自動車Photoアーカイブ

2018年04月24日

さて、先日のパガーニのネタに続き
第三段目として紹介するのは
フェラーリのオプション・トラベルバックや
クルマの内装のレザー製パーツを
手がけるスケドーニの工房です!

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スケドーニの歴史は古く1880年にイタリア、モデナで
ハンドメイドの靴工房として開業しました。

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現在では、アッパーグレードクラスの自動車が採用する
オプションのトラベルバッグの大半が
スケドーニ製のバッグをカタログモデルとして紹介しています。

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そのクライアントは、地元フェラーリを筆頭に、
ランボルギーニ、パガーニ、ロールスロイス、ベントレー、
アストンマーティン、etc....
名立たるメーカーの名が並びます。

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1960年代に入ると靴に加え、鞄の本格的な生産を
開始しました。1976年に3代目のマウロ・スケドーニ氏が
エンツォ・フェラーリと出会った事がきっかけになり
フェラーリ革製品部門において
カスタムレザー製品の全般を任せられるようになりました。

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1977年にはフェラーリ308GTB専用の
トラベルバッグが誕生し、以来現在に至るまで
フェラーリのカタログにはスケドーニ製のトラベルバッグが
設定されています。

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1983年からはフェラーリのF1において
シートカバーも手掛ける事になりました、
スゥエード製の滑らないシート生地は
ロードカー同様の美しい縫製で
ドライバー達にも好評でした。
 
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2003年にレギュレーションが改定される
までフェラーリのドライバーズシートは
20年間に渡りスケドーニが制作し、
現在でも、シートのプロテクト部分は
スケドーニが手掛けています。

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三ちゃん企業の如く、スケドーニ・ファミリーで
運営している下町の工房ですがここにも
文化の継承を強く感じさせられた事は
言うまでもありません。


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と、ここまではよくあるスケドーニ工房の紹介なのですが、
実はスケドーニが得意なのは、
革製品の製造だけではありませんで、

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工房の屋根裏へと足を運びますと
創業以来スケドーニ家が100年以上造り続けている
バルサミコ酢の樽が並びます。


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モデナはバルサミコ酢の産地としても
有名で、寝かせれば寝かせる程に
まろやかになり珍重されている
この料理酢への拘りも半端ありません。


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エンツォ・フェラーリもスケドーニ家の
バルサミコ酢を気に入っていたとの事ですので
エンツォのハートを射止めたのは
この樽達かもしれませんね!


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text by ディレクターH



(13:25)

2018年04月23日

       世界的に著名なファラリスタの呼びかけで
実現したフェラーリ250シリーズだけによる
プライベートツアーの番外編の第二弾は
このツアーで訪れたパガーニのファクトリーです


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パガーニ・アウトモビリは
オラチオ・パガーニによって創設されました。

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イタリア系アルゼンチン移民の
オラチオ・パガーニは幼い頃より
クルマやバイクに対して情熱を抱き、
技術者になる夢を描いていました。

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オラチオはデザインやFRP成型技術を取得すると
かのファン・マヌエル・ファンジオの推薦で
ランボルギーニ社へ入社、

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デザイン部門のタレントとして認められると
カウンタック・アニバーサリーのデザインを手掛け
CFRP成型技術の導入も勧めました。

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当時クライスラー傘下であった
ランボルギーニが導入したCFRPの成型工房の規模は
オラチオが希望する規模ではなかった事もあり

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自身のデザイン会社を設立する事を決意しました。
オリジナルスーパーカーの設計と生産をする
事を見据えて、CFRP成型に必要な
オートクレーブをまでを導入し、

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更には、オラチオが実際にロードカーを設計する
のにあたりアドバイザーとしてファンジオを起用しました。
イタリア製のスーパースポーツにAMG製のV12ユニットが組合されたのも
ファンジオのアイデアによりものです。

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そして1999年、待望の市販モデル
パガーニ・ゾンタC12がデビューしました。
ゾンタのネーミングはオラチオの出身地である
南米アルゼンチンのアンデス山脈から

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吹き下ろす風に由来し、C12のCは
妻であるクリスチーナの頭文字で
12は12台目のミッドシップ・プロジェクトである
事を意味しています。

