2017年08月21日

8/21

花火大会のかげで。
イルカが抱き締められていたという話をしたのはおかん。聴いてたのは僕とおとんで。
下関の水族館。
花火大会会場から程近い立地。
当日は大きな音がなるので、イルカがびっくりして怖がると。
何も事情を知らされてないと、確かにそれは世界の終わりを感じさせるほど、野蛮な音だ。綺麗と思ってるの、地球でヒトくらい。

太刀魚もウミガメも、なに食わぬ顔で泳ぎ続けるのに、イルカは繊細すぎて怖くてパニックになる。そこで飼育員が交代で花火が上がる時間帯はずっとイルカを抱き締めていたと。
きっと夕方、6時前くらいのローカルニュースで知ったのだろう話をおかんは一生懸命していた。

へー。

となった。


******

イルカセラピーという言葉がある。
イルカは頭がよくて、やさしくて、ばり空気を読み。自閉症等の発達障害の子供と触れあうと、その症状を改善すると。
なぜそんなことができるかはっきりはわからないけれど。繊細だから繊細な子どもと向き合える。気持ちを共有できる。
確かにイルカの優しい目。すべて許してくれるオーラ。そしてなんと言ってもあの持つトコ。
背中にしっかり三角の、あの持つトコ。
持つトコがある。家電製品買ったら付いてくる緑のあの持つトコ。あれと同レベルで持ちやすい。あんなものが自然に生えているのは、きっと、持ってくださいと言ってるみたいなもんで。太古からきっと人はイルカに乗っていた。



イルカに乗った少年。
大昔のヒット曲。歌は城みちる。
城みちるはもうだいぶ前に少年ではないし、あの曲の歌詞もよくわからないけど。寂しいときは海に行ったほうがいいてことは伝わる。
海には何もないから。陸には余計なものが多すぎて混乱する。その中から必要なものだけを選んでシンプルに生活すべきだけど。好きなものが増えすぎて負担に思えたり、思わぬものから足を引っ張られたりと。陸は危険。
イルカに連れ出されないと。
イルカに。トゥルトゥルの肌と、笑うとのぞく小さい歯。口のなかきっと魚くさい。でもそれも気にしてないあの感じ。
行かねば海に。海に海に。夏が終わったくらいがちょうどよい。浜辺に残されたメッセージ、他人のラブレター。あとは大量のゴミ。少ない会話と爪先によせる波。夜の肌寒さで次の季節に備え。新しい洋服を手にとる。手ぶらじゃアレけん、小さいバケツに小魚を。



******

話を一通り終えたおかんにおとんは、じゃあ乗ってこいと。
突き放す感じ。それでもなんやかんやうんじゅうねん、一緒におる。夫婦はとても不思議で。大切なのは言い訳が簡単にできなくなる年齢になったり環境に置かれたときはじめて人はず太く生きられるのかなと。


******

こと、イルカに関しては。
百万回の愛してるよりも、一回のハグのほうが不安を取り除けるけど。
最近は百万回の愛してるのほうが、その気合いとか労力とか、100回でやめないあたり、ばり誠実にも思えるし。
百万回の途中で、気づけば、二人とも人生を終えていて、結果的に二人でいた。
そんな夫婦もいいなと、最近は思う。








IMG_20170821_120105






12:11

looseness at 12:12|PermalinkComments(0)

2017年08月17日

8/17

This is 初盆undergroundで。


1日だけ帰省してきた。
テレビは毎年のように。少し早めのUターンラッシュの特集ばかり。
人で埋まる空港。巨大都市の名前ポンな電光パネルは昔のようにパタパタと回らないけれど、なぜか忙しさは伝わる。

キャリーバッグの上にちょこんと座り携帯ゲームに夢中の子どもを映すのもオキマリ。
スーパーの入り口の入ってすぐの場所。498円と普段買わないから安いのか高いのか分からない果物にニラミをきかせて。
山積みの巨峰はその一粒一粒に夢がつまっており、子どもたちの胸を踊らせる。
やっぱりそうだ、夏は、いや、世の中の季節ほとんどすべては子どもが主役で。僕らは最高の夏になるように舞台袖で緞帳のヒモ、握ってスタンバイ。
自分が楽しもうとするともうアウトばい。





******



ふるさとに100万人もの人が集まるのはこの日だけ。甥っ子を誘って見に行きたかったのに、浴衣での撮影会があるらしく、フラれ、一人。
相棒の黒ラベル350を引き連れて、焼き鳥だけ買おうかと会場近くまで行ったが、無理。
2列前にいた浴衣ギャルがこぼす、一言。「立ちどまんなし」

前にいた立ち止まった人に、届くか届かないか、すれすれのボリュームけど。
ガヤガヤした喧騒の中で、しっかりと輪郭を持ち、耳に刺さる。すげーな、と。
心で思ったこと、そのまま外に出てくる人、おる。
やっぱり北九州、すごい街やと。
立ち止まんなし。
花火大会の混雑の中で、その言葉は鋭利で下品けど。
例えば、夢を追う若者が膝を抱えているとき。
立ち止まんなし。

その言葉は不器用ながらも相手の背中を押す温かいエールに変身。シチュエーション次第で、言葉は自在にその意味を変える。


立ち止まんなし。
魔法の言葉やし。
ふざけんなし。
まじありえんし。
それおんなじもんドンキにも売っとるし。

やっぱりそうだ、夏は、いや、世の中の季節ほとんどすべてはギャルが主役で。僕らは最高の夏になるように汗を流しながらビーチパラソルを立てて、サンオイルすら塗らせてもらえるはずもなく、焼きそばパシッてわたすだけだし。



*******

「時枝ユウジィィ!」



と、呼ばれた気がして振り返る。
時枝ユウジとは、中学生のときみてたドラマで出てくるボクサーの男で。もう18年も前で。堂本剛が演じてて。
ヒロインの深キョンがなんかある度に大声で叫ぶ。
「時枝ユウジィィィィ!」と。
1999年の7月。
ノストラダムスの大予言で、世界は滅びるだ滅びないだ。
世の中全体がザワザワと、その危機感すら手玉にとって、楽しんでらして。
どうせ死ぬなら恋して死にたいと。そんなクソみたいなドラマやったけど。
当時中学生だった僕は毎週欠かさず見てて。
そうだ、そんな季節。クラスの友人何人かと花火大会に来て。特に何もなく、人の多さだけしか覚えてないけど。

「時枝ユウジィィ!」
と、突然呼ばれた気がして振り返る。あの夏を思い出す花火。振り返ればやつがいるわけもなく、他人他人他人。
地元に思い出はあるが、知り合いがもういない。


******


ばあちゃんの部屋で就寝。
煙の少ない線香。部屋干しの洗濯物には優しいけども、仏的にセーフなのかなとか。すこしバチあたりな気持ちにもなる。エアコンがなく、蒸し暑く。おかんがはりきって昼間干してくれてたふかふかの布団けど熱がこもりすぎている。全然眠れない。扇風機に同意を求めても首を振り続けて何も言わず。寝苦しい。

今年はまわりにも初盆の人多く。昨日の夜中オムツかえた施設のばあちゃんも。冬に夫を亡くしたときはあんな泣いてたけど、昨日は「枕元にお父さんおるよ」なんて声をかけるとニヤニヤしとらした。
お盆は人を、ニヤニヤとさせる。
眠れない部屋で天井を眺め、色んな思いがめぐった。

人は一生のうち、眠れない夜、色んな天井に遭遇し。
ときに、ずる休みした保健室のぐにゃぐにゃしたミミズ柄の天井。
ときに、修学旅行の旅館、コイバナしながら見つめるドラえもんの顔にも見える照明器具の豆電球。
ときに、別れ話をしながら眺める安いラブホテルの謎のステンドグラスみたいな天井。
ときに、回転提灯の光が遊ぶ、プラネタリウムまでは行かないけど、どこか綺麗な殺風景な天井。
色んな天井と対面。
最後は自分のマブタの裏で真っ暗けど。
生きてるうちに素敵な景色をもっともっとでマブタの裏パンパンになるほどのたくさん貯金を。












2:42


IMG_20170817_023430

looseness at 02:42|PermalinkComments(0)

2017年08月12日

8/12



逃げちゃ駄目だ。
逃げちゃ駄目だ。
逃げちゃ駄目だ。
嫌なこと。
逃げるていつも一時的で。どうせまたやってくる。
嫌なことはとりあえず戸棚の上。
いつ崩れてもおかしくないほどに積み上げられたそれ。寝てる間に落ちてきて顔面を覆うであろうそれ。
その下でみるラベンダー畑の夢。気まぐれな神様のくしゃみで飛ばされるカンカン帽。今だけ垂らせる幸せなヨダレ。




