バンドで非常にお世話になった方が音楽レーベルを立ち上げたらしく
「シノ君、久し振りに飲もうよ!」
と誘われ呑んだ。

遅くまでというか朝まで呑んでしまったのさ。彼は僕の自宅に泊まって今帰っていった。
彼は現在大手レコード会社と提携してメジャー1歩前のあるミュージシャンを手掛けている。
CDを貰ったので今聴いているが力の入れようが伝わってくる。

彼が手掛けたミュージシャンはみんなが知ってるようなメジャーバンドもいるのだが、バンドを発掘し、プロデュースし、レコーディングし、プロモーションを全国規模で展開させ、ツアーを組み、集客が出来る様になると大手レコード会社に引っこ抜かれていく。
というか彼は自分で大手レコード会社に売り込み契約させてあげる。

その間にかかる莫大な費用は彼が引っ張ってくるのよ。

そんで大手に大事に育てたバンドも託しちゃう。


彼は言う。
「みんながハッピーになればいいじゃん。
バンドもメジャーのほうが露出デカイし。
僕はコネクタ。
人と人とを繋げるのが僕の仕事。」


僕は理想論者が好きだ。大好きだ。
ソコに否定(ネガティブ)は無く
徹底的な肯定(ポジティブ)しか存在しないからだ。


人に「青臭い」「夢だ」「ありえない」
と言われても実現していく人間は理想論者しかいないのサ。



「何か面白い事を一緒にしょう!」
仕事もふってくれた。


僕は「あう」人間としか仕事は出来ない。
それは出会いだ。奇跡とも言える出会いは日々の中に転がっている。
誰の人生にだって。


子供の頃に
「秘密基地つくろうゼ」
みたいなノリで連れ合う仲間たち。
それでいいのだ。
それを忘れてはいけないのだ。


人は闇を見つめれば闇にとらわれる。
光をみつめれば光にてらされる。

泣きたい時は泣けばいいのサ。
でも、そんな時でも胸をはって、光に向って進むのさ。
「理想論者」を目指してね。




ゆけ!理想論者! たたかえ!理想論者!
未来の全ては君の手の中にある。







切実なる祈りはPEACE!

    日の本ちんぱんじー