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2010年にゾンタの生産が終了すると
翌年後継車として
パガーニ・ウアイラを発表しました。

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車名はかつてインカ帝国の使用していた言語
ケチュア語で風を意味し
南米の先住民族が信仰する神の名を由来としています。

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モノコックフレームはカーボンとチタンを
組み合わせた新開発のものになり、
組合せられるパワーユニットは

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ゾンタと同様のAMG製V型12気筒エンジンに
ツインターボを備え最大出力は730馬力を発生し、
0−100Km/hの加速は3.2秒を実現しました。

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エアロダイナミックも熟成が進み
フロントとリアに計4枚の可変フラップを備え
走行状況に応じてダウンフォースの調整や
エアブレーキの役割を果たします。


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見学時にはウアイラの製造を行っていました。
ウアイラは100台を製造する予定ですが
1台づつが仕様違いで手作業で組み上げられている事が
印象的でした。

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街の小さな工房からクラス最高峰の性能をもった
ハイパフォーマンスカーが生まれる様相には
イタリア自動車史黎明期からの文化が
脈々と継承されている事を感じさせられました。

text by ディレクターH
 


(23:24)

2018年04月20日

さて、早速ですが今回は
世界的に著名なファラリスタの呼びかけで
実現したフェラーリ250シリーズだけによる
プライベートツアーの番外編

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2013年にフェラーリは
フェラーリと長らくフェラーリのデザインを
手掛けたピニンファリーナとの協力関係が
60周年を迎える事を
記念して「セルジオ」の名のコンセプトカーを
発表しました。

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市販モデルが翌年より6台のみデリバリーされる
事になりましたが、

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このツアーでは市販前の現車を
見学する機会を得る事が出来ました。

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セルジオの名は2012年7月に死去した
セルジオ・ピニンファリーナに対して敬意を示し
名付けられました。

セルジオはピニンファリーナの
創業者バッティスタ・ピニンファリーナの
息子で1970年以降のほとんどのフェラーリのデザインを
手掛けてきたピニンファリーナにおいて、
長らく指揮を執り続け、

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フェラーリ以外にも多くの自動車メーカーの
デザインやボディの生産を手掛けて
イタリア最大のカロッツェリアへと成長させました。

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フェラーリ・セルジオは
1960年代のフェラーリ・デザインを
モチーフに設計されました。

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ディーノ・コンセプトのラインを
彷彿させるエクステリアは専用ボディとして
458スパイダーをベースに仕上げられ

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技術的パーツはマッドブラックに
それ以外の造形パーツはレッドに塗り分けられ
SP1のデリバリー以来
採用されている赤と黒の2トーンを基調とされています。

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昨年開催されたフェラーリ70周記念日本イベント
Driven by Emotionでは
日本進出50周年記念モデルJ50
SP1と共に展示されました。

近年のフェラーリにおいて
最も完成度が高くコンセプトであり
かつ最も美しいクルマの1台だとディレクターHは感じています。

text by ディレクターH





(21:57)

2018年04月19日

世界的に著名なファラリスタの呼びかけで
実現したフェラーリ250シリーズだけによる
プライベートツアー
Vol.10の続きです。

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さて、今回は
今回のツアーの最終目的である
フェラーリの本拠地マラネロ編です!

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サンレモから
マラネロの道のりは
パルマ、モデナを経由して
およそ400キロの行程、


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このツアーの終焉に名残惜しさを感じながら
高速道路でおよそ4時間という距離を
ひた走り、
モデナの高速道路の出口には
日本でいう白バイが待ち構えていました。


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集団暴走行為の取締りの待ち伏せ

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ではなく
マラネロまでの道のりを
誘導役としての地元警察による協力を得ました。

ミッレ・ミリア等の公道イベントでも
ヒストリックカーの走行を
優先させる為に参加車優先の先導を行うのが
こちらで開催されるイベントの常です。

さて
途中、参加車両に小さなアクシデントはありましたが
参加車全車が
フランス、ル・マンを出発してマラネロへと
ゴールを迎える事ができました。


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ゴール後、フェラーリ本社工場に隣接する
フェラーリのテストコース
フィオラノ・サーキットへと全車が終結し

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フェラーリのF1やGTカー、市販車の
テストで使用される本コースで
フィナーレを飾るべくパレードランを
行い、


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3周の周回の後
最後はコース上で記念撮影を!


