
「元祖ブログランキング」の目的はなんでしょうか?
答えは「金儲け」です。
何によって収入を得るのかと言えば、広告ですね。
ブログランキングのページ中に広告を掲出して収入を得る、あるいは特定のカテゴリに登録するのを有料にする、いずれにせよ、広告によって鈴木博氏(仮)は収入を得ようとしている。
広告媒体として注目される、あるいは広告掲出についてより高い単価を設定するためには何が必要か。
PV数(ページヴュー数=閲覧数)と、登録数(ランキングに登録しているブログの数)です。これらは相関関係にあります。
このPV数と登録数を稼ぐために、彼は無差別コメント&無差別トラックバックという「大プロモーション」(笑)を展開したわけですね。
これ自体は、単なる迷惑行為です。なんというか、私としては「鬱陶しいな」とは思うのですが、もちろんこんなのが増えたらブログやめることも考えますが、単発であればそうも気になりません。
問題は、少し別のところにあります。
なぜ、PV数(と登録数)がネット広告展開に重要なのか。
それは、PV数がインターネット上の「視聴率」だと考えられているからです。テレビ番組における視聴率とは、本来的には「その番組に対する支持率」であると考えられます。
そこまで言わなくても、少なくとも「視聴者がその番組を『見たくて見ている』=『自主的に見ている』率」ではあります。
今回の一件で「元祖ブログランキング」がやろうとしたのは「見たくない視聴者にまで見せるの術」です。
テレビで言えば、他人の家のお茶の間に上がって、チャンネルを無理矢理変えるような物です。
これをやるとですね、まずお茶の間の視聴者が怒ります。
しかし、それよりも重要なのが「視聴率への信頼が低下する」ということです。
まず、この一件で賢明な広告主は「元祖ブログランキング」に広告を掲出しようとは思わなくなるでしょう。なぜなら、
「元祖ブログランキング」のページビュー数は全くのインチキ
だからです。
1日に何ページビューあるのか知りませんが、つーか対外的になんと言っているのか知りませんが、それは信頼に値しない数です。
インチキでPV数を上げるのも結構。しかし彼が馬鹿だったのは、あまりに多数の人間に、すぐにインチキと分かるような手段でアタックしたことです。
ここまでインチキが表面化して、話題になってしまっては、自分で自分の首を絞めているだけです。
そして、PVなんてものが結局なんの当てにもならないということを、彼自身が証明してしまったのです。
これによって、インターネット広告自体の価値がまた下がるというようなもんです。
自身が提供するサービスの価値をスポイルしてるんだから、愚の骨頂ですね。
じゃあ、また。
<有用そうなリンク>
・GO AHEAD!「トラックバックスパム」
・GO AHEAD!「元祖ブログランキングを潰そう!」
・ライブドアブログ被害者の会
・トラックバックスパム情報交換掲示板 ←非公開かも?
・まだまだスパムを送り続けている方のページ「一言」
答えは「金儲け」です。
何によって収入を得るのかと言えば、広告ですね。
ブログランキングのページ中に広告を掲出して収入を得る、あるいは特定のカテゴリに登録するのを有料にする、いずれにせよ、広告によって鈴木博氏(仮)は収入を得ようとしている。
広告媒体として注目される、あるいは広告掲出についてより高い単価を設定するためには何が必要か。
PV数(ページヴュー数=閲覧数)と、登録数(ランキングに登録しているブログの数)です。これらは相関関係にあります。
このPV数と登録数を稼ぐために、彼は無差別コメント&無差別トラックバックという「大プロモーション」(笑)を展開したわけですね。
これ自体は、単なる迷惑行為です。なんというか、私としては「鬱陶しいな」とは思うのですが、もちろんこんなのが増えたらブログやめることも考えますが、単発であればそうも気になりません。
問題は、少し別のところにあります。
なぜ、PV数(と登録数)がネット広告展開に重要なのか。
それは、PV数がインターネット上の「視聴率」だと考えられているからです。テレビ番組における視聴率とは、本来的には「その番組に対する支持率」であると考えられます。
そこまで言わなくても、少なくとも「視聴者がその番組を『見たくて見ている』=『自主的に見ている』率」ではあります。
今回の一件で「元祖ブログランキング」がやろうとしたのは「見たくない視聴者にまで見せるの術」です。
テレビで言えば、他人の家のお茶の間に上がって、チャンネルを無理矢理変えるような物です。
これをやるとですね、まずお茶の間の視聴者が怒ります。
しかし、それよりも重要なのが「視聴率への信頼が低下する」ということです。
まず、この一件で賢明な広告主は「元祖ブログランキング」に広告を掲出しようとは思わなくなるでしょう。なぜなら、
「元祖ブログランキング」のページビュー数は全くのインチキ
だからです。
1日に何ページビューあるのか知りませんが、つーか対外的になんと言っているのか知りませんが、それは信頼に値しない数です。
インチキでPV数を上げるのも結構。しかし彼が馬鹿だったのは、あまりに多数の人間に、すぐにインチキと分かるような手段でアタックしたことです。
ここまでインチキが表面化して、話題になってしまっては、自分で自分の首を絞めているだけです。
そして、PVなんてものが結局なんの当てにもならないということを、彼自身が証明してしまったのです。
これによって、インターネット広告自体の価値がまた下がるというようなもんです。
自身が提供するサービスの価値をスポイルしてるんだから、愚の骨頂ですね。
じゃあ、また。
<有用そうなリンク>
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・GO AHEAD!「元祖ブログランキングを潰そう!」
・ライブドアブログ被害者の会
・トラックバックスパム情報交換掲示板 ←非公開かも?
・まだまだスパムを送り続けている方のページ「一言」
コメント
コメント一覧 (5)
ブログで友達つくるな、とはいわんし、僕もブログを通して親しい人が出来たが、トラックバックが本来持つ有用性をダメにしていると思う。
そうですね。トラックバックは有用であるべきですね。
これは自戒も込めて。
トラックバックをたくさん送るのも、ケースによっては有用であることがあるんですよね。ただ、そのボーダーをどこに置くのか。これは個人の良識と、プラス、「センス」に関わってくるので難しい。
頭がスッキリしましたよ(嘘)
ちょっと論点がずれていたのでアレでしたが、しかし参考になりました。
僕はこれらのブログ&ランキングは絶対に許されません。
ブログはネット上での友達や仲間を増やすものです。
みんなのものです。
誰かの欲のためにあるものではありません。
これらはネットから排除するべきだと思います。
>ブログはネット上での友達や仲間を増やすものです。
>みんなのものです。
>誰かの欲のためにあるものではありません。
それは、あくまでもmatsudaxさん個人の意見でしかないですよ。
ブログを商用に使ってはいけないという決まりはないし(ブログによりますが)、そういう理論は通常、通用しません。
本当に排除したいのであれば、個人の感情ではなく、それが資本にとってなぜ悪いのか、それが経済活動上どれほど無意味で無駄なことか、という方向から話を進める必要があると思います。
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