。

 英治の車が監禁場所に到着した。

舜(玉山鉄二)がいう。「これからの手術は難しい。失敗の可能性もある。その時医療ミスでもでっち上げられたらたまらない。(「彼女」とのことは)まだ医学生だったし留学も決まっていた。妊娠したことには責任は感じているが、彼女もまだ若かった。(自分が捨てたとしても)また新しい恋をするものだ。誤算だったのは汐見英治が、(私からの)別れ話を伝えなかったこと。結果的に事故のような(「彼女」の死)。あれは事故だったのだ。」
 美桜は批難した。「そんな言い方はない、彼女は貴方を愛していた。」
 舜、「愛?大げさな言い方はやめて欲しい。それなら、何故るりは父親の仕事を隠してたのだ? もし聞いていれば、僕にだって心変わりが在ったのかも知れない。だってこんな大病院の跡取りになれる。」
 〔この辺で、ぶっ飛ばしたくなるでしょう? by花吹雪〜♪〕
安西(三浦友和)、「もうそれ以上娘を侮辱するのはよせ。私を侮辱するのもだ。キサマを私に会わせなかった理由はただ一つだ。キサマは娘を愛していなかった。その事を娘も知っていたからだ。キサマが愛情を持ち得ない人間だと言うことをだ! 私は娘を愛してもいない人間を認めたりはしない。それを娘も解っていた。」
 黙って聞いている、美桜と舜。
 ため息つきつつ舜「それなら結果は必然でしたね。」
 安西「出て行け。私の病院から今すぐ出て行け!」
立ち上がる舜「交渉は不成立でしたね。(美桜に)すいません」出て行く。
安西「当初の予定通り私が執刀する。」
美桜へ「はい。」
 安西「心配かね?」
 美桜「いいえ!」力強く答えたものの、目は揺れていた。

車の外、遠くで汽笛が聞こえる。工業地帯の海辺。直哉を救出した英治。「もう大丈夫。お前が追われることはない」と。「俺も一人っ子なんだ。お前みたいなしょうもない弟が欲しかった。病院行こうか…」「病院嫌いなんです。先生のところがいいな〜」と直哉。〔小野先生って養護教諭じゃないんですけど、直哉君! by花吹雪〜♪ 〕
 直哉「兄貴、一生ついてく!」英治「いいよ…」直哉「ついてく!」車走り出す。
〔直哉君、外傷性ショック死しないんですか? 病院行かなくちゃ! by花吹雪〜♪〕

病院ロッカー、舜が帰り支度をする。
美桜「彼の方が、日差しの方を向いて生きてるわ、花のように。貴方は光なんかに近づかない。ううん、近づけないのよ。どんなに階段を上がっても、暗闇に迷い込むのよ…。」それを聞き流す神山舜。

 手術が始まった。安西の執刀。

ここは、「小野病院」、直哉が入院している。付き添いの英治(香取慎吾)が小野と。
小野「パン屋さんの話聞きましたよ。彼(神山)は『貴方だけは信じることにしてる、』って」「恩を着せるつもりじゃ無かったのに…」「ええ、でも」「実は俺、ビックリしちゃったんですよね、あの奥さんがまさか俺を選ぶとは思わなかったから。なんていうか、それだけでお腹一杯になっちゃったんです。」「そんな…」「みんなに何か後ろめたいっていうか、舜には特に…」「どうしてえ?」〔先生が児童の話聞いてる見たい by花吹雪〜♪〕「アイツは誰よりも気に入られるよう努力してたんです。真っ先に迎えて、笑顔で奥さんの側から離れず。」「彼が…」「本当は感受性の強いデリケートな人間なんです。」「そうなんですか…」「養子になった後も、パン屋さん夫婦に気に入られようとして、必至に勉強したんです。だけど、子供が出来ないと思っていた奥さんに実の子供が出来て…」「そう…」「先生、例えば同じいじめに逢ったとしても、いじめに耐えられる子と耐えられない子がいると思うんですよ。」「ええ…」「貴方が『き・ら・い』って…、そのたった3文字の言葉で死にたくなる位壊れてしまう人もいるんです。舜はそういう脆くて繊細な人間なんです。アイツはだから、心に棘を生やしたまま、傷つけられる前に傷つける、そういう風にしか生きていけないんです。これは多分、健全で健康に育った人には理解しづらいかも知れません。ところが…」「るりさんは理解した!…」「はい、…だけど舜には届かなかった。その頃にはもう…」「もし彼女が一人で子供を産んで待っていたら…、彼は信じたかも知れない」「(頷き)ううん…」