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これだけの貴重な経験を
日本人として体験出来た事、
喜びを噛み締める事が出来た事、
自分が置かれた環境に
ただただ感謝以外にありません。
とても3年のネタではなく、
まるで昨日のように思い出されます。



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本ツアーの行程はここで終結ですが
付随する番外編を追って紹介致します。

text by ディレクターH


(23:51)

2018年04月18日

先週の土曜日から昨日まで
台湾へと足を運んできました!

ディレクターHが伺ったのが

TAIPEI AMPA
です!
台北で開催されたこのイベントは

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台北国際自動車部品及びアクセサリー見本市
台北カーエレクトロンクス見本市
台湾国際高度道路交通見本市

更に同時開催で
台湾国際オートバイ産業見本市
台湾国際電動車両見本市
台湾国際自動車チューニング・カーケア見本市

が行われ言うなれば
アジア最大の乗り物に関する部品の見本市です。

今回は、台湾にて
EV製のレーシングカーの開発を行うXING Mobility社の
Royce氏の招待でお伺いしました。

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同社が開発中の
2台のスポーツタイプのプロトタイプは
サーキットユーズを意識した


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「Miss E」と名付けられたタイプと

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オフロードでの走行も可能な
「Miss R」というタイプです。
見本市会場に展示されていたのは
Miss Rでして

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自社開発の液冷式バッテリーパックのモジュール
と4輪を駆動させる350V‐250kwを発揮する
4つのモーターにより
なんと0‐100キロまで1.8秒を実現します!

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シャーシは童夢製のGT350様に開発された
カーボンモノコックのシャーシが使用され
ギアボックス、サスペンションをも自社開発が
されたものが組み合わされています。

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空力を追求した
プロトタイプ候うのエクステリアとはいえ
最高速は271Km/hを記録するとの事ですので
アジア発信ともなり得る
未来のスーパーカーが如何にエキサイティングな
可能性を秘めたものかを感じさせます。

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一方の会場には展示がされていなかった
サーキットユーズの「Miss E」に関しては

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シボレーのオープントップレーシングの
シャシーをベースに開発され

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SADEV製の6速レーシングミッションと
同社開発のEVユニットが組合されこちらは
300km/hオーバーのトップスピードを誇ります。

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気がつけばディレクターHにとって
自国以外のアジア地区において
自動車技術の最先端を目指す
現場を目にした事は初めての
経験でした。

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チャレンジャーであるがゆえに、
豊かな発想と、体現するべく行動力は
想像を遥かに超えたものであった事は
言うまでもありません。

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今回の渡航の目的は
Xingの見学でもあったのですが、
ディレクターHのスキルに対しての要請もありまして

また、それは追々ということで


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text by ディレクターH




(00:47)

2018年04月13日

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La Festa Primavera 2018
が本日熱田神宮よりスタートしました

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当ブログにも先日告知させて頂きましたが 
La Festa Primaveraは昨年20周年を迎えた
La Festa Mille Miglia
の春の姉妹イベントとして位置づけられています。

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東海、近畿地方を拠点として開催され
今年で10周年を迎えました

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ディレクターHの地元でのスタートとの
事もあって、友人も数多く参加なさっていますので
応援へ行ってきました。

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今回は71台の参加車!が参加し

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著名人にしてエンスージアスト
の巨匠の方々も参加なさっています。

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今回は名古屋を出発し
志摩を経由し紀伊半島を南下し

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みなべ へその後 、
大阪を経て京都でゴールをする予定です
参加者の皆様、安全運転で頑張って下さい!


