一旦興味が湧いたシングルスピード(SingleSpeed:SS)だが、シングルスピードを語るうえで避けて通れないのが
  • シングルスピードによる登坂能力問題
  • 固定コグかフリーコグか?

の2点にほとんど集約されると思う(個人的には厚歯・薄歯問題もあるにはあるが…)。


 これまでに何度かシングルスピードへの憧憬はそれらの壁に跳ね返されてきた。


 で、アタマで考えてもよくわからんので、現在手持ちのロードバイクシングルスピードのギアレシオを体験してみることにした。





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◆ 仮想シングルスピードバイク      
 前回考えたようにロードバイクのシングルスピード化の最大の難関はチェーンテンショナーだ。
 ストドロエンドのロードフレームを使っている限りこの問題からは逃れられない。
 リアディレイラーがデフォのロードフレームはフレームにチェーンテンショナーの機構をつける必要がない(逆爪エンド:ロードエンドならシングル化も可能)。
 リアディレイラーがチェーンテンショナーを兼ねるからだ。

 かといってディレイラーを付けた状態で無理やりロードバイクをシングルスピード化するというのもちょっと本末転倒っぽい。

 ということで、一度手持ちの機材を仮想シングルスピードとして走ってみることにした。
 そのシミュレートバイクとして白羽の矢が立ったのが通勤快速ラレー号である。

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◆ 仮想シングルスピードのスペック          
 米帝の軍事演習の仮想ミグとされたのがタイガー兇任△辰燭茲Δ法我がバイクでこういう役割によく抜擢されるのがこの通勤快速ラレー号TNI7005MK-(通称:赤い遊星)である。
 いつぞやは仮想グラベルバイクにもなった。

 今回TNIを選ばずにラレー号にしたのは単純にオレのシングルスピードのイメージが鉄フレームだったからだけである。

 ラレー号は通勤&普段乗り用のため実用本位の車体構成になっていて、その重量は13堋
 だいたい鉄フレーム・シングルスピードの重量は9堊宛
   FUJI FEATHER:9.2
   GIOS VINTAGE PISTA:8.9
   FUJI TRACK ARCV:8
(アルミフレーム・参考)

 それからすると4坩幣綵鼎い韻鼻△泙▲轡潺絅譟璽轡腑鵑覆鵑任海譴大丈夫ならホンマモンのシングルスピードも大丈夫っしょ!ってことで。
【FUJI FEATHER、オールホワイトでカッコいいが残念ながら46サイズ】
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◆ ギア比の決定          
 で、肝心のギア比だが、とりあえずGIOS VINTAGE PISTA(F:44T/R:16T)のギア比を想定してみた。
 シングルスピードとしては軽めのギア比2.75
 つまり、ペダルを1回転させると後輪は2.75回転するってことだ。
 この2.75のギア比をラレー号で再現しようとするとF:50Tに対してリアは18Tの5速(CS-HG51-8:11-13-15-18-21-24-28-32 )がまあまあ近い線(ギア比2.778)。

 ちなみに参考までに
 FUJI FEATHERはF:46T/R:16T、2.875
 MASI FIXED UNO DROP NEOはF:46T/R:16T、2.875
 FUJI TRACK ARCVはF:48T/16T、3.000
 Chinelli Tipo PistaはF:48T/R:17T、2.824

【アルミフレームで抜群に軽いChinelli Tipo Pista。なんと7.8圈】
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【アルミフレームのFUJI TRACK ARCV。8圈
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◆ 約15劼離▲奪廛瀬Ε鵑鯀行してみた     
 まあ、所詮ロードバイクのシフトを固定するだけだから、ホンマの意味でのシミュレートは出来んけど、とりあえずこのギア比でアップダウンをしたり、チェンジが出来ないことの感覚(というか不便さ)を感じてみようと思った。
 コースは西六甲ドライブウェイの入り口である峠交差点からしあわせの村までを往復する約15辧
 適度にアップダウンがあり、1つの坂がそんなに長くないコースだ。

・つい動いてしまう右手
 とりあえずリアを5速(18T)に固定してスタートしてみる。
 けっこう重い( ;∀;)
 平地ならともかく、2%程度でも勾配が付いてると立ちこぎスタートでないとヒザを壊しそう
 でもほんの数メートルも走るとすぐにスピードが乗ってくる。
 するとついつい右手がシフトアップをしてしまう。
 完全にケイデンスを一定にしてギア比でスピード調整するロードのクセが出てる。
 しばらく乗ると収まるんやけど、長い信号待ちの後だとまた忘れることがある。

・平坦路
 平坦路はシッティングスタートで問題ないが、早めに速度を乗せたいなら最初の一漕ぎ、二漕ぎは立ちこぎスタートの方がむしろ足(特にヒザ)には負担がない
 信号スタートも交通の少ないシチュならのんびり座ったままでもいいけど、交通量が多めの場合は立ちこぎで早めに巡航速度に乗せてしまった方が良い。
 気持ちの良い速度時速30卅宛
 時速25勸焚爾世箸舛腓辰抜岷笋咾垢し、時速35勸幣紊世搬が忙しい
 弱ペの坂道クンのようにきれいなペダリングができないオレには時速35勸幣紊狼嗄呂箸いΔ茲蟆鹽召傍咾付いていかない( ;∀;)
 フリーハブでもこんなんだから、これが固定ハブだともっと馬脚が現れるわけで確かに「シングルスピード&固定ハブはペダリングの練習になる」というのも納得だ。

