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高専人日記2号機

レゴとデジモノをこよなく愛する高専生だった人の日記。聖地巡礼はヤマノススメ関連のものです。 PCから、又はPCサイトからの閲覧を推奨します。

2019年02月




久々のセイサク講座です。

今回は実践編。テクニックに欠かせない”ギア”に関するお話です。


ギアはギミックを組み込む際には必要不可欠な存在です。しかし、いざ組んでみると
「そもそもどうやって配置すりゃいいんだ?」という疑問が湧いてきます。(自分はそうでした)

ギミックを正常に動作させるためにはギヤ比やトルクの管理が重要になってきます。
速度が早すぎると、現実とはかけ離れた動きになってしまう上にトルクが小さくなってしまいます。
逆に遅すぎると、トルクマシマシでも超モッサリな動きになってしまいます。

ギアを配置していく過程でそれらをうまく調節する必要がある、という事ですね。


「んじゃあどうすりゃええねん」という話になってくる訳ですが、まずは一番簡単かつ汎用性が高い
配置を頭に入れておくのが良いと思います。


・・・その配置は”3L長”。基本ブロックでいうと”3ポッチ”。これを基本にしてギアを配置します。



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つまりこんな感じです。シャフトを1ポッチ分空けた配置。長さで言うと”3L"になります。
この配置がけっこう重要になってくるんです。


じゃあなぜ、これを基本にすると良いのか?それは・・・



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このように、ギアの組み合わせが豊富に存在するからです。
黄色のブッシュが出力軸だとすると、実に6種類もあるんです。
それぞれギア比や回転方向が異なります。

これをどこか1箇所だけでも仕込んでおけば、あとから調整したい!って思った時にギアを入れ替えて
速度やトルクの調整が簡単にできるようになります。(ただし、スペースの関係でそう簡単にいかない
場合もあるけどね)

2箇所仕込めばさらに細かく調整できますね。



また、動力源から出力に至る経路に配置するギアは、最小限にとどめておくのも大事です。

ギアが多いほどその分摩擦が増え、ギミックの動作に支障が生じやすくなります。


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シャフトをちょっとだけずらしたい!という時には、こんな感じにギアを組み合わせるのが手軽です。
しかし、ギア比と回転方向が変わってくるのでそこは注意。



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また、このような場合は・・・



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ユニバーサルジョイントを使ってずらすこともできます。
8枚歯ギアを使う方法もありますが、8枚歯は耐久性があまり良くない上に回転方向も換わるので、
この方法がおすすめです。



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RCモデルを作りたい!という時には、極力ギアを使わない方が良いです。
摩擦やギアに掛かるダメージを考慮しましょう。
この場合だと、デフを除くとモーター直結になっています。



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ギヤ比を変えたい時も、最小限にとどめておくと破損時のダメージを抑えられます。
とにかくシンプルに構成してみましょう。



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ギアを2枚重ねにする方法もあります。
その分摩擦も増えるのでそこだけは注意。



「3L配置」「極力シンプルに」
これらを考慮しながら組んでみて下さい。そうすればきっとうまくいくはず!




長くなりそうなので続きはまた今度。


ではまた次回


どうも。

先日、レゴストア佐野アウトレット店がリニューアルオープンしました。

オープン当日はあいにくの雪模様でしたが、そこそこ近所だということもあり行ってきました。



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レゴストア名物PaBです。
いつかテクニックパーツが登場することを心から願っているのですが、なかなか出てきませんねぇ。

ちょっとしたお遊びスペースもあったりと楽しめるストアになってるんで、気になったら是非どうぞ。


本題に入りましょう。今回のレビューはこちら↓


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テクニックでは定番になりつつあるコラボセットです。

実車は6.2LのV8エンジンを積んだ正に「アメ車」として相応しいスペック。
スーパーチャージャー付きで647馬力を発生させます。最大トルクは96.8kgm。やべぇよ。

コルベットの大きな特徴は、足回りにリーフスプリングを採用している点。
リーフサスはトラックやバス、クロカンでよく見られる構造ですが、スポーツカーである
この車にもこれが使われているのは意外ですよね。これは1962年発売の2代目から続く伝統的な
構造なんですよ~!

