2006年12月17日

教育の現場

大学の教授は基本的に研究者です。
しかし、研究だけをしていればいいってわけではありません。
勿論、その人が得意とする分野のクラスを
教えなければなりません。

教えなければならない、というか
”大学側がこの授業を教えてくれ”
と要請を出すそうです。

まぁ、出されたら有無を言わさず
教えなければいけないそうですが(笑

例外もあり、ただ授業を教えるだけの
Lecturerという教授も存在しますが
あまり多くありません。

ということで、大学の教授は基本的に
研究と授業を両方掛け持つ事になります。

しかし、研究者として時には学会に出席し
研究の成果を発表する必要があります。
それは国内にとどまらず、国外にいくことも多々あります。

うちの研究室のボスは今学期二つの学会に出席してきました。
一つは日本で開かれたXenopus Meeting
(これは以前ブログでも紹介しました。)

そして、2週間ぐらい前にヨーロッパの方で開かれた
学会に出席してきました。
この学会。帰りの飛行機までは順調だったのですが
悪天候のため飛行機が順延されてしまったのですね。

そんなボスからうちの研究室のPhD生徒,Johnにメールが入りました。

”2、3日帰りがおそくなるから、この授業と
この授業を教えておいてね。”

と。

うちのボスは二つ授業をもっていて
片方は学部生用の”遺伝学”のクラス。
もう一つは院生用の”ゲノム学”のクラス。

頼まれたJohnは準備をしていたのですが、その顔は
なんだか思わしくない様子。

そんな渋々顔で準備をしているJohnに話しかけました。

私:『授業を教えるの、面白そうでいいねー。
良い経験にもなるしね。』
John:『そうなんだけどね。でも、いやだよなー。』
私:『え、どうして?』
ジョン:『だって、かなり失礼だろ。』

と、ここで私はびっくり。

ジョンは、うちの学部の中ではかなりの知識人。
(ぶっちゃけた話うちの大学院のレベルはしょぼいんですけど)
何かわからないこと、討論したいこと、疑問に思った事、助け舟が必要だと思ったらとりあえずジョンにいけば問題ないだろ、というほど凄い人です。

そんな人でさえも、同じ院生が院生に教えるのは失礼にあたる、といったことにかなりびっくりしました。

そのあと私は

『でも、他の院生もイントロダクション系の授業教えてるから大丈夫でしょ!』

といったら、

『それなんだよ!問題は!まったく、信じられん!』

と、ここでジョンが急に怒り始めました、って怒り始めたというか彼の演説がはじまったというか、そんな感じです。

彼の言い分としては

『Freshman向けの導入レベルのクラスこそ、しっかりとしたまたPassionateな教授が教えるべきだ!』

と、いうことでした。

導入のクラスと言ったら、生物学部の人だけじゃなくて、
他の学部の人もとる可能性がある。
そういう人が、どういう目で生物学をみるようになるかは、
そのとったクラスの教授のイメージできまってくる。
それは、その人が生物学部にいくことを志す/志さないにしても、
これからのその人にとっての”生物学”を
将来ずっとうけつけるイメージを与えるクラスです。

そういうクラスに、たかだが学士や修士しか
持っていない生徒に教えさせるとはどういうことか!

ということらしいです。確かにその通りですよね。

ただ、ここ数年の政府の教育に対する予算カットにより
学部としては、お金のかからない院生に教えさせた方が
都合がよいとのこと。

さて、いったいどれほどの予算がかっとされたのか?

(これは、ジョンから聞いた話ですので
どれぐらい正確な数値かはわかりませんが
投票にもいくぐらい熱心ですので、それなりに
信憑性はあります。)

10年ほどまえ、UTAはその運営資金の6〜7割ぐらいを
州によってまかなってもらっていました。

さて、今はどれぐらいでしょうか?

2割です。2割。

ここ5年間UTAにいる留学生なら知っていると思いますが
授業の増加
奨学金獲得難易度の高騰
などを体験していると思います。

全てはここにあったんですね。

ジョンはその他にもアメリカの教育制度に対して
思う事がたくさんありました。
是非とももっと語り合いたかったのですが
お互い流石に時間がなかったので、そのときは
それで終わったしまいましたが、
今週は二人とも時間があるのでゆっくりと
話す事ができそうでわくわくしています。

日本も現在教育に対する認識を改める時期に来ました。
日本の将来を担う若い力を育てる教育。
本当に今のままで良いのでしょうか。

阿部新政権は色々とがんばっているようですが
良い方向に進む事を祈ります。

また、自分自身も、その中で何ができるのか
しっかりと考え実行していきたいですね。

2006年12月08日

ゲノム学観点から見た反復説「個体発生は系統発生を繰り返す」

生物学界にいた人であるならば、誰でもきいてことがあるであろう有名なフレーズ

「個体発生は系統発生を繰り返す」

これは、動物の発生(卵子が受精したのち、胚となりその動物の形を形作る過程)の過程は、その動物の進化の過程を現している、というヘッケルによって唱えられた説です。

英語ではRecapitulation theoryとかOntogeny recapitulates phylogenyなどと呼ばれたりします。

代表的なものはどんなものか、といわれれば哺乳類のものです。哺乳類の胚が、発生の途中で魚類にみられる特徴をもつ時期がありますが、すぐにきえてしまいます。
これは、哺乳類が魚類と共通の祖先をもつ名残だ、という仮定をサポートするのではないか、ということです。

ただ、これは単なる観察から導きだされた仮定であり、それ以外のサポートはありませんでした。

しかーし。2004年にサイエンスで発表された論文"Ultraconserved Elements in the Human Genome."この論文を読みながら、一番最初に私の頭に浮かんだのが、この反復説でした。この論文の結果は、私的にはこの説をサポートするのではない か、とおもわれます。

近年、DNA Sequencingの技術が発達し、その速度、精度、コストパフォーマンスが非常に上がりました。そのおかげで、たくさんの生物のゲノム情報がはっきりしてきました。

yeastにはじまり、Drosophila, Rice, Fugu, Mouse, Chicken,そして2004年にはHomo Sapienceのゲノム情報も、DNAの配列レベルでわかるようになりました(勿論そのほかにもたーーくさんあります)。

また、昨年の9月(その時期にもブログに書きましたが)、チンパンジーのDNAの配列がわかったことにより、人とチンパンジーのComparative genomicsの世界がまじでアツイです。

話を"Ultra Conserved Elements (UCE)"に戻しますが、この論文では”哺乳類の中でみられる、非常に保存されたDNA配列の部分”をとりあつかっています。

みなさんご存知の通り、DNAはA、T、C、G四つの塩基の配列でできあがっています。この四つの塩基の組み合わせの配列により、様々な遺伝情報がきまってきます。

従って、似通った生物でればこのDNAの配列は非常に似ているということになります。

例えば、チンパンジーとヒトではこの配列の違いは1%ほどしかありません。ちなみに、マウスとヒトでも2%しか違いません。びっくりですな。

というわけで、残りの99%や98%は同じ、ということになりますが、それでも実はかなりの量です。

人のDNA配列の塩基の数は約32億といわれています。マウスとは2%違うということで、どれぐらい違うかというと、6千4百万この塩基が違う、ということになります。

結構ありますね。

別にたいしたことないじゃーん、と思うかもしれませんが、そんな人にこんなエピソードをば。

最近、「乾いた耳あか」と「湿った耳あか」を決める遺伝子が見つかったという論文がNatureで発表されました(これも、確か昔ブログにのっけ たきがするので、検索でもしてくれれば見つかると思います。って、普通にぐぐったほうがはやくて、良いソースがみつかりますな(笑)。

耳あかタイプを決める遺伝子のDNA配列が、”たった一つ”かわっただけで、湿った耳あかタイプから乾いた耳あかタイプになってしまうのです!!!

