CentOSでリモートデスクトップ操作を行うことができるvncserverのセットアップを行います。

vnc-serverのインストール

vncserverのインストールは
#yum install vnc-server
で行うことができます。
ただし、すでにインストール時にGNOMEを選択していた場合はおそらくインストール済みなはずです。

GNOMEもインストールされていない場合はCentOSで後からX Window System(GUI)を追加するを参考にしてください。

vncserverの起動

それでは早速起動してみましょう。
# vncserver -geometry 800x600
と入力します。
初回だけパスワードを求められますので、任意のパスワードを設定してください。
このパスワードはvncクライアントから接続時に使いますので、あまり簡単なものにしないように。

すると
New 'xxxxxx:1 (root)' desktop is xxxxxx:1
(xxxxxxはマシン名)
と出てきます。これでサーバーの起動が完了しました。
この時出る ":1" などの数字は「ディスプレイ番号」といい、後で使うので覚えておきましょう。

#パッケージがvnc-serverでコマンドがvncserverってややこしい

VNCクライアントの起動

サーバの用意ができたので、次はクライアントです。
クライアントはREAL VNCを使うのがよいでしょう。
ダウンロードサイトからフリー版をダウンロードしてインストールします。

クライアントを起動したら、Server欄にサーバのIPアドレス(もしくはホスト名)を入力します。
その際、IP/ホスト名の後に上記のディスプレイ番号を入力します。
たとえば、192.168.0.10のサーバでディスプレイ番号が1の場合は
192.168.0.10:1
とします。

その後、パスワードを聞かれますので、先ほど設定したパスワードを入力します。

これでデスクトップ画面が表示されれば、第1段階が完了です。
なぜ第1段階といえば、まだデスクトップ画面がGNOMEではないからです。

ウィンドウマネージャーをGNOMEに変更

まずは
vncserver -kill :1
としてvncserverを終了させます。
(ディスプレイ番号は任意のもので)

その後、設定ファイルを変更します。設定ファイルは /root/.vnc/xstartup です。その最後にある
#twm &
exec gnome-session
に変更します。

そして再度vncserverを起動して、その後にvnc clientを起動します。
これでGNOMEの画面が表示されるはずです。

(おまけ)vncserver起動時のrun levelは?

リモートでGNOMEを使うと言うことは、サーバ側でrun levelを5にしておかないと行けない気がしますが、実は3でも問題なく動作します。
どうやらvncserver起動時にGNOMEが起動されていない場合はあわせて起動されるようです。

これで普段はGUI分のメモリを抑えつつ、必要なときだけGUIを使う(しかもリモートで)ことができます。



参考:はじめての自宅サーバ構築 Fedora/CentOS - リモートデスクトップ接続(VNC)

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