実車のお値段は1930万円からのご提供。とてもじゃないけど買えません。
しかし、このセットは5000円程度で購入できます。お得だね!



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開封するとこんな感じ。

中型セットの標準的な分量です。



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シロンにしか入っていなかった青いベベルギアが1個入ってます。これは嬉しい。



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新規パーツのフェンダー。
今後のカラーリング展開に期待ですね。ブラック等の汎用的なカラーだと作品の幅が広がりそう。



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そして意外と貴重なホイール。
ロンドンバスのセット(こちらは今でもストアで購入できます)にだけ入っていたパーツです。



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過去に同サイズのホイールが(左のやつ)出回っていますが、それよりオンロードなデザイン。



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いきなりですが完成。1時間ほどでサクッと組めます。
ステッカーはいつものように今後の作品作りに活かせそうなものだけ貼ってます。



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リア。4本出しマフラーが素敵。



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若干斜めになっているボディラインをうまく再現できているのがGood。



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V8エンジンはホイールと連動してピストンが動きます。

ギミックはこのエンジンの他にステアリングとボンネットの開閉のみ。
ドアもトランクも開かない割り切り仕様となっています。

テクニックとしては可動部が少なく、ギミックの観点では物足りなさはありますが、それを犠牲に
して実車の再現に力を入れたようですね。個人的にはアリだと思いますよ。



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「似てなくね?」という意見もありましたが、このサイズでここまでかっこよく仕上げるのは
そう簡単にできるようなことではありません。

写真では伝わりにくいですが、実物はもっとかっこいいです。とにかくかっこいいです。

部屋が汚いので写真は撮っていませんが、遠目から見るとよりかっこよく見えます。


過去にはポルシェとシロン、そして今年もポルシェのコラボセットが発売されましたが、どれもこれも
値段的に手が出しにくい状況です。それに対してコイツはお手軽に楽しめる範囲に収まっています。

ギミックに物足りなさはあるものの、それが気にならなくなるくらいの完成度となっています。

今年のおすすめセットです。ぜひ手に取ってみて下さいね!


ではまた次回。



皆さん、テクニックの新作は買いましたか?(2回目)俺は買いました。

そっちのレビューはまた後日にUPします。

そういや今週9日は、佐野アウトレットにレゴストアがオープンするそうな。
元々はクリブリでしたが、パワーアップしてリニューアルされるようですね。楽しみ~



さて、今回はテクニックに加えて久々にシステム系のセットを買ってきました。

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スピードチャンピオンシリーズ(以下スピチャン)より、今年の新作をチョイス。
マクラーレン社の「セナ」。あの”音速の貴公子”から名を取ったスーパーカーです。


スピチャンはかつてのレーサーシリーズの流れを汲むシリーズで、実在する車を手のひら
サイズで再現しているのが大きな特徴。

レーサーではフェラーリとランボルギーニを中心としたラインナップで、テクニックメインの
大型セットも発売していたことがありました。それに対してスピチャンでは、小型サイズを徹底。
更に様々なメーカーの車を再現しており(日本車はまだ出てないけどね!)値段も控えめ。

個人的には以前から気になっていたシリーズでしたがなかなか購入には至らず。
しかしコイツのデザインに惹かれ、つい手が伸びてしまった、という訳です。



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開封するとこんな感じ。シールがぐちゃぐちゃじゃねぇか!



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ピース数は200ちょい。サクッと完成。



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このサイズだと灯火をステッカーで再現するケースも有るようですが、コイツはしっかりと
パーツを使って再現されています。



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手のひらサイズながらディテールが細かく、素直にかっこいいと思えますね。
実物を完全再現!とまではいきませんが(サイズ的にもこれが限界でしょう)、それでも
各部の特徴を捉えているのが凄いです。



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ミニフィグはちゃんと搭乗できます。よく考えられていますね~



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この窓?パーツはまさかの逆スタッド。”挟むだけ”で固定されています。これこそ正にプロの業。

お値段は2000円を切っていました(富士見のレゴストアで購入)が、値段以上のプレイバリューは
確実にあります!