ということで、6千4百万の塩基が違うということは、ぶっちゃけ凄い事かもしれませんね。

では、このマウスとヒトで違う塩基、どれぐらいの頻度でおこるのでしょうか?

計算するとすぐでますが、約50bp(bp=base pairs=塩基のペア)に一つの割合で塩基が違うはずです。

もし、ゲノムが何のバイアスも影響もうけなければ、50bp間隔でマウスとヒトの塩基配列は一つずつかわるはずです(実際はそういうわけにはいきませんが)。

今回紹介したリサーチグループのひとたちは、「哺乳類の間で完全に保存されたDNA配列はないのか?」という疑問にこたえようとしました。

詳しい話は論文を読んでいただきたいのですが、かいつまんで説明しますと、200bp以上にわたって一つも塩基がかわってないDNA配列の部分を マウスとヒトゲノムの間で探し、そのような箇所が481もみつかったのです!(この、200bp以上にわたって塩基が一つもかわらない確率、というのは 0.00000001ぐらいです。)

しかも、この見つかった箇所というのが面白いんですね。481の箇所の100ぐらいが、たんぱく質の情報をもっている遺伝子を含んでいて、250の箇所がたんぱく質の情報をもっていない箇所、そして残りは今のところよくわからない箇所に見つかりました。

この”たんぱく質の情報をもっていない箇所”ですが、何の情報もないのか、と、そいうわけではなく、たんぱく質の情報はもってはいないが”情報発現のコントロールを司る情報をもつDNA配列”である可能性があるわけです。

そこで、その可能性をみたら、なんと250の箇所の多くの箇所で、”情報発現のコントロールを司る情報をもつDNA配列”を含む事がわかり、どんな情報発現をコントロールしているかというと、”発生に関わる遺伝子情報”ということがわかったのです!

この、発生に関わる遺伝子情報をもつDNA配列の箇所が、マウスとヒトで100%保存されていたのです。また、更にイヌやチキン、しかも魚(FUGU)でも70%~の類似配列が確認されました。

この論文では、もっともっともっともっと面白い話が論議されていますが、私はこの部分を読んだ時、反復説の事を思い出してしまったわけです。

一応、クラスの間で討論をもちましたが、すごくなさけないことにうまくついていくことができませんでした。。。すっごい良い内容っぽかったのに、本当もったいないことをしました。。。(ダメジャン
(クラスの次の日(今日)、友達に要点をまとめてもらって少し理解)

これから、もっともっともっと面白い事が明らかになっていくでしょう。

うーん、超イクサイティングです。

っていうか、何がすごいかって、こういう研究に、実は実験設備は必要ないんですよ!インターネットがあれば、できちゃうことなんです。

ヒトゲノムやチンパンジーのゲノム、そして今までわかった全てのゲノムの情報はOpen to publicです。

まさにComparative GenomicsはBioInformaticsの時代。

勿論実験をして確証をえなければいけないこともありますが、ちょっと良いPCとインターネット、そして遺伝子学ゲノム学の知識があれば、もしかしたらScienceやNatureに投稿できちゃうかもしれませんね。
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2006年12月05日

見慣れた風景に隠れたちょっと良い話

たまにありますよね。

色々なところで見かけるのに、それが何の意味をもってるのか、なんであるのかわからないものって。そして、ちょっと気になったけど、そのままにしてしまうもの。

私にとって、そんなものの中の一つが上の写真。

よく、車のステッカーで張ってる人がいますよね。今まで何度もいろんなところでみてたんですけど、あまり気に留めてなかったんですよ。

ただ、今日目の前をさーっと走り抜けていったビートルの後ろに、二つも(黄色と蒼)つけてあったんで、ふと気になったんですね。

そこで一緒にいたアマンダにきいてみたんです。

そしたら、なんとも良い話じゃないですか。外の気温はジーンズを通して体を冷やすぐらい寒いのに、心の中はほっかほっかになっちゃいました。

そんな心温まる、黄色のリボンの起源。

アメリカのジョージア州の田舎町で、ある男が詐欺罪で逮捕され、裁判の結果、彼はしばらくの間刑務所に入る事になました。

男には妻がいましたが、詐欺罪で刑に服している事がうしろめたく、妻に連絡をずっととりませんでした。
しかし、彼はずっと妻の事を想っていました。

刑期も終わりに近づいた時、意を決した男は妻に手紙を書く事にしました。

「帰ってきたときに、待っていてくれるなら町の角のオークの木に黄色のリボンを結んでほしい」

と。

刑務所からでた男は、自分の住んでいた町に向かいました。
町の入り口に近づいた男がみたもの。
それは、自分の家に向かう道の脇にある全ての木くくりつけられている黄色のリボンだったのです。

愛っていいですね。

P.S.そのあと部屋に帰った後ちょっと調べたら、どうやらこの実話をもとに1973年にTie a Yellow Ribbon 'Round the Old Oak Treeという歌で歌われていたんですね。
日本でも幸福の黄色いハンカチという映画が、この話をもとにして公開されたそうな。

今までずっと知らなかったのですが、本当良い話です。

現在は、愛する人の帰りをまつ、という意味をもとに、戦争にいった人の無事を祈るものとして使われたり、他の用途で使われたりもしているようです。

日常の中にみられる、たくさんの当たり前すぎる光景の中に、まだまだいくつも心温まるエピソードが隠されているかもしれませんね。
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2006年11月30日

ウィルスってなんなの?

ウイルスってなんでしょうか?

ウィルスときいて一番最初に思い浮かぶのは、病気、とか、怖い、とかそんな感じですね。

というわけで、なんだか怖い病気を引き起こすもの、みたいな感じです。

なんで、病気を引き起こすかといわれれば、体内に入ってきて何か悪さをする、みたいな感じですね。

まさにその通りなんです。

でも、バクテリアも病気を引き起こします。じゃぁ、バクテリアとウィルスの違いってなんでしょうか?

それは基本的に、自己複製能力の有無、によって決められています。

バクテリアは自らのゲノムに、DNAを複製するために必要なたんぱく質の情報を有していますが、ウィルスはもっていないんです。

では、ウィルスはどうやって自己複製するのでしょうか?

