蒼と碧の境界で

― the Elysium of sinners ―

AndApp版FFRKについて

スマートフォン向けゲーム「FINAL FANTASY Record Keeper」(以下FFRK)をプレイしています。
2018年5月より、AndApp版が配信開始されてPCでもプレイできるようになりましたが、私の環境では次のようなエラーが出て起動できず。
「OpenGLのバージョンが古いからグラフィックドライバの更新をしてね」とのこと。
opengl_version_too_old

私のPCのグラフィックドライバはIntel HD Graphics 3000(バージョン9.17.10.4459)を使用。
Intelのサポートを見るとOpenGL 3.1の模様。
念の為、OpenGLのバージョンを確認できるサードパーティのソフトウェア(今回はGPU Caps Viewerを使用)で確認してみるも、やはりOpen GL 3.1が入っている模様。
GPU_version

つまり、ハードウェア上は対応しているのにFFRK側が誤認識している?
このままではPCでFFRKをプレイできず困ってしまうので修正してみることにする。
※以下の手順を実行すると最悪の場合アカウントをBANされる可能性もあると思います。使用する際は自己責任でお願いします。


修正に当たって参考にしたところ
https://forums.intel.com/s/question/0D50P0000490V76SAE/i-need-opengl-for-hd-graphics-3000-under-win10?language=en_US
Planescapeというゲームをプレイしている人が同じ現象になってたみたい。
https://www.youtube.com/watch?v=Yqe5cgthZH4
上記のフォーラムで解決案として提示された動画のYouTube版。動画内ではJavaを修正しているみたい。


修正方法
その1:AndAppのインストール、FFRKのインストール
FFRKの実行ファイルを修正したいので、まずはこの作業をして自分のPC内にファイルを置くこと。
AndAppのWebサイトからAndAppをダウンロード・インストール後、起動したAndAppからFFRKをインストールする。
この記事の一番最初の画像(OpenGL version too old)のエラーが出るまで済ませればOK。

その2:Windows ADKのダウンロード・インストール
MicrosoftのWebサイトからWindows ADKをダウンロードする。
私の環境はWindows10のver1809なので最新のものをダウンロードしたけれど、利用している環境によってはページ下部のOther ADK downloadsからダウンロードした方が良いかも。
ダウンロードしたadksetup.exeを実行してインストールする。基本的にデフォルトの設定のままでOK。匿名の使用状況データの送信ぐらいはオフにするべきか。
使用許諾に同意後、インストールしたい機能を聞かれるのでアプリケーション互換性ツールのチェックを入れる。それ以外のチェックは外してOK。
ADK_install

3:Compatibility Administrator(32bit)の起動
スタートメニューにWindows Kitsフォルダが出来ているはずなので、そこからCompatibility Administrator(32bit)を管理者として実行する。
使用しているPCのアーキテクチャに関わらず、FFRKが32bitのためこちらを選ぶ。64bitを選択すると以降の工程の途中でエラーが出るので注意。

4:Compatibility Administrator(32bit)の実行
4-1:
左側のツリーで「New Database(1)[Untitled_1]」が選択されている状態で上部ツールバーのFix(歯車のマーク)をクリック。
Name of the program to be Fixedに「FFRK」(適当でもOK)
Name of the vendor for this programに「DeNA」(適当でもOK)
Program file locationにFFRKの実行ファイル(以下のアドレス)を選択する。
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\AndApp\Apps\5675552572702720\Payload\FFRK.exe
ユーザー名は環境に合わせて適宜置き換えること。
ユーザーフォルダにあるAppDataフォルダは隠しファイル属性になっているため、先にエクスプローラーの表示オプションを変更して見えるようにしておかないと表示されないかも。
Appsフォルダ内にはFFRKのみインストールした状態だとフォルダが一つしかないためわかりやすいが、他のAndAppゲームをインストールしている場合はわかりにくいかも。
数字が羅列されたフォルダは人によって変わるかもしれないので注意。わからなければコルタナなどでPC内をFFRK.exeで検索するれば良さげ。
次の画像のようになったら次へをクリック。
Program_Information

4-2:
Compatibility Modesは何も選択しないでそのまま次へをクリック。

4-3:
Compatibility FixesではWin81RTMVersionLieにチェックを入れて、選択されている状態のまま上部のParametersをクリック。
Command lineは空白のまま、Module nameに「ig4icd32.dll」と入力し、Includeにチェックが入ったままAddをクリック。
次の画像のようになっていればOKをクリック。
Compatibility_Fixes_parameters
Compatibility Fixesが次の画像のようになっていれば次へをクリック。
Compatibility_Fixes

4-4:
Matching Informationは何もせずにそのまま完了をクリック。

4-5:
上部ツールバーのSave(フロッピーのマーク)をクリック。
Database Nameを「FFRK_OpenGL」としてOKをクリック。
sdbファイルの保存先を聞かれので適当な名前と場所に保存。
ここまでで次の画像のようになっていれば大丈夫。
モザイク部分にはsdbファイルの保存先アドレスが書かれています。
sdb_LeftTree
左側ツリーのFFRK_OpenGL[保存場所]を右クリックしてInstall
FFRK_OpenGL_Installed
OKをクリックした後はCompatibility Administratorを閉じて大丈夫です。

