ブログネタ
海外で起きた事件 に参加中!
2003年2月17日、イタリアのミラノの路上でエジプトのイスラム教聖職者アブ・オマル(Abu Omar)がCIA(アメリカ中央情報局 / Central Intelligence Agency)によって拉致されるという事件が起きた



事件にはイタリアのSISMI(情報軍事保安庁 / Servizio per le Informazioni e la Sicurezza Militare)も関与していて、SISMI長官が取り調べを受ける事態にまで発展していた


アブ・オマル事件でSismiのナンバー2逮捕

アブ・オマル事件とジャーナリスト

アダモ・ボーヴェとアブ・オマル事件


その事件の判決がイタリアのミラノの裁判所で11月4日にでたそうです

ミラノのCIAの責任者だったロバート・セルダン・レディー(Robert Seldon Lady)被告に禁固8年

アメリカ人工作員ら22人に禁固5年、イタリア人2人に禁固3年が言い渡されたそうです

CIAのイタリアにおける責任者だったジェフリー・キャステリ(Jeffrey Castelli)らアメリカ人3人は外交特権が認められて無罪
SISMI長官だったニコロ・ポッラリ(Nicolo Pollari)は国家機密規定によって無罪だそうです



そもそもアブ・オマルとは何者か?
エジプト人がなぜイタリアにいる?

彼は1963年にエジプトのアレクサンドリアに生まれ、1990年代にバルカン半島のアルバニアへと渡る
そこで外遊中のエジプト外務大臣の暗殺を企てた結果、告発されイタリアへと逃げる
イタリアでイスラム教会の庇護の下に生活を始めるが、運悪くその教会にはアルカイダの構成員が出入りしていた
そのため、その教会はSISMIによってマークされ、情報を求めたCIAによってアブ・オマルは拉致される

運の悪い男なのか、アルカイダの協力者だったのかはわかりませんが、イタリア司法はCIAに対して蜥蜴の尻尾切りにも見えますが有罪を下しました
これによりアメリカの超法規的活動は僅かでも抑制されるんじゃないでしょうか

いやむしろ事件発覚の原因となった、不用意に携帯電話で通話する素人同然のCIA工作員では無く、訓練の行き届いた工作員が世界にばら撒かれているんじゃないのか





記事の評価をして頂けると幸いです
ランキングエントリー中!

人気ブログランキングへ