私が音楽を担当した、スズキケンタ監督の映画「TOKYO INTERNET LOVE」が公開されています。
是非観てください。


 TOKYO INTERNET LOVEは初日に劇場で初めて見たのですが、その時の感想を書き留めたくなったのでブログに書きます。

TOKYO INTERNET LOVE、スズケンくんも言っていたように、撮ったのに本編に入れなかった映像が沢山あったらしく説明的ではなく余白が多い映画でした。
そのせいで趣旨や筋書きが分かりづらかったという感想もぼちぼち見かけましたが、一方で意味が自然にスッと入ってきた人たちもいたみたいです。
私は後者でした。


この映画を見ている時に、これは私がラブリーサマーちゃんを名乗るようになるまで、ラブリーサマーちゃんになってから今までのことが映像になっちゃったんだなと思いました。

自分に子供が出来た時、お母さんが高校生の時ってどういう感じだったの?と聞かれたら、この映画を見せちゃうかもしれないなとも思いました。
今日、私の母がTOKYO INTERNET LOVEを観てくれたのですが、観終わった母に「映画良かったでしょ!私高校生の時ああいうこと思いながらインターネットしてたんだよ!」と言ったくらいでした。お父さんにも見て欲しいな。


私はインターネットで音楽が好きになって、インターネットで人と知り合って、インターネットで色んなことを知って、インターネットに音楽を投稿するようになってここまで来ました。
ラブサマちゃんの青春時代っていつ?と聞かれたら、サウンドクラウドに音楽を投稿し始めた時だと断言できます。
ラブリーサマーちゃんの事で嬉しくなった時は、いつもインターネットと音楽に感謝してしまうのですが、そういう私のための映画でした。


ネットで人と繋がることを10代20代の時期に体感している世代の心のどこかにきっとリーチしていると思います。
そういう人たちが漠然と持っている価値観とか空気とか、そういう捉えどころのないものが映像という形になったんだなと思いました。

具体的にその頃の価値観、空気感って何?どういうものと関わってどういうことを思ってたの?と聞かれると、布団の中の暗い中でのスマホ、安いラップトップ、サウンドクラウド、ネットレーベル、ツイッター、DM、#tokyo0505、渋谷のベローチェ、いろいろあるのですが、それは映画を見たら自然に思い出せることだから書き留めておかなくても良いよね


この映画は終始穏やかなトーンのまま始まって終わりますが、その穏やかさの中に不安定さや暖かさがあって、まるで凪みたいな映画でした。ラーメン屋の凪のことではないですよ。
凪みたいな映画だった…と思っていたらエンドロールが本当に穏やかな海辺の波の音だったので、うわマジかと思いました。


あの頃の私たちって、どんな感じだったかなと思ったときに見返したくなる映画でした。
こういう映画が形になって良かったです。
音楽という形で携われたこともすごく良かったし嬉しかったです。制作に関わった皆さんお疲れ様でした!
スズケンくんありがとう


上映はあと二回になってしまいましたが、是非みなさん劇場に足を運んで頂けたらと思います。
http://www.tokyointernetlove.org/ 
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