人は笑えなくなったらおしまいだ。ここで言ってるのは哀惜や悲哀、可笑しみに於ける笑いだよ。人を見下した嘲笑なら却ってできない方がいい。凄く頭良くても、本質的人生の可笑しみを理解できず笑えない奇形で生きていく位なら、何にも理解できないバカでも笑える方がずっと尊いし、いい事って思える。


 私には年齢的に人生の残り時間からそんな事をする余裕はもうないが、聖書も実は(コーラン<クルアーン>もだが)その構成秩序には完全なる数学的論理解析性が漲っていて、そういう構造解析的にその正当性を数値化する様な文献数学者の様な人もきっと登場するだろう。仏典も古事記・日本書紀も。Retweeted and liked in Twitter


 今毎日少しずつジャン・カルヴァン『キリスト教要綱』を読んでいる。以前聖書を少しずつ読み進めていた時期を思い出す。旧約は八割程、新約も重要だとされるところだけ読んだ。あれも生涯学習の部類である。ところで神学者の文章も実はかなり基本的に数学的論理解析性に基づいている。だから凄い。


 最終的に哲学や論理学は言うに及ばず、長編小説も長詩や戯曲も、映画の脚本も映画監督も数学的な頭脳が凄く要ると思う。でも数学の専門家になれる様な頭脳でなくても、その本質だけ理解出来るだけの頭さえあればいい。寧ろそれ以外の数学者にはなれないからこそ備わっているものを温めればいい。Retweeted in Twitter


 15で素描修行始め17歳で初個展して以後48歳迄35年絵画中心にやってきた男がそれ以後してきた事は、たとえ48よりずっと前から小説は書いていたし、詩も少しずつ書いていたとは言え、今毎日書き続けている詩も批評やエッセイも全て48以後始めた事に過ぎない。その割にはよくやっていると思う。


 スペインのハビエル・フェルナンデスもかなり良かったよね。何となく今から全体の結果も見えてきている感じもするね。やっぱ、彼二位に食い込んだよね。フリーで宇野がもっと上を行って、羽生と金銀独占して欲しいよな。


 日本男子フィギュア個人はひょっとしたら金銀独占するかもね。やっぱ一つ位そういう種目っていうか競技があった方が日本も元気になる。宇野昌磨も凄く良かったからそう思うんだけど。あの小平奈緒と高木美帆の銀銅も凄く感動したけどね。やっぱ宇野も100点超えだったよね、良かった。


 僕はいつも羽生結弦の演技にだけは魅了される。浅田真央も羽生程は惹かれてこなかった。寧ろ安藤美姫と村主章枝の方にずっと惹かれていたし、鈴木明子も好きだった。或いはキム・ヨナの演技の方にあの彼女が金メダル取って真央が銀だった時も惹かれた。それは好みの問題なので仕方ない。


 僕は率直フィギュアスケートはそれ程好きな方でないが、今日の久しぶりの復帰だった羽生結弦のショート演技は完璧だった。世界の羽生を再度印象付けた。彼の持つ中性的美魔力は今も健在。問題なのは巧く行かなかったネイサン・チェンでなく寧ろ後輩の宇野昌磨の方だ。いい勝負かも知れない。Liked in Twitter


 世の中には頭脳的にはリチャード・ファインマンやアラン・チューリングのレヴェルで、且つ物凄く波乱万丈な人生の人(前科があったり、逆に酷く受難続きの人生だったり)だけしか分からない悲哀や人生の悲しさを知っている詩人や作家が登場すれば、それはもう村上春樹さえ太刀打ち出来ないと思うよ。


 エッセイや自伝等、伝記等は圧倒的にドラマチックな人生(つまり挫折や受難、悪等)程面白い。従ってどんな偉大な頭脳の人でも人生に面白みがなければ絶対読者はつかない。だから逆に今の日本にジュネ(サルトルも長大なエッセイ論文書いている元大泥棒の天才作家)みたいな人が居れば本当に怖い。


 『ヒンシュクの達人』(ビートたけし・小学館新書)を読了。世相毒舌家としてのたけしの本領が発揮されている。彼はお笑い感性で古典的芸の在り方から、世界の全てへその論理を適用し諧謔的に捉え直し笑わせもするし、考えさせもするエッセイストだ。この力量はプロ文学者にもなかなか出せない味だ。Liked in Twitter


 たけしの代表作を後十冊程で全て読み終えるので、その後又吉の本を一通り読んでおこうと思っている。又吉は小説家としてはきっとかなり天才だと思う(触りだけ示されるのを見るとそう)。でもきっと著述家として(エッセイストやインタヴュー集等で)又吉を高く買うたけしを抜くのはかなり難儀だろう。