逃げちゃ駄目だ。
鬼さんこちら。
鬼ごっこのときだけ唯一。逃げることで戦っている。
オニゴ!
と略していた。小学校高学年のとき。
鬼ごっこて言葉の響きの幼さに抵抗があったのだろうか。オニゴならセーフ。当時は最先端でモダンな響き。イヤイヤ、高学年にもなって走り回るのはなくない?
しかし、そんなことも言ってられないほど、田舎まち、刺激は少なく。手元にあるのは膨大な時間と広大な公園の敷地、小銭わずか。
気が遠くなる、夏休みとは。きっと今なら暇に耐えられない。
理由もないのに走るのが子ども。よほどの理由ないと走らないのが大人。逃げようよその脚力で嫌なことから。



逃げ道コレクターは今日も。四方八方にレールを広げ。いつでも発射オッケーなんです。言葉は便利だ。いつだって曖昧でいられる。夏の終わりに曖昧でいたい。いや、それがダメだ。
待ってる時間は長く。
人を待たせてる時間はとても短い。
時間は平等に流れるフリをして、実は走ったり休んだりを繰り返して僕たちに寄り添う。



ルルじゃ駄目だ。
ルルじゃ駄目だ。
ルルじゃ駄目だ。
強気なエアコンつけっぱで寝てしまったから喉だけ風邪をひいた。違和感、飲み込めない。




*****


施設の夏祭りだった。カメラ係だった。
写真とるの、下手けど。
自然と笑顔が溢れるその空間では、目をつぶってシャッターをきっても、いい写真が撮れる。大袈裟じゃなく、こんなハッピーな空間は久しぶりで。
写真とるの、下手な方が何もわざとらしく強調されずにそのままが撮れて。今日ばかりはいい気もした。
おむつのパットを定期的に補充せんばいかん方がいて。あんまり自分から言ってこず。言ってきたときにはもう、そうとう足りてない状態。
言われる前に気づく。仕事でそれそうとう大事。

いやこれ人殺せるやろてほど、バカでかいハサミ。持つとこまで鉄の。ビニールのパッケージを破りながら、ワンバウンドツーバウンドするヨレヨレな会話を。そう言えば自分の婆ちゃんもこんなバカでかいハサミ持ってたなと、ふと思い出す。昔きっと、裁縫をされていたのだろう。物持ちのよさ。


おBON soon







******

来ないと目玉をほじくるぞ🍳



9/1(金)
「DYNAMIC VIBRATO!」
@UTERO
OP/18:30 ST/19:00
前売¥1500
当日¥2000(+1drink order)
【CAST】
yound
若草ふわり
ASAKA
あんどん馬鹿馬
ダム狂い(21:40〜)















13:11IMG_20170812_125854

looseness at 13:11|PermalinkComments(0)

2017年08月10日

8/10

最高気温の観測具合、やばい。


それはもう毎年更新されている気がする。最高気温。
記録的猛暑とか。いつも記録されよる。
地球やばくない?
て座り込みギャルも言う。
涼しいのはコンビニだけ。
近所にニューオープンしたあそこは挨拶の声がでかくて、ホットスナックの声出しもアパレルのタイムセールばり。
若い店長けどきっとやり手で、バイト教育に熱心。
けどけどけど。
ヤンマガもスピリッツも。全部ぜーんぶ、ヒモで縛ってあって。何だかウェルカム感は感じないなぁと。コーヒー買う気にならない。
知らないと恥ずかしい大人のマナー講座とか。やれ素早く片付く仕事術とか。やれ雑談力が身につくコミュニケーション。
薄っぺらい自己啓発本だけが立ち読みできるだけ。その表紙1つ1つに説教されてる気分になり。なるべくそういうものから目をそらして生きていきていたいのに、居心地の悪さ。


ビーサンのうら。
そして鉄板のようなアスファルト。
いつの間にか踏んでたチューイングガムすら主張してきやがる。ネチャネチャと。乾燥から戻されて本来の柔らかさに戻り、生き生きとしてやがる。


1回のうら。
田舎から初出場の高校のピッチャー。
コントロールの良さが売りでも暑さと独特の緊張感。高めに集まる球。立ち上がりに苦しむ。余裕のなさがすぐに表情に出る。
右打者の打ちにくい角度で落ちる変化球は自分の武器ですと。試合前のインタビューのその言葉の儚さ。快音快音カイオン球場に響く。
自信も努力も丸飲みにする甲子園の魔物。
内野会議。集まるチームメイト。
昔、野球部のやつに教えてもらったけれど、あの内野会議って。べつに大したこと話してないと。戦術がどうだこうだではなく。昨日何食べたとか。あの子かわいくない?とか。ほんとにそんなこと。
なるべく関係ないこと。それで肩の力を抜かせると。H2でもそんなシーンなかったけ。
なるほどなるほど。
余裕のない人には、なるべく関係ないことを。
しかしそれですら、要センスで。
誰かの力になるのは難しい。
管楽器はやはり熱いのだろうか。炎天下の下。
吹奏楽部の子、必ず野球部の誰かに憧れるけど。
野球部はチアの子と付き合いがちで。憧れで終わる。
持って帰る砂もない。
儚さ。
けれど、誰かの応援することが丸ごとその子の青春であって、十代の頃の出来事ひとつひとつは結局のちに、自分の人生を応援してる。
てことにしとこう。


チラシのうら。
に、描く絵日記。
自由研究は紙ねん土で作った政治家。
腕がポロリともげる仕様。
たくさんマイクを向けられても、言うことは一緒。守りたいのは国よりも自分の立場で、つじつま合わせに忙しい。
登校日の小学生のが平和について考えてる。


最高気温の観測具合、そんな夏ならもういらない。アイスの当たり棒、ゴミ箱ポイで大人ぶってる。



******


新学期1日目。
ぞうきん二枚持ってこい。
かっこいい演奏しかせん。


9/1(金)
「DYNAMIC VIBRATO!」
@UTERO
OP/18:30 ST/19:00
前売¥1500
当日¥2000(+1drink order)
【CAST】
yound
若草ふわり
ASAKA
あんどん馬鹿馬
ダム狂い












16:371502350638802-1143127123


looseness at 16:38|PermalinkComments(0)

2017年07月29日

7/29


まもなくゴミになるどうでもいいチラシでも。
マウスパットとしては優秀。みんなどこか、自分が輝ける場所を探し続ける。ゴミにならぬよう、ゴミにならぬよう、逃げまとうだけの人生ならば悲しいが。幸運なことに自由。右も左も北もパルコ前も。自由。好きなとこへ行ける。目的も意思もなくとも、過去以外はどこでも行ける便利なニホンアシ。


中学生のときにはまったドラマ、池袋ウエストゲートパークを1話ずつ大切にみなおして。妻夫木くんがやくざの役で。小指落とされる話あるけど。もう一本いかれたらボーリングのたまも綺麗なカーブを描けなくなるなぁとか。ほんとにどうでもいいことばかり考えてる。


母に電話をかけると受話器の向こうでもセミ鳴いてたけど。こちらとはちがった声色で。ふるさととの距離を痛感。
のはすが。
あいにく、新幹線乗れば20分で着いちゃう。

夏。
夏、夏夏。
誰かが散らかした夏。下品に過ぎる。


絵日記を毎日つけてやろ思ったけど。3日坊主にすらなれず。角刈りどまりでバリカン持って立ち尽くす。滴る汗と無機質なバリカンの音とセミ。まじるとやかましい夏。




******


知人の見舞いに行き。
少し話をした。
回復期病棟。
廊下ではそれぞれ手すりにつかまり、それぞれがリハビリに励み。イチニイチニのかけ声で汗を流す人々。
おとうさん。見たことのないようなメカニックな器具を足につけて、ガションガション。ガンダムみたいに歩く。そのとなりを歩くのはリハビリの先生と小学生のちっこい姉妹二人で。夏休みを利用し、大好きなお父さんの応援。隣を歩いて、近いデザインのワンピースを着ていて。僕から見るとそれは微笑ましく見えてしまうけれど。うまく歩けない人からみると、ただの焦りの材料でしかなく。みんなで一緒に切磋琢磨みたいな、そんなこと言ってられないほど、やはり入院とは孤独。気づかいもときに凶器。自己満足みたいな優しさの押し売りにはもう、物干し竿以上に購買意欲が湧かない。
ひとつの観点からしかものごとを見れてなかったなぁと帰り道妙に反省した。
それでも一人にするのは孤独すぎるので、なに食わぬ顔で向かうべきである。その為にある、ひよこ。