手術室、中が騒がしい。看護師が動き回るのが廊下からも判る。座って待っている美桜。「どうしたの?」看護婦「院長先生が…」…無理して室内に入る美桜。震える右手を押さえる安西の姿。美桜へ頭を小さく左右に振る安西。「お父さん!」

 小野の部屋から駐車場の車に戻る英治(香取慎吾)。携帯が鳴る。出ると美桜の声。「もしもし、お花屋さん?」うろたえている。「一体どうしたんですか? 落ち着いてください、俺の声聞こえますか? 一体何が…」「貴方に頼むの、今更なんだけど、お花屋さんしかいないの!」「…はい、何ですか? 言って下さい。…俺に出来ることなら何でも言って下さい。」「助けて! 助けて!」「はい?」「父を助けてえ! 院長と彼(玉山鉄二)に諍いがあって、あたし彼に酷いことを言ったの! だって、あんまりなんだもの!…」「舜はそこにいないんですね…」「ええ、」「……俺が連れて行きます。舜は俺が必ず連れて行きます。心配しないで下さい。」「…お花屋さん!…」「もう大丈夫だから泣かないで…」電話口で聞いて頷く美桜

安西宅。ピアノを上手く弾けない雫(八木優希)。英治に似たから弾けないと嘆く。励ます菱田の言葉に再び頑張る雫。

 ホテルを出ようとタクシーに乗り込む神山舜。「成田空港」へ走り出したタクシーが急ブレーキ。前に必死な形相の英治(香取慎吾)。「直ぐに病院に戻ってくれ!」

 ホテルのロビー。「交渉は不成立に終わった。俺は成田の最終便に乗る。悪いが帰るよ。」「お前医者だろ。彼女の父親の命…」「俺が向こうに戻ればもっと遥かに多くの人間を救うよ。」「舜!」「彼女に頼まれた? もうよせって英治、もともと院長に頼まれてお前を騙してたって云うじゃないか。」「…それは父親の事があったから…」「どうかしてるぞお前、騙されたのに変わるなんて。」「彼女は俺を信じてくれたんだ、だから俺も彼女を信じてるんだ。」「言ってること判ってるのか? 俺たちが信じてるのは(俺たちだけだろ?)」「彼女だけじゃない。俺は…他にも信じてる人がいる。沢山いる!」「馬鹿か、いつか裏切られるぞ!」「そんな事無い。もし裏切られたとしても、俺はまた信じる。その方が幸せになれる。」「何が幸せなもんか! …なっ英治…お前の頼みだ、ガキの頃の借りもあるし、聞いて上げたい気持ちも無くはない。」「舜…」「だけど生き方は変えられない! 誰かに擦り寄ったり、利用されたりは絶対にしない。俺はそうやって生きてきたし、これからもそうなんだ!」「頼むよ、舜! お願いだよ! こうしてる間にも…」

 手術室前で、狼狽える美桜(竹内結子)。

「お前だって自分の生き方は変えられないだろう? 頼まれても無理なモノは無理なんじゃないのか?」「舜! 俺にどうしろってんだよ?!」「そうだな…、娘に電話するなんてどうだ? 『俺は本当の父親じゃない』、そう告白してみろよ。」鼻で笑う舜、続ける。「お前は『罪悪感があったから子供を大切に育てた。』確か俺にそう言ったよな。だったら執着するのはおかしいんじゃないか? 手放しはしたが、そこは隠したままなんだろ? ん? 信じると幸せになれるんだったよな? 他人を信じるなら自分で育てた子供ならどうなんだ。もっと信じられるんじゃないか? 『たかがそんな告白で壊れたりはしない』、って。」じっと聞いている英治。

 「悪いが行くよ。どっちみち時間があるんでな!」ロビーを出る舜。外から窓越しに、固まったままの英治を見る。英治がポケットから携帯を取り出した。それを見て外から窓に近づく舜。まさか…。携帯を開くと雫の待ち受け画面。笑顔。ダイヤルする英治。歪んだ顔のままの英治。

 英治「もしもし」電話を受ける雫(八木優希)。パジャマ姿。「もしもし、父ちゃん?」「…雫…」

 手術室前の廊下で、苦悶している美桜。

 窓越しに英治を見つめる舜。英治の言葉を待つ雫。祈る美桜。雫の顔。英治「…雫…、これから話す事をキチンと聴いて欲しい。」ただならぬ雰囲気を察知して電話を握りしめたままの雫。