先程、ウィルスは体内に入ってきて何か悪さをする、というような事かきましたが、ウィルスが体内に入る、ということは宿主の細胞に入り込む、ということです。

細胞に入り込んだウィルスは、宿主の細胞が持つ自己複製メカニズムを利用して、自分のゲノム情報を複製します。

そのあとはウィルスによって様々ですが、細胞からでていくときに細胞を破裂させたりとか、細胞自然死のスイッチをオンにしたりとか、逆にがん化したりするなど、基本的に宿主に迷惑をかけます。

(ただ、バクテリアなどに侵入するウィルス、Phageは、外からもってきた遺伝子を宿主のバクテリアに埋め込んだり、逆に運び出したりするなどして、バクテリアやその他の生物の進化で重要な役割をしている可能性もあります)

ウィルスには大きく分けて、DNAウィルスとRNAウィルスの2種類存在しますが、全てに共通するのは”宿主の代謝系を利用して自己増殖する”という点でした。

ということで、ウィルスのゲノムの中には基本的に自己の遺伝情報を読み取るために遺伝子情報というのを含んでいないのです。

が、しかし、どこにでも例外はいるもんです。

でも、この例外は例外といっても、とんでもない例外です。

Mimivirusという、double-stranded DNAウィルスのゲノム配列決定が4年前に終了しました。当時、世界最大(DNAの長さが)のウィルスだったのですが今現在でも最大です。しかし、凄いの はその大きさではなく、このMimivirus、とんでもないいことに、今までウィルスのゲノムには見つからなかった遺伝子情報をもっていたんですね。

その遺伝子情報には、ウィルスと他の生物を区分けするために用いられていた情報も含まれていたんです。

さてさて困った。これで、ウィルスのカテゴリーがまたわからなくなりました。

ウィルスは、発見当初から”生き物”か”物質”なのか議論されていて、とりあえず宿主なしでは自己増殖できないので他の生物とは分けて考えられていました。

しかし、このMimivirusの発見により、その区別も曖昧になってしまった訳です。

このMimivirusというのは、もともとバクテリアで、宿主との共生の中で、自分にとってそこまで必要でない遺伝子情報を削っていったのか、 はたまた他のvirusのように、自己複製するための遺伝子情報をもとからもっていなかったが、進化の過程の中で自分のゲノムのなかにとりこんでいったの か。

謎は深まるばかりです。
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2006年11月29日

お引っ越し

Transposable Elementについて書くと公言しましたが、都合上により私が参加しているSTRのほうで、正式にかくことにしましたので、12月の8日ぐらいまでにはUpされているとおもいます。興味がある人は、STRコミュの方を参照してください。

と、いうことで普通の日記をば。

今学期を境に、うちのルームメイトが卒業してしまうので、しばらく新たなルームメイトを探していたんですね。

驚く事に、今までずーっと日本人のルームメイトだったから、最後ぐらい違う人種と住みたいなー、とおもっていたわけです。

ということで、FacebookというmixiのようなSNSで公募したんですね。ちなみに、Facebookというのは、大学のE-mail Addressを所有している人のみが参加できるSNSです。ほとんどのアメリカの大学生はやっているようです。

そしたらですね、いくつかOfferをもらったんですが、一つとびぬけてGood dealなOfferがあったので、それにくらいついてしまいました。

なんと、ひと月、電気代水道代込みで$250!
安。

場所は、UTAから15分ぐらいのところにある一軒家。Offerをくれた人が子供の頃育った家だそうです。現在、両親が新たに家を購入して、こっちを貸家にしているとか。
一人部屋で電気代水道代込みで$250というのはかなり魅力的です。

すっごいやすい!と思ってたんですが、ふとガス代のことを考えてみたんですね。そしたら、なんと一ヶ月に約$60の消費がみこまれることがわかったんですよ。

ということは、大体$310。でもまー、こんなもんでしょう。贅沢はいえません。

で、ルームメイトはCalebというのですが、イケメンで話も面白くて気の利く良い奴です。おまけに彼女も可愛い子です。なんとも上手い具合につりあった、素晴らしいカップルですな(関係ないか)。

昨日、Calebの親父さんと会ってLease formにサインをして12月中旬にうつることに決定しました。

来学期が楽しみです。

2006年11月25日

UTA近辺の24時間営業のレストランに関しての多角比較検証

かなり久しぶりの更新でございます。毎日、日記を更新している人ってまじで凄いですね。特に蒼龍さんとか。どうやって、毎日続けるのか教えてくださいw

最近1、2週間、かなり忙しくて、眠気にまけてダウンしてしまうことが許されない状況だったので、部屋から抜け出て勉強することが多かったです。

また、料理する時間と片付ける時間(時間というか気愛かなw)もなかったので、飯のくえるところ、というところにでかけておりました。

という訳で、お世話になるのは夜ですので、必然的に逃げ込むレストランは24時間営業のところになるんですね。

UTAの近辺には、三つの24時間営業のレストランがあります。それぞれには特徴があり、それに伴い良い点悪い点というのがでてきます。毎回、その時のニーズによって場所をかえるので、それぞれのポイントをピックアップしながらそれらのレストランを紹介したいと思います。

先ず、24時間のレストランですが、三つあります。

一番最初は、日本人にもなじみのある"Denny's"です。UTA近辺には、私の知る限りで二つあります(確かもう一つあったような気がするのですが、そこに関しては私は知りません)。
一つは、DivisionとI-360らへん。もう一つは、Cooper沿いのWal-martをちょっとすぎたあたりです。

次にみなさんが良く知っていると思われるのは、いわずとしれたI-HOPこと"International House of Pancake"です。
これは、I-20沿い(Park Mallの裏あたり)とI360(Green Oaksの交差点ぐらい)沿いに一つずつあります。

最後に、一番なじみ薄いと思われるのは"Country Kitchen"だとおもいます。CollinsとI-30の交差点あたりに位置しています。隣に、Sushi-Zoneという怪しい日本料理店もございます。ここも24時間営業です。

さて、これら三つのレストランに関して、先ず料理と価格の観点から考察していきましょう。

これに関しては個人の好みが大きく左右するので、一般化するのは大変ですので、それぞれのレストランの私的目玉商品に関してみてみます。

私にとって一番なのは、断然”I-HOP”です。何がいいかって、オムレツがうまい。中でもCountry Omletteは格別です。更に、パンケーキもついてくるので、量的にもいうことはありません。
お値段も他のレストランとそこまでかわらず、$7.99ぐらいとなっております。ここにきて、オムレツをたのまないのは愚の骨頂ですな。
(ちなみに、コレステロールがきになる方は、卵の量も指定できます。何も指定しないと三つの卵を使っています。私は、最近二つでつくってもらっていますが、味は劣化しません。)

オムレツ以外にも、Grilled Chicken Caesar Saladも同じ値段で結構おいしいです。野菜を食べてないときは、これを注文するのも良いでしょう。

また、レストランに長居をすると、帰り際にもう一つ何かを注文してあげたくなりますね。そういうときは、必然的にデザートを頼む事になるのですが、ここのFruit Crepeは結構うまいです。私のお薦めはシナモンアップルです。

