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Tomorrow Begins Today 明日は今日から始まる ダラダラ書きます

カテゴリ : UK on Review

リチャード・アイオアディが監督2作目に選んだのはドストエフスキーの小説2作目の映像化
このチョイス、粋だな

前作同様、洒落た雰囲気に映画は包まれているんですが
漂う閉塞感、文明の停滞感がたまらない
主人公の住んでる場所を団地に設定しているのが良い
なんか独特の空気感がありますよね
正直、肝心の物語はというと
日本人なら誰しも
世にも奇妙な物語を連想してしまう位
どうにも派手さは無いとは思うんですが
終わり方がスカッとするのが良い
あとあれだ、坂本九の曲の使い方
ちょっと笑ってもうた
ここでくるかって意表を突かれた

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悪い宇宙人がやってきた、迎え撃つのはロンドンの悪ガキたち
というノリノリのアクションかと思いきや、冒頭描かれる悪ガキたちの強盗シーンにドン引き
コメディ要素は薄く、徹底的に悪対悪という構図なんですね
これって悪い宇宙人がやってきようがやってこなかろうが、悪ガキたちの日常がかなりハードって事が劇中描かれていて
「大人」への不信感のせいか、悪ガキたちは自分たちだけで異常事態に対処して、犠牲者をポンポンだしていく
これをカッコいいだとかは感じなかった
その位、悪ガキたちを取り巻く環境は悲惨
娯楽映画でありながら、社会派映画の要素が濃厚な一作

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これやられた、かなり面白い
イギリスのロンドンで民生係として働く男の仕事っぷりを描いた映画なんですが
ほんと上手く出来ている
話自体はなんとなく、オスカー・ワイルドの短編「幸福な王子」を連想した
あれですよね、町の丘にたつ王子の銅像がツバメに頼んで身に着けていた宝石を貧しい者たちに分け与えていく、そんな話
本作にそれと近いものを感じたんですが、まあそのくらい普遍的で、いくら時代が変わろうと名作として語り継がれるだろう要素をもった作品と言えるんじゃないのかな
しかし、これ淡々とした描写が続くんですが
繰り返しに見えて、主人公である男の変化、喜怒哀楽によって描写もまた変化している事に気づくと
演出の巧みさに絡めとられて、物語に一層引き込まれる
その巧みさのせいだと思うけど、ファンタジックなラストシーンにも違和感が無かった
むしろ、あー良かったと
報われたね、と
本当、観ている間は幸せな時間を過ごせた

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ジェームズ・マカヴォイ演じる「人間の屑」としか言いようの無い刑事が殺人事件を捜査すると、悲惨な事態になりましたという映画
タチの悪い事にこの刑事のやることが落書き、イタ電、悪い噂話を流すなどと一々ショボい
映画史上に残るくらいスケール感の小さい悪人、映画に出てくるテロリストやらギャングやらは周りにいなくても、身近にはこんな屑ならいそうって感じのリアリティがある
まったく共感できないキャラクターなんだけど、映画を観ていくと不思議と同情を感じていくんですね
そんなコチラに沸いた同情心を一蹴するラストに呆然
よくできたクライム・コメディだと思った

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アイルランドの田舎町に宇宙生物の脅威が迫る
調べた所、どうやら宇宙生物はアルコールが苦手らしい
こうなりゃヤケだ、身を守るため住民総出の飲み会だ
というコンセプトはかなりイケてるSFホラーが本作なんですが
実際観ていくと、酔う酔わない関係なしに宇宙生物は住民を襲ってくる
それどころか酔っぱらったせいで簡単にブチ殺されまくり
ましてや主人公一人だけアルコールを呑む事を拒んだのだから、宇宙生物は主人公をターゲットにしないといけない筈なのに
あんまし関係ない
何だかそこは期待外れなんですが
アイルランドの田舎町の風景は素敵だし、愛すべきボンクラどもでいっぱいの住民たちの描写は楽しいし、宇宙生物も奇怪で怖いと、それなりに楽しめちゃう一作

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これこそ傑作だと思う
久々に映画館でパンフレットを買ってしまった位
平凡な人生を全肯定してくれる心地良さ
ありがとう、リチャード・カーティス

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冒頭、主人公がタクシーに乗ってロンドンの名所を次々に見上げる場面
カリプソナンバーである「London Is the Place for Me」が使われていて、ここで心を持ってかれた
憧れの大都会にやってきて気分は高揚しているのだけど、外は大雨
このカリプソの使い方が洒落ていて良い、ラストの「Gerrard Street」も素敵だし
先進国へとやってきた移民たちの音楽ですよね、カリプソは
そう本作は愉快で楽しい映画で子供向けに作られているんでしょうが、なぜだか移民の悲哀が盛りこまれているんですよね
そのせいか、大人が見るとまた違った感想を持つんじゃないでしょうか
隠れた傑作だと感じる
大英帝国時代に色々やらかしたイギリスの言う事を真に受けて、のこのこ海を越えて渡ってきた移民の熊ちゃんがロンドンで受ける仕打ち
そして、温かいイギリス人一家の好意
結構、大人が見ると考えさせられる話しになっているんじゃないのかな
難民問題で揺れるヨーロッパというニュースがありますが、それについて考える助けに本作はなっているんじゃないのかな
あと単純に観ていて楽しいしね

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先に観賞した知人に本作はダニエル・クレイグ版ボンドの【慰めの報酬】に匹敵する駄作だと聞いていたので、かなり構えて観た
ちなみに【慰めの報酬】が駄作だと言うのには異論があると思う、ボンド映画っぽくは無いというのはそうだけど
冒頭のメキシコ、死者の祭り、ボンドが爆発に巻き込まれ屋上から転落、落ちた先にはソファ
ここで心を持ってかれた
ダニエル・クレイグ版ボンドはハードで現実感のある非情なスパイという側面が強調されていましたが、本作は待望の原点回帰をするんだなというのが、ユーモラスなソファのオチで感じた
【カジノ・ロワイヤル】【慰めの報酬】【スカイフォール】と三作連続でエピソード0をやっていたという印象が強いので、この原点回帰はかなり嬉しい
長年積み上げられたシリーズなだけに、お約束が登場するだけで嬉しかったり
それも今の時代に合わせてアップデートしているのが、新鮮
あと演出で面白いと思ったのが「SPECTRE」の基地で悪役フランツ・オーベルハウザーと合う場面、彼は得意げに隕石を見せてくるわけですが
後から思い返すと、その基地の外観が鳥の巣を模していて、隕石は「卵」だったんだと気づく
悪役の主張とデザインが一致しているんですよね、物凄く丁寧に作られているのを感じる
そうこの丁寧さを本作ではそこかしこに感じる、かつての荒唐無稽なボンド映画をよみがえらせるのに、いくつもの前ふりを作品中に散りばめているんですね
現実感のある荒唐無稽さとでも言うんでしょうか、多少無茶な展開やキャラクターでも、そこへ至るまでがしっかりと作中描かれている
そこを冗長に感じる人はテンポが悪い駄作だと思うのかも知れない

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映画【誰よりも狙われた男】を観ていたので、感想を少し続きを読む
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映画【セブン・サイコパス】をレンタルして観てたので、感想を少し続きを読む
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