2013年04月
2013年04月17日
岡方コミセンが竣工しました
平成24年度から建設中の岡方コミュニティセンターが完成し、 4月13日(土)に地域の皆さんをはじめ関係者90名以上の参加して、竣工・祝賀会が盛大に開催されました。
コミュニティセンターの改築に当たっては、地域の皆さんからどんな建物にするか様々な提案があり、玄関脇には旧コミセンのときからあった、樹齢およそ30年のクロマツをシンボルツリーとして残し、屋根には旧センターに使用されていた瓦を一部使い、内部は木のぬくもりが漂うアットホームな雰囲気、また、農園管理室を配置するなど地域の声が反映された建物になりました。
祝賀会では地域の文化財である「高森の神楽」や踊りの出し物などがあり大いに盛り上がりました。
舞台のカーテンを開けると大きな一枚ガラスの先には岡方地域を代表する広々とした田園風景が広がります。地域の皆さんの活動拠点として大いに活用されることを期待しています。
2013年04月10日
新潟東港に視察に行きました
4月10日(水)市議会の港湾・空港議員連盟で新潟港東港の視察を行いました。参加したのは担当部署の職員もいれて36名。共産党議員団からは議連メンバーの私を含め3名が参加しました。
最初の視察先「日本海エル・エヌ・ジー株式会社」ではちょうどカタールからLNGタンカー(上の写真)が入港中でした。
天然ガスを-162°に液化すると体積が600分の1になるそうです。また、LNGを燃料として使用した場合の二酸化炭素排出量は石炭を100とした場合、石油が70でLNGは60、とてもクリーンなエネルギーだという説明でした。
日本海側は冬期間悪天候が続き接岸が難しいこともあって、LNG基地はほとんどが太平洋側に集中していますが、ここ新潟東港は全国の輸入量の96%を占めている13港のうちの1港で、2012年は530万トンを輸入しています。
一番の供給先はすぐ隣にある東北電力東新潟火力発電所とのことでした。
2か所目は、「(株) 新潟国際貿易ターミナル」。
この会社は新潟県と新潟市など4市1町と日本政策投資銀行、民間企業などが出資する第3セクターで、新潟市の若林副市長が取締役になっています。
昨年6月に4号岸壁が全面供用開始となり、沖待ちはほぼ解消されたとのことでした。
2011年度実績では輸出が43,350TEU、輸入が96,023TEUで圧倒的に輸入が多く、輸出の主なものは北陸紀州製紙関連の紙・パルプなどの軽工業品、輸入の主なものはホームセンターなどで扱う家具装備品や衣類、身廻品などの雑工業品だそうです。
最近特に特筆すべきこととして韓国向けの日本酒の輸出が増加しているそうです。国内での日本酒の売り上げは減少が続いていますが、新潟のお酒は韓国でブームになっているのでしょうか。
下の写真は4号岸壁に接岸している船からスーパーガントリークレーンでコンテナをおろしているところです。