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text by ディレクターH




(15:35)

2018年04月10日

先日、マセラッティ・クラブ・オブ・ジャパン
さまのミィーティングを
弊館の姉妹店である
名古屋市中区栄 ラシック 8Fの
トラットリア・ミリアッチョ
にて開催して頂きました。

この会の開催に際しまして
マセラッティ・カムシンを用意し
クラブの会員の皆様にご覧頂きました。

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1972年のトリノ・ショーにて
ベルトーネのブースにてデザインが披露され
1974年よりマセラッティ・カムシンの名前で
生産が始まりました。

デザインは、ランボルギーニ・カウンタックや
ランチア・ストラトスを手掛けた
かのマルチェロ・ガンディーニです。

曲線を描きながらテール後端まで伸びる
エッジが効いたウエスト・ラインや
ボンネットの左右非対称のルーバー
ガラスパネル製のテールエンド など

ガンディーニの個性
デザイナーとしての拘りが随所に見受けられます。

また当時、シトロエンが親会社であったことから
ハイドロ・システムを使用し
ブレーキ、クラッチ、リトラクタブルヘッドライト
、パワーステアリング、ヘッドレストリクライニングにいたるまでを
油圧で動作させていました。

カムシン「Khamisin」の名の由来は
エジプトの砂漠地帯において季節的に吹き荒れる
熱く激しい砂嵐からきています。 

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前衛的なスタイリングと動作系統
更には
320馬力を発揮するV型8気筒4930cc ユニットを搭載し
当に時代を先取りしたスポーツカーでしたが、

ハイドロシステムの未成熟さや、
オイルショックも重なって
総生産台数は430台程しか生産されなかった
悲運なクルマともいえます。

今回、用意させて頂いたクルマは
当時シーサイドモーターが輸入した
走行距離1万キロ程度の貴重な個体です。

どなたか、購入を希望な方はお見えになりませんか?

text By ディレクターH

 









(18:31)

2018年04月08日

昨年、創設70周年を迎えたフェラーリは
70周年を記念して
フェラーリの歴史を飾る代表的なクルマを
現行ライナップにオーマージュして
現代風にアレンジした特別仕様車が
昨年発表されました。

現行モデル5車種に70種類の仕様が
テーラーメイドにて用意されました!


その内の一台

Ferrari 340 MM Spider Vignale仕様の
488GTBがやってきました


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340MMは1953年のミッレ・ミリア用に作成
されました。ヴィニャーレが架装を施した340MM
は見事栄冠に輝きました。



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レース中の平均速度は142キロを記録し
平均スピード記録をも塗り替えました。

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かのF1チャンピオン・レーサー
アルベルト・アスカリも同車の開発に携わりました。

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そして488GTBをベースに現代版へと蘇った
記念車両は2トーン色仕様の当時の340MMを
オマージュした仕様となります。

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濃紺のソリッド色のボディのセンターには
フロントからテールエンドへ向かって
ホワイトラインがあしらわれ


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ボディのサイドには
70周年を記念したエンブレムが装着されます

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内装も特別仕様車専用のレザーが
使用され、ボディ色に合わせた濃紺の色合いです


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最新のV8モデルですが
どこかクラシカルな雰囲気を醸し出す演出はさすがフェラーリ
であると思います。

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text by ディレクターH



(19:12)

2018年04月05日

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ASTON MARTIN DB2/4 Mk3 (1958)
 
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Mk3は、DB3とは言いません。事実上、DB2/4 の第三世代です。
ボディーラインは、スムーズかつ意図のはっきりしたものに一新。
クロード・ヒル設計の六気筒エンジンは、150bhp以上発揮するまでに
強化されました。

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三種類のボディーを合わせて、551台生産されました。 


(15:29)

2018年04月04日


フェラーリ・クラシケより
ツール・ド・フランスこと
フェラーリ 250GT tdfが
レストアを終え帰国しました!

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詳細は年内に開催予定の
企画展内にて

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紹介させて頂きます

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text by ディレクターH


(17:58)
世界的に著名なファラリスタの呼びかけで
実現したフェラーリ250シリーズだけによる
プライベートツアー
Vol 9 の続きです。


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今回はマラネロへ向かっての中継地
サンレーモの紹介です。


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サンレーモはイタリア、リグーリア州
インペリア県に位置する県内最大の人口の都市です!

