ブログネタ
中東の軍事情勢 に参加中!
中東のバーレーンで2月14日、チュニジアやエジプトの政変に刺激され、インターネットのSNSであるFacebook上での呼びかけに応じ各地で反政府デモが実施され、警察が催涙ガスなどを使用して強制排除した中、デモの参加者一人が死亡したそうです  



内務省の発表によると、首都マナマ(Manama)東のディヤ(Diya)村で、2月14日夜にデモ隊に排除された際に負傷した男性一人がその後死亡したそうです


目撃者は警察とデモ隊の衝突で負傷した男性だと述べているそうです


内務省では、警察側が「不当な武器の行使」を行っていなかったかどうか調査中だとしているそうです


同じく内務省によると、前日の2月13日にはマナマの南の郊外にあるイスラム教シーア派の村カルカザン(Karkazan)で、警察が[無許可デモ]として数百人のデモを強制排除しようとした中、警官3人とデモの参加者一人が負傷したそうです


内務省はマイクロブログ[Twitter]上で声明を発表し、カルカザンのデモを解散させるために治安部隊が「ゴム弾を発射した」と明らかにしたそうです


またバーレーン東部の村では、やはり警察側が[無許可デモ]として数十人のデモを解散させるために催涙ガスを使用したそうです


警察発表では逮捕者はいないそうです


目撃者によると2月14日朝にデモが始まるとまもなく、警察は催涙弾の発射を開始したそうです


内務省の発表では、男性一人が負傷し入院したが容態は安定しているそうです



バーレーンはイスラム教シーア派が多数派を占めるが、スンニ派のハマド・ビン・イサ・ハリファ(Hamad bin Issa al-Khalifa)国王一家が支配しており、首相や閣僚の人事も掌握しているそうです


1990年代にはシーア派の暴動が相次いだが、国民投票で民主化の枠組みを規定した[国民行動憲章]が承認され、2002年2月に改正憲法が公布されて立憲君主国となり、1975年に停止された議会が復活すると抗議は弱まっていたそうです


バーレーンは比較的、他の中東諸国と比べて安定していると思っていただけに、意外な出来事だな


記事の評価をして頂けると幸いです
ランキングエントリー中!

人気ブログランキングへ