苦悩の表情の英治「お……」

…お父ちゃんの「お」の音だけ残して画面ブラックアウト、山下達郎の声が響き、その後白銀の世界へ…。
【私なりの第10話のおさらい・終了】


 …みなさん、これを「おさらい」と呼んでいいのでしょうか? 単なる、台詞の筆記ですね。まとめようにもまとめられない状態にまたなってしまった。書き始めから実に7時間。これをやっちゃう私、馬鹿ですかね? 一応、削るところは削ったんですよ。でも、今回神山舜の精神構造にスポットがあたってるので、それを表している部分は台詞そのままなのです。…しかし実にくどい。橋田壽賀子の脚本並みに長い。

ホントに神山舜てのは、人間不信の権化で、そのくせ他人はちゃっかり利用する。そんなずるい、そして凝り固まってしまった哀れな人です。そして、屁理屈で論破したつもりになっているみたい。

 これに対しての”神聖なる存在”として表現された雫は、その対極なのです。以前のブログにも書いた記憶があるのですが、キリスト教の原罪、そして贖罪といった宗教的な意味合いを持たせているのだと思います。罪深き人間の罪が、キリストの流す血、キリストの犠牲によって清められる。それに似た感想を持ちました。今回の場合、神聖な雫が十字架に掛けられるのです。なんて残酷なんでしょう。その犠牲のあと、人々は気付くのかも知れませんね、己の過ちに。…すいません、私クリスチャンではないので、一応断っておきます。解釈が間違ってたらスルーして下さい。

それにしても、残酷な事だ。ドラマをライブで観ていて、重苦しいことこの上なかったです。月9でやるような内容ではなくなってますね。こんなにくどい表現で、激烈な内容を入れたものだから、ドラマ自体の評価が急速に落ちました。切なさは我慢できるのですが、悲惨は勘弁して欲しい。やっぱり野島伸司は、野島伸司か…。

 「神山舜」のキャラクターが無ければさらっとした良いドラマだったのに…。もっと、綺麗に「英治⇒雫の告白の強要」は出来なかったのか?? 下手だよ、脚本が!!

 でも、勿論次回の最終話も観ますよ!!

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1. ・フジテレビ「薔薇のない花屋」第10話  [ たまちゃんのドラマページ ]   2008年03月19日 08:00
2008年3月17日(月)21時から、フジテレビで、「薔薇のない花屋」(第10話「愛を取り戻すため」)が、放送されました。只今、チョー忙しい!!ので、超速攻記事書きです!誤字があった場合、ごめんなさい!  薔薇のない花屋◇すれ違いが生じて共同生活もあっ....

この記事へのコメント

1. Posted by たまちゃん   2008年03月19日 08:00
おはようございます。
いよいよ、次回、最終回ですね。
頑張って書いて下さい〜
2. Posted by ナオ   2008年03月19日 09:32
こんにちは。

このドラマ、最近見るようになったのですが「最終回を見逃した」と思い検索していました・・・来週でした、最終回。
詳しいストーリーがわかってよかったです。ありがとうございました。
テレビ局のサイトじゃ、パン屋さんの経緯があまり書かれてません。

私の妄想ストーリーでは・・・雫は英治の子供だった。英治が神山の別れ話を、るりに伝えてなかったので、るりは英治と恋人になったことで悩む。神山を裏切ってしまったと思い込む。(神山の子供を妊娠したのは、想像妊娠だったということにします)・・・メチャクチャでしょうか。
「浮気しちゃおうか」「彼女は貴方を愛していた」のセリフが 思わせぶりな気がします。私のような妄想を狙ってたのでしょうか(^_^;)


3. Posted by 花吹雪〜♪   2008年03月19日 09:53
5 たまちゃんさん、早速のコメント有り難うございます。最終回も頑張ります!!
4. Posted by 花吹雪〜♪   2008年03月19日 10:07
5 ナオさん、コメント有り難うございます。ナオさんの妄想通りだと、雫は救われるのですが。今回の「コロン」内の会話を見る限りは、英治の本当の子では無いみたいですよ。「傷ついても繋がっている心の絆」てのが最終回での救いの様な予感がしますが、どうなるでしょ? それと、ここがフジのサイトより詳しいとしたら嬉しいですね。でも、今後他のドラマでは詳細に筋書くなんてしないつもりです。結構きついのです。

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