******



仕事。
残業、加えて資格の勉強。
久しぶりガチな忙しさ。
寝るまを惜しんで、描く絵日記。
たのしかったです。





******


next gig➡9/1@Utero来てね。









IMG_20170729_024056





3:01

looseness at 03:01|PermalinkComments(0)

2017年07月24日

7/24

ビタミンC入り

と缶チューハイのパッケージの文字に目を落としてみて。独特なフォントで目立つけど。こんなとこでビタミンCをチャージしとこうていう思考が既に不健康じゃと。静かに棚に戻す。

マレーシア、と扉に広告がベッタリのタクシーが信号待ちの自分を横切っても、異国の地に全く心踊らないし、肩に小さいサルが乗ってくる気配もない。

牛丼屋で垂れ流れてる、お店でしか聴けないラジオみたいな。パーソナリティーの知らん若手俳優が流す、エイベックスの大型新人のこの夏イチオシのパーティーチューン。を聴いてもしっくりこない。早く声変わりせろていう感想しか生まれない。


夏が始まるわくわく感を大人になって失った。代わりに得たものは夏が終わる切なさもパスできる心で。
よかったのか悪かったのか、でもなってしまったものは仕方がない自然なこと。


突然降りだしたゲリラ豪雨で夏を感じる。折り畳み傘をカバンに常備してるやつは何となくオカマ!という己の哲学を振りかざし。気象予報士なんてファック!徐々に強まる雨を気にもせず歩く。が、流石にここまでずぶ濡れだど、惨めになり。ごめんね手嶋さんと、逃げ込んだスーパー。
ペタリと皮膚にひっついた白いTシャツ。沢山の水分のせいで、命にかかわるほど寒い。寒い寒い、夏なのに2017。普段は涼しくて快適なエアコンけれど、ほんとはこんなにも寒いのかと。濡れないと気づけないことも実はあるなと、また新発売のチューハイのパッケージに目を落とす。


小学生はフリーイートスペースで、モンスターを交換しあって。
市民プールであがった死体の噂に夢中。誰かが勝手に広めた作り話でも、夏を盛り上げる1つのスパイスになり、子どもはいつも遊びのプロ。
三ツ矢サイダーのペットボトルを自転車のかごに乱暴に投げ入れ、すぐに現地に向かった。
テーブルの上に取り残されたブラックサンダーのゴミカスだけが、静かにフワフワとエアコンの風に吹かれ、陽気に踊ってるようにも見えた。つまんでゴミ箱へ入れて、何とか自分も大人なフリでカッコつけた。




******

夏休み初日。
海で原西を見てからすぐリハ、すぐライブで。バンド史上、最低の集客数やったけど。完全にいい意味でリラックスできており、バンド史上最高の演奏をした。
お客さんの予約表に見知らぬ外国人の名前を見つけ、ふとバーカンに目をやると、完全にこいつ!
すぐわかる容姿の赤いTシャツのアメリカ人の青年がどこか悲しそうにひとり酒飲んでた。
ヒズネームイズ ブライアンでして。
全然知らん人けど僕らから入って頂き。

Thanx comming

Where are you from?

Do you play tennis?

と、抜群の英語力でコミュニケーションをとった。
あとからブライアンは日本語ペラペラとわかった。
ブライアンは丁寧に母国のこと、シカゴはアメリカで何番目に人口が多い都市だとか。今やっている中学校のALTのジョブのことを説明してくれた。オルタナティブなロックミュージックが好きだけど、近所のライブハウスに見たいバンドが少なく、たまに福岡の方までアローンで見に来てるらしい。

昔から思うし、もう何度も口酸っぱく言ってるけど。ライブハウスは完全に。ひとりで見に来てるお客さんが主役や思う。演者が主役とかおおまちがい。
ひとりで見に来て、誰とも話さずに帰る人が主役。だってそういう人のが純に音楽好きだから。好きな人が主役じゃないとか、絶対うそ。
知り合いが増えるほどに、お酒を飲んでおしゃべりをして楽しいのだけど。自分の中でボヤボヤにボヤけていく何を感じる。身内同士で盛り上がるだけの空間になるとスナックになる。
どこか、ぴりっとした気持ちで。初めてライブハウスにきて、一人寂しいなぁと思うあれを。忘れずに忘れずに。人から学ぶ。


ブライアンは今はどこに住んでるの?と聞くと。羽犬塚。
ハイヌヅカ


「元カノLived!」

と返すと、初めてブライアンは笑った。
大学生のときに付き合ってた子が羽犬塚で、久大本線から久留米駅で乗り換えて。よく通っていた。ばり青き思い出。公園に犬に羽根がはえた、ペガサスのなりぞこないみたいな巨大なオブジェがある。あの街。もう何年も行ってないけど。何となくそのワードで懐かしさがこみ上げ、胸がツーンとなった。もう行くこともないけど。
生きて行くということは、懐かしい場所をたくさん作って。
たまに思い出して胸をツーンとされて、また新たに、懐かしい場所を作り出す。の繰り返しで気が遠くなるけど、一生懸命生きなきゃね。



******


next gig➡9/1@Utero来てね。













12:17
IMG_20170724_120410


looseness at 12:19|PermalinkComments(0)

2017年07月14日

7/14

四十九日を終えた。
やっと実感が湧いてきた気がする。
祖母の椅子を見るたびにまだ涙が出るという母のが心配けど。
なるべく笑って毎日過ごすことは不謹慎ではなく、むしろそうあるべきだなと。なるべく予定を入れて過ごしている。いのちにかかわるほど酒も飲んでいる。野菜に少し気をつかっている。
お墓を生前買っていたのに、場所が遠いところで。家族で話し合い、街の真ん中にある納骨堂に入ってもらった。
駅のコインロッカーのような小さな扉が無数に並んでいる不思議な空間。こんなとこに入るのかと、少し不安にもなったが、街の真ん中。会いに来やすい。結局理由はそれ。

他の方々の扉の前にもお供えものがたくさんあり。お菓子のパッケージやジュースの種類で始まったばかりの夏の季節感を感じた。リポDを2本も供えられてる方もおり。死んでまでがんばらんばいけんことあるのかなぁと、そんな小学生みたいなことを考えていた。
曲かいた。
天国へ届け!的なものをかく技量もないし、かきたくもないから、ただ地元の夏祭りを描写しただけの曲。しかし自分にとってはここ1ヶ月くらいのことが個人的にぎゅっと詰まり。忘れられないものになった。よかったよあの曲と声をかけられると、普通のふりしてるけど、山ほど嬉しい。小型犬じゃなくてよかった。人でよかった。しっぽ振っててもばれないから。



******



平日のライブハウスは下手すれば演者しかおらんくない?て日もあるし。上のバーカンで油断して飲んでると、あ、まずい、今フロアゼロだ!とあわてて降りていくときもある。どこもそうなのだろうか。ロックがって言うより、音楽そのものの元気が落ちている。若い子は自宅でユーチューバーの動画に夢中。これからもっと肩身の狭い未来が待っているのだろうか。ロックの神様すら口座の残高を確認してはため息をもらす。


イフマサカさん。
タイバンは2回目けど。
平日こそ盛り上がるべきとか。真っ赤なビキニよりも黒いセーターの膨らみのほうがぐっとくるとか。共感できることばかり話されてて、グッドメロディに7色に輝くエレキギターの音色。
清川のハシッコ。平日のかげ。宝石のような時間がこぼれていた。
平日、音楽するやつ、聴きにくるやつて。絶対頭おかしいほど音楽好きなやつ真面目なやつ。けど次、土曜日、決まったので。これは来てくれますよね。






7/22(土)
Sound Without Equal
@UTERO
OPEN/START 18:00 / 18:30
ADV/DOOR 1,500/2,000 (ドリンク別)
CAST
VOVODELIC
チアンナコルズ(広島)
The Motive Signal
やよい
宇宙サービス
ダム狂い














16:48

looseness at 16:49|PermalinkComments(0)

2017年06月27日

6/27

好きなドラマが必要。
生活に。テレビドラマが。

そんな風に思ったのはたぶんこの10年くらい、ずっと曜日感覚がないってことに気づいたから。
カレンダー通りに休みのある仕事にずっとついてないなと。
携帯の待受画面がないと、曜日もこたえられない。
困りはしないが、まずいのだ。
ならばもうドラマしかない。毎週、観るのが楽しみで仕方がないような、テレビドラマさえあれば。あと3日で続きが観れると。自然と曜日感覚が蘇る気がして。

