2017年01月

2017年01月24日

1/24

軽い子紹介してよ


と高校の同級生からラインきて。
こういうの何か久しぶりで。自分たちも30過ぎて軽い子紹介しとるバアイではなく、毎日何かしら残さないと、と必死で。
そもそも軽い子、まわりにおらず。夜中になると死にたい死にたい呟くような重い子ばかりで、そんな子紹介したらえらいこっちゃ。死んだらどうしようと、余計な心配が頭を支配。
毎日一緒に下校してた同級生で、あの田舎道、遊ぶところなんてなかったし、翌朝も早いから寄り道もあまりせず、ただ帰ってただけだけど、道があるだけであの頃は楽しかったなと。大人になると何かがないと楽しいとはならないなと。
なんとなくラインは無視して、これだから友達は減っていくと。ねっころがってamを過ごす。
おととい買った音源の、寄り添うメロディー気だるさ繊細さがすごいなと部屋の空気を全て持っていく。



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心療内科の付き添いで受診するのは3回目で。待つ人と会計する人が顔を会わさないようにと、考えられた間取りで。待合室はほのかなbgmもなく、無音。本棚には40から最新巻のワンピース。芥川賞受賞作が全文掲載された文芸誌。予約制ではないので平気で一時間くらい待たされるので、芥川賞のやつ大体読めた。校長先生の部屋みたいな診察室には医療器具などなく、整頓された文房具立て。ティッシュのケースだけ大きなリボンやレースがついていて華やか。どうぞお気軽に泣いてくださいと言わんばかりの絶妙な位置に置いてある。シンプルながら工夫はされていた。
会計を済ませ、「今日は薬はええわ!今から配達やから、じゃあ!」
と元気に半透明ガラスの扉をあけるのは50くらいのおばさんで、ウィンドブレーカーをなびかせ、元気に帰ってった。
子育てを終え、余裕があり、仕事を楽しんでいる風に見えた。心が重いふうには見えなかったが、何かあるのか。しかし明るいその雰囲気に好感持てた。
わかっちゃいるけども、鬱の人と接するとき。わかっちゃいるけども、どこかで甘いとか思ってしまう自分は本当は病気に対して理解がないのだなと反省するのはいつも後から。なのである。でも自分も人である。優しいだけじゃなく、怒ったりがっかりしたりの感情は大いにある。それでいいのかなと今思う。





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足、だいぶいい。

引きずらず
過去も足をも
引きずらず

















10:56

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2017年01月21日

ローバッテリー

パパはユーチューバー
(2068年)




て題名の作文、授業参観の日に朗読するのはまずかった。
後ろに横並びの父兄は一斉にざわざわで。止めに入るにもキッカケを失った新任の先生もあたふた。
けれど年収はそのへんのパパの何倍かで。家族はわりと豊かな生活をしていた。
生まれたときからパパはユーチューバーで、息子にとってはそれが当たり前。毎朝同じ時間に起きて仕事に向かうことよりも、自室にこもって夜中までガサゴソしたり、突然ワニを飼い始めたり、コーラとメントス箱買いしてくるパパが息子にとってはスタンダードだったので。何も疑いようはない。
そう、こないだもニベアクリームたっぷりの風呂に沈められ営利なチェーンソーでおしりをツーンツンされたけど。これで再生回数が伸びるなればまた新しい玩具を与えてもらえるし。なんら問題なし。


テレビは視聴率の劇的な低下により、スポンサーは離れて民放各社、もう番組製作をほとんど行っておらず、どこをまわしても砂嵐。
唯一、昼の帯番組も上沼恵美子(112歳)が永遠と喋り続けるだけで、壊滅寸前。
過激なことをすればするだけ伸びる再生回数。市場は完全にそちらに移り、番組を製作するのは素人ばかりで、プロはこの国から消えた。
笑いの質も下品に落ち続けたが、笑いの教科書となる人はユーチューバーしかおらず、子どもたちはまた同じ道を辿る。
面白いとはコレだと、画面の向こうでたくさんの素人は自信満々で一肌脱いだ。





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675万本、売り上げましたと。
見た。セブンのレジで。それは去年の恵方巻の売り上げで。
今年も多数取り揃えております的な。
セブンはバイトの子にも恵方巻の予約にノルマをかす。ノルマ行かなければもちろん自腹を切る。だから必死で売る。
学生の頃、セブンでバイトしてたかわいい子に「お願い買ってよ。」と言われ。
かんぴょうもシイタケもあまり好きじゃないのに買って。その夜、ひとり黙って食べたなと思い出した。太巻き、口に突き刺し、すごく無言で食べた。かわいい子は当たり前のように遠くで就職してどっか行かれた。
今年はお願い買ってよって言ってくるかわいいバイト生はまわりにいないから、太巻き口に突き刺されることはないけども。今年の節分も好きなものを食べて黙って過ごそうと心に誓った。




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また演奏するので。
よかったら。
僕らはオルタナティブでややエモーショナルな鳴りをループして、その上に小5の女の子の気持ちをピリッとした感性でラップするて音楽で。
こないだもだいぶ年下のバンドマンに鼻で笑われたけど。僕は嘘つけ!みたいラブソングをもう聴き飽きた言い回しで歌うほうが、よっぽどふざけてると思うし。コミックバンドて言葉やたら多用するやつ大体くそほどおもんないし。ほんとは世の中にコミックバンドなどおらず、皆、その表現の中でくそ真面目だなと常々思います。



2/2(木)福岡 UTERO
"Sound Without Equal"
開場18:30/開演19:00
前売1,500円/当日2,000円(共にD代別)
出演:DISCHAAARGEEE
Milk o'Sunday
ぷぷぷ(鹿児島)
シラヌガ
ダム狂い(あたしたち)

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2017年01月16日

201009


卒業アルバムを開くと個人写真のページで、きまってラクロス部の子たちはあのラケットみたいなやつと一緒に写っていて。
顔の横に網。
顔の横に網。
と恋人みたいにうつっとる。
あの網は今?

