2010年10月25日

パブコメ

こんばんは、レッドクリフ(赤壁)です。

 

「車載式故障診断装置に係る情報の取扱指針(案)」、

いわゆるOBD情報の取扱指針(案)に対して、

LOSSO-9プロジェクトから、本日、意見を提出しました。

 

主なポイントは、次の2つです。

 

1.情報の開示範囲が「排気に係る装置等の点検整備情報」

に限定されている点。

 

OBD2義務化に関して、米国、欧州に大きく遅れをとって

いるにも関わらず、エンジン系統のみの情報開示です。

 

 米国におけるリコール問題で大きく取り上げられたABS
(ブレーキ)や
このプロジェクトで収集したデータにおいて
100台中1.7台の割合で
働かないことが明らかだった
エアバッグ系統など、クルマの安全に
関わる装置にまで
情報提供を拡大すべきです。

 

 そうしないと、専業整備工場にクルマのメンテを頼んでいる
お客様は
安心してクルマの運転もできませんし、
メーカー系列のディーラー網で、
全てのクルマに対応することも
不可能だからです。

 

2.情報開示のスピードが遅い点

2008年10月発売の新型車からJ-OBD2がスタート
しましたが、


「排気に係る装置等の点検整備情報の提供」は、
2011年4月から


「スキャンツール開発情報の提供」は、2012年4月から


「専用スキャンツールの提供」は、2013年4月から


と気が長い話です。 その間、系列ディーラーでメンテを
受けられない
お客様のクルマの安全・安心はどうなるのか
心配です。

 

 欧州では、2007年の時点で系列ディーラーと同等の情報、
同等の
ツールを提供しない自動車メーカーには課徴金を課すと
命令が
出されました。その中には日本の自動車メーカーも
含まれています。

 

クルマの安全・安心を願う一般の私たちには、違和感のある
情報の
取扱指針(案)と言わざるを得ません。

残念ながら、パブコメを提出したからといって、指針(案)が
見直される可能性は低いと思いますが

これからの動向もしっかり見守って行きたいと
思います。

 

未来を自分たちの手で

(次回へ続く)



losso_9 at 22:45│Comments(0)TrackBack(0)

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