ただ、ここ最近、シナモンアップルの量がふえ、ちょっとこってりあますぎになってきてしまったのが残念です。私的には3年ぐらい前のCinnamon Apple Fruit Crepeが一番おいしかったと思われます。ちなみに、お値段は$3.49ぐらいです。たぶん。

しかし、食事を中心にここにくるわけではないですね。勿論、夜に”勉強”が重要なポイントなわけです。そこで、重要な注文品といえば、”Coffee”ですな。

ここが問題です。I-HOPのCoffeeはまじで”まずい”です。American Coffeeですが、ちゃんとしたCoffeeに慣れている人がのむと、”これお湯じゃないの?”という感想がかえってくるでしょう。
私の経験的に、4杯目ぐらいから気持ち悪くなります。
なので、Coffeeだけを飲まず、お水とレモンをウエイトレスさんに頼んでおきましょう。

(余談ですが、レモンはまじで眠気さまし+疲労回復に良いです。)

また、I-HOPは、三つのレストランのなかで唯一Student Discountを有するレストランです。しかし、I-360のほうにはありませんので要注意です。

さて、次にPickUpするのはDenny'sでしょうか。ここは、一般的なAmerican Restaurantですな。私のお薦めは、Swiss Mashroom Burgarです。お値段は$6.49ぐらいです。他に頼むとしたら、BLTぐらいですね、ここでは。

ただ、デザートは一目をおく品目があります。

それは、Strawberry Milk Shakeです。私の友人、甘党キングK.Aくんが行った調査(六つのFastFood店のShakeの比較)によると、Denny'sのストロベリーミ ルクシェイクのみが、自然な味がするそうです。なんといっても、本物のイチゴがはいっていますしね。

確かにおいしいです。ちなみにグラスに入りきらなかった分は、シェイカーごともってきてくれますので、実質二人分ぐらいの量があります。たまらん。

さて、重要なCoffeeですが、ここは2重丸をあげます。三つのレストランの中では、ここが一番まともなCoffeeをだします。5杯すぎても気分悪くなりませんでしたしね。

さて、最後にCountry Kitchen。ここは、とりたてて何も目玉商品はないと思われますが、"Oriental Chicken Salada"はおいしいですね。Apple'Beesのサラダにも負けないぐらいおいしかったです。(でも、AppleBee'sのほうがおいしいです が。。^^;

他の料理、基本的に高い。他のところよりも、なんとなく50セントぐらいずつ高い気がします。$7前後ですが、え、これに$7?というような感じだと思っていただければ大丈夫です。

Coffeeに関しては、ちょうどI-HOPとDenny'sの中間あたりでしょうか。悪くはなかったですが、おいしくもないです。

さて、なぜこの三つのレストラン、コーヒーの味がそこまで違うのか検討してみました。先述の通り、Denny'sのCoffeeが一番まともなのですが、それは何故か。

ここで、他の二つのレストランとの違いに注目してみましょう。

I-HOPとCountry Kitchen、ここではCoffeeをたのむと、専用のBottleにCoffeeをいれて机にのこしてくれます。Denny'eでは、ウエイトレスさんが適宜カップからいれてくれます。

なるほど。ここがキーポイントのようです。流石に、専用Bottleといえど、放置されるとCoffeeの味が劣化していくのですな。

ここで、三つのレストランの料理と価格、をまとめてみましょう。

I-HOP: 料理(◎)、価格(○:I-360; ◎:I-20)、Coffee(×)。
Denny's: 料理(○)、価格(○)、Coffee(◎)。
C. K.: 料理(○)、価格(×)、Coffee(○)。

おいしいものを食べて勉強したかったらI-HOP。
コーヒーが大事なら断然Denny's。
C.K.は out of 眼中。


続いて、快適さと実用性に関して考察してみたいと思います。

先ずDenny's。ここは、基本的に勉強に集中できるところとしては、最適ではないとおもわれます。何故かというと、I-HOPと違い、あまり にも席がOpenである点があげられます。ただ、Cooper沿いのDenny'sでしたら、その点に関しては問題はないと思います。というわけで、集 中、という点では好ましくないかもしれません。しかし、もしLapTopの電源が必要でしたら、Denny'sは悪くないでしょう。

次にCountry Kitchen。ここは、一番ウエイトレスの干渉が少ない場所です。また、夜にいくと、一番奥の電源がある個室のような場所が大抵あいているので、集中し、なおかつLapTopの電源を確保できるという利点があります。
ただ、あまりにもウエイトレスが干渉してこないので、小腹がすいたときやCoffeeのおかわりを頼むときは、自らいかねばなりません。

最後にI-HOP。これはI-20とI-360のとで大きな差があります。

先ず、I-20のほうですが、こちらはFree Wireless Internetが使えます。探し物をするときなど、非常に便利です。
ただ、LapTopの電源を確保する事ができないので、長時間の使用は不可能です。
一応、入り口に一番近いところにあるのですが、あれを使うとおこられます(怒られましたw

次に、I-360ですが、こちらにはSmokeing Area、Non-smoking Area両方に電源が存在しますので、長時間のLapTop使用を考えているときは便利でしょう。しかし、インターネットは使えません。一応、どっかから 電波が飛んできて入るので、使うためにはパスワ−ドを要求されます(ちっ)。

双方に共通するのは、友好的なウエイトレス/ウエイターでしょうか。I-20のほうのおすすめウエイトレスはSusanne、ウエイターはJohnです。二人とも明るくていつも笑顔で気の利く素晴らしいひとたちです。(たまにうざくなりますけど。)
I-360のほうはMichelleというひとが大抵よるにいます。この人は、人を覚えるのが非常に得意で、一ヶ月ぐらい間をあけていっても、「えっと、あそこに座りたいんでしょ?注文は〜〜と〜〜でよかったんだっけ?」と覚えています。びっくりです。

さて、ここで三つのレストランの快適さと実用性に関してまとめてみましょう。

I-HOP(I-20): 快適さ(◎)、電源(不可)、internet(可)。
I-HOP(I-360): 快適さ(◎)、電源(可)、internet(不可)。
Denny's:快適さ(×)、電源(可)、internet(不可)。
C. K. :快適さ(○)、電源(可)、internet(不可)。


以上から導きだされる結論は。。。。


みなさん、I-HOPで勉強しましょう。


と、いうことにしておきましょう(笑。
流石につかれてきました(ダメジャン

2006年11月04日

Ultimate Frisbeeとステーキ

いやぁ、かなり久しぶりに全力疾走しちゃいました。おかげで、関節ががくがくですよ。

毎週金曜日午後6時から、BiologyのGraduateの生徒と教授がレクリエーションをしているのですが、今日は(というか最近)Ultimate Frisbeeをしていました。