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港湾都市、観光都市とあって
地中海を望む美しい街並みです

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サンレーモの美しい街並みに更なる
華を添えたのが250tourの参加車両達


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250GTOを筆頭に


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250 Europe GT Comp


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250 TestaRossa

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250GT Cabriolet

250 GT/E 2+2

250 GT SWB

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250 GT Zagato


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250 GT Tour De France

250 GT California Spyder

250 GT SWB

etc,,,,


今回の参加車である
あらゆる種類のFerrari 250 シリーズが陳列されました。


次回は、このツアーのゴールの地、
マラネロ、フェラーリ本社並びに
フィオラノのテストコースの模様をお伝えします。
 

text by ディレクターH 


(06:43)

2018年03月26日

現在進行中の次回企画展の概要を少々紹介させて頂きたい思います。
次回の企画展は、6月下旬〜7月上旬の開催を目指して現在調整して
います。その内容は、フェラーリ・クラシケの紹介で進めています。


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フェラーリ・クラシケとは製造から20年以上が経過した車両を対象に、
フェラーリの副社長ピエロ・フェラーリが議長を務める鑑定団COCER
呼ばれるエキスパートグループが、シャシー、エンジン、ギアボックス


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トランスミッション、サスペンション、ブレーキ、ボディ、内装が
オリジナルであるかを鑑定し、フェラーリがオフィシャルでレストア、
メンテナンス・サービス、技術的なアシスト、そして鑑定書を発行する
目的で2006年に、モンテゼモーロ社長主導の元で設立されました。


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レストアを要する場合、マラネロ本社の工房で
1947年にさかのぼる設計図も1枚残らず保管されている
膨大なアーカイブを元に、工場内の鋳物製造施設や
かつてオリジナルパーツを作った工作機械そのものを使って、


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オリジナルスペックと寸分違わぬ新品パーツを製造し、
新車当時の完璧なコンディションを忠実に再現します。


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現在ではこのサービスを充実させる目的で、世界20カ国の市場で
展開する48の正規ディーラーがフェラーリ・クラシケの
ワークショップとして認定され、日本でも昨年
コーンズ 東雲サービスセンターとコーンズ 大阪サービスセンターが
初めてワークショップの認可を取得しました。
 


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次回の、アウト ガレリアルーチェ”の企画展では
本国マラネロのフェクトリーにてフル・レストアを
果たして新車当時のコンディションが蘇ったフェラーリを筆頭に
クラシケを取得した完全なるフェラーリの実車を通して、
世界最高傑作を称される文化の継承を伝導する
フェラーリ・クラシケの真髄を紹介する予定です。




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text by ディレクターH 



(12:55)

2018年03月25日

カレンダー上の休日になるともあろうと
エンスージャストのお客様が
愛車でお越し下さいます。

当館は駐車場と隣接していますので
拘りの愛車が
当館に華を添えてくれているとも言えます。


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丁度、僕がクルマ好きになるきっかけを
与えてくれた年代の車両が並んで
停まっていたのでちょっぴり紹介します。

プジョー106ラリーと
アルファ ロメオ155 DTM仕様!!

ディレクターHは20年程前に免許を取得し
当時、四輪モーター誌のTipoなんかを
読みあさっていました


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TipoはディレクターHが在籍していた事もある
ネコ・パブリッシング発刊の月刊誌でして
ちょっぴりホットなラテン系の輸入車の情報を
誌面で紹介していました。

いわば、若者エンスージャスト必見の存在
だったという訳です。

その時代に誌面をよく賑わしていたこの2台!
拝見した瞬間にあの頃の熱い想いが蘇りました!


text by ディレクターH
 


(14:34)

2018年03月23日



昨年開催した、アレックス・モールトン展の開催に
際して、ディレクターHは2週間程渡英し
取材をしてきました。

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渡英の機会を活かし、
ブルックランズやドニントンのミュージアムにも
足を運びました。

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今回はブルックランズ・ミュージアム
紹介させて頂きます。

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ブルックランズはイギリスのサリー州ウェイブリッジに
位置し、サーキット兼飛行場として運営されていました。
サーキットはレース専用に建設された世界初の常設コースであり、
いわばモータースポーツにおいて聖地といえる存在です。


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現在では英国における
モータースポーツ史と航空史を紹介する
博物館として存在しています。