あの網は今、玄関の傘立ての中に突き刺さっていて網の部分にあら便利。靴べらなんてよくある話。


エレキギターがインテリア。なんてよくある話。


200本安打の記念バットでスイカわり。なんてよくある話。




話は戻って卒業アルバム。卒業アルバム。
それは昔。
昔すぎて忘れた。いつかの話。卒業アルバムを見せてもらったときの話。その子のとこだけ写真がない!

端っこから出発したハサミはあれよあれよとクラスメイトの隙間をすいすいと進んで。まるで迷路の道筋みたいに。進んで進んでたどり着いた。その子の写真を囲い込んですっかりどこかに連れ去った。ぽっこり真ん中に穴があいたページ。UFOでも降り立ったの。とにかくその子は行方ふめい。



過去の自分は政治家より嫌い。
わかい!
するどい!
その感性。
ならアルバムごと捨てればよかけど。こんなヤンキークラスで育ったってことはゆいつのステータスっす。穴は黙ってるけどおしゃべりす。不器用すぎる十代の残骸が化石みたいにポロポロあふれた。
わざわざそんなことしなくても。ほっといても綺麗になくなるけん。
高校デビューも大学デビューも社会人デビューも全部失敗してオリコン圏外なら。あとはもう健康でいよう。

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2017年01月07日

1/7

シーズン オブ 湯冷め。
でありまして。

今季最強の寒波が襲来とトップニュースで見て、もうほとんど怪獣のような扱いだなと。
寒さはいつも人類の敵である。しかし
おこた!
貼るカイロ!
気の合う仲間とのこっちがすき焼き、こっちが鶏の底力感じるコラーゲンたっぷりのやつ、2つの味が楽しめるお鍋!

人類が放つ数々の攻撃に怪獣は太刀打ちできず、簡単に膝をつく。

寒いですねから始まるコミュニケーションもある。外が寒い方が家の暖かさを実感できる、そんなイベントも年末年始たくさんある。僕らは寒さを嫌いながらも、器用に季節の一つとして楽しんでもしまう。
だからこの時代で生活する上で寒さは大した問題じゃない。




カフェオレを一口で、何もしたくない。
忙しい日々が重なると尚更で。心地良さと上がった体温に甘え、誰にも見られたくない格好のまま、おじさんでもお姉さん座りで、ただただその場所に沈みたくなる。買ったけどまだ半分くらいしか聴いてない銀杏ボーイズのトリビュートをコンポに入れて。何がそんなに忙しかったのだろうと、数日間を振り返る。
学生の頃に比べて、音楽あまり好きじゃなくなったなとか考えて。
いや、あの頃は単に目の前に広がる圧倒的に自由な時間を消費するために、必要以上にのめり込んだのかとか。
そう言えば帰り道、暗い夜道、点滅信号の一定のリズムに照らされるゲロを見て。あ、今日は金曜日だからかと気づかされ。ここ10年くらい曜日感覚てないなとか。なくても別にいいなとか。サーズデーとチューズデー未だに間違えやすいから気を付けなきゃとか。
僕はお姉さん座りのまま、固まって、このまま脱け殻になり。心だけ遠くのお山に飛んでってしまう。

勤務中に看取ったのはこの仕事を始めて一年ちょい、初めてのことで。
たしか大学4年、卒業間近。さほど業界に興味があったわけではないが、就職課のすすめで受けた介護施設の試験で。「昨日、元気だった方が翌朝亡くなることもありますが、耐えれますか?」と人事の人に言われ。自分には無理ですと。何となくかっこつけて、午後からの面接を断って帰ったことがあった。和白だった。遠くて田舎だった。
色々と理由が欲しかったらしい。現実から目を背ける為の。こんなバスの本数も少なくてTSUTAYAもないとこはカンベンと。ほんとはそこだったり、当時は守りたかった僅かなコミュニティなり。色々。
思い出したりもしたが。
2017。年が明けて、正月ムードに染まらずに寝ずに枕元で見守るご家族の妙な明るさの気づかいなり。
普段感情をあまり表に出さない奥様からポロポロと流れ出た涙なり。ハーアたまらんよと。資格をとるときに散々見せられた感動ドキュメンタリーdvdよりも遥かにたまらんよと。そういうことにだけは、いつまでも慣れないでおこうと大切に胸にしまった。
コンポからは麻生久美子が歌う夢で逢えたらが流れていた。これはずるいて思った。片思いのほうが美しくなってしまう。よくわからない人がベイビーベイビーを歌っていた。高校の文化祭で演奏した後おかんが月額315円払って着メロにしてくれてたりした。佐賀ガイルスで11年前、初めて東京を聴いて酸欠になりながらも、YO-KINGにサイン貰ったなとか。
めぐりめぐったちょうどその頃。
くしゃみ2発。現実に引き戻される魔法。
また会えたね。シーズン オブ 湯冷め。油断につけこんで私の懐に。冬の悪あがき。シーズン オブ 湯冷め。
今年もよろしく。













1:59

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