ここらへんでちょっとまじめな、
いや、ややオタク的な話をちょこっと
今年のさんさ踊りは8月3日、4日の2日間だけ参加し、
1日、2日は観る側にいたのですが、2日はパレードを見ました。
この日は最初から最後まで、ほぼ全部を見たのですが、
一番印象に残った団体は「清流会」でした。
私は審査員席の直前あたりで見ていたのですが、
(この位置は審査員アピールでどの団体も気合いが入るので、
いい演技が見られるのです)
それまでもさすがにハイレベルな踊りを見せていた清流会ですが、
突然、「ピィーーー!!」という笛の合図とともに、
演目が変わりました。
ここで繰り出されたのは、なんと「はやし舞」。
これは、扇を手に持って踊る独特の演目で、
これほどかっこいい芸を持つ踊りは、
ジャンルを超えても存在しない。
と語る人がいるほど、洗練された優雅勇壮な踊り。
しかしこの踊りは優雅な分、
足への負担が尋常ではないはずですが、
そんな大技を、もうかれこれ30分は踊り続けた後の
審査員席前で披露するなんて。
おまけにこの踊り、ほとんど前に進みませんからね。
パレードなのに、ほぼ止まったまんまです。
この大胆さには度肝を抜かれました。
かっこよくて鳥肌が立ちましたね。
観客もどよめいていました。
(画像がなくてすみません)
私はこういう団体にこそ賞を送ってほしいと思うのですが、
伝統の団体ってなぜかあまり入賞しないですよね。
まあ、お祭りですから、「元気よく笑顔で!」
というチームが優勢なのは当然といえば当然かもしれませんが。
そういえば余談ですが、
この日、一緒に見に行った相棒が、
とある女性が落としたケータイを拾ってあげ、
で、その後、輪踊りでその方と偶然またばったり遭遇し、
女性 「あーっっっ、さっきの方ですよね!?
あの、ありがとうございましたっ」
という、まるで月9ドラマのような出会い方をしたのですが、
「は??? どなたでしたっけ???」
なんてリアクションをし、せっかくのチャンスをふいにした
あほうが一人おりました(笑)。
さんさのお話は、また思い出したらちょくちょく書きますね。
ではでは。