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モータースポーツを愛し
プラベートレーサーの端くれ、
更には航空ファンの
ディレクターHとしても
一度は訪れてみたい聖地でした。

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時間の都合2〜3時間程の
滞在時間でしたが
披露されている内容が濃すぎて
更には興奮しすぎて

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とても1日では見きれる
ボリュームではなかったというのが
正直な感想です。

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その時代時代を風靡した
自転車からモーターサイクル


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レーシングカー、ロンドンバスや消防車といった働く自動車や、
飛行機の実機まで展示されているのだから

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モータースポーツの聖地であるからして
ディレクターHの心をくすぐる
F1のシュミレーターなんかもありまして

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日本代表!?のひとりとして
つまらない結果を出すわけにはいけないと
おもわず力が入りました。

設定のコースはもちろん
あの白洲次郎氏も
ベントレーやブガッティで走った
ブルックランズの超高速オーバルコース
マシンはマクラーレン、MP4 なんだろう

その結果は!?

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コースレコードからコンマ2秒落ちの
惜しくも2位!
まぁ、初めてだしなんて負け惜しみを
感じてしまいましたが
F1史上は日本人最上位ということで!?

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訪問した当日はカレンダー上の休日という事もあって
アルピーヌを主体とするミィーティングも
行われていました。

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アストンマーティンオーナーズクラブの会報誌
の表紙に使用される写真の如く
100年前そのままの光景で
こうしたイベントを行う事が出来る環境は

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エンスージアストとしては
幸せな環境です。

ロンドンバスの展示をひとつとってもても
専用の展示施設が設けられ


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ドイツ軍による
空襲被害を受けてしまった
戦争遺産としてまで紹介されています。


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英国航空史の紹介で
目を引くのはなんといっても
ロンドンーニューヨーク間を最速マッハ2で飛行し
僅か3時間15分で結んだコンコルド!!

2003年に全機退役してしまいましたが
実機を目の当たりにして
その迫力に圧倒させられてしまいました。


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その他、黎明期の複葉機であったり
耐圧試験に使用した試験用ボディであったり
第二次大戦中の兵器であったり


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英国製のレシプロからジェットエンジンまで
様々な展示品が鎮座され
特にビジュアル面を意識した飾り付けをする訳でもなく
歴史的逸品が当たり前のように披露されている光景に
ただただ驚愕させられてしましました。

とても当ブログ内で紹介しきれるボリュームでは
ないので、この辺で!

英国編の次回はドニントン・パークを
紹介させて頂きます。


text by ディレクターH




(23:43)

2018年03月21日

1年前から更新が止まっていてしまった
FERRARI 250 TOURネタですが
続編を紹介させて頂こうと思います。

世界的に著名なファラリスタの呼びかけで
実現したフェラーリ250シリーズだけによる
プライベートツアー

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ル・マン24時間レースの聖地
サルテ・サーキットをスタートしマラネロを
目指すツアー、中継地のフランス・リヨン
までの行程を紹介しましたが

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今回は
リヨン郊外からアルプス超えをして
イタリア・サンレモまでの紹介です。


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このツアーに日本より持ち込んだ
Ferrari 250 GT SWBは
フェラーリ・クラシケでフルレストアを果たし
エクステリアはもちろん
駆動系、足廻り隅々に至るまで
完璧なコンディションへと蘇った状態。
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新車の味付けを想像させられる
感触でしたが、
アルプスの山々へと挑む頃には
体とマシンが一体に馴染むくらいに


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ディレクターH自身のクルマに対して慣れも加わり
マシン自体の慣らしと相まって、
人馬一体と比喩さえるしっくる感覚は
現代の新車では味わえない感覚です。

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オーバーホールを果たしたTipo128ユニットは
3リッターユニットならではトルクの強さ
12気筒SOHCとは思えない吹け上がりを実現します。

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フェラーリ史における傑作とも言える
12気筒ユニットは
ディレクターHの感覚としては
軽量コンパクトな印象で

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ショートホイールベースを意とするSWBの名の如く
スポーツマインドを意識したシャーシとの
その組合せは決してクイックな挙動ではなく

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フロントへの入力に対して
リアがオバーステア方向へとブレイクする事なく
追従し、ニュートラルステアを実現し

