http://seiga.nicovideo.jp/watch/mg165713


 2013年夏のコミックマーケット84で発表した同人誌、「東方マネー」をニコニコ静画で公開しました。以下は注意書きです。

0.画像ファイルが非常に大きいため、モバイル通信環境での閲覧は非推奨です。
1.これは同人誌であり、特定の取引や手法を推奨するものではありません
2.発行は2013年8月であり、現在とは前提となるルールや市場環境が異なる場合があります
3.本書は同人誌なのであくまでもエンタテインメント作品としてお楽しみください
4.ご本人への確認がとれないため、コスプレページは除いてあります 


 以前から公開したいと思っていた作品でしたが、連休中の時間を使ってやっと実現することができました。僕の同人誌は基本フォトショップで作っているのですが、この作品はデザイナーさんとコラボして作ったので自分でpsdファイルを持っておらず、入稿用のpdfしか手元にありませんでした。なので、pdfをAdobeReaderのスナップショットで取り込んで、JTrimで切り取るという強引な手法で画像化しています。そのため若干の不具合があるかもしれませんが、その際はご了承ください。

 僕は何事にもまったく頑張ることのできない人間で、これまで何かを死ぬ気でやったと誇れる経験はほとんどないのですが、この作品を作るのに費やした1ヶ月間は自分の中でも人生頑張ったランキングの五指に入ると自慢できます。 

 何しろ企画が本格的に立ち上がったのが締め切りの1ヶ月ちょっと前で、その時に決まっていたのは「雑誌みたいな同人誌を作ろう」というコンセプトだけ。記事の内容も全くメドがついていませんでした。そこから、でもやるんだったらガチで行きたいし、マネー誌でパロディやるなら○aiしかないよねということで、実際にマネー系のムックなどのデザインをされていた方を紹介していただいて、本業をこなしながら同人誌の全44Pのデザインを手掛けることを引き受けていただきました。

 最終的にはその方のスタジオの東方好きな別のデザイナーさんがたにも協力していただいて、最後の方は明け方までやり取りを繰り返してギリギリのところで作品を仕上げることができました。そこで初めて知りあったご縁で何の義理もないのに、どうしてあんな無謀なチャレンジに付き合って下さったのかと本当に感謝しかありませんでした。

 また、イラストも過去の作品でご一緒させていただいていた数名の方には土下座する勢いで枚数を描いていただきつつ、それで埋まらない部分は必死のメールでひたすら依頼突撃をしまくって、なんとか必要な最低限のボリュームを揃えることができました。皆さんご自分の原稿がある中でこれまたよく引き受けて下さったなと思います。

 今回はアップしていませんが、表紙を飾っていただいたlenfriedさんもコミケ直前に突貫で撮影に付き合ってくださいました。平日しか空きがないということで有休をとって東証まで撮影に行ったら、知人のディーラーに見つかったり警備員に追い返されたりしたのも今では良い思い出です。

 そんな経緯がありまして、この作品は非常に多くの方の血と汗の結晶でできているのですね。僕のテキストはともかくとして、デザインもイラストも素晴らしいものが出来上がりましたし、妥協せずやり切って良かったなと思います。

 それを埋もれさせておくのはなんだかもったいないとずっと思っていて、こんなに遅くなってしまいましたがこの度のネット公開という運びになりました。特に最後のコンテンツなど、今思い返すと恥ずかしくなるような文章も沢山ありますが、一人でも多くの方に楽しんでいただけたら嬉しいです。

 なお、販路の途絶えた在庫が未だにオフィスの隅に2000部ぐらい積まれてあります。需要があれば私書箱でも開設して、 返信用封筒を入れて送ってくれたら本を入れて送り返すという処分方法でもやってみようかと思っております。