けれどよりかかる、テレビすらほとんどつけない日常。無理してでも飲みに出たいし。人のライブもみたい。沈黙や寂しさを紛らわすのは携帯の画面で足りてる。年をとるほどに色んなものへの興味が薄れ、感動もしなくなると。
言ってたな。
まずいなこれ。




******


無理やりつけたテレビは話題の14歳のプロ棋士で。大人びては確かにおるが、よく見るとやはり14歳。こんなやつ教室にいたなと。休み時間決まった友達とかたまってて、そのなかではやや明るいけど、あとはおとなしい。ゲームの話ばかりして、イラストがうまい。こんなやついたなと。
次の対局での、ネクタイの色。お昼ご飯のメニューの予想。
どうでもいいやろそんなこと思ったけれど、みんなが気になるのはそこだし。
せめて会話の一手先くらいは読みたいところけど、カクみたいに斜めだけな不細工な動き方しかできないし。



******

ザラメの日。
ここ最近で一番お客さん来た。
CDもいつの間にか売れてた。


前日緊張で下痢。
つながれた点滴。
リハで半泣き。
打ち上げびびってハジっこの席。
と。
わりと色々あったけど。

体調不良と、自分達が同席していいのかと。打ち上げ前にモジモジしてたら。福本さんに、今日は絡まんでもいいから、とにかくその場におれと。そいで数年後、実はあの時あの場にいましたと、話せるようになれみたいなことを言われて。
この人いつも酔っぱらってるくせに何てかっこいいんだと、実は胸震えていた。
地方で音楽を続けること。
二十歳くらいのカッコいい子達が上京して売れる!みたいな分かりやすい目標あればよかけど。
地方で音楽を続けること。年とるほど向かい風ビュンビュン系けど。
なんだろうなんだろうと、ずっと考えるけど、きちんと答えは落ちているし、あとはその一つ一つ気づけるか気づけないか。別に音楽に限らず。仕事も生活も人間関係も。そういうことなのかなぁと。




自分の出番5分前くらいにたまたま楽屋で二人きりになり、思いを伝えた。
ばり泥臭かった、自分。
けれど最後握手してくれて、すべて報われた。
そのときのこと今度酔ったときに話させてよ。誰も話聴いてくれんぞ。



******


甥っ子がゴミ収集車に夢中。
パトカーも消防車もほったらかして。
ゴミ収集車2台持ちで。ずっとゴミ回収してる。
将来は警察官ね!とか消防士ね!
とか言えず。ゴミ回収のおっさん。
年収よりも、君らしく。





*****


ネクストギグ。
無理してでも来てね。


7/11(火)
@UTERO
OP/18:30 ST/19:00
¥1500(+1drink order)
【CAST】
イフマサカ
riverside yoshino
田中隆治
vague vogue
ダム狂い
















23:02

looseness at 23:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年06月14日

6/14

来世、ギャルになりたい。


と、今世もまだ終わってないのにずっと思っている。
大人になっても手の甲の根性焼きを自慢されるのは流石にうんざりやけど。
北九州で青春時代で過ごすと、少し悪いやつが正義みたいなのをほとんど暴力的に埋めつけられる。その名残。

しかしギャルは正しい。
正比例するヒールの高さと態度のでかさ。
花火大会、一番目立ったやつが1等賞。
ギャルは正しい。
誰しも心に浜崎あゆみを一人だけ飼い(2000年代)、意外と繊細に、好きな歌詞をSNSに書いたりする。友達多いけど孤独気どったりする。
ドンキの駐車場ですらお祭り広場に変えるその力量。
ギャルは正しい。
早めに母になり、人の為に生きることにシフトチェンジ。
ギャルは正しい。
しかし

0:45
平日のGEO。
クレヨンしんちゃんの長編を持ってヨチヨチ歩くギャルの子供を昨日見て。
今からそれ見て、明日の保育園休むならば。野原一家にはなれないなとか思い。
やっぱり来世ギャルやめとこかなーとか。「月刊・来世」をめくりながら考えたりしてる。
来世もまた人がいい。
ギャルじゃなくてもいい。




*****

ホタル族とは、家の中でタバコを吸えないので、ベランダに出て喫煙する人々。暗闇の中に光るタバコの火がホタル。
群れるはずのホタルが、都会に迷いこみ孤独に。

その煙が上の階に流れ、受動喫煙でクレームだとか。そんなことを16時のニュースでみて。一家の大黒柱なのに、居場所がない。浜崎あゆみばりに、ない。
タバコはけして悪ではない。百害もない。ニサン害くらい。
吸って、忘れたりできるものがあるならば、ある種正義。
自分がタバコ吸わないから。
お店で飲むとき、ついつい灰皿もらうの忘れちゃう。ホタル族は実はとても謙虚で。その輪の中で喫煙者が一人のとき、まわりに気を使い、灰皿もらうのためらったりしてる。全然かまわないのに。だから相手の為にもらう灰皿、大切。



はじめてみるホタル。
幻想的。
草まけした皮膚のこと一瞬忘れて、のみこむ息。
地球にこんな場所があったのかと。
「ホタルを見に行こう」とるるぶで特集されなくても。
昔はこれが当たり前だったのかと。

劣らないほど、美しくあれホタル族。
負けないで、値上げに。
マンションベランダ。せまい空間。夜景と携帯の画面を交互に見ながら、少しのストレスと憂鬱を吐き出して、明日の仕事のこと考える。
その生きざま、苦悩の光。美しくなきゃ嘘だそれ。




******


やっと肩の荷がおりる。
話をもらった5ヶ月前からほんとにずっと緊張してた。春先から仕事でもプライベートでも色々あった。
やっと楽になれる。そのことが嬉しい。あと2日。終わったらもう、ゆっくりする。
19時ジャストに始めたい。一曲でも多くやりたいので。



6/17(土)
「zArAme福岡LIVE」
@UTERO
OP/18:30 ST/19:00
前売¥2300 当日¥2800(+1drink order)
【CAST】zArAme(札幌)、ミミレミミ、the PRACTICE、HALAS pauses in the dark of hope.、ダム狂い

OPEN 18:30 
19:00-19:30 ダム狂い
19:40-20:10 HALAS pauses in the dark of hope.
20:20-20:50 the PRACTICE
21:00-21:30 ミミレミミ
21:40-22:30 zArAme
















22:13

looseness at 22:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年06月12日

6/12

どぎつ鬱で苦しんでいた職場の後輩は。
資格もかっちり持っていて、まじめだったし。奨学金の返済や買ったばかりの車の維持費あるから早く夜勤に入れるよう頑張りますとけなげにスタコラ働いてらして、愛をもって入居者さんに接してらしたし、すごい何か天性のものを感じるぞと期待してた矢先、急に休職し、あ、もう結局辞めたよと上司から聞いたのは一昨日のこと。
当たり前のようにいう。ここまで離職率高いと、色んなものに鈍感になる。
あと新人さんの名前を無理して覚えようとしなくなる。いつまでもつのかなぁ。もってからでいいや覚えるの、と。
エレベーターで一緒になっても自己紹介もせず、便利な言葉、お疲れですの多用。
気づいてあげられなかったなぁとか。
そんな偉そうなことも考えず。
ただバックヤードで握ってきたおにぎりを食べずに。壁にもたれて握ったままの姿に。一声かける一声かけると。
優しさとかなんたらとかそれ以外の。人として当たり前のこと。それを実行する勇気がなかったのは悔やまれる。今はほっといたほうがいいのかなぁのブレーキ。びびってかけすぎてしまう。




仕事は楽しいよ、大変だけど。
シロップのあの歌。すごく疲れているメロディ。
まるで誰かに送る手紙のような歌のこと少し思い出して。
世の中で働く方々。社員フリーター派遣自営田んぼなんでも。リスペクトえぐ。美しさしかない。
人様の愚痴を、あたしゃ聞きたい。
好きな音楽みたいに。
ハロー、ハローワーク。
毎年ハローワークのまわりに咲く桜は、誰かを祝福しているのか。
なんのために働くか。
お金のため、家族のため、将来のため、やりがい、プライド、暇潰し。
そんな明確で分かりやすい答えが転がってるとも限らないから。
とりあえず働きながら模索続ける。理由を欲し続ける。評価や、ロッカールームでこっそり話される自分への陰口。よっしゃと耳をふさいでも、きちんと聞こえてくるタイムカードきる音。ジジ。iPodのカリカリ音くらい、気持ちのよい音、ジジ。