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速度域を高めても
多少運転に自信があるドライバーであれば
4輪ドリフトをも意のままに操れれる
バランスの良さの感じさせます。


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エンジンルームに目をやれば
現代でいうフロントミッドシップの位置に
コンパクトな12気筒が搭載されている印象を
受けるので、上記のインプレッションに頷ける訳で

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ストリート仕様の250GT SWBとはいえ
60年代初頭GTにおいて
世界の頂点に君臨したフェラーリが

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レースフィールドで培った
ノウハウをストリートへも着実にフィードバックさせ、
いかにクルマ造りの意識が高っかたかを感じさせます。


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そんな幸せな一時を、
新車レベルへと完成された
SWBと共に感じつつ
アルプスのワインディングを攻めました。


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中継地の山間の街では普段見慣れぬ珠玉のクルマ達に
興味津々の子供達にはこんな歓迎を受けましたが
ヨーロッパのクルマ文化への意識の高さ
すら感じさせてしまします。


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そんな行程を経て
地中海を望む街サンレモへ無事に到着と、、、

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言いたいのですが

この直後
目の前で起こった恐ろしい光景が!!


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自分のオイルに乗ってしまったとの事
幸い怪我人もなく
マシンも自走が可能な程度の破損だったので
事なきを得たのですが

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さすがディレクターHも焦りました。

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さて次回はサンレモ編です。

text by ディレクターH






(22:45)

2018年03月19日

今回のアストンマーティン展の開催に伴い
車両のオーナー様とのお打ち合わせの都合
栃木県那須塩原市を訪れるチャンスがありましたので

現地の自動車博物館
那須 クラシックカー ミュージアム
を見学してきました

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直近、開催したモールトン展では
イギリス取材を敢行した都合を利用して
ブルックランズやドニントンの博物館を
見学したりしています。

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クルマ関連のミュージアムのみならず
遠方を訪れた際は都合が合えば、
美術館等々へ足を結構運んでいます。

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絵画等々の美術品には
自身がデザインする館内のパネルやDMの
アイデアに繋がるヒントが隠れていたりしますし、

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物品の展示方法ひとつをとってもても
照明のあて方や固定の仕方など
勉強になるものを間近で確認
する事が出来ます。

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それら得た発見を
アウト ガレリア”ルーチェ”で
活かす事ができるよう日々心掛けています。

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那須クラシックカーミュージアムで
興味を引いたのはこの実車です。

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ハリウッド映画「スピード・レーサー」に登場の
レーシングマシン 「マッハ5」です。
ミュージアムで展示の車両は
なんでもデモンストレーション用に制作された
10台の内の1台らしく

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映画の撮影で使用された個体と
同様に制作されているとの事です
国内で一般公開されているのはこの1台のみ
なんだとか。

映画を彩ったクルマ達のみピックアップした
企画展を開催しても面白いかもしれませんね。


text by ディレクターH









(00:56)

2018年03月13日

スタジオタッククリエイティブ様の
ご依頼で児童向けのスーパーカー媒体の取材に
ご協力させて頂きました。

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見本誌の
「世界のくるま図鑑2500」を拝見させて
頂きましたがその名のごとく2500車種の
オートバー、クルマが収録されています。

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児童書向けですので
ルビが降ってありますが、
ワクワク興味を持たされてしまう
その内容にきっと親子で楽しめる事でしょう。

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今回はスーパーカーに特に力を入れて
編集なさるとの事、
2日間に渡り取材、撮影に協力しました。


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僕も幼少の頃に
セロテープで補強するぐらいにボロボロになるまで
当時フジテレビさんが出版なさっていた
F1のイヤーブックを繰り返し読み返していた記憶があります。

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本をきっかけに
子供達が夢を描く事はきっと
将来への道筋へと繋がるだろうと
信じていいます。

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今回の取材には
Ferrari 250 GT SWB
Ferrari 275 GTB
Ferrari 365GTB/4 Daytona


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Ferrari 288 GTO
Ferrari F40
FerrariF50

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Ferrari Enzo
Ferrari Sp1
Farrari La Ferrai

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9台の車両の収録に協力させて頂きました。

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本誌が出来上がり次第また
ご紹介させて頂きます。

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text by ディレクターH


(00:43)

2018年03月12日



先日

モータージャーナリストの
「いのうえこういち」さんのご依頼により

 

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螢瓮妊アパル出版の
自動車趣味人
の取材をお受け致しました。

趣味のクルマと趣味の仲間を大事に、
かけがえのない「自動車」趣味でつながる情報マガジン
「クルマと暮らす。クルマと遊ぶ。」をモットーに充実した
内容でお届けします!

