1c24d2c7.jpg WindowsXPをアップグレードしたら、ポップアップブロック機能が付いたんですね。
 もう終わりだな、ポップアップ広告は。(世の全てのテレビに「コマーシャルキャンセル機能」が付いたら、いったいどれほどの人がコマーシャルを見るのだろうか?)
 というか、既に終わってるんだけど。
 以前にも書きましたが、SPAMメールも経費の無駄ですから、賢明なる資本家の皆さんはご遠慮ください。まあすでに、賢明なる資本家はSPAMなんて使ってないだろうけど。>アホ経営者へ

 で、なんでポップアップ広告が失敗したのか、です。

 一言で言うと「ポップアップ広告は閉じることができる」から意味を持たなくなった、ということでしょう。

 閉じられるから、見た側は「閉じなきゃ」と思う。広告は閉じられ、見た人間は「めんどくせーな」「鬱陶しいな」とストレスを感じる。
 単に閉じられるから、ユーザーは広告を見なかったことになり、広告効果ゼロ、というわけでもないのです。

 「閉じられる」から「閉じなきゃ」と思う。

 だからいちいち閉じる。めんどくさい。ここに不快感が生まれるわけです。
 効果はゼロどころか、マイナスです。

 では、多くのポータルサイトやフリーメールに登場するうざったい広告はどうか。
 「閉じられない広告」。消したくても消せないんですよ。
 そうするとですね、見た側はどう思うか。「消せねーじゃねーか、バカヤロー」となるかというと、そうはならないですよ。最初はそうかもしれないけど。

多くは覚悟でなく愚鈍と慣れでこれに耐える

 まさにそれなわけで。どうしようもないことに対しては、人は鈍くなり、慣れるしかない。

 「閉じられない」から「閉じない」。

 どうあがいたってどうしようもないことについては、慣れる以外に方法がないのですね。テレビコマーシャルにしたって、どうしたって流れるものであり、また、時間がたてば終わるものであるから、我々は黙って見てるわけです。
 ポップアップの場合「閉じる」という無駄な動作をしなきゃならないために、また閉じられるために、ユーザーはそれに慣れることができない。あるいは慣れなくても良いわけです。

 じゃあ、閉じられない広告にどれほどの効果があるの?って話ですけど。
 基本的に広告効果はゼロに近い。しかし、マイナスにはならないのです。
 ある日、ユーザーが暇で暇でたまらないとき、あるいは、ユーザーの関心に触れる広告が偶然にも登場した時、カモはその広告をクリックする。
 そんだけのもんです。

 プッシュ型の広告なんてのは、実に高度なものなのです。それを理解せずにやってるバカが多すぎる。電気とメモリーと回線を無駄に使い、負のエントロピーを増大させる奴ら。もういい加減気付けよ、そんな方法はクレジットカード持ってない人にしか通用しないってことに。

追記:Amazonのプッシュ型マーケティングについては、私は好意を持っています。