******

何かつらいことがあったその日にもう、今日のこのこと数ヵ月後の飲み会の席での笑い話にかえよと考える。心の強さが青鬼レベル。
金棒よりもドンドンドン・ドンキーのようなもので人様の後頭部を殴る。
きびだんご程度で簡単に体を売った、猫、羊、シャチと。みなからオーナーと呼ばれている寿司太郎さん。
四人の暴行に簡単にやられてしまい、まだローンの支払いが途中のお宝をごっそり持っていかれて。やつらは故郷に帰るなり、すぐに英雄になり、凱旋ライブみたいなものを主催し、もうほとんどAメロのそれバンプオブチキンやろみたいな曲を演奏し、女性客をかっちりつかむ。
日本のために、頑張ってるんじゃない。ずっと自分のため。しかしそんな個人的な歌は売れない。
知ってた?青鬼の肌の色。ドラえもんが青くなったのと同じ理由。
ブルーを抱えて生きてるが故。


******

やれることやった気がする。告知に関しては。ビラ配り、正直つらかった。もうせん。待ってる。
 


6/17(土)
「zArAme福岡LIVE」
@UTERO
OP/18:30 ST/19:00
前売¥2300 当日¥2800(+1drink order)
【CAST】
zArAme(札幌)
ミミレミミ
the PRACTICE
HALAS pauses in the dark of hope.
ダム狂い












11:58

looseness at 11:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年06月10日

6/10

もちろん毎日会ってるわけじゃないが、昨日ヨウイチローと昔話をしてあのへんで出会った人たちとはもう7、8年のお付き合いで。
なんとなくその月日の長さを思い浮かべるとき僕らはすぐ小学校の長さと比較しがちけど。もしランドセルをからってたらきっと色褪せてボロボロで、授業参観のお知らせのプリントが底でぐしゃぐしゃにつぶれて。大きかったはずのランドセルけどずいぶん小さくなったなぁとか振り返ったり。そのくらいの期間。わりと長い。が、あっというまでもあった。


あの頃よく来てた人がパッタリ来なくなってしまい。とくに女性に多いけど。
結婚や出産、経済事情、飽きた、もう顔も見たくない、それぞれ理由はきっとあるだろうけど。
人が熱心にライブハウスに通う期間て。長い人生でみると、わりと一瞬。一般的には。
その一瞬にものすごく情熱をそそぎ、何か燃やし続け。もう大丈夫になったらさよならなしで去っていく。
けして悪いことじゃないし。そんなこといちいち嘆いてる暇もないくらい、毎日忙しかったり、新しい人とも出会えたり。幸運なのか不幸なのか、考えてもわからないけど、今、あえる人、よけいに愛しき。それにつきるのです。



「最近あの人見なくなったね。」


「あの人は家がオクラホマのほうやから、きっとトルネードに飛ばされたのさ。」



またいつでも帰ってきてね。





******


好きな人のパーカーのフードには何かを入れたくなると。
小5ごころ。
それは一種のちょっかいみたいなものやろか。けれど、つねってみたり、消しゴムをとりあげたり、スカートめくりしたりの体育会系のちょっかいとはまた別の。
すごく大人しくてかわいらしいちょっかいに属す。


入れるものは大切。センスでる。
噛んだあとのガム、食事をしたお店のおごりレシート。最悪じゃ。
ゴミ箱ちがうから。
だめだめ。
後から気づいてキュンとなるもの。
キュンとなるもの。チュッパチャップス。恋みくじの紙。なるものなるもの。
しかし結局気づかれずに洗濯機の中で。
それでいいのかもしれない。気づいて欲しいけど、気づかれなくてもいい。その立ち位置でいつまでも。



夏が来る。
半袖になる。
そこにフードなんてない。
想いは言葉や態度でがベター。




******



亡くなってから初めて夢にばあちゃん出てきたし、耳元で名前を呼ばれ「わぁ!」となって目覚めたのが今朝。1分くらい胸がドキドキしていた。色々と用事を済ませてから来たらしい。
その前に見てた夢がめちゃくちゃエロいやつで、なんか申し訳なかった。













21:24

looseness at 21:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年06月09日

6/9

夏が来る前にやっておくべきこと。


下を向いている蛇口を上向きにひっくり返すこと。
他は特になし。
来てからやる。それで十分間に合うことがほとんど。はりきるだけいつも損、夏。


夏の星座にぶら下がるのもよかけど、僕は下からみる花火の美しさを知っている。なるべくたくさんの人に揉まれながら、コンビニトイレの列に絶望し、すっかりぬるくなってしまったビールを持って会場までゆっくりと歩くこと。
その苦労があるから、やけに綺麗に見える。高層マンションのガラス張りの部屋から見ても、たぶん感動しないて思う。


子供の頃は誰かに遭遇しないかなと、そればかり期待していたが、大人になるとできれば知り合いに遭遇したくない。
グループデートに憧れてたけど、大人になるとそんなんいいけん好きな人とはなるべく早めに二人になりたいとか思う。ともちんがこないだ北九州の女性はご飯誘うとすぐ皆で行こうかに持っていって夢を見させてくれないみたいなMCしてた。妙に共感した。
リンゴあめとかクレープとか、絶対買いたくない。あの暑さで増長した甘さに吐き気をおぼえる。口まわりから手のひらまでべたべたするし最悪。フリー濡れティシュがそこらじゅうに設置されてたらよかけど、そこまで面倒見てくれない、シチョウソン。
子供のころは食べたかったのになぁ。
あのとき満たしたかった欲求て丸ごと。
時間がたってトタン板の上で干からびて、いま少しは満たせるようになっても、もう賞味期限切れすぎてて、魅力を感じない。あのとき満たせておけばなぁと思う反面、満たせない後悔があるからこんな大人になれたと。良かったのやら悪かったのやら。胸の中で静かにあばれるそれ。花火のかやく。




******


硬い背表紙がないからよく開く。
だから文庫本は好きだし。バッグにも入るし値段も安いし。よく考えると文庫本は良いところしかない。好きな本は文庫本出たら買い直したいくらい。

しかし、今日気づいたことは文庫本は中の紙もやわらかく。すぐにページの角が折れてしまうこと。

感動する一行があるページは必ず読んでるときに角を折り返す。
数年後、ふと読み返したいなとか思うけど、なかなか時間がなくて。せめてその角を折り返したところだけ、もう一度読み返そうとよくする。
ときがたっても、やはり感動するものは感動するし。そうでもないなと、若かったなと、なるものもあるし。そこで自分自身の加齢だとか、価値観の変化とか経験とかその他もろもろ。振り返るとてもいい機会けど。
しかし中には角を折り返してはいるが、どの一行に心打たれたかわからないときもある。いやこれぜんぜん普通のページー。
この折り返しは、僕が意識的に折ったものか、汚い部屋の中、なんかの拍子にたまたま折れたものなのか。いつも文庫本に悩まされる。
お腹を空かせた少年のよう、とにかく文章で感動しときたい。
あとはもうブス。













11:06

looseness at 11:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年06月03日

お菓子

仕事。
お休みを頂いたので。
買っとかんばなーと。出勤前にお菓子を。あまおう苺のしっとりフィナンシェ20個入り。正直なんでも良かったけど。箱がでかかったから、それっぽく見えるかなぁとか、その程度の理由。
ご迷惑おかけしました。よければお召し上がり下さいと。バックヤードにセッティングしようかすると、上司に見つかり、「迷惑かけたわけじゃないから、そんな気は使わない方がいい。」と。
言われ、結局置くのやめてロッカーにしまう。狭いロッカーやから。制服やカバン。お茶と栄養ドリンクでパンパンになっており、そこにこのサイズの箱、おさまりようがないぞと。自分で持って帰るのものなんか変だなぁと。お菓子あまり食べないし。困ってた。

深夜、仮眠前。そう言えばあまおう苺のしっとりフィナンシェあるなと思い出し。ひとつ食べてみるかと。
時とまる。
うますぎる。
しっとりと、繊細に。あまみ、絶妙に。
なんやこれと。
興奮とまらず。
なめてた。お土産コーナー。
あまおう苺のしっとりフィナンシェ。
いや、これ普通にまた買いたいと。
これはもう、中世ヨーロッパ貴族のおやつやと。あまおう苺のしっとりフィナンシェ。戦争も終わると。あまおう苺のしっとりフィナンシェ。仮眠どころじゃなくなった。


