ドイツのオスタルギーについてちょいと考えています


現在の旧東ドイツに暮らす若年層と、現在の旧西ドイツに暮らす若年層、旧東ドイツで青春を過ごしたかつての若年層、旧西ドイツで青春を過ごしたかつての若年層

四通りの人たちがいたとして、オスタルギーというのは四通りの人たちのどれにも当てはまるもんなんでしょうか

旧東ドイツで青春を過ごしたかつての若年層は、東ドイツでの善き人のためのソナタで描かれた全体主義的な社会を経験しているわけですよね
「止めるか殺す」と逃げると命を狙われたわけですよ
かつての若年層は誰でも自分の青春時代にグッバイ、レーニン!の様な郷愁を感じたりはするでしょう、日本でもその手の映画はあります
全体主義的な社会に対する郷愁では無いわけですよね、もちろん全体主義的な過去を美化するわけでも無い

「昔は良かった」 誰でも言いそうですが
辛かった過去ですら、今よりはマシだ
理想に向かおうとしたけれど、間違えてしまった
間違えたなら、やり直す事が出来る

現在の旧東西ドイツに暮らす若年層にとってのオスタルギーは、西ドイツ側にして見ればもの珍しさなんでしょうが、東ドイツ側にして見れば「私は知らないが昔は良かったのに今は何でこうなんだ」という戸惑いですよね
主体はあくまで現在なんですよね、現在のためなら過去はいかようにも解釈が出来てしまう

旧東西ドイツで青春を過ごしたかつての若年層、西ドイツ側にしてみれば自分たちの優位性の確認と根拠の揺らぎみたいなものでしょうね
「私は成功したのだけども間違えている様な不安」

東ドイツ側にしてみれば、やっぱり過去を書きかえていたんだろうか
書きかえを修正するために【善き人のためのソナタ】みたいな映画が登場したのかな

まだまだ知らないとわかんないな、これは


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