2008年02月08日

白い兎が逃げる⇔有栖川有栖3

読書日記:有栖川有栖 『白い兎が逃げる』

ストーカー行為に悩む劇団の看板女優・清水伶奈。
彼女を変質者から引き離す計画は成功したはずだった。
ところが、ストーカーが兎小屋の裏で死体となって発見される。
追いかけていたはずの彼が…。
鉄道に絡むトリックを用いた表題作ほか、火村とアリスが挑む3つの事件。
ミステリのエッセンスをふんだんに盛り込んだ、これぞ正統派の推理小説。

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火村・アリスの二人が活躍する4作品を収録した短編集です。

ミステリーでは犯人というのは、必ずどこかに不自然な言動があったり、決定的な証拠を見落としているものです。
些細に思われる事件への取っ掛かりを拾い集め、解決に導くのが探偵(刑事など)の役目です。

トリックばらしになってしまうので詳しいことは言えませんが、なるほど!と納得できるトリックばかりでした。

どの作品も、容疑者は限られた関係者しかいません。
犯人を特定するには、犯人が仕掛けたトリックを解き明かし、犯罪を犯すまでの心理をたどるしか道はありません。
火村は関係者たちの言葉に耳を傾け、埋もれている真実のカケラを掘り起こしていきます。

読みやすく、さらりと読める作品です。
犯人の背景などは軽く触れている程度で、事件だけに焦点をあわせているので、読者が作品を引きずることもありません。
転・結ははっきりとしています。
読み終えたときには事件は解決し、すっきりとした気持ちで本を閉じることが出来る気がします。



lovehon at 09:20│Comments(0)TrackBack(0)clip!有栖川有栖 

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【ごあいさつ】
こんにちは、らぶほんです。
いつも来てくださって、ありがとうございます。

個人的な感想なのでたまに辛口のときもありますが、大きな心で流してやってください。
ジャンルはばらばらですが、犯罪にかかわる小説(推理小説、警察小説、ノンフィクションなど)多いかもしれません。

今年は古典や海外小説も読んでみたいと思っていますが、部屋を占拠している積読本の山が終わらないとどうにもならないような・・・。
減らすつもりで読んでいるのですが、購入するスピードの方が勝っているようです。

どんなに古い記事にでもコメントをいただければ、とても励みになります。
これからもマイペースで読書を楽しんでいくつもりなので、よろしくお願いします。

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