がコンセプトらしく

親子出演の依頼を頂きました。

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同誌の次号にて掲載予定です。


text by ディレクターH




(08:28)

2017年03月05日

一昨年、京都にて開催された
フェラーリ社主催のインターナショナル・カヴァルケード
にフェラーリSP1にて参加しました!


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その際の模様をアップさせて頂きます。


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「フェラーリ・カヴァルケード」は、
世界各国のフェラーリのオーナーの方々が一堂に会す一年に一度の機会でして


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日本初開催となるin京都では世界 24 ヶ国からオーナーと
70 台以上車輌が集結して、11 月10 日から 14 日 まで開催されました。


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参加車両は、 F12tdf や LaFerrariを始め、
すべての現行モデルのほか、Enzo Ferrari、F40 や SA Aperta といったラインナップ。


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2012年により始まったこのイベントは
素晴らしい景観と文化 に触れながらドライビングを愉しむことを目的とし、
毎年イタリアのさまざまな都市で 開催されてきました。


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昨年からは、イタリア以外の国でもインターナショナル版が実施され、
2015 年のカリフォルニアに続き、2016年はその地を京都に移しました。


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毎日、平安神宮前の神宮道を起点とし、
1 日目は明石海峡大橋から淡路島へ、


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さらにはセントラルサーキットでのタイムアタックを経て、篠山の農村景観を


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2 日目は琵琶湖に沿って、比叡山延暦寺、


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高島市のメタセコイア並木、彦根城などを巡り、


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3 日目は大阪では御堂筋と大阪城などを周り


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古都奈良の東大寺、平城京跡

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そして若草山を巡りました。


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さてさて、
この4日間に及んだ今回のツアーの
ディレクターHの最大の収穫は!!


なんとセントラルサーキットにて開催した
タイムアタックにて

並み居る強豪を蹴散らして!?


ディレクターH
なんと優勝しました!

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タイム・アタックといっても最速ラップを争う主旨ではなく
サーキットを4周し

ファースト・ラップのタイムと
残りの周回のタイムが差が無いように
まとめるというものでした。


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なんと、日本人によるカヴァルケードでの受賞は初めてらしく
ディレクターHかなり興奮しました!


text By Director H








(00:01)

2017年03月02日

さて、、

FERRARI 250 Tour 
の続きです!

このツアーの大まかのルートは
ル・マンをスタートし


都市圏としてはフランス第二の規模を持つ


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リヨンを経由し


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アルプス山脈を超え
イタリア・サンレモから
マラネロへ向うルートです!


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さて、リヨンは


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東から流れ込むローヌ川と、
北から流れ込むソーヌ川がリヨンの南部で合流する


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水の都です。


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ソーヌ川の西側は石畳の街並みの残る旧市街で、


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ケーブルカーで登ることも出来る


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フルヴィエールの丘には


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リヨンの象徴サン・ジャン大教会がそびえ立ち


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街を見下ろしてします!


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フランスは

1887年にフランス政府が
ベトナム、ラオス、カンボジアでフランス領インドシナを形成し、
植民地支配を行いました。

第二次大戦後、フランス領インドシナが崩壊し、
ベトナムではベトナム戦争が、
ラオスでは内戦、
カンボジアではポル・ポトによる共産主義革命が起こり、

難民達はフランスを目指すようになり、
華僑やベトナム人など8万人余りがフランス へと移住した為、
多くのアジア人達による営みが形成されています

このリヨンも例外ではなく


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地元料理にも負けず劣らずの


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テイストのベトナム料理を

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味合う事が出来ました☆


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次回は


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アルプス超えからサンレモまでのお話しの予定です

Text By ディレクターH

続く



(03:57)