******

平日。
スタジオ23時。
微妙にあく時間をひとり、サンクスのフリーイートスペースで過ごす。
極楽とラインで、ジャンプで連載してたバンド漫画、ブレーメンの話で盛り上がり。ジジで企画しようとか。ブレーメンがやってそうな曲作って演奏しようとか。そんな話で盛り上がり、こんなときだけどワクワクがとまらない。
ドラッグストアに買い物行く女の子についていくのすごく楽しい。たまたま遭遇した友達やメンバーとファミマの前でビール飲むの楽しい。新曲、徐々に仕上がる感じ、ゲー吐くほど楽しい。ラップ考えようとウエスト行くけど、結局飲んでお喋りしちゃうのたまらん楽しい。わし、やはり音楽のこと好きすぎる。
部屋で一人考えて、気持ちの整理つけたり。深めたり。
そんなことよりも。思考を変えようとするよりも、行動を変えること。なるべく誰かと過ごすこと。いつの間にか時間が経過していること。
けっきょく、いつもこれにつきるなと。なるべくなるべく許される限り、面白いことだけしときたい。人生。
朝顔栽培キットの鉢植えのあの青さはわざとらしい色てそんな曲作ったけど。実家にあった栽培キットの鉢植えは、僕が持って帰ったか姉が持って帰ったか不明けど。さすがに20年以上の月日がたつと、わざとらしい色とは程遠く。雨風、年月。すべて背負って日焼けまでして、白が強い。ざらざらした質感。
中に朝顔はもちろん咲いてるわけもなく、たぶんおかんかばあちゃんどっちかが植えた、わけわからん植物、スコップとともに。そうなると妙に、かっこよくも見える。
やぺろに貰ったヤングドーナツ。バックの中で表面の砂糖が溶けて、ドロ。
お菓子はあまり食べないけど。いざ食べると美味しい。まわりの人にゲチャゲチャに助けられており、あとはもうザラメのことしか考えてない。
おいでやす。すまし顔で待ってる。
バンド人生かけて告知してる。
返信率、2割弱。













1:51

looseness at 01:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年05月29日

こかげ

祖母が亡くなった。
気にかけてくれた方々ありがとうございます。
3月くらいに転院先の病院で。もってあと半年ですよと言われていたので、準備はしていた。が、よく考えると心なんて準備できたことないなとも思った。

着いてすぐ葬儀屋さんと打ち合わせで。分厚いカタログを広げられ、こんなときに骨壷の色を青にされますか白にされますかとか。香典返しはタオルにしますかお菓子にしますかとか。正直しんどいけども、やることが多く慌ただしいことにやはり救われもする。

家族は誰かが泣き出すと誰かが泣き止んだりと。お互いに気を使っていて。妙に美しく思えた。一番泣いてたのはおかんけど。姑さんて、もともとは他人やった人にここまで深い涙を流せること。とても立派に思えた。
こどものころから同居してて。変な家庭で。色んな場面を見てきた。今の仕事に転職しようとしたキッカケも祖母にある。とても感謝してる。

火葬場のレストランで食事をし、父は炒飯、僕はカレー、女性陣はミックスサンドを食べ。よくしゃべる親戚のおばちゃんは、パート先に僕の高校の同級生がいて。30過ぎた男けど社員にもなれず、ずっとパートで。おそらく発達障害があり、ミスばかりしても反省もせず。おまけに自信過剰。まわりに嫌われてる話を楽しそうにしていた。
自分にとっちゃ仲良くもなかったしどうでもいい話題やったけど。黙って食うよりましで、その同級生に感謝の気持ちが生まれた。
10くらい焼き場があり。番号札をわたされて。変な気持ちではあった。
次々と放送で番号が呼ばれ。当たり前けど。1日にこんなにも亡くなるのだなと。これがどこの骨でこれがどこの骨ですと。説明するお姉さんはやはり毎日してるからとても手慣れていた。
熱がこもって、やわらかくなった骨を一つずつつまんで骨壷へ入れた。慣れなくて手が震えたが、箸の正しい持ち方、子供の頃に教えてもらってよかったと思った。帰りのマイクロバス。とても晴天で。今日はほんとに天気がよくてよかったと。みんな口にしていた。



******

霊感のある母の友人は電話で、祖母はお祭りの日を選んで旅立ったと話した。
楽しい日なので、しんみりもせず。毎年思い出してくれやすいから、この日を選んだと。

地元では公園でお祭りが行われており。お祭りと言っても小規模で。過疎化少子化ばりばり進んでるから年々屋台の数は減ってきていて昔ほどの活気はないが。ヤンキーだけは張り切る。
さっき一人で歩いてきた。賑やかな雰囲気と焼き鳥やクレープがまじった匂い。
子供の頃のことを思い出した。














1:37

looseness at 01:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年05月26日

ヤッキー

フィールザウインド。
まじフィールザウインドであります。

過ごしやすい気候。
どうなっとう。
ひとり部屋で過ごすとモヤるので予定詰め込み詰め込み。
美味しいものを食べて耳から鼻からケツの穴から流れるほど飲酒した。
特にプチトマトをベーコンで丸め込んだやつ。噛むとプチっと脳の中まで音が響いて、赤い実はじけるそれと似ていた。
美味。
オヤフコーは平日おとなしく。数年前の活気はなく。あんみつ姫からもれる声と、個室ビデオの看板の光だけはやかましく。あとは穏やかに、少し街が老けた気がした。立ち入り禁止と。コンビニトイレにテープが貼られており。それだけが、街の治安の悪さをなんとかギリギリ保っていた。

そしてここ何日かたくさんビラを配った。
どうせ来ないだろなと思いつつもひたすら。7秒くらいで捨てられてもめげなかった。今度から自分もなるべく7秒では捨てないようにしようと思った。
一瞬でごみに変わるものもあれば、誰かの部屋に大切にファイリングされて宝物にかわるやつもいたり。
フライヤー、君の名は、フライヤー。
ヤーでもアーでもどっちでもええぞ。
いきなり告知は失礼にあたる。距離感と相手を知ること。告知した瞬間、すかさず告知してくるやつおる。逃げ場ない。行きたいて思わない。やはりこれもセンスや思う。そんなやつの音楽、やはりそんな感じや思う。
とにかくザラメの日まで続けよう思った。やらないとわからんこと多い。
イベンター、バンドマン。
出口でにやつき待ってやがる。
どんな手を使っても集客せんばなとき、確かにある。




******


クリニックに行きたいわと。
母は少し申し訳なさげに言う。
付き添うのも何回目かで。すごく待たされる待合室で本を読んだり、ラップを考えたりするのは僕のささやかな楽しみでもあった。
そしてその日に限って、母の知り合いがいたらしく。どうしようと。
待合室でおばさんがチャリ乗るときかぶるツバ広めの、サンバイザー。あのペリカンのクチバシみたいなの。おばサンバイザー。深めにかぶってはって。いや、逆に目立つと、滑稽だった。
20分程度のカウンセリングで、何か変わるのかしらと毎度思うが。話の聞き方はさすがプロで。聞き上手てこういうことこういうことと。妙に納得した。



思い出したのはお弁当のこと。
中学2年。合併された新校舎。うちっぱなしのコンクリートに乱れる風紀。
ほんとはパン食べたかったけど、しっかりとお弁当作ってくれてた。
あまり食欲がなく、昼になるとお腹痛くなることもよくあった気がする。
同じ班の野球部のやつに食べてもらったり、心配するからと捨ててから帰る日も。
冷食と、なんでこんなん入れるんかなーみたいなヘビーなおかずもたまにあった。
中学2年。
芽生え始めた自我に水を。さらされた思春期、右も左も確認する前に、とにかく全てにおいて恥ずかしさが勝つ。
ふたでおかずを隠すものもいた。階段でこっそり食べるものもいた。
そうだあのときのお弁当に、サンバイザーを。ツバ、広めのおばサンバイザーを。
あんな大きなツバに守られたならば少しは安心しただろうか。
まわりに変な目で見られても、守りたい繊細なところ。隠し続けること、大事なこと。














14:43

looseness at 14:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

201308250047

人生の主役はいつもあなた。
けれど悲劇のヒロインは演じると嫌われる。
かと言ってAだとかBだとかの匿名性高めのエキストラでいられるほど、自分の人生に無関心ではいられない。

何を演じよか。やめようか。わざとらしいのは好きじゃない。

複雑な家庭環境をいいわけにぐれたり嘆いたりするには少し、年重ね過ぎてしまい。
知らなかった?
みんなそれは卒業済みだよ。
あ、まだだったんだ。
まわりはみんな知ってるのに自分だけ知らないて、だいの大人でも赤面するよ。嫌みたらしく指摘されるそのときの口角。
10代のころのかっこいいが、途端に20代のかっこわるいに変わるのは。一体誰の仕業かな。
教室のカーテンを膨らます風だけが、青春時代の毒を消してくれる。


