今日に入ってから、Blogのポータルサイトであるmyblog japanが停止しているようだ。

さてその原因なのだが、普通なら
・サーバが重くなったor落ちた
・ネットワークが不通になった
などの理由が主に考えられる。しかしこのダウンは意外なパターンであった。それは、myblog.jpをwhoisしてみて分かったのだ。
Domain Information: [ドメイン情報]

[Domain Name] MYBLOG.JP


[登録者名]
[Registrant]


[Name Server]


[登録年月日] 2003/05/07
[有効期限] 2005/06/30
[状態] Suspended
[最終更新] 2005/06/01 00:00:00 (JST)

これを見て分かる方はかなりwhois通な方。つまり

ドメインの有効期限が切れて、ドメインが使えなくなった

のである。
jpドメインは取得月の末日まで有効なので、普通なら2005/05/31で有効期限が切れるはずなのだが、それが06/30に変わっている。これは切れた後でもすぐにDBから抹消されないためだ（誤って有効期限が切れたのを救うため。運転免許などと同じ考え方）。


おそらくは担当者の更新ミスであると推測されるが、それにしても凡ミスとしか言いようのないことだ。
（まさかサービスを止めるために更新しなかった、なんて事はないと思うが）

Blogを運営している人は、ここに更新通知Pingを送っている人が多いだろうから、今頃あちこちのblogツールやblogサイトでエラーが発生し、エラーパケットが飛びまくっている事だろう。

とりあえず手続きすれば再度使えるようになるはずなので、早く復活してもらいたいものである。


それにしても、ドメインを更新しないと０時ジャストで切れるって言う事実は初めて知った…

【10:47追記】
myblog.jpのアドレスは210.233.66.164。
http://210.233.66.164/にいくと、myblog japanのトップページにいくので、サーバが落ちていないのがわかる。
最新記事一覧に直近のデータがあるが、DNSのキャッシュが長いプロバイダ（例：*CNとか？）からのアクセスだとまだドメイン名で引けると思われる。

【6/2 1:16 追記】
myblog japanを運営しているdrecomの社長blogのMyblog系のサイト停止に関してで今回の騒動の説明がなされている。
そこでは
今回のようなことが起きた経緯としましては更新を忘れていたわけではなく、ドメイン管理会社様とのミスコミュニケーションより起ってしまいました。

弊社の担当のほうで管理画面よりドメインの更新をしようとしたところ、エラーになってしまったため、管理会社様の担当の方にお問い合わせをし、更新の旨を伝えて進めてもらっていたはずだったのですが、行き違いがあり作業がストップしていたようです。

とあるが、双方で「ドメインの有効期限が切れたらどうなるか」なんて事は分かっているはずだと思うのですが…

まだ終結したわけではないですが、「ドメインの有効期限には細心の注意を払うべき」ということを知らしめる事件になるのでは？　と思います。

【6/2 16:00 追記】
whois上はいまだ"Suspended"のままですが、既にドメイン更新が完了しているようです。私の環境からはmyblog.jpでトップページが見れました。

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