以前からちょっと興味あった電動アシストスポーツバイク
 実はオレ自身、昨年末まで電動アシスト自転車に乗ったことがなかった。
 去年、知り合いの自転車屋さんの忘年会の買い出しの時に、試乗車の電動アシスト付ママチャリを借りたのが初電動アシストだった。

 車重30圓砲發覆蹐Δという重量級の車体を軽々と加速させていく。
 出足なんて速すぎてペダリングが追い付かないくらいだ。

 そんな経験から、今回YAMAHAが電動アシストスポーツバイクを試乗に出すということでぜひ乗ってみたいと思った。
 残念ながらロードバイクタイプであるYPJ-Rは試乗の整理券は配り切ってしまい、残ってるのはクロスバイクタイプYPJ-Cの整理券のみ。それも3時間待ちの16時からの分だという。
 待ち時間は長いが時間がちゃんと切られているのでその合間に他のバイクの試乗をすればいいか、と整理券をもらった。

 今回、なぜかバイク全体の写真を撮り忘れてたので、ヤマハのサイトから全体像を拝借した。
【ヤマハYPJ-C(ヤマハのサイトから引用)
ypj-c

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◆ スポーツバイクと電動モーター     
 2016年1月、ベルギーのシクロクロスレースでフレームにモーター&バッテリを仕込んだいわゆる”メカニカル・ドーピング”が発覚したニュース(怒)は自転車競技界に驚きと「ああ、やっぱりね…」という落胆をもたらした。

 2010年ツール・ド・フランドルでもカンチェラーラがカペルミュールの激坂でボーネンをぶっちぎったレースでも「フレームにモーターが仕込まれてるのでは?」といわれ、疑惑のカンチェラーラは「疑念があるなら自分のフレームを真っ二つに切ってくれ」と言ったとか言わなかったとか…
【そのカンチェの怒涛の走りの動画】


 この走りを見るとその疑念が湧くのもわかる気はする。

◆ 外観&スペックチェック       
車名  ヤマハ YPJ-C
フレームセット フレーム:アルミ
フォーク:-
Wheel & Tire  -
変速(フロント) R3000系SORA:46T/34T
変速 (リア) R3000系SORA:11T-30T
ギア比(GD値) 4.182(8.95m)-1.133(2.43m)
重量  16.1圈Mサイズ)
カラー マットブラック、ピュアホワイト
補助速度 比例補助:0〜10/h未満
逓減補助:10〜24/h未満
充電1回での走行距離 Highモード:14
STDモード:22
ECOモード:48
電動機 形式:ブラシレスDCモーター、定格出力:240W
バッテリー リチウムイオン電池:25.2V/2.4Ah
充電時間 約1時間

・意外と軽い重量
 重量は16.1と普通のクロスバイクとしては重いが、電動アシストとしては意外と軽量だ。
 オレの普通のMTB(MFB650B)は約13
 ブリヂストンのリアルストリームという電動クロスバイクはなんと22.5!なので、それからするとかなりがんばってるように思う。
 ブリヂストンの通学自転車アルベルト(非電動アシスト)なんかフツーに20ある。(だいたいブリヂストンサイクルの自転車は全体的に文鎮みたいに重いと思う)

 ちなみにロードバイクタイプのYPJ-Rは15.4ともう少し軽いのだが、ロードバイクと思うとなぜか重く感じるのが不思議だ。
 クロスの16圓狼せるが、ロードの15圓呂△蠧世鵑箸いΥ恭个な?
 でも、オレの通勤快速ラレー号は現在14圓△襪ナニか…(;^ω^)
IMG_0158

・ 電動アシスト&走行距離
 YPJのアシストは発進〜10/h未満で最大、その後徐々にアシスト量が減り、24/hに達すると0になる。
 これは出だしは電動ママチャリと同じくビュッと出るのだが、20/h前後からほとんどアシストを感じなくなる
 この辺の感想は試乗インプレで後述する。

 次に気になるのは走行距離だ。
 STDモードで22辧Highモードならたった14辧
 これは買い物なんかで近所のチョイノリなら問題ないが、50卅宛紊亮蠅瓦蹐淵汽ぅリングをしようとするとちょっと不安な走行距離だ。
 長距離を乗る場合はECOモードにするのだろうけど、それでもMax48km程度。
 ECOモード15/h以上になるとアシストがカットされるらしい。

 のべつアシストがかかってるわけでもないので実走距離はもう少し伸びると思うが、疲れが出てくる最後の方にこそアシストが欲しくなると思う。
 そうなると序盤はアシストを切るなどの節約を考えんとアカンかもね。
IMG_0159

・操作系
 シフト操作はSORAのラピッドファイア
 普通のクロスバイクと何ら変わりない。
IMG_0152
IMG_0162

・駆動系
 シフトはSORAなので2×9速
 駆動系部分を右からだけ見てると普通のクロスバイクと変わりない。
IMG_0156
IMG_0157
IMG_0155

 でも左から見ると途端にモトバイクっぽくなる。
 「YAMAHA」ロゴ部分なんてRZ350のクランクケースカバーみたいだ。
IMG_0154

・スイッチ&ディスプレイ
 整理券の順番が来たので試乗車を受け取った。
 電動アシストは初めてなので乗車前にいくつかの説明を受ける。
 下のボックスがスイッチボックス
 左側面に電源ボタンがあるが、これは掛かりの人が押してくれた。
 左側の▲▼ボタンで走行モードの切り替え
 右上がバックライトの切り替え
 右下はセレクトボタン液晶表示の多機能表示を切り替えるものだが、試乗では使うヒマがなかった。
IMG_0160