******

数日前の電車の中のこと。夕暮れどきの時間帯も後押しして、車内は徐々にに混み合い、千早駅の手前くらいで満員になった。
対面席の向かい側。女子高生。お隣りにちょこんと座ってらっしゃるのは彼女の荷物。
少し傷が入った革製のバッグにはミスドのおまけで貰ったであろうチョコレートクリームが垂れたドーナツの形のストラップが結びつけられていて。
彼女は整った容姿で、それだけでまあ。青春を謳歌するための準備は出来ていた。
しかしここは満員電車で、教室でもスタバでもない。お膝の上には頑なに乗らないバッグと。携帯電話と雑な会話。
うける。
まじうける。
女の子てよくうけるて言う。そんなにうけるなら、言う前に笑えばよかのに。
僕はふと見つけた彼女の足元にあるミルクティーの空き缶に目をやった。
誰かが捨てて帰ったその空き缶はふわふわと揺れていた。その空き缶の中に飲み残したミルクティーがまだ入ってることに期待した。そして次のカーブで電車が大きく揺れて、空き缶は見事に倒れて彼女の白い靴下に染みを作ってくれることを期待した。
けれど何事もなく、電車は駅について、彼女は通話したまま降りていった。
最初から知ってた。それミルクティー残ってない完璧な空き缶だってこと。
わたし性格はどうもひねくれ。
でも嘘つきよりはましかなて、そんな風に思ってる。今年の流行語大賞は?
えーと、えーと。
悩んでるふりは一応するだけ。
そんなの今年も来年も、お前の名前にきまっとるやんとか。そんなん言って女の子口説きたい。カニの鍋とかつつきながら、カニの底力、目の当たりにしたい。
幸せてそんなんね。
流行はいつも消え去ってしまうものならば。
流行に見つからないように、こっそりそれらをかい潜って。細々カニ食って暮らしたい。
母ちゃん元気なった。よかったぜ。








******

思い出すものがありました。

looseness at 02:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年05月16日

5/16

11年前。
確か初夏。

柄物のシャツは汗で肌にへばりつくわけではなく。たまに吹く心地よい風に晒されて、ふわりと陽気に膨らむ。そんな気候で。
晴れの日の午後。3限で授業終わる日でバイトまで暇とかそんな中途半端な時間帯。
軽音サークルの友人にドライブに連れていってもらってた。行き先も目的も勿論おぼえてなくて。
でもそいつの髪型がモヒカンで、モヒカンと言っても立てるタイプのじゃなくて。だらりといつも垂れていて。
昼飯を食べるお金がなくていつも部室の前のベンチでお菓子をつまんでいたのはおぼえておる。

車内なんとなく流れていた曲は歌ものけどギターのフレーズがイチイチかっこよく。何これ?ときくと、カウパァズと一言。
「エモはギターがかっこよかとよ。」
と佐賀弁で付け加える。
エモとは音楽のジャンルだとそのとき知る。




高校時代、北九州のハシッコで過ごし、商店街の中にはヴィジュアル系とハロプロしか置いてないレコード屋さんしかなく。大学に入って楽器を始めた頃にレッチリとかニルヴァーナとかを聴き始めて。ロッキングオンジャパンとか音楽と人とかに載ってる売れてるバンドしか知らなくて。な、当時の自分にはとても新鮮で鋭利でオシャレで何より感じる胸をツンツンするこの切なさは?と。
すぐに興味を持ったのを覚えている。



その後、インターネットで、エモていうジャンルを調べ、試聴を繰り返し、掘り、そんなことをしているとあっという間に大学の四年間は終わった。

「カウパァズみたいなバンドを組もう!」
と、意気投合して。バンドを組んで。「太一くんの書く文章が好きか!」と言ってくれて、すごく嬉しくて。
モヒカンが曲をかき、僕が詞を書き。わりと二人三脚で。何年か、バンドをした。サークルの学内のライブのみならず、なるべく外のライブハウスにも出演した。当時は特に苦しんでもないし何も世の中のこととか知らないくせに、死ぬとか生きるとか、そんなことばかり歌にしていて、とにかくズブズブに暗かった気がする。そしてカウパァズみたいなバンドを目指したはずけど、サウンドはほど遠く、なかなか似せることはできなかった。

それでも人の曲のコピーばかりしているサークルの仲間たちの悪口ばかり言っていた。
演奏うまいけど、人の真似ばかりしてる先輩たちは、やはりださいと。負け惜しみ半分で悪口ばかり言っていた気がする。
夜になるとみんな悩み、魔法のiらんどのホームページを更新して、朝になって、午前中の授業は起きれず。
一般的には華やかなはずの大学生活は、妙に毒を含み、毎日楽しいわけではなく、ほどよく暗く進行していた。



******


ロックというジャンルを好きなる以上。
結局、ある程度マイノリティな場所に立つべきだし。否定は文化だし。誰かをディスり続けるのは使命なのかもしれない。
なるべくマイナーなバンドを掘り、今まで聴いていたものを疑い、さらに深いところを掘って過去の自分すら否定す。を繰り返す。


しかし、大人になると。そんなこと一生懸命やってても、仕事には役にたたないと痛感。とてもみじめな気持ちになる瞬間も、実は多々ある。あと怒られる。
今はなるべく人が好きなものは否定しないどこうと、やっとこさ大人になれた。




******

それでも、久しぶりにあったサークルの友達がダサい音楽聴いてると、ガッカリする。
まだバンドしてんの?とか。半笑いで平気で言いやがるやつ。
だまれブス。
わしはまだ続けている。
バンドやりてぇなぁとか、たまにつぶやくやつ。
だまれブス。
わしは続けてる。
バンドなんてやるかやらないかの二つしかない。動かないと始まらない。
「僕らは音楽がないとダメな人間ですよ。」と、サークル引退のときにお別れの色紙に書いてくれた後輩。
だまれブス。
おまえ真っ先に結婚して山ほど不倫して結婚式の二次会でしか得意気に歌えんやないか。
わしは続けてる。
結局、気づいたことは、一番難しいのは良い曲を作ることとか。複雑なフレーズを弾けるようになることじゃなくて。
続けることなのです。
告知メール出しすぎて、友達じゃなくなった友達。ほんとにすみませんでした。
けど、続ける。



******

3ヶ月前。
久しぶりにモヒカンとメッセージのやりとりをした。
カウパァズの人と共演することになったよと。
優しい言葉を貰った。
仕事終わり。我慢できず。コンビニ横でストロングチューハイをあけて。もえるゴミ箱の隣にしゃがんだ。強気なアルコールに背中を押され、ほろほろ涙が流れた。
頭ゴミ箱につっこみたかった。でも過去に意味をつけれた気がした。



******

朝方5時前。
朝のニュース番組始まる前。
何やら感動のドキュメントやってる思って真面目に見てたら、結局、健康食品の通販番組やった!
みたいな。騙されるやつ。
今日の日記はそんな告知。
たまにはよかろ。
見に来てね。
 


6/17(土)
「zArAme福岡LIVE」
@福岡UTERO
OP/18:30 ST/19:00
前売¥2300
当日¥2800(+1drink order)
【CAST】
zArAme(札幌)
ミミレミミ
the PRACTICE
HALAS pauses in the dark of hope.
ダム狂い












22:13

looseness at 22:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年05月14日

母の日

いつでも寝れる。



マイ枕と。あたたかい毛布と。トトロのお腹と。
あとはそうだな満腹感と。目を閉じたら膨らんでくる今日の楽しい出来事と充実感と。胸がつまるような思いを取り除いてもらって。幼いとき聴いたばあちゃんの独特な歌詞の子守唄と。
心地よい睡魔がいいタイミングできたら。


の話。


いつでも寝れる。



いつでも泣ける。


子役志望だった過去と。誰も邪魔されない一人だけの空間と。人に言えない過去と。向かい風、強めの現実と。もういいか。
泣くなら勝手に。人に迷惑かからん程度に。ハヴァ・ナイス・人生。別れ際カナダ人に言われた一言、お守りみたいに心にとってる。



