他の人に料理を作るのは好きだ。世辞でもおいしいと言ってくれたら頑張るし、レパートリーも増やそうとする。そうしたらまた世辞でも言ってほしい。要するに褒められる為の道具だ。ピクシブに上げているのと同じ。好きだからやっているけれど褒めてほしい。
味にはあまり興味はない。明らかな失敗作はまずいとわかるがそうでなければ味なんてと思ってしまう。材料や関わった人たちに失礼だ。改めなければと思って何年そのままかわからない。食事が原因で早死しても特に悔いはない、悔いが生まれるほど一生懸命生きていないから。自分用の料理は適当だ、空腹が不快だから腹が膨れればいい、味にこだわりがないから安いほうがいい。我ながら俗にいう栄養補給以下だと思う。
他の人と食事をしても味わって食べないからペースが合わない、当然話もない。だから一人で食べていたいが話しながらの方がおいしいとか聞く、料理はなるべくおいしくたべないと失礼だから改めないといけない。

先日ラーメンに乗せる野菜炒めで妹と揉めた。妹いわく野菜炒めの味が薄い。塩コショウ程度で薄ければラーメンのスープと食べればいいと思ったし濃いと体に悪いから控えめにした。薄いと思ったなら自分で塩なり醤油なり胡椒なりかければいいのに。
結局妹は折れて塩も胡椒も醤油も足さずに食べていた。妹はよくわからない。こだわりが強いくせにその辺がやわらかい。