最近、金曜日は用事があって午後はダラスにいるのですが、今日は予定がキャンセルされたので参加することができました。感謝です。

このUltimate Frisbee、ルールは単純明快。二つのチームに別れ、パスのみでゴールに向かっていくゲームです。ドリブルのないバスケットボールみたいな感じですかね。きめられた二つのコーンのラインの後ろで、フリスビーをキャッチすればゴールです。

このゲームのよさは、男も女も簡単に楽しめる点。ぶっちゃけ、フリスビーを投げられればOKです。キャッチするのも、10分も練習すればすぐにできるようになります。それができるだけで、かなりExcitingなゲームが楽しめます。今日も、教授の奥さんや3人大学院の女友達が参加していました。

先週末はフラッグフットボールをやったのですが、それから一週間運動できなかったので、かなりこたえました。もう、心臓ばくばくです。体中の細胞が細胞呼吸を忘れたような感じです。

ゲームのあとは、友達がTexas Road House(ステーキ屋さん:テキサスにきたら絶対連れて行きたい場所ですな)で、席を確保してくれているとの事なので、T-shirtだけかえて直行しました。

ついて注文しようとすると、友達の一人が"I cannot finish this, so plz take this!!"といってさしだしてくれました。それを機に、どんどん食べ物がやってきました。なんだか、残飯処理をやっている感じでしたが、まーおかげでただ飯がくえたのでよしとしましょう。

やっぱり、運動して、友達とワイワイめしくってリラックスできる週末は良いですな。
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2006年11月03日

卵が先か、鶏が先か。ゲノム学編

一体、どっちの現象が先におこったのだろうか?

進化生物学を学んでいると、そういった質問に多々ぶちあたります。今回、授業で友達がしてくれたPresentationの内容もその一つです。

(*今回は、結構専門的な内容でいってしまいます。できるかぎり、補足を付け加えていきますが、あしからず。。。)

生物の体は、一つ一つの小さい細胞から成り立っています。そして、その一つ一つの細胞は、みな同じDNAをもっています。頭にある細胞も手にある細胞も同じ情報をもっているのです。

しかし、頭は頭だし、手は手です。同じ情報をもっているはずなのに、でてきているものは違います。何故か?

それは、DNAの全部の情報が、その細胞の場所で発現しているわけではないからです。

例えば、爪のつけねらへんにある細胞では、全DNAの情報のなかから、爪をつくる情報の部分だけをよみとって、その情報を発現させ、頭の毛根あたりの細胞では、髪の毛をつくる情報だけを発現させているわけです。

このDNAの特定の部分の遺伝子を発現させるメカニズムは様々です。

また、DNAは2重螺旋構造をしていて、核の中に存在している、といわれていますが、実際はその2重螺旋構造の糸が上手い具合にまとめられて、ぎっしりと詰め込まれている状態なのです。

なぜ、まとめられる必要があるのでしょうか?人間のDNAは、23対の染色体の形をとって核の中に存在していますが、DNAの2重螺旋構造のみをとって一本の糸のようにつなげると約2mほどあります。2mですよ?すごくないですか?

こんな長い糸が、絡まらずに、うまくまとまって詰まっているわけです。それだけで驚きですね。

で、どのようにしてまとめられているかですが、DNAはHistoneというたんぱく質にまきつきNucleosomeという構造をとります。そのNucleosomeがお互いに並びあって、ぎっしりつまっていきます。

なので、このNucleosomeの並びがあまりにもぎゅうぎゅうだと、そこにあるDNAの配列はよみとれなくなります。そのような部分をHeterochromatinと呼びます。

(また、Nucleosomeの並びがそこまでぎゅうぎゅう詰めではないところは、DNAの配列がまだなんとかよみとれるような場所、そういった部分をeuchromatinと呼びます。)

Heterochromatinの部分ですが、この部分は面白いことにほとんど遺伝子を含んでいません。それよりもむしろ、Transposable Element(DNAの中をいろんなところに進入してくる特殊な配列)やDNA tandem repeat(特定の塩基の連続。ATATATATATとかCAGCAGCAGなど。)によって構成されています。ということで、遺伝子が発現されるためによみこまれる必要もない、と考えられていた場所でした。

さて、ここで第一の疑問です。

なんでそのようなところがあるのか?もし、遺伝子がないような場所であったのなら、なくなっていいはずではないのでしょうか。

そして、第2の疑問。

何故、そういった場所がHeterochromatinになったのか?Heterochromatinになったから、遺伝子ではなく、TEやDNA tandem repeatがふえたのか?それとも、遺伝子が少なかったから、Heterochromatinになったのか?

私たちには、Heterochromatinの初期形成段階を作り出すことは不可能ですので、この疑問に答えることは難しいと思われていました。

しかーし。ある科学者がですね、素晴らしい場所に気づきました。ある植物の染色体の一部で重複複製を発見し、重複複製された片方がHeterochromatinになっていて、もう一方がeuchromatinであることに注目しました。

彼らは、先ず重複複製されたHeterochromatinの部分のDNA配列を完全につきとめ、そのあとHeterochromatin形成の鍵であるMethylationがどこでおこっているのかつきとめるため、CHip-on-chipの手法を使いつきとめました。

(詳しくは、Lippman et al. 2004 Nature Vol430)

そこで彼らが発見したのは、TEとsiRNAがともに協力しあってDNA Metylationをひきおこしているようだ、ということでした。TEだけが存在する場所ではDNA Methylationはおこらないし、siRNAだけが存在するところも同じです。非常に面白い相互関係です。

疲れてきたので、すっごい勢いですっとばしましたが、ここでまた卵と鶏の話です。

TEとsiRNAが相互協力し、DNA Metylationをひきおこし、Heterochromatinを形成させたのか。

それとも、Heterochromatinの場所に、TEとsiRNAがともにはいっていったのか。

どっちが先なのでしょう。

また、面白いのが、重複複製したうちの片方だけにTEやらsiRNAが固まって入っていっている点です。もし、何もバイアスがないのであれば、両方に同じ割合でTEなどが存在するはずです。何故片方だけ?

なんで?