5:FFRKの起動確認
AndAppを起動して、そこからFFRKを起動してみる。
ここまで手順を間違えていなれば無事に起動するはず。
起動しないなら…たぶんどこか間違っているのでやり直ししてください。

6:不要なものを削除
「設定」→「アプリ」→「アプリと機能」から「Windowsアセスメント&デプロイメントキット」はアンインストール。
手順4-5で作成したsdbファイルも削除して大丈夫。
もしもAndApp(とFFRK)の再インストールをする予定があるならば両方とも残しておくと便利かも。

7:補足
「アプリと機能」の一覧に4-5で作成した「FFRK_OpenGL」があるはずですが、これは残しておくこと。
AndAppをもうプレイしないな…となったらアンインストール。


以上!

追記----
この記事で使用している「ig4icd32.dll」モジュールはIntel内蔵グラフィックスに関係するものです。
つまり、この記事はIntel製のグラフィックドライバ(Intel HD Graphicsシリーズ)でFFRKを動かそうとしている人にしか意味がないものだと考えられます。
GeForceやRadeonなどのグラフィックボードを使用しているのにOpenGLに関するエラーが出る場合は、この記事とは別の要因が考えられるので注意してください。
(まぁ、このエラーがどういったPCを利用している人に出ているのかわからないので一概にはなんとも言えませんが…。)
----追記終了

ASUS TransBook T304UAのアイドル時CPU使用について

以前、父用に購入したASUSのTransBook T304UA
お盆期間にメンテナンスした際の覚え書きを少々書き残しておく。

エイスース 12.6型 2-in-1 ノートパソコン ASUS TransBook T304UA T304UA-7200

OSバージョン1803にて、使用する分にはとりあえず問題なしの模様。
気になったのはPCがアイドル状態でもCPU使用率が高いこと(微々たるものではあるけれど)。
ただでさえバッテリーが貧弱な機種なので、出来ることならば抑えておきたい案件。

タスクマネージャーのプロセスタブを見ると、
Antimalware Service Executable
SoftKBController
の二つが常に動き続けているのがわかる。
これらがCPUを使い続けていることが原因。

Antimalware Service ExecutableはWindows Defenderに関連しているもの。
SoftKBControllerはASUS独自のソフトウェア。実体はASUSKBLock.exeというものが動いている。
ASUSKBLock.exe(SoftKBController)が常に動いているため、それに合わせてWindows Defenderのリアルタイム保護(Antimalware Service Executable)も動いている…と。
「Windows Defender セキュリティセンター」を開き、ウイルスと脅威の防止→ウイルスと脅威の防止の設定→リアルタイム保護をオフにするとAntimalware Service Executableが落ち着くことは確認済み。
Real-time

でもリアルタイム保護をオフにするのはちょっと心配…。
別のセキュリティソフトを導入すればWindows Defenderが自動的に停止するけれど、PCに疎い父が果たしてわかるかどうか…。


解決策その1
ASUSKBLock.exe(SoftKBController)はASUS Keyboard Lockというメーカー独自のソフトウェア。
公式サポートページに表示される最新のもの(ver1.0.13)でもSoftKBControllerが常に動き続けるのは確認済み。
https://www.asus.com/jp/support/FAQ/1033304/
  • 本体に内蔵されているセンサーでキーボードカバー/ドックの状態を検出し、タブレット使用の際に、キーボードとタッチパッドをロックします。
  • キーボードおよびタッチパッドがロックされた際やロックが解除された際、通知はありません。
  • キーボードカバー/ドックを付属するTransBookシリーズ用に設計されています。
公式のFAQを見るかぎりでは不必要なものに思えるような…。
ということでアンインストールしてみる。
その後、動作確認のためにキーボードの着脱を何度かしてみたけれど特に問題ないような気がする。
(タスクマネージャーでプロセスを見た感じではWindowsの標準機能に置き換わってるかも?)
SoftKBControllerがなくなるため、Antimalware Service Executableも動き続けることがなくなり、アイドル状態のCPU使用率も落ち着いた。


解決策その2
公式サポートページには次の言葉が書かれている。
Q2: ASUS Keyboard Lockをアンインストールすると、どうなりますか?
A2: 動作保証をしません。インストールされた状態でご使用ください。
ということなので、ASUS Keyboard Lockをアンインストールしたくない場合はこちらの方法を。

「Windows Defender セキュリティセンター」を開き、ウイルスと脅威の防止→ウイルスと脅威の防止の設定→除外の追加または削除
除外の追加で次のように設定する。
プロセス
ASUSKBLock.exe
ファイル
C:\Program Files\ASUS\ASUS Keyboard Lock\ASUSKBLock.exe
Defender
どちらかだけでもよいかもしれないけれど念の為に二つとも除外。
この設定により、SoftKBControllerがリアルタイム保護から除外されるのでAntimalware Service Executableが常時動き続けるということはなくなる。
ただしSoftKBControllerは動き続ける。


以上!

