風力発電 この言葉に抱くイメージはどんなんだろう?「クリーンエネルギー」「新エネルギー」「環境保護」「自然保護」etc。想像力のない自分ではそんなとこかなぁ?この‘将来有望な発電’、一般的にはプラスのイメージしかない。しかし、景観という視点を入れてみたら、風車に対するイメージはどうなるだろう?

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「風力発電と景観」
「原子力発電所 vs 反対派市民」「有害物質を出す工場 vs 市民団体」。以前の環境運動の構図は簡単明瞭でした。保護派には明確な「敵」がいました。現在の環境問題はちょっと複雑です。廃棄物問題、交通公害などに代表されるように、「敵」=問題の原因は環境団体の中、また自分自身の生活の中にもあります。

風力発電と景観問題でも、その構図が成り立ちます。風力のエネルギー利用は気候変動防止に貢献します。しかし、設置場所の周囲の自然や、景観を損います。「グローバルな環境の問題 vs ローカルな景観保護」というジレンマを生み出しています。
EICネット

んっとに環境問題とは難しいな、と思わせる問題だ。あちらを立てればこちらが立たずとはよく言ったもので、まさかグローバルな環境の問題 vs ローカルな景観保護がなんて構図が出てくるとは思わなかった。

景観ってのは、環境問題を考える上ででてきたわりと新しい概念だと思う。ちょっと意味合いは変わるが、ランドスケープ・エコロジーなんてのもあるくらいだ。
脱石油エネルギーを進め、風力発電をはじめとする‘自然エネルギー’にシフトする流れは単純にいい傾向だと僕は捉えている(その過程で石油を消費する等、まだまだ問題も多いが)。その行為自体がそれとは異なるレベルで、その行為が目指さんとするものとは逆の影響を生み出していたことはショックだ。一連のシフトの妨げになりかねない。

「グローバルに考え、ローカルに行動する。」
個人レベル、地域レベルで環境問題に取り組む上での鉄則だ。上の記事で取り上げられている風車と景観の問題は、まさにこれだ。ただ、ローカルに行動すると言ってもそれは簡単なものじゃない。

全体の環境保護・保全を考えるなら、決して地域の景観環境が蔑ろにされるような事態に陥ってはならない。ただ、双方の歩み寄り(妥協)は必要だろう。環境問題が現在のように深刻化してしまっては、うまく折り合いをつけていくしかない。

記事の本文には続きがあり、「白か黒でなく、灰色」「敵か味方か、イエスかノーか、風力か原子力か。風力発電の是非と景観の問題は、はっきりと白黒がつけられるものではありません。」と主張している。つまりは、そういうことだ。

また、ここでは風力発電に対し、木質バイオマスも取り上げられている。もちろんバイオマス・エネルギーもより普及することが望ましいが、今の石油社会のように、それだけに依存するようになってはいけない。 白か黒かではなく、灰色で!

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