・1〜3%勾配
 1〜3%程度のユルイ勾配ならスタート以外は平坦路とそんなに変わらない。
 スタートは座ったままだとヒザに負荷がかかるので、立った方が良い気がする。
 路面状態やタイヤにもよるけど、時速30卅宛紊実に気持ちいい。
 ちょっとのんびり走りたいなら時速27〜8劼阿蕕い砲垢襪箸此舛辰筏せち良く走れそうだ。

・4〜6%勾配
 この辺からリアディレイラーが欲しくなってくる。
 「8速もいらんからせめて平坦用・坂道用の切り替えくらいは欲しいなぁ〜」と思ってしまう。
 そういう意味ではブロンプトンの2速仕様は理にかなってる。
 GT・MEATBOALみたいな自動変速ハブ(2速)もこういう場合はありかもしれない、なんて考えたりもしてしまう。
 今回のギア比は2.778とGIOS VINTAGE PISTAの2.75が想定なのでまあまあ登れるが、FUJI TRACK ARCVのようにギア比3(48T-16T)辺りになると、いくら車体が軽くても(8圈砲舛腓辰肇張蕕いもしれない。
 これは車重が近い7005Mk2でいずれ試してみようと思う。

・7〜8%勾配
 勾配7%を超えてくると正直ツラい。
 2〜300m程度の距離ならなんとかなるが、500mを超えてくると道を変えたくなる。
 この勾配になるとオレの脚力でシッティングはムリで、ほぼほぼ立ちこぎ状態となる。
 ペダルに乗せる体重にハンドルを引っ張る腕力も加えて、えっちらおっちら登っていく漕ぎ方になる。
 この時はパンターニよろしく、下ハンを持って登っていくのがオレ的には一番しっくりくる。あんなケイデンスは出ないけど…
 ちなみにこの投稿で立ちこぎダンシングと呼んでないのは、こういう登り方になるからだ。

・9%勾配以上
 正直言って遠慮したい。
 この勾配を頻繁に走る人はギア比を下げることも考えた方が良い。
 少なくともオレの脚力では2.75のギア比で長い距離を登れる勾配ではない。
 ヒザが壊れる。

◆ SSでの登坂のコツ        
 なんちゃってシングルスピードバイクではあるが、乗ってるうちに変速できないバイクでの坂の上り方がわかってきた。

・平坦路・下り坂

 スタート時以外はなるべく脚力を使わない
 時速30卅宛紊能箙劼掘落ちてきた分だけ追加する走り。
 ロードでのロングライドと同じ。

・1〜3%勾配
 そこまで走ってきた平坦路や下り坂の勢いをなるべく殺さない
 速度が落ち始めたらある程度維持できる程度にはこぐが、ロードのようにケイデンスを維持しようしちゃダメ
 それよりもアシへの負荷をなるべく平坦路と変わらないようにする
 ここでヘタにケイデンスを維持しようとすると地味にアシを食われる
 重心を少し前に置き、上死点・下死点の通過を意識して極力踏まない

・4〜6%勾配
 平坦・下りの勢いが無くなったら早めに立ちこぎに入った方がアシへのダメージが少ない。
 2〜3%勾配よりもう少し重心を前に置くことを意識して、踏み足に体重を乗せるのは3時〜4時まで
 そこからは反対の引き脚側の上死点通過を意識して足をたたむことに意識を置く
 踏み足側の下死点通過も少し意識する。
 ただ、よく言われる「引き脚を使ってペダルを引き上げる」わけではなく、引き脚側はゼロ・グラビティ(無荷重)を意識して上死点通過のみを目指す
 オレはロードでもビンディングペダルでの引き脚トルクは意味がないと今は思っている。単に俺がヘタクソなだけだが…
 ましてや、登坂でギア比を軽くできるロードならともかく、ギア比が重いままで登坂しなければならないシングルスピードで引き脚なんて使えない

 踏み足側の下死点通過の少し手前(ということは引き脚側の上死点通過直前)で踏み足側から引き脚側へ体重を入れ替える
 引き脚側が上死点を通過して踏み足となるときにはほぼ全体重で入れ替わった踏み足側に乗っける

・7%勾配以上
 今の俺のスキルではこれ以上の勾配の上手い登り方は正直わからない。
 4〜6%勾配の上り方でさらにパワーをかけるようにすれば登れるかもしれないが、これ以上トルクをかけると前後バランスが悪くなり、フロントが不安定になり上手くいかない。
 走り始めのフレッシュなアシならまだ持って行けるけど、だいぶ走った後ではあっという間にアシが売り切れる。
 ここから先はちゃんとした修業がいりますわ〜(;^ω^)


 ってな感じで、シングルスピードのなんちゃってシミュレーションをやってみた。
 これからもしばらくは折を見て5速固定で走って遊んでみようと思う。

 例えば、シングルスピードでアワイチチャレンジってのもちょっと面白そうではあるよね…

 でゎでゎ

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