「Photos Companion」アプリのこと

Microsoftが「Photos Companion」というアプリを米国時間2018年2月15日に公開しました。
iPhoneやAndroidスマートフォンからWindows10の「フォト」アプリに写真や動画を直接ワイヤレス転送するアプリです。

詳細はここから。
Photos Companion - Microsoft Garage
https://www.microsoft.com/en-us/garage/profiles/photos-companion/

Microsoft、QRコードでiPhone/AndroidからPCへ写真・ビデオを転送するアプリを無償公開 - 窓の杜
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1106807.html

で、私も早速使用したので遭遇したエラー諸々と感想を書こうかと。


スマートフォン側のアプリ自体は普通にストアにからインストールするだけなので問題なしでした。
iOS版:iOS 10.2以降
https://itunes.apple.com/jp/app/wu-liaode-yin-le-dong-hua/id1322187844

Android版:Android 4.1以降
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.PhotosCompanion


Windows10側の「フォト」アプリはv2018.18011.13110.0以降である必要があるため、こちらはストアアプリから手動で更新しました。
store
ストアアプリの右上の…からダウンロードと更新をクリックした先から更新。
更新が終わったあとに「フォト」を起動し、右上の…から設定を開き、一番下までスクロールするとバージョンが確認できます。

続いて、バージョン情報が書かれている部分の少し上に「Wi-Fi 経由でのモバイル インポート機能に対する Microsoft テストをサポートする」というオプションを有効化します。
photo1
どうやら有効化した後は一度アプリを終了させて、再度アプリを起動しなければいけないみたい。
てっきり有効化させた後はすぐインポートできるもんだと思っていたので、私はここで一歩つまづきました。時間返して(笑)

オプションを有効化し、アプリを再度起動した後はインポートのところに「Wi-Fi経由でモバイルから」という選択肢が出てくるのでクリック。
photo2
表示されたQRコードをPCと同じネットワークにあるスマートフォンの「Photos Companion」アプリで撮影し、画面表示に従ってファイルを送信すれば完了。

なのですが私の場合、送信するとPC側が
「ファイルを受信しました。最終処理を行っています…」
の表示を最後にフォトアプリが強制終了してしまいました。
コントロールパネルのセキュリティとメンテナンスにある信頼性履歴には(一部のみ抜粋)
問題イベント名: MoAppCrash
パッケージのフル ネーム: Microsoft.Windows.Photos_2018.18011.13110.0_x64__8wekyb3d8bbwe
アプリケーション名: praid:App
障害モジュールの名前: combase.dll
障害モジュールのバージョン: 10.0.16299.15

イベントビューアーには(一部のみ抜粋)
障害が発生しているアプリケーション名: Microsoft.Photos.exe、バージョン: 2018.18011.13110.0
障害が発生しているモジュール名: Windows.UI.Xaml.dll、バージョン: 10.0.16299.248
障害が発生しているアプリケーション パス: C:\Program Files\WindowsApps\Microsoft.Windows.Photos_2018.18011.13110.0_x64__8wekyb3d8bbwe\Microsoft.Photos.exe
障害が発生しているモジュール パス: C:\Windows\System32\Windows.UI.Xaml.dll
障害が発生しているパッケージの完全な名前: Microsoft.Windows.Photos_2018.18011.13110.0_x64__8wekyb3d8bbwe

がそれぞれ記録されており、送信したはずの画像もどこにも保存されていない状態でした。

で、いろいろ操作しているうちにエラーが起きない方法が判明。
フォトアプリの設定にあるソースに任意のフォルダを追加すれば良いみたい。
photo3
「Photos Companion」でファイルを送信すると、ここで追加したフォルダの中に「Imported from Photos Companion」というフォルダが作成され、そのフォルダの中に送信されたファイルが保存される仕様のようです。
そのため、フォトのソースに何も登録されていない状態だとエラーで強制終了してしまうのですね。
初期状態ではソースにピクチャフォルダが既に登録されているので普通の人は問題が起きないのでしょう。
登録されているフォルダを手動で消したのは私自身の問題だけど…時間返して(二度目)
ちなみにソースに二つ以上フォルダが登録されている場合は一番上に表示されている(最初に登録している)フォルダにImported from Photos Companionのフォルダが作成されるみたい。


エラーも無事に解決したのでアプリの感想。
スマートフォンの画像をPCにケーブル接続無しで送信できるのは楽で良いと思います。
また、スマートフォンとPCで一対一のやりとりをできるのでネットワーク共有やNASなんかの知識も不要だし、セキュリティ的にも手軽で安全。
問題点を挙げるならば、ファイルを送信後に再度送信したい場合はQRコードを再度読み込まなければいけないところでしょうか。一手間増えて若干の面倒臭さがあります。
Bluetoothのペアリングみたいな感じで、一度接続したデバイスを記憶してくれると良いのだけれど…。
その一手間があったとしても、このアプリは手軽で良いなぁ〜と個人的には思います。
Windows10なら標準で付属しているフォトアプリを使うというところも魅力的かなと。

以上!
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