2006年11月01日

生物の構造ってやっぱり凄い

本日のクラス、プレゼンテーションは自律神経の交感神経系についてのReviewでした。

色々面白いことばかりだったのですが、こういった話を考えるたびに人間の体って本当すごいんだなって感じます。

例えば、息をすうと交感神経系の神経伝達の関係で血管を収縮させるシステムを阻止し、体中にわたる酸素の量を増やそうとしたりするらしいです。

こんな細かいところでも生物の体って制御されてるんですね。まじでびっくりです。

そして、そんな精密にみえているようで、融通もきくんだから更に凄いですよね(一つの伝達が壊れたとしても致命的ではない、という点。)。

いやー。本当凄い。

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2006年10月28日

健康である事の贅沢さ

自分が健康だと、健康っていうことがどれだけ感謝なことでかけがえのないものか、わかりにくいですよね。

私自身、感謝なことに特にこれといった病気はありません。どちらかというと、肉体的には恵まれたほうです。ただ、腹をだして寝たり歩いたりしてるとくだりますが、まー、そのへんはご愛嬌ということですな。

そういったわけで、基本的には今まですごく健康に過ごしてくる事ができました。それだけでも、本当はすっごくすっごく感謝なことなのに、色々なことに文句を覚えたりします。

基礎体力はあるものの、体を動かすのが器用じゃないからスポーツをうまくなるのに時間がかかる、とか、身長が短い(171cm)、とか、良く眠くなる(これはちょっと違いますなw)、とか、英語の発音がうまくならん、とか、あまりかっこよくない、とか、髪がちょっとなくなってきちゃってる、とか。

これら、基本的にたくさんの人がおもうことだと思うんですよね。でも、すっごい贅沢な悩みです。贅沢すぎて、とんでもない感じです。

何故かって、私はしっかりと授業をうけることができるし、一生懸命やろうと思えば、時間がかかったてやることができますし、少し無理をしてがんばることもできます。

世の中には、それらをしたくても、一生懸命したくてもできないひとがたくさんいます。折に触れて良く感じていた事ですが、今回私の生徒が、特殊な病気をもっていて強く感じるようになりました。

私の生徒はNarcolepsy(ナルコレプシー)という病気をもっています。この病気は、睡眠障害の一つで、日中、時や場所を選ばず強い眠気に襲われて寝てしまうものです。

あ、それなら私もあります。だって、授業中すごい眠くなる事があるんですよ。

とおもうそこのあなた。そんなものじゃーないのです。友達とお喋りしている最中や、自分が楽しいことをしている最中に突然寝てしまうのです。

このNarcolepsyをもつ人はcataplexy(カタプレプシー)という症状も同時にもっていて、普通に活動している際、少しの感情の変化で(例えば、面白い冗談をきいて笑った時とか、おこった時とか)筋肉が睡眠におちいってしまうこともあります。意識をもったまま体だけが寝てしまい、その場に倒れ込むのです。その倒れ込むときも、自分が倒れているんだ、という意識はあるそうです。

私の生徒は、去年の秋はスポーツで奨学金をうけるほど活発な子でした。それが、急にこの病気が発症してチームからはずれ、そのときに登録していたクラスも全てDropすることになったそうです。

今学期、医師に助けられながらなんとか授業をとることができていたのですが、薬をかえたことにより現在大変な努力をしているそうです。

彼女は本当に一生懸命です。しかし、一生懸命授業にでようとしても、”できない”のです。辛いですよね。。。

私は、彼女からメールをうけたときに涙がとまりませんでした。何故だかわかりません。彼女への同情もあったと思いますが、自分がいかに恵まれそれに溺れていたのかということへの申し訳なさだったと思います。

私は実際自分で体験しているわけではないので、彼女の気持ちを100%理解することはできません。しかし、そのようなことがあることを知れて感謝です。他にも私のかけがえのない友人の中には、鬱をもっていたり慢性的な痛みと戦っている人がいます。同情ではなく、しっかりとした理解をもってこれからも彼らを支えていきたいです。支える、なんていったら”何様のつもりだ!”っていわれるかもしれませんが、少しでも友人として助けてあげたい。

彼らから大切な事を教わり、そして自分の健康にも感謝することができるからです。

神様は、人それぞれにしっかりとした最良の計画をもってくださっています。今辛い思いをしている人たちは、そこから抜け出した時、同じ苦しみをもっている人たちの気持ちを100%理解することができます。それもきっと恵みなのです。また、私が健康であるのには、ただ健康を与えられたのではなく、そこにはそれに対する責任があり、この健康をくださった神様に感謝し自分ができることをしなければいけないと思います。

Spidermanの映画で、"Great power comes with great responsibilities"ということを主人公のおじいちゃんがいっていましたが、本当にその通りだと思います。

自分にたりないものに文句をいうのではなく、こんなにも素晴らしいものを与えてくださった神様に感謝していきたいです。

2006年10月25日

英会話

最近、何故か英語が以前よりもしゃべれなくなってきてしまった。
英語を喋る頻度はかなり多いし、最近はとくに気をつけているのにも関わらず、余計しゃべりにくくかんじます。

一つ気づいた事に、文法の力、がだいぶ落ちていました。それに伴い、文章表現力、文章構造力もだいぶ低下していました。

なぜなのだろうか。英語を読む量も、話す量も、書く量もすっごくおおいのに、低下している。

もしかしたら、低下しているのではなく、全然できていない自分に気づいたのかもしれない。

ということで、一番の基礎である文法を復習することにしました。

留学5年目にしてぶちあたった壁。なんとしても通り越したいところです。

"your english is cute!"

から

"Were you born here?"

になるのには、まだまだのようです。

2006年10月24日

終わってみれば

先週の金曜日に大きなプレゼンが終了し、週末はだーいぶ羽を伸ばす事ができました。
金曜日のプレゼン、実は秋学期が始まる前からきまっていたのですが、なかなかResultがでてこなくてプレゼンの形にもっていけず、漸くめぼしい結果がでたとおもったら、今度は授業の準備などで時間が取れず、準備にてんやわんやでした。
なんといっても、木曜日の夜にまだスライド一つも完成していませんでしたからね!(自慢する事か!?
で、Johnが”お前のプレゼンがたのしみだわい、ひひひ。”みたいな感じで揶揄してきます。
が、一応それなりに頭の中では構成ができていたので、木曜日の夜一晩がっつりつかってなんとかしました、

といいたいところですが、翌日金曜日の朝8時に8割の完成というとんでもない状況。とりあえず、Bossの意見を求めるためにIncompleteのPowerpointをおくります。そして、8時30分ごろに電話で変更点、疑問点、向上させるところなどをきいて、9時よりラストスパートへ。

で、11時からクラスがあったのでとりあえず、30分だけ出席。プレゼンターは20分前にいっていなきゃいけない、ということで途中でぬけださせていただけました。

それで、Presentationをする部屋についたとき、まだConclusionができていない状況。あのときのBossの顔が頭にやきついて忘れられません(笑

で、Slideを頭の中でぱーっと流してみて、論点、発展、疑問点、などをまとめてConlusion、Acknowledgement、QuestionのSlideを作って完成。プレゼンまであと2分なり。

ぎりぎりセーフです。

で、はじまったプレゼン。聴講者はゲノム学遺伝子学に携わるたくさんの教授とPhDとGraduateの生徒です。かなり緊張でした。すごい抜けているところもあるか、とおもいつつも、なんとかその場の気愛でカバーです。

途中、するどい質問もBossが助け舟をだしてくれたおかげでなんとか切り抜けました。

結果、おわってみると思った以上にできがよかったみたいです。揶揄していたJohnはかなりびっくり。Bossもそれなりに満足してくれました。私が、当日の朝にまだ完成させていたなかったことを、冗談まじりにはなすぐらいですから、よかったのでしょう!