 『バカ論』(ビートたけし・新潮社新書2017)読了。たけし最新エッセイの一冊。かなり以前買いツンドクだった(率直最初の五厘程は退屈だったので)が、改めて読み続けると中盤から凄く面白くなり、その筆力に圧倒された。彼は最終的に現代古典落語の作者に向いているのではないか?凄い著述家である。Liked in Twitter


 僕は来年還暦なのでこれ迄は圧倒的に年配者との出会いが多く、それで助けられ感謝もしているけど、これからはずっと自分より若い人との出会いが多くなっていく。それだけ年取れば自分より若い人達にお世話になり教えられる事が多いだろう。だから彼等と巧くやる必要もあるし大事にしなければいけない。Liked in Twitter


 僕は全く社会に金銭的に(税金とかで)貢献してこなかったから地位的には取るに足らない人間だけど、凄く出会いだけは恵まれ、かなり大物とも大勢出会ってきたし、今も知り合いでもいる。有名でなくても凄い方と大勢知り合い色々と精神的に助力して頂いた(大半が目上)ので、もう出会いは要らない。


 僕は気分が塞ぎ込んだ時はビートたけしの本を読むことにしている。彼の本は分かりやすく語るが内容が凄く面白く、何より彼自身凄く物事をよく考え頭のいい人で、それでいて茶目っ気がある(気取りや格好つけがない)。きっと彼の本の熱心な読者は下手な論客や作家より多いに違いない。だから本が多い。


 ビートたけしは毒舌を吐き危なっかしいと思われていても、最終的に本当に惨めな境遇の人や障害者を差別することだけはない。普通の人は意外とそうでない。彼は20万の借金で自殺した先輩芸人の事を忘れられなかったりするし、あれだけ姐ちゃんとか言ってもかなり女性からモテる。女に優しいのだね。Liked in Twitter


 朝ドラ『わろてんか』は吉本せいの生涯を描き、お笑いが今の日本に齎した意味を考えると意義深いテーマのドラマだが、主演葵わかなと息子役成田凌が親子に見えないとその点で不評だが、葵は年齢の割には成熟した大人の女性の雰囲気が既にあるし、成田はかなりのイケメンで今後より活躍するかも。Liked in Twitter


 ビートたけしは若い頃はかなりやんちゃも悪もし追い込まれたが、その度に再生した。それは彼固有の何かある人間的魅力だ。彼はオートバイ事故復帰の時には原節子から数珠を送られ、それを手に会見したし、母さきの葬儀には森光子が参列焼香したし、白洲正子から好かれドテラを貰っている(凄い名前だ)。


 酷く辛い状況に追い込まれても、それを詩にすればいい。だから基本的に詩は社会的成功者や権威者のためのものでなく、敗者のものである。でも権力者でも権威者でもその様に社会から認定されている人でも、心に一抹の寂しさや悲しさがあれば、それを詩にできる。だから詩は人を差別しない。それがいい。


 どんなに悲惨な状況でも創作する人間は、作品だけはいい加減ではだめだ。その点は親の死に目に会えないとかいう芸人のプロ魂と似ている。どんなに世間から冷たく扱われ、差別され、いじめられても、作品には関係ない。いいものを作る様に考えなければ駄目だ。それが嫌なら創作なんてしない方がいい。


 画家として出発し詩人で成功した人にアイルランドのイェーツがいる。又生涯詩人でありながら生計を画家で立てた凄い人がウィリアム・ブレイクだ(本当だったら絵で食っていく事を夢にしても叶えられない方がずっと多いのに)。自分は絵で食おうとして挫折し、哲学も後で学んだが、いずれも詩に役に立つ。


 SNSやブログは基本的に無名の普通の市民が書き込む事に意味があり、有名人には本物だと思われぬ場合もありデメリットだ。ハバーマスはTwitterで書き込みを始め数週間でやめた。あまりにも偽物扱いされ過ぎ辟易したからだ。たけしは偽たけしサイトに自分が本物だと書き込まれると偽扱いされ削除された。


 『下世話の作法』(ビートたけし・祥伝社黄金文庫)を読了。たけし流粋の構造。見栄を含めた美学的生き方指南書。彼の持つ感性は結局江戸前落語的世界へと志向する。かつての時代の寵児が63歳当時の本。今はもっと枯れているが、実は枯れても毒舌を緩めないスタンスこそたけしの持ち味。Retweeted and 2liked in Twitter