実は、システム系のセットを最後に買ったのは2006年。クリエイターシリーズの黒いオープンカー
を買ったのが最後でした。
何と13年ぶりのシステム系セット購入!となりました。

パーツ関係の知識もそこで止まっているため、いつの間にか色んな種類のパーツが増えてて
びっくりしました。表現の幅が広がるのは良い事ですね。

当方は、2007年頃まではテクニックと並行してシステム系の作品も作っていました。
丁度スピチャンと同じくらいのサイズで車を作ってたんですよ~
スライドドアの再現に凝ってた思い出。懐かしいなぁ・・・

このセットでその時の楽しかった記憶が何となく蘇り、感慨深いものがありました。


たまにはこうやって寄り道をしていくのもいいかもしれませんね。


ではまた次回










どうも。

皆さん、テクニックの新作は買いましたか?俺はまだ買ってません。


さて、ちょっと早いですが下半期のセット情報がチラホラと出始めております。

という訳で、今回はセット考察です。詳細はまだ明らかになっていないんでほぼ推測だけどね。


発売予定のリストがこちら↓

キャプチャ
品番が飛んでるのが気になりますが、とりあえず4セットは発売確実ですね。

一応リーク画像はひと通り見てきましたが、画像が粗かったんで詳細は不明。
見た感じの印象でしか語れませんが、ざっと紹介しておきます。



・42096 Car Transporter

いきなり大型セットです。トレーラータイプのカーキャリアー。
意外とセット化されないテーマだったりします。
本体は赤と白のツートーン。水色のスポーツカーが付属します。
おまけ程度かと思いきや結構クオリティが高そうで、単体でもセット化できるレベル(っぽい)



・42097 Spider Crane

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いわゆる「カニクレーン」と呼ばれてるやつですね。黄色メインの王道カラーでした。
この手の建機が好きな自分にとってはどストライクなネタ。楽しみですね~



・42099 Extreme Off-Road Vehicle

RCのオフローダー。以前にもセット化されていますが今回は中身が大幅刷新されるようです。
「Technic Control +」という新たなシステムが登場。

現在、「Powerd UP」というスマホでコントロール可能なシステムがトレインシリーズを
中心として搭載され、絶賛発売中です。

発売当初、そいつはシステム系のモデルに組み込む事が前提の構造になっているため、
テクニックでは採用されないだろう、と予想していました。

やはりそうだったようで、10年以上が経過したパワーファンクションに換わる新たなRCシステムを
”テクニック向けとして”刷新してきました。

1つのコントロールハブに4つのモータを接続できる仕様になるようです。スマホでの操作も可能。

更にこのセットにはボールベアリングが使われているんだとか。これは気になりますね~



・42100 Liebherr 9800

今年のフラッグシップです。そしてコラボセット。

R9800_RSA

これが・・・

LEGO-Technic-42100-Liebherr-R-9800

こうなります。

前述した新RCシステムを搭載。7個のモータと2基のコントロールハブを搭載。
いくつかの新パーツが見受けられますね~。しかもかなり使い道があるやつ。

超高価格化が予想されます。7万くらいになるんじゃないかなぁと。



以上!!


しかし今回も気合入ってますね~

前にも同じことを書いたような気がしますが、ここ数年でやけにテクニックが”熱く”なってます。

テクニック勢としては嬉しい限りです。魅力的な商品はファン獲得に繋がりますからね~



今回はここまで。詳細が分かり次第、別記事で紹介していく予定です。


ではまた次回


※追記

これらに加えてもう1つ新セットの噂があります。

どうやらランドローバーとのコラボセットが発売される模様。
秋にフルモデルチェンジ(というよりは復活する)ディフェンダーをセット化。
おそらく実車と同じタイミングで発売されると思われます。
Land-Rover-Defender-004-20181221122611-900x507


まだ噂の域ですが、楽しみですね~!






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