2011年02月15日

「クラウド化」と「点検機能・故障探求機能」

こんにちは。レッドクリフ(赤壁)です。

汎用スキャンツールの普及検討会の第3回が
先日(1月28日)に実施され、クルマの電子整備の必要性から、
整備事業者に大きな課題が投げかけられました。

最終的に、3月24日に第4回を開催し決定されますが、
「電子整備のクラウド化」と
「点検・車検時の故障コード点検の標準作業」の
2つの大きな方向性が示されています。

2つの大きな課題は、
スキャンツールを持っていない整備事業者はもとより、
既存のスキャンツールを持っている整備事業者にとっても、
1社だけではどうすることもできない大きな壁となってしまいます。

「クラウド化」は整備事業者1社ではどうすることもできません。

 「故障コード点検の標準作業化」は、
既存のスキャンツールでは時間がかかりすぎて、
とても全ての点検・車検対象車両で実施することが
難しくなるからです。

最近では、点検機能に特化したコードリーダーなる簡易版も
発売され業界のニーズに対応しようとしていますが、
残念ながら「クラウド化」には対応していません


 一方、 LOSSO-9/EagleCatchユーザーは、
2つの課題を、既に楽々とクリアしています。

 「クラウド化」については、全国の点検結果が
センターサーバに集約され、
車種ごと走行距離ごとの故障コード傾向が把握できますし、
故障時には修理のための問合せ窓口があります。

「クラウド化」にはいくつかの段階があり、第一段階の点検機能はLOSSO-9/EagleCatchで対応しています。

さらに将来、故障探求機能についても「クラウド化」する場合には
新たな仕組みが必要になるかも知れませんが、
「クラウド化」を実現している唯一のものです。

「故障コードの点検」については、
国産車では、電源、メーカー選定、診断ボタン操作で、
点検結果メールを待つという簡単操作で、
結果帳票を印刷しても5分とかからないので、
入庫全数に故障コードの点検の実施を実現できています。

全国の整備事業者の方々とお話して実感することがあります。
ほとんどの方は、故障探求機能に相当なこだわりがあり、
 LOSSO-9/EagleCatchに物足りなさを感じるとおっしゃいます。

 実は、
今回の汎用スキャンツール普及検討会で打ち出している
点検作業は故障探求機能がなくとも対応できるものです。

今回標準化されようとしている点検作業は、
医者にたとえると聴診器で行う診察です。
聴診器で診察して、異常の可能性があるときに、
精密な検査機(CTスキャンやMRI等)で異常を突き止めていきます。

クルマの電子整備(診断)も同じです。
点検機能(消去機能付)と、故障探求機能を分けて考えないと、
日々数多く入庫してくるクルマの点検に対応できなくなってしまいます。

100台入庫して数台あるかないかの利用機会のために
故障探求機を必ずしも持つ必要はありません。

クルマの整備は、
「いくら時間がかかっても直して何ぼ」の考え方を
入庫する全数のクルマで実践することは難しいと思います。

 整備業界も取り扱うクルマの進化に応じて発想を変え、
点検ツール(消去機能付)と、故障探求ツールを
分けて考える時代になっているのではないでしょうか?

(次回へ続く)



losso_9 at 14:52│Comments(0)TrackBack(0)

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