August 14, 2021

良くも悪くも相変わらずのイングヴェイ節が炸裂〜PARABELLUM/ Yngwie Malmsteen

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 高速ネオクラシカルのパイオニアYngwie Malmsteenのニューアルバム「PARABELLUM」がリリースされました。

 PARABELLUMはラテン語で「戦に備えよ」という意味。なんか疲れた感じwのポートレートのジャケットが目印です。

(やはり)ドラム以外は御大がプレー

 ヤングギター誌ではインタビューアーが「歌がうまくなりましたね」なんておべんちゃらを言っていましたが、相変わらずのボーカル兼任。

歌声はティム’リッパー’オーエンスに似ています。ヘリウムガスを吸いながら歌ってる感じが好きなんでしょうか。ボーカリスト入れて自分の曲にあれこれ言われるのは気にくわないのでしょう。

全曲で1曲と考えれば楽かも?!

 常々「同じ事は繰り返したくない」「後退したくない」と語っているイングヴェイ。ボーカリストを入れて歌わせる行為自体が「後退」「繰り返し」なのかもしれません。専任ボーカリストがいない分、曲の焦点がぼけてしまい、あいかわらず没個性な曲の羅列に終始してしまっている感は否めません。

ざっくりいってしまうと彼の曲は3パターン

 1つはミッドテンポの演奏に乗せながら早弾きを繰り返す「Black Star」パターン。
2つめはテンポが速いリズム(+ダブルバスドラム)に乗せて早弾きを繰り返す「Far Beyond the Sun」タイプ。
3つめがアコースティックベースで、メロディアスなクラシックのメロディーを織り込んでいく曲(バラードもあり)。

このアルバムも終始こんな感じですので「この曲のタイトルは?」なんて考えずに全曲が1曲だと考えてしまった方が気が楽かも。

ファンとしてはそれでも期待してしまう

誰の指図も受けず自分がやりたいことを行っているイングヴェイ・マルムスティーン。変わらずの流れるようなギタープレーに関しては素晴らしいですし、時々キラッときらめくフレーズが出てきたりするので、ファンとしては諦めきれないのですが、「裸の王様」状態の彼にちゃんとしたボーカルを入れて歌わせるべきだよなあ、と皆さん思いますよね・・・。まあ当人はそんな気持ちはゼロと思われますが。




lovekawasaki at 18:09│Comments(0) music | HR/HM

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