May 17, 2007

きれいはきたない。

雷蔵参上

1)「雷蔵参上/雷蔵
 今日のCDです。







2)『僕の場合は水から上がってきた犬のようにブルッと、自分に付い
  た物を一度何かのきっかけで振り払わないと自分の中で納得いか
  ないんですよ。だから雷蔵を作る契機だった1989年3月から7月ま
  でのね━まあ一番トレンディな(笑)中東方面から北アフリカまで
  行って来たんだけども、アレって自分の中で引力が働く物があっ
  たからね。でも外から観ると行方不明にしか見えない(笑)。本当
  は2ヵ月のつもりだったのが、飛行機を使わなかったから結局4ヵ
  月になって。すぐレコーディングするはずだったのに出来なくな
  って、結局2年間のブランクになってしまった(笑)』

3)『それは確かにあるなあ。何かそこが良いとも言えるし悪いとも言
  える(笑)。音楽演るって事は自由業だから、収入源は途絶えるし
  事務所やレコード会社は首になるかもしれないし。だからこんな
  時くらい貯金しとけばいいのにって思うほど金が入ってくる事も
  あれば(笑)、来月からどうするんだろうって事も未だに━ありま
  すよね。僕が建設的じゃ無さ過ぎるのかもしれない』

4)『決して使命感とか、そうした思い上がったもんではないんだ。例
  えばアラブ圏では男尊女卑というのか、物理的にも見も知らぬ男
  が知らない女性に声かけるなんて許されそうにないじゃない?で
  もじゃあ彼女達と僕のシンパシーを分かち合うような、そうした
  ラヴソングの根底にはいかなる民族にもつながる何かがあると思
  うんだよね。だからまるで実態が読めない民族の音楽に対して━
  何でこんなに心惹かれるんだろうってのが、扉を叩き合ってる僕
  らのシチュエイションと繋がるだろうなっていう』

5)『そうだねえ。こういうアラブ圏の物ってやっぱり中世以前、シル
  クロードを通じて日本に運び込まれた時に出会ってた物だから、
  懐かしさが根底にあるんだよね』

6)『そう。まさにその通りです。これまであがたが演ってきた日本少
  年とか大正ロマンといった空間作りのテキストを、アラブ的な素
  材でやってもいいわけなんだ』
   ━ROCKIN'ON JAPAN 3 1991 VOL.46「あがた森魚インタビュー」━

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lovebeat2001 at 21:57│Comments(0)TrackBack(0)今日のCD 

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