 ハンドル中央部に液晶ディスプレイがある。
 昨日としてはガーミンのようなサイコン+バッテリマネジメントのようなモノだ。
 で、このディスプレイユニットが自転車の主電源の鍵になってるそうだ。
 下の表示は左上から右に
  • パワーメーター
  • スピードメーター
  • 時計
  • ケイデンス
  • 走行モード
  • ペダリング出力(多機能表示)
  • バッテリー残量

となってる。

 ペダリング出力の部分が多機能表示でセレクトボタンで切り替える。表示可能項目は以下の通り。

  • 平均車速
  • 平均車速
  • 最大車速
  • トリップメーター
  • オドメーター
  • 残りアシスト走行可能距離
  • バッテリー残量
  • 消費カロリー
  • ペダリングパワー
IMG_0161

◆ 試乗インプレッション       
・力強い出足
 とりあえず試乗コースに出てみた。
 最初に感じるのは初めて電動アシストママチャリに乗った時と同じで出足の良さだ。
 特にママチャリの半分くらいの重さなのでスピードのノリはママチャリの比ではない
 この部分は確かにスポーツバイクっぽく感じる部分だ。
 でも気分よく走れるのは最初だけで、だんだんなんか違和感を感じるようになってくる。

・15/hを境に重くなるペダル
 そう、10/hを超えてくるとパワーアシストがだんだん薄れていくのだ。
 で、15/hまではそんなに感じないけど、それ以降急激に重く感じるのだ。
 で、20/hを超えると体感的にはアシスト感はほとんど感じない
 逆に今まであったアシストが無くなる分、重くなった気すらする

・登りでも感じないアシスト感
 で、このサイクルモード・ライドの試乗コースは大した勾配がない。
 たぶん勾配5〜6%前後だと思うが、その程度の坂だと普通のスポーツバイクなら20/hやそこらはすぐに出てしまう
 なので坂道でも全然アシスト感を感じず、逆にモーターとバッテリがバラストのように思えてくる。

 これが登りで真価を発揮するのはもっと急で長い坂道なんだと思う。
 そうでなければ、ひたすら15/hを維持すればアシストの恩恵を最大限受けられると思う。試せんかったが…(;^ω^) ←ただそれをするとバッテリはすぐ枯渇すると思う…( ;∀;)

・スポーツバイクの美味しい部分が全く感じられない!
 で、法律上しかたがないのだろうけど、25/hで0になるアシストはスポーツバイクでは全く意味がないように感じる。だって…
スポーツバイクでおいしいのは25/h以降でしょう〜〜!!( ゚Д゚)クワッ!

◆ まとめ             
 試乗が終わったYAMAHA YPJ-Cの感想

・良かった点
  1. 見た目がスポーティーな電動アシストバイク
  2. 出足の鋭さはストップ&ゴーの多い街中ライドに向いている
  3. コンポのグレードアップが普通のスポーツバイクと同じようにできる
  4. ホイールのグレードアップも通常のスポーツバイクと同じようにできる
  5. USB機器の充電ができる
・悪かった点
  1. 出足〜10/h以降は急激にバイクの重さを感じる
  2. スポーツバイクの一番爽快であるはずの速度域で楽しくない
  3. 短すぎるアシスト走行距離
  4. 重い
  5. バッテリを積む都合上、フレームにボトルケージを搭載できない
・商品として?
 YAMAHA YPJシリーズは商品としては意欲的なものなのだろう。
 スポーツバイクに乗りたいけど脚力に自信がない、という人の背中を押そうという商品だ。
 でも個人的感想を言うと現状では商品として成り立ってないと思う。

 25/hまではアシストがあると言うが、通常のスポーツバイクは平坦路ならアシストなんてなくても25/hぐらい普通に出る。
 たしかに最初は良い
 中速域までは楽ちんに加速できるから。
 でもそこでヘタにアシストがあるものだから、本来気持ちのいい速度に到達するころにはミョーに鈍重になった感じがして、逆に不快感すら覚える。

・登りのアシスト感も希薄
 たしかに初心者がスポーツバイクで不安を覚えるのは登りだろう。
 登り坂でアシストが効いてくれれば良いのではないか、という向きもある。
 でも乗った感じはあまりアシスト感を感じない。
 もし感じるとすればフルアシスト領域の10/h以下だろう。

 このバイクの登りの実力を見るには試乗コースがキャパ不足だったね。
 六甲山辺りで試せればもっと良いものに思えるかもしれない。

・電動アシストは子ども乗せママチャリが最も向いている
 ということで、今回楽しみにしていた電動アシストスポーツバイクはがっかりな結果に終わった。
 オレは坂道がキライだからけっこう期待してたんだけどなぁ…

 おそらく、今の法制度がこのバイクに向いてないんだと思う。
 やっぱり今の技術と社会的環境だと電動アシスト自転車は子ども乗せママチャリが一番向いてるんだと思う。
 子ども2人を乗せ、買い物荷物を満載して坂道をガンガン登っていく。
 そういう使い方が一番合ってるんだろうね。

 で、ヤマハさん。
 モノは相談なんだが、電動アシスト・ロングテールバイクなんてものを作ってはもらえんだろうか?
 できればサイクルベースあさひから出てる88サイクル(通称:パパチャリ)に電動アシストユニットを付けてもらえるとリーズナブルな価格で荷物満載可能な良いバイクができそうなのだが…
CBあさひ:88サイクル(CBあさひのサイトから)引用
88サイクル_01

 そういうのはヤマハよりモトラやPS250なんかを作ってたホンダの方が得意かな?
 ホンダとヤマハは原付1種で技術提携するらしいし、そういう電動アシスト自転車もコンビで作ってくれんかな〜( ̄▽ ̄)

 ということで、ちょっとYPJをディスった感じになったけど、もう少しブラッシュアップすれば可能性はあると思うよ。

 でゎでゎ

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