2008年03月14日

M8⇔高嶋哲夫4

M8

阪神大震災から10年、首都を襲う巨大地震。
もう、あの過ちはくり返しはしない!
愛する人よ!
かけがえのない街よ!
マグニチュード8。
2005年12月X日、東京大地震発生!
10年前、神戸ですべてを失った者たちが今、立ち上がる!
最新研究をもとに描かれる大地震シミュレーション巨編。

人生には忘れられない瞬間があります。
1995年1月17日、午前5時46分。
6433人の命が失われ、数十倍、数百倍の人々の運命が狂わされる震災の始まりでした。
十年がすぎた現在でも、あの瞬間を背負って生き続けている人は数多くいます。
これは、神戸に住む者として、科学を志した者として、作家として、ぜひ書いておかなければと思った小説です。  (著者より)

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東海・南海沖地震の危険性が言われるようになってから、ずいぶん経ちます。
最近では、東京直下型地震の可能性も指摘されています。

けれど現実感を持って受け止めている人が、どれほどいるでしょう。
私たちは日々を生きていかなくてはなりません。
いつ来るのかわからない地震に、いつも緊張しながら張り詰めて生活はできないのです。

東海地震のニュースにしても、災害予想区域に住んでいる人と、遠く離れた地域に住んでいる人では、関心の度合いが違うのは当たり前です。

災害予想区域のど真ん中に、私は住んでいます。
津波も広範囲に想定され、はたして短時間に逃げ切れるかどうか、難しいだろうとも思っています。

《無駄な高速道路やダム建設に数百、数千億円を注ぎ込むより、よほど生きたお金の使い方》
防災にもっと予算を!と書かれた作中の本文です。

もしも、東海・南海沖地震が起きたら、日本は東西に分断され原発などの被害も甚大なものになるでしょう。
もしも、東京に直下型地震が起きたら、人的被害はもちろん計り知れないダメージを日本は受けるでしょう。

私たち個人ができることは、何があるのかと考えます。
地震そのものを止めることは出来ません。
せめて、火事をださないように。

ひとつのシミュレーションとして、とても興味深く読むことが出来ました。



lovehon at 09:59│Comments(0)TrackBack(0)clip!高嶋哲夫 

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【ごあいさつ】
こんにちは、らぶほんです。
いつも来てくださって、ありがとうございます。

個人的な感想なのでたまに辛口のときもありますが、大きな心で流してやってください。
ジャンルはばらばらですが、犯罪にかかわる小説(推理小説、警察小説、ノンフィクションなど)多いかもしれません。

今年は古典や海外小説も読んでみたいと思っていますが、部屋を占拠している積読本の山が終わらないとどうにもならないような・・・。
減らすつもりで読んでいるのですが、購入するスピードの方が勝っているようです。

どんなに古い記事にでもコメントをいただければ、とても励みになります。
これからもマイペースで読書を楽しんでいくつもりなので、よろしくお願いします。

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