2007年07月06日
ドライブイン蒲生⇔伊藤たかみ
ドライブイン蒲生 〔伊藤たかみ〕
「お姉ちゃん、これ浴びたら不死身になることにしよっか?」
馬鹿の家に生まれたおれと姉の、かすけた血の物語。
新・芥川賞作家の最高傑作!芥川賞候補作「無花果カレーライス」他収録。
ランキングエントリー中!
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「お姉ちゃん、これ浴びたら不死身になることにしよっか?」
馬鹿の家に生まれたおれと姉の、かすけた血の物語。
新・芥川賞作家の最高傑作!芥川賞候補作「無花果カレーライス」他収録。
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家族をテーマにした3作品を収録した短編集です。
親としてどこかしら欠陥のある父母に向ける子どもたちの冷ややかな眼差し。
子どもに対してけして愛情がないわけではないけれど、不器用さゆえか、心が一部壊れてしまっているのか。
伝わらない愛情が、ふわふわと行き場所をなくして漂っているような作品でした。
まだ高校生だった頃、外で親を見かけると逃げるように道を変えたものです。
嫌いだったわけではありません。
はっきりとした理由はなかったのでしょう。
いろいろなことがあって、今はこの親の子に生まれてよかったと感じています。
「ありがとう」を何万回言っても言い足りない気持ちです。
親子の繋がりは生死にかかわらず、生きていく限り影響を与え続けるのかもしれません。
読みやすいけれど、一度さらっと読んだだけでは受け止めきれない何かがある作品だった気がします。
親としてどこかしら欠陥のある父母に向ける子どもたちの冷ややかな眼差し。
子どもに対してけして愛情がないわけではないけれど、不器用さゆえか、心が一部壊れてしまっているのか。
伝わらない愛情が、ふわふわと行き場所をなくして漂っているような作品でした。
まだ高校生だった頃、外で親を見かけると逃げるように道を変えたものです。
嫌いだったわけではありません。
はっきりとした理由はなかったのでしょう。
いろいろなことがあって、今はこの親の子に生まれてよかったと感じています。
「ありがとう」を何万回言っても言い足りない気持ちです。
親子の繋がりは生死にかかわらず、生きていく限り影響を与え続けるのかもしれません。
読みやすいけれど、一度さらっと読んだだけでは受け止めきれない何かがある作品だった気がします。
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1. ドライブイン蒲生 〔伊藤たかみ〕 [ まったり読書日記 ] 2007年07月06日 17:46
2. ドライブイン蒲生 伊藤たかみ [ 今更なんですがの本の話 ] 2007年07月08日 18:32
芥川賞受賞ということで、これまでの候補作もようやく刊行されだした伊藤たかみさんです。初期の作品の文庫化も始まるみたいですね。
受賞作を読む前に、まずは去年の夏の芥川賞候補作『無花果カレーライス』を含む短篇集『ドライブイン蒲生』から読むことにしました。候補....
この記事へのコメント
1. Posted by エビノート 2007年07月06日 23:27
こんばんは!
ついつい自分自身の親子関係を思い浮かべて読んでしまいました。
疎ましいと思うことはあるものの、それでもやっぱり憎みきれない。
感謝の気持ちは、まだまだ素直に表わせないところがありますけど、親孝行せねば!と思います。
ついつい自分自身の親子関係を思い浮かべて読んでしまいました。
疎ましいと思うことはあるものの、それでもやっぱり憎みきれない。
感謝の気持ちは、まだまだ素直に表わせないところがありますけど、親孝行せねば!と思います。
2. Posted by らぶほん 2007年07月07日 00:25
⇒エビノートさん
素直にあらわせなくてもかまわないと思います。
親孝行したいという気持ちは、きっと自然にいつか伝わるはずですから。
読みながら鏡のように自分の心のありようが映しだされていく。
本を読むという行為は不思議なものですね。
素直にあらわせなくてもかまわないと思います。
親孝行したいという気持ちは、きっと自然にいつか伝わるはずですから。
読みながら鏡のように自分の心のありようが映しだされていく。
本を読むという行為は不思議なものですね。
3. Posted by たまねぎ 2007年07月08日 21:11
親というのはいつまでも親なんですよね。
そして親の気持ちは親にならないとわからないのでしょう。
そして親の気持ちは親にならないとわからないのでしょう。
4. Posted by らぶほん 2007年07月08日 21:28
⇒たまねぎさん
子としては感謝するだけしか出来ないけれど、親孝行って何をしたらいいのかまだわからないけれど、ありがとうという気持ちだけははいつも持ち続けたいと思います。
子としては感謝するだけしか出来ないけれど、親孝行って何をしたらいいのかまだわからないけれど、ありがとうという気持ちだけははいつも持ち続けたいと思います。
