DOB_Devil(TakashiMurakami)・春である。
・思えば去年の4月1日、出勤途中に私は失踪したのだ。
・土曜、散髪にいく。
・往年の鈴井貴之のような髪型になる。どうでしょう初期の。
・すなわち、2005年的にはかなりダサめの髪型。

・「水曜どうでしょう」DVDを見ながらダラダラと過ごす週末。
・DVD第4弾「サイコロ3」のオープニングトークがめっぽう面白い。
・特に藤村さんの処遇に関する部分。
「バスの中で、藤村君と杉山ちんがずーっと自分たちの出世の話してるんだよ」
「読んでるのも君、ずいぶんと左寄りの本ばかりじゃないか」
「君、もう少し会社に迎合した方がいいぞ」
・もう爆笑ですよ。これをリリースしちゃうHTBってのは可笑しな会社だ。
・副音声はね、大泉さんが出てる部分が面白い。あとはそうでもない。つーか藤村さんの分析は面白くない。

・家で落書きをして遊ぶために、計算用紙を買ってきた。
・酔っぱらって、彼女の名前を何度か書いて、眠ってしまった。

・日曜、笑っていいとも増刊号で大泉さん出演回のCM中映像をチェック。
・その後、例によって「ハローモーニング」をチェック。Berryz工房がかわいい。小学生なんだねえ。
・子供としてかわいいのか、女としてかわいいのかっていうボーダーが曖昧になりますね。子役とアイドルっていうのは違って、アイドルっていうのは広義の売春をしているようなもので(笑)
・いや、アイドルっていうのは性を売ってるわけでしょう。そう思うのですね。だから小学生アイドルっていうのが出てくると、なんかよくわからなくなる、その、子供と女の境目が。
・こういうの、児童ポルノの市場を活性化させてるんだろうなあ。

「囲碁の時間」に出てきた女の子がかわいい。

・昼間は「水曜どうでしょう」DVD。他にやることないのか?って感じですが、なんか生きるテンポがどうでしょうになってるんですよ。どうでしょう体質。

・「ジャポニカロゴス」見る。見た動機としては大泉さん50%、番組自体への興味50%。
・見終わった時には大泉さん100%になってました。
・激しくつまらない番組だった。作り手の浅はかさ全開。
・オノマトペ体操はちょっと面白かったけどね。

・ソフトなもの、食べやすい物へのニーズって、明らかに弱くなってるんですよ。歯ごたえがあって食べにくいんだけど滋味のあるもの、そういう物が求められつつある。
・そういう市場の変化に気づいていないし、気づいても変わろうとしないテレビ。

・思えば、10年くらい前のテレビって結構面白かったんですよね。
・「ウゴウゴルーガ」、初期の「電波少年」、深夜であれば「完全人体張本」「よい国」「一人ごっつ」とか。
・バブルは崩壊していたけど、まだネットへの大衆の流出は本格的に始まっていなくて、「実験」ができた頃なんじゃないのか?
・今はとにかく、効率的に視聴率が取れるような番組しかない。効率的、というのは「過去の経験に頼る」ということであって、そこに「実験」は認められない。
・実験がなければ、新しい市場になんて対応できないのですよ。

・最近テレビのことをよく書いてますね。
・大泉さんが出てるんで、テレビを見るんですね、どうしても。
・それを見ていて、本当にひどいなあ、と思うんですよ。だから書いちゃう。
・大泉さんが出ていなければ普段見ないもの、テレビなんて。


新解さんの謎