2019年06月20日

6/20

19時まであと1分。
ローカルの報道番組から全国ネットのバラエティに変わる、スキマ。それは平日の落とし穴。
ただ時間を埋めるかのような短いVTRで、被災地は今。
結局、被災前と何も変わらず、具体的な予防は何もできていない。同じような雨が降れば同じような被害が出るでしょうと、じいさん。
だからもう、そんなことが起きないよう祈るしかありませんと、じいさん。
何を伝えたかったのだろう、あの数秒。考えるヒマも与えず、にぎやかなスタジオ映像に切り替わる。
雨降らなすぎて、県内のダムの貯水率がやばい。ギャルも焦るほどやばい。はよ来いて梅雨。けれど。てことは、まとまった雨が今後降るリスクがある。

じいさんは祈る。
祈るとは何てもろい表現だ。何もできないときの悪あがきにすら似る。けれど人は太古から祈る。令和でも祈る。今どき平気で祈る。紙粘土で作ったチープなものでもいい。神様はいつでも作り出せる。祈る。ばり祈る。
その姿、美しい以外の言葉が見つからず。もしかしたら誰かの胸を打つ。それがたまたま神様なら、なお良い。




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「どんだけ言っても病院に行かないんやから。」

とおかんからヘルプが来たのが何日か前。が、同じ男として、その気持ちはよく分かる。病院に行くのはとてもめんどくさいことなのだ。ほんとに悪くなったときだけ行けば良い。その気持ち、ばり分かる。歳とるほどに、めんどくさいはほんまに増える。IWGPで長瀬も、めんどくせー!と叫んで果物屋の商品を蹴飛ばしていた。男はほんとに、色々めんどくさいのだ。
でも歩けなくなったら大変だから。首に縄つけてでも、病院連れて行かんばね、と。次の連休のときに帰ると告げる。


前日、深い時間まで酒を飲んでて。2度目のスヌーズで何とか7時起床。才能あるミュージシャンに、「もっとコード数少ない方がええんちゃうん?」とか。翌朝考えると震えるほど偉そうな事も言ってたなと、ベッドの上で反省。
吐き気。
午前中に受付を済ませないと受診できないらしく。まずは己の首に縄をつけて出発。極度な睡魔とめんどくさいが、ばりばりつっぱって、縄ピーン伸びきってるけど。何とか家を出る。
駅のトイレでフィールソーバッドで。
便器とにらめっこ。
ああそうだ。雨上がりの道端の水たまりの方がまだ優秀だ。だってあいつらはどんだけ汚水でも、美しい青空を写し出す器用さがある。可愛い色の小さな長ぐつを受け入れる余裕すらある。
それに比べ、目の前のそれ。便器の水たまりは、ヨダレまみれの不細工な顔面しか写さず。今か今かと待つのはゲロ。
アイラブユーこたえてくれ。
おとんは、少しごねたが、縄巻くひまもなく、わりとあっさりと病院へ行き。僕は介護士として、少しは成長したなとか、思った。


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夏に銀杏ボーイズのコピーバンドをする。一番好きなバンドだ。
カトーとまた何かできることが、単純に嬉しく思う。
毎日生きるのが楽しくなった。ちょろいもんだ、僕の人生なんて。



8/23@UTERO ダム狂い
8/25@UTERO 銀杏ボーイズのコピバン















23:25

looseness at 23:26│Comments(0)

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