花の色が変わるのは、その下に何かが埋まっているから。

梅雨入り。

「雨早く止まねぇかなぁ」

そう嘆く君尋を傘で殴った女。

「雨が降らなかったらお米も野菜もできないんだっつーの!」

君尋の前に現れた女は雨童女。
雨を司るモノ。

「命令してあげる」

そう言った彼女を侑子の元に連れて行く訳で。

「泣きながら来た訳ね。のび太君みたいに」


侑子さんは雨童女と君尋の労働について交渉。
交渉は成立して、後はよろしくネー!って侑子さん。

早速雨童女とでっかい寺の息子、百目鬼の家を訪ねる。
そして百目鬼といっしょにひまわりちゃんのところへ。

彼女が身につけているものが欲しいってお願いを。
するとひまわりはツインテールを結んでいたリボンをくれた。

ひまわりの気に当てられないように身を隠していた雨童女。
ひまわりちゃんも何かしら持ってるっぽいな。

で、下準備はOK。
てな訳で雨童女の依頼を受けるべく目的地へ。
雨童女はどうしてもその場所に近寄れないんだとか。

そこには大きな紫陽花が。
その紫陽花の大きさと異様な赤さに驚く二人。
何か嫌な気配を感じる君尋。

移動しようとすると足に赤い紫陽花が絡みついていた。
それを解こうとすると紫陽花から黒い影が君尋に覆い被さる。


ぶっちゃけHOLiCは読んでないけど、CLAMPの作品を2つくらい読んでたら展開は見える訳で。
異様に真っ赤な紫陽花って所で、絶対この下に死体埋まってると思うの。

 
目が覚めると異世界にいた君尋。
向こうの方で女の子が泣いている。

てか女の子が能登さんっぽいよ??

1人は怖いけど、行かなきゃいけないところがある。
でもお兄ちゃんと一緒ならいける気がする。

そして君尋の手を引いて異臭を放つ方へ進む女の子。
すると上から「そっちに行ってはダメ」「明るい方へ戻れなくなる」って声が。

でも行かなきゃいけないの!って泣きわめく女の子。

すると上から水滴とリボンがが落ちてきて。
君尋もポケットからひまわりちゃんのリボンを取り出す。

「上へ行こう?」

その提案を拒否する女の子。
私は汚れて醜くなってしまったから、みんなが気持ち悪いって言われるから。

「俺は絶対、言わない」

君尋の腕に縋って、彼女と上へと上昇する。


青さを取り戻した紫陽花の中で目を覚ました君尋。

「気持ち悪くなんかないよ。1人でずっと・・・偉かったね」

そしてその場には百目鬼もいた。
雨の中で10時間近くも立ってた彼は疲れたって。

結局女の子は君尋を道連れにしようとしたことで、悪霊の棲むような所へ行きそうになってた。
それを引き止めたのは紫陽花の声。

君尋を元の場所に連れ戻した百目鬼にお礼を言うようにって侑子さん。

百目鬼は消えた君尋を探そうと紫陽花の下を掘っていた。
そんなことになってるんじゃないかなぁって予想してた侑子さんがその場を訪れる。
で、リボンに気付けば君尋は戻ってこれるかもしれないって。
君尋が戻ってくるまでその場所にいるように言われてそうしていた百目鬼。

リボンのことを教えて貰った対価を侑子に渡す百目鬼に、
周りに促された君尋はお礼を言おうと言い淀む。

そこに「ありがとう」って言いに来たのは雨童女。
彼女が助けたかったのは人間の女の子ではなくて、紫陽花の方。
雨を司るモノの眷属である健全な紫陽花は貴重な存在だったのに、
死体によって汚されてしまっていた。

「人間は尊きモノを助けてくれないのに、どうして尊きモノが人間を助けなければいけないの?」

そんなわけで、雨童女はあたふたな君尋にどうしてあの子もこんなのがいいんだかって謎な一言を残して去っていく。
その一言にさらにあたふたな君尋はやっぱりのび太くんオチ。