******


いいこと続きの毎日だと、何かこれには裏があると疑う。
いいときも悪いときもどっちでも不安になるから人生だと、靴のカカトを子どもみたいに踏んで、仕事をこなす。
いちまんかいめのおつかいを済ませ、スーパーの袋両手に玄関に座り込んでボーと考える。
誰にも内緒でおでかけしてる、初回からいちまんかいめも変わらず。袋の中身は季節や年代、場所によりその時々で違うけども。いちおそれらは、僕をときめかすものが多い。嫌いなものは袋に入らない。一人で暮らすと自然とそう。冷蔵庫を満たすと心も満たされる感じがするので、あまりかけもしないドレッシングまで買いすぎて扉閉まらず。勢いよく閉めたぶん、またじんわりと開く。ときめかすものでも、ほんとは絶対に必要なものではなかったと。けれどそれも買ってみないと気づけないのかと。ピエトロのおっさんに謝罪。こんなときはそう、黙って時の経過にかぎる。



******


マリンメッセ。
やしのき。
夕暮れ。潮風鼻にツーンで。
YUKIそこまで詳しくないけど。一曲とても好きな曲あって。きっとやってくれると信じ、行った。

若い女の子多く。ライブの終盤まできちんと手をふったり飛び跳ねたり。3曲目から既に着席してしまった自分は、そんな前の席のせわしげに動く背中を見つめ。前回のツアーのTシャツだろうか。愛に溢れたバックプリントのデザインを見ながら。自分よりも、遥かにこの子達のほうが音楽好きなんだなとか実感。
10代のときと同じ熱量で好きになるは難しいけど。好きも少しずつ形をかえるけど、まだ好きだからまぁいいかと。背もたれに思いきり体重をかけると。今度は後ろからガツンと、誰かが振り回した手を頂く。


******



待ち合わせはローソンにきまり。
その曲、レコーディングが終わり、出来上がったばかりのを帰りの車で聴いてマネージャーと二人で号泣したとなんかのラジオで喋ってはって。
素敵エピソードで、さらに好きになった。
生きてるそれだけで、確かに曲になる。映画にもなる。特別なことはしなくていい。そのままでいるだけで、十分美しいのだと。棺桶手前でみな気づいて死ぬ。













21:17

looseness at 21:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年05月08日

5/7-2

NGK前。
なんたら商店街。人で埋まる。
ゴールデンウィークてのもあるやろうけど、1日4回公演で立ち見席まで埋まっており。前説の芸人にもあたたかい拍手が送られる。
芸人の着ぐるみは次々と写真撮影をこなす。西川きよし人形の中、誰が入ってるんか思った。師匠クラスやのに動きは若手やった。子どもたちに次々とパンチもらってた。オール巨人なら、きっともらわない。しかしその親しみやすさが、きよしなのだと勝手に納得してヘレンの人形は出てこないのかしらと、待っていた。

この街にくると、確かに夢がみれる。
チャンスごろごろやし、舞台にたつと愛される。その分、苦悩や悲惨な私生活も同時に見えてくるが、劇場での笑い声。確かに何もかも洗い流す。サブイボたった。
夢やぶれても、この街での生活。狭いアパートに溢れたゴミ。出会った人の顔。居酒屋で話して、翌日には空に消える哲学。すべて大切に棺桶に入れられる。やりたいときにやるべきことやる。すごくシンプルなそれを前にいいわけを並べがちけど。心が壊れない程度にはやったほうがいいに決まっていると思った。

ダイアンのネタ、テレビやYouTubeでもう何回も見てるやつやったけども、くそおもろい。その場の空気と間のとり方で同じネタが何度も生まれ変わる。
きっとあの二人はほんとに仲が悪いけど。見てる方はそっちのが面白くて興奮する。これからたくさんテレビ出てほしい。












10:21

looseness at 10:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年05月07日

5/7

夜行バスに乗ったのはおそらく、人生で初めてで。

ケチって安いやつにしたせいか、ぜんぜん思てたのチガーウてやつで。
隣の人とはもう距離が恋人。
坊主のおっさんで。眠りについた瞬間甘えてきよる。左肩にドッヂボール転がった状態で、右から聴こえてくるのはイヤホンの音漏れ。下品なチップブレイクみたいな音楽。あちらこちらからあがる寝息イビキアレルギー性の鼻をすする音に、思ったことはただひとつ。
「こいつらみんな生きてる」



閉められたカーテンで景色も楽しめず。消灯後はほんとに真っ暗。他のお客様の迷惑になりますので携帯電話など、バックライトの光るもののご利用はご遠慮くださいの、アナウンスに釘を刺され、動けず。
視界に入るのは前方にあるデジタルの時計のみで、黄緑色の文字だけがハッキリと、その空間を支配していた。その時刻もまだ、到着時間には程遠く、夜勤続きでバカになった体内時計やら自律神経、深夜2:45。
げちゃげちゃに起きてる。何もせず、起きてるだけ。
考える。これは嫌でも考える。普段考えることから忙しさに甘え、逃げてたことを痛感する。考える。日々のこと先のこと。ゲー吐くほど考える。いくら考えても思考は焦げない。使い物にならなくなったモーターみたいにとまってしまえば楽けど。音も立てずにまわり続ける。
このバスの行き先みたいに向かっているのは漆黒の闇(いや大阪)、出口などなく(いや大阪)、終わりのないドライブは続く(大阪着)




******


出席番号が前と後ろてだけで仲良くなる。入学したての席順はそれに決められているから。ただの偶然。しかしその偶然を必然に変えることの積み重ねで人生は成り立つし、人としての使命なのかなとも思う。
蒸し暑い校舎。公立高校の教室にエアコンはなく。石でできた廊下におしりをつけて座り込みと、柔らかい冷たさが伝わり心地よかったのを覚えている。
当時は色んな地べたに腰かけた。屋上へ続く階段の踊り場。美術準備室に続く廊下。何もないけれど、ただ話すだけで満足したなぁと。今はアルコールないと話すこともしんどい。
ガキの使いをみんな見ていて。フリートークのハガキのやつ。あれを真似して、質問を考えて、一人がその質問にボケる。次にもう一人がボケる。今考えると、怖いもの知らずのゾッとするほど恐ろしい遊びけど。休み時間ギリギリまで笑い声は絶えなかった。女の子と上手く話す技量はなかったが、ひたすら尊いその時間を仲良し四人組で満喫していたと思う。ぜんぜん面白くないけど、自分達はどこか特別と。思春期に誰もがはまる大きな沼に、僕らも例外なく、両足をとられニコニコしていた。




******


今の仕事で夜勤したてのころ。
季節は冬。深夜のオムツ交換。なんだか特別な部屋があった。
左マヒで体が動かないその方は、頭はしっかりしてて。夜中起きてることが多く。もう天井も穴があくほど見つめすぎてるし、きっと夜は長く、苦痛だったと思う。
いつもラジオを流しており。
あるときのNHKのラジオでは小学校の池メダカが何匹かはなされました。では3年生にインタビューしてみましょう的なのを流してて、夜中に誰が聞くんやこんな番組思ったけど、聴いておらした。

ある日、その部屋に入った瞬間、いつもと何か違う、優しすぎる曲が流れていて。わざとオムツ交換をもたもたして、曲が終わるのを待っていた。
陰部を洗浄するボトルには、生ぬるい温度のお湯が入っていて、その水面にチャプンと。鯉がはねた気がした。表面に浮かぶ小さな泡。チャプンと。かわいい音が聞こえた気がした。本来、あまり綺麗なものではない、そのお湯すら、電球色の柔らかい光に照らされて美しく見えた。
あとからその曲は、キリンジの曲とわかり。それもきっとしあわせて曲で。鈴木亜美の為にかいた曲とわかり。彼女がもっと歳を重ねてもまた歌えるようにと願い、かかれた曲とわかり。

それもきっとしあわせて、タイトルのくせに一人になっても不幸になってもかまわないと、やや衝撃的な表現けど、心にスポリとはまり、身動きできなくなった。







******


親しい友人の結婚式なので、さすがに泣くかなとか思ったけど。やはり全くで。むしろずっとクスクス笑ってた。
それでよかった。それだからよかった。
大阪の街は連休まっただ中。複雑に交差する地下鉄の路線図。重い荷物。歩くことさえしんどいほどの人の多さ。すれ違う人は皆、とても幸せそうな顔をしており、なんだか嫉妬した。
けれど、僕が笑っているとき、きっと遠目から嫉妬してる人もおり、それに気づいてないだけと、すこし納得して水を一口。よしもとの劇場を目指した。
福岡に戻り、バンドメンバーにあうと、妙にほっとした。一時間くらいのセッションですぐ一曲できた。年下のこの方々に今はとても支えられている。















23:18

looseness at 23:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)