10月30日、講義のテーマは「キュレーション」についてでした。 
  
 まず私は、「キュレーション」と聞いて何のことか分かりませんでしたが、「まとめサイト」のワードを聞いてようやく理解しました(笑)。キュレーションとは、「多くの情報から取捨選択し、任意のテーマに合致するモノをセレクトする事」と言えます。
 元々はセレクトショップやワインソムリエ、コンピレーションアルバム等、現実世界で行われていた「キュレーション」がネット世界でも行われるようになり、1つのサービスとして定着したものが今の「まとめサイト」や、特定のカテゴリの情報を専門で扱うアプリ・サイトなどです。NAVERまとめ、ニュースをまとめるGunosy・SmartNews、コーディネート系をまとめるWEAR等、種類も様々なものがあります。
 
 また、ユーザー側が取捨選択するものもあります。
 Facebookに表示される記事は、主にユーザーが「いいね!」しているユーザーや企業の記事が優先的に表示されています。逆にスルーしている記事は、自然消滅のように徐々に表示されなくなっていきます(Facebookのこの仕組みは「エッジランク」と呼ばれます)。
GunosyやSmartNewsも、ユーザーの好みに合わせて表示する機能があります。 
 しかし、このようにユーザーの好みの情報だけを表示していくと、情報が偏っていきます。これはリテラシーの低下も招きかねません。

 
 情報をまとめると、ユーザー側だけでなく、情報の発信元が得をする場合もあります。 
 ブログまとめサイトで表示して貰えれば、そのブログは楽に集客できますし、ニュースまとめで記事を使って貰えれば、その記事を書いた会社は自社の記事をより多くの人に見てもらえます。他にも各種まとめサイト・アプリで紹介されれば、自然と注目される機会が増える等、発信元が得をする事も多いのです。

 
 まとめられた情報は、自分の好みや欲しい情報があらかじめ揃っていて便利ですが、自分で情報を探し、精査する機会が減ることは好ましい事ではありません。キュレーションとの上手な付き合い方を考え、利用する必要がありそうです。


*今回の講義資料
(SlideShare)
 情報リテラシー論 5)キュレーションの必要性
 著者/講師:
横田秀珠