どうも。

突然ですが「リカンベント」はご存知でしょうか?
ざっくり説明すると「背もたれが付いたシートに寝転がるような姿勢で乗るチャリ」の事を指します。
見た目からしてかなり特異かつ取り扱っている店が少ない為日本ではマイナーな存在ですが、熱狂的なユーザーに支えられているかなり濃いジャンルであるのが特徴です。

このブログでは今まで触れていなかったんですが実は自転車趣味も少し齧っており、ホイールの手組み以外の作業は一通り自力で対応できる程度の技術は持ってたりします。
リカンベントの存在も小学生の頃から知っていて(荒サイでちょくちょく走ってるのを見掛けてました)いつか欲しいという想いはありました。

しかし難点は値段。もっとも今日では入門ロードですら10万出して買えるかどうかみたいなレベルで値上がり傾向にありますが、それでもリカンベントは最安の新車でも20万程度で買える店も少ないというハードルの高さがあります。

高専在学中はバイトである程度収入はありましたが他の趣味の事もありなかなか手は出せず。
で、それ以外ならクロモリホリゾンタルのチャリが良いな、と思いヤフオクで予算ギリギリで競り勝ち手に入れたのがコイツです。



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ブリヂストンの名車、ユーラシアシリーズの700Cモデル。所謂スポルティーフに近い「ディアゴナール」というヤツです。引き取り直後の写真が残ってました。7年前に買ったらしいです。
正直妥協した部分もありながら、これはこれで気に入り以後チャリ関係の物欲はすっかり消えました。


それが再発したのは去年の事。250CCバイクの購入計画が置き場所問題で潰れ、それならチャリを増やせば良いか、という謎思考に陥りました。車種はクロモリのMTBか正統派ランドナー、そしてリカンベントに絞りヤフオク等で漁る日々が続きました。

先日高尾山に登りに行くも駐車場が確保できず諦め、日本一デカいハドフ系列の集合体として有名な八王子大和田店に寄って帰る事に。そこに捜し物はありました。



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 アメリカのメーカー、RANS(数年前に消滅しました・・・)のV-REXです。
後26、前20インチのリカンベントでは一番メジャーなショートホイールベースのミッドレーサー。20年以上前の車両で傷等はあるもののそこまで状態は悪くない。そして絶対条件でもあるクロモリフレーム。
これを逃したら次はないかもしれないと思い、軽く試乗をした後迷いなく購入しました。
お値段66000円。かなり安く買えたんじゃないかと思います。


というわけで念願のリカンベントを手に入れたわけですが、やはり古さ故にそのまま乗るには厳しい部分がありました。定番のシフターグリップの加水分解です。握ると手が真っ黒に・・・
個人的にグリップシフターは嫌いなんでラピッドファイヤタイプに交換することに。



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ハンドルの塗装が厚く各部品を取り外すと塗装に傷が・・・



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耐水ペーパーで削りました。これだけでもかなり具合が良くなりました。



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で、こんな感じに。



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ハンドル幅が狭いリカンベントだとグリップは長過ぎる為ノコギリで切り落としました。
迷彩柄なのは単にこれだけ人気が無いのか安くなってたんで・・・

後は各部調整をして試走へ。マトモにサイクリングへ出向いたのは4年振りくらい。



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乗ってみての感想ですが、とにかく感動の連続でした。これは実際に味わってみないと分からない感覚かもしれません。
個人的にロードバイクのポジションは首や腰に負担が掛かりあまり好きじゃないんですがリカンベントではそれが皆無です。とにかく楽に漕げます。時速20~30キロの範囲で気楽に流すのが丁度良い塩梅かも。

今後もちょくちょく弄っていこうと思っています。現状はPSDペダルとリアキャリアの導入を計画しているところです。カスタムしたらここに追記していきます。


ではまた次回。


◯追記


ビンディングペダルの中古品を買ったんで取り付けてみました。
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シマノのM324です。片面SPDなんでどんな靴でも気楽に使えます。

「リカンベントにビンディングは必須」という意見を結構見掛けたんですが、いざ試してみると確かにその通りだなぁと。引き足が使えるのと足がペダルからずり落ちなくなるんでかなり快適になりました。これはもうフラペには戻れないかも・・・

で、装着前にグリスアップしようとバラしたんですがどうやら組み立てには専用工具が必要らしく、しかもソイツが高い上に入手困難というとんでもない代物でした。そういう意味ではこのペダルはあまりオススメできないかも(見た目はカッコいいんですけどね)
しかし工具を自作し何とかなったんで、その辺についてはまた個別で記事にしようと思います。