色々なFeedbackもえられたし、これからの指針もたったし、向上させるてんもはっきりして本当によかったです。

そして、今日数名の友達に私がプレゼンで紹介したいくつかの方法とSoftwareについて色々きいてきたりしてきました。私が使った手法が友人の研究の手助けになって嬉しかったです。

お祈りに覚えてくださった皆さん、本当にありがとうございます。

これから、もっと計画的になれるようにがんばります(苦笑

2006年10月19日

悲しくなるよ、まったく

毎学期思う事ですが、Lab Report Gradingをすると、生徒がどれぐらい理解しているのかよくわかります。

というか、自分がやった実験も書き表す事ができないってどういうことですか?
何もわからず実験だけやってるってどういうことですか?

せめて、Lab manualぐらいはちゃんと読んでもらいたいですね。。。私が説明しなくてもそこにかいてあるのに。。。合計でたったの4Pぐらいなのに。。。

大学生、こんなんでいいんですか、あめりこじんよ。

なんとかして、彼らに実験の面白さ、学ぶ事の面白さを伝えたいと思うのですが、やっぱり難しいですね。でも、がんばります。

愛のある授業を心がけて。

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2006年10月18日

Campus Safety

先日、私の大学の駐車場で誘拐+レイプ未遂がおきたらしい。

大学の駐車場でおきたこともさることながら、驚くべきはその時間帯。

まだ明るい午後6時50分という時間です。冬も近づき、そこまで明るくはありませんが電灯だけが周りの明るさの頼りになるような暗さではありません。

その手口も卑怯なものです。

車(ピックアップ)にのったまま道をきき、女性が近づいてきたところで車の中につれこむというもの。

人の良心につけこんだ、まじで卑劣な手口です。

今回は、すぐに逃れたという事で大事にはいたらなかったそうです。本当に良かったです。

最近おこった、銃を使っての恐喝も駐車場でした。

いかにCampusに近いといえ、安全確認をすることにこしたことはありません。

一人で歩くときは、歩き慣れた通学路だとしても十分に注意してください。なるべく二人以上で登下校し、一人のときはたくさんの人がいるところを通ってください。

Semsterも折り返し、どんどん忙しくなってきてLibraryで勉強している人もたくさんいますが、男女を問わず本当に注意してください。

2006年10月16日

Lab ReportのGradingとPresentationと

さてさて。先週は、私が担当している生物のクラスでレポートの提出があったのですが、基本的に一週間でGradingをして返す事になっています。
明日、最初のクラスがあるのですが、その事を思い出して冷や汗がでてきました。
何故かって?
だって、レポートのGrading終わらすのを忘れてたんですよ!
本当危険でした。なんとか終わらせましたが、水曜日と木曜日の分がまるまると残っています。まいったなぁ。
しかも、金曜日には私の研究の途中発表的なPresentationがあります。
GenomeBiologyに関わるほぼ全ての教授があつまるので、まじで緊張です。
というか、何を話せば良いのだろうか。
細かい事はここではかけないのですが、二つの種からとられたデータの分析が基本なんですよね。それを延々と説明するのもつまらんだろうしなー。
ここ2週間、かなりExcitingな発見をした人たちがPresentationをしているので、ちょっと圧倒されぎみです。自分の研究は勿論おもしろいのですが、いまのところ良い結果がでていないので、なんともいえないかんじです。
とりあえず、Gradingを終わらして、それから分析をはやいとこすませたいとおもいます。。。

2006年10月12日

久しぶりに。。。

いやー、やってしまいました。久しぶりに。がんばっていたつもりなんですけど、やっぱり耐えれませんでした。

そうです。かっくん!と、きてしまったんですね。授業中。

Undergraduateの時は、授業の内容は基本的に説明とかばかりだったので、いかに集中しようが、睡眠不足の状態ですので睡魔に負けて寝てしまう事が良くありました。

まー、JuniorやSeniorになると周りの人も私の事をしっているので、うちの学部の中では”授業中に眠るアジア人、Daiju”ということで結構有名でした(だめじゃん

大学院のクラスでは討論の機会も多く、とくに今学期では色々な緊張感もあったのでねてなかったのですが、ついに今日はやってしまいました。

クラスの最初の一時間、教授が本日のTopicの説明をしたあとそれに関する論文のPresentationを生徒がするのですが、この後半部分が危険でした。

トルコ出身の女の子のプレゼンだったのですが、これがなんともききとりにくい。ちょっと聞いた感じでは凄く上手く聞こえるんですよ。アクセントもアジア人やヨーロッパ人がもっているそれよりも弱いし、女の子だから綺麗にもきこえるんです。

ただ、しゃべるのははやい、トーンに変化が少ない、そして早くしゃべるのは良いが途中にア〜、とか、ザ、とかいれまくる。はっきりいってわかりにくい。

眠くなければ全然わかるんですけど、これが結構労力がかかることに今日気づきましたよ。。。で、一生懸命きことおもっていたのですが、ついに、意識が飛びました。

で、その直後。左肘をちょんちょん、とつつかれ、「寝ちゃだめだよ。ちゃんとききなさい」といわれました。しかも、それをしてくれたのは

教授(笑

はい。隣に教授が座っていたにも関わらず居眠りしてしまった私でした。かなりマイナスポイントだろうなぁ。

くぅ。中だるみ。まじで、気愛いれなおしてがんばります!

lucky_jade at 15:01|この記事のURLComments(2)TrackBack(0)授業 

2006年10月10日

ヒトゲノムって一体なにからできてるの?

ゲノムというのは、基本的には、生物の遺伝情報の総和の事をさします。そして、その遺伝情報というのはDNAの四つの塩基(A:アデニン、T:チミン、G:グアニン、C:シトシン)の配列からなります。

このDNAの塩基配列によって遺伝子の情報がわかってきます。遺伝子のほとんどはたんぱく質の情報を保存しているわけです。

この遺伝子の数、一体ゲノムの中でどれぐらいの割合なのでしょうか?

実は生物によってその割合は様々なのですが、とりあえず人間はどうなのでしょうか?ヒトゲノムは約30億の塩基配列からなり、約3万個ぐらいの遺伝子があるといわれています。

人間なんて複雑なものをつくるのだから、遺伝子が占める割合は大きそうなものですよね。

しかし!たんぱく質の情報をもっている遺伝子の配列は、実は全体の1.5%しかないのです!15%じゃなくて、1 . 5 %ですよ!?なんじゃそりゃ、って感じですよね。

じゃぁ、残りの98%は一体なにをしているのか!?と、ごく当たり前の疑問が浮かびますね。

勿論遺伝子はどこで、いつ、どれだけ発現するのか、というのが重要になってきますから、それを制御するための情報がふくまれていそうですね。しかし、そういったものをみつけるのは非常に大変なのです。ただ、少しずつその仕組みと内容もわかってきていますが、まだ、全然わかっていない、ということがわかる程度まではわかってきているようです。これがおそらく全体の20%程度。

遺伝子の中にある、たんぱく質として発現しない部分をIntronというのですが、これが実は全体の25%も占めています。

そして次が面白いやつらで、ヒトゲノムの全体の44%をも占めているTransposable Element(TE)です。このTE、たんぱく質の情報ももっていないし、遺伝子の発現コントロールにも関与していなそうだし、一体何のために存在しているのか、全くわからないやつらなのです。
TEがしていること、それはゲノムの中にどんどん広がっていくだけです。一見、ゲノムを侵略している侵略者のようにみえます。しかし、TEの量とゲノムのサイズの関係が最近明らかになってきて、それが結構重要な要素なのではないか、という研究がどんどん盛んになってきています。

ヒトゲノムの約半分を占めているこのTE。一体なんのために存在しているのでしょうか。。。

lucky_jade at 16:29|この記事のURLComments(3)TrackBack(0)授業 

2006年10月03日

久しぶりにコンサート

というわけで、今日は久しぶりに私達のChamberSingersがIronRecitalHallでコンサートをもちました。

しかし、教授たちのPerformanceが基本でしたのであまり告知はしなかったんです。だって、私達が歌うのは一番最後のたった2曲だけ(苦笑

1時間30分またされて、そして歌ったのが8分ぐらい。

それにも関わらず聞きにきてくれた人がいました。本当にありがとー。

今回の歌の時も、発音チェックがだいぶ入っていました。どうやら私は”U”の音が発音できていないですね。というか、この音が5年経った今もききわけることができていないようです(苦笑

例えば、FullとFoolの”U”が使い分けられない、上手く聞き分けられないというような具合です。他に代表的な音といえば、Woodなどがあります。

今回の歌では”Cu-sem-rem-ba (スペイン語)”があったのですが、これもあの"U"の音らしい。練習の時、Tamさんが首をかしげ、変な"U"がきこえるぞ〜、といってみんなを見渡したのですが、私が”Me?”ときいたら、にんまりと"Yes”と答えられました(爆

そのあと1分も使ってもらって、発音練習。クラスのみんなが、私に向かって"U〜〜"といってきました。なんていうか、はずかしかった。

思えば、2年前のコンサートの時、指摘された発音も”Warum(ドイツ語)”の"U"でした。。。成長してないっすね。

彼女と英語の発音を練習しているときに、私の弱点をいわれたときもこの"U"サウンドでした。

渡米5年目にしてしっかりと確認した私の発音のWeakPoint。なんとか克服したいですな。。。

lucky_jade at 19:39|この記事のURLComments(2)TrackBack(0)授業 

2006年09月28日

良き出逢いとその準備

今日、現在とっているクラスが一段と面白くなりました。こういう瞬間、本当に今までがんばってきて良かった、とおもいます。

このクラスは、前にも日記に掲載した通り、討論が基本で授業がすすみます。プレゼンする人も聞く人もしっかりと準備してこないと、あのクラスの充実感はえられないでしょう。教授もポスドクも博士課程の生徒も、そして修士課程の生徒もしっかりと準備し、疑問やアイデアをぶつけあいます。

私は、今日のクラスにはしっかり準備できなかったのですが、幸いにもプレゼンしている最中に色々な疑問やアイデアがうかんだおかげで討論にもしっかりと参加することができました。

そして、ふと討論している最中に気づいたのですが、はじめて討論の中の討論の部分に加わっていたんです。なんか、意味の分からん表現ですが、簡単にいうとただ単に質問するだけでなく、かえってきた返答をもとに考えを発展、もしくは付け加えつつ話をつなげるような感じです。

これが非常に面白い。自分が発言しているから面白いのではなく、ましてや話の中心にいたからおもしろいのでもなく、相手の考え、プレゼンのもとになっている論文の論点、そしてほかの人のアドバイスが頭の中でうまく組み立てられていくんです。

今までもこの分野の話はすっごく面白かったのですが、今日、うぉ、実はこんなに面白かったのか!というように、さらに一歩先にある面白さが見えてきたんです。

なんでしょうか、あの感覚。強いて表現するならば、はじめてコンタクトレンズをつけて外の風景をみたときの世界が鮮明になる瞬間というのでしょうか(目が良い人にはわからないですな、、この表現は)。とりあえず、ぱーーーっ、っていう感じです。

今学期、本当にこのクラスを受講してよかったです。クラスメイトのレベルの高さ、教授の手綱のにぎりの良さ、これらがあって初めてうまれる素晴らしい授業です。この出逢いがなかったら、この面白くなった!という素晴らしい感触は味わえなかったです。

でも、これは単に出逢いがよければ得られる訳じゃないんですよね。それまでの準備期間も凄く重要だとおもうんです。別に、自分はがんばってきた!とか言いたくないのですが、とりあえず今のないようにしっかりとついていけるだけの素地を作る事ができたおかげで、この出逢いが”生きたもの”になったんです。

良き出逢いは、常にあると思います。ただ、その出逢いを生きたものにするかそのまま過ぎ去ってしまうかは、それまで自分がどれだけ素地をつくってきたかにもよると思います。

この素晴らしき出逢いを用意してくださり、素地を作るときにも常に導いてくださる神様に感謝です。


lucky_jade at 16:09|この記事のURLComments(2)TrackBack(0)授業 

2006年09月26日

風邪とプレゼンとSickness Behavior

はい、何故かわかりませんが、また風邪がぶりかえしてきました。おかしいなぁ、治ったと思ったんだけどなぁ。眠くなるのがいやなのですが、しょうがないです。また薬を飲んどきました。普段から、もっとビタミンなどをとることを心がけろってことなのですかね、それよりも(笑

というわけで、だるい。ですが、明日プレゼンがあるのでそんなこともいってられません。でも、あまりにも辛かったのでベッドで休憩、したら朝になってしまいました(爆

プレゼンまであと5時間あるのが幸いか。。。あと、そんなたいしたつっこみもないとおもわれるので、結構余裕があります。というか、そんな心構えでプレゼンつくっちゃだめですよね。。。もっと気愛いれていかんといけませんな。

今回のプレゼンの内容は風邪のメカニズム。なぜ、風邪をひくと食欲がなくなったり、だるくなったり、軽く鬱っぽくなるのか、などを神経伝達など神経学の観点からみていくものです。

非常に興味深いものなのですが、このPaperよみにくい。久しぶりに、へんな英語に遭遇です。なんでこれで通ったんだ?と思われるぐらい。でも、そんな不平をいってるばあいじゃないですのでがんばったよんだのですが、更にReviewの内容にびっくり。

ほぼ全てのことについて、Still unkown。おいおい。一体何をプレゼンしろと?結論部で、すこし著者の意見やアイデアがはいってるのですが、なんだかしっくりこないPaperです。でも、だからといって不平をいってるようじゃあまちゃんです。ということで、がんばります。あと2時間でSlideは完成させたいなぁ。。。(苦笑


lucky_jade at 22:02|この記事のURLComments(2)TrackBack(0)授業 
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名前: 大空 響樹
専攻: Evolutionary Biology
身分: Graduate Student
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