梓零(ガンドール)

本気求道 マジちゃん




(C)2002 YUIKO TADAMI / PUBLISHED BY ENTERBRAIN.,INC

篤見唯子の『本気求道』より「マジちゃん」。
「マジキュー」って雑誌に連載してるマンガのようなんですが…。
ええ、雑誌の存在自体、初めて知りました。
執筆陣を眺めると、有名どころの同人作家もしくは元同人作家ばかりで構成されてるような雑誌ですねぇ。
こういう雑誌が需要あるんですね。ちょっと新鮮です。

もう出版界も細分化が進みすぎて、既に私にはワケ分からん状態です。
未だに同人誌に対するイメージがアングラーな私にとっては。

それにしても、こういう風に作家陣が並ぶと、逆に購買意欲がなくなるってのはどうしたもんだろう。
各人、凄く上手いと思うし、カワイイし、萌えると思うんですが、そこから取り立てて作品が読みたいとか、イラストが欲しいとか、思わないんですよね。
う〜んマイッタ…。
単に自分の好みの問題なのかな。

いや、やっぱり、同じようなカワイイ作風の作家ばかりが集まっているから、可愛さが没個性になってるんだと思うんです。
需要過多なところでは、その商品の価値が下がるってだけじゃないかと。
それに作家さん達の「上手さ」の傾向が偏ってるのも状況を悪化させているような気が。
つくづく、個性的なカワイイ絵を描くってのは難しいなぁと。
カワイイ記号ってほとんど固定されてますからね。
特にデフォルメされたキャラは既成の記号を使う可能性が高いので、オリジナリティを出すのは苦労しますね。
それこそ今まで使われてきた萌え記号を組み合わせて何とか作り上げるって感じでしょうか?
意図的に考えずとも、大抵の人は、自分の好きな絵柄をフォローする形で作風を確立していくわけで、そのオリジナルの萌え記号は、まず確実に受け継がれていくでしょう。
ざっと見ただけでも、例えばみつみ美里氏の影響力は絶大だなぁと思うんですよ。
いや、みつみ氏のパクリとか亜流とかじゃなくてですね、影響を受けながらちゃんと自身の絵柄として確立している人が多いってことです。
ただ問題は、「多い」ってところでして、みつみ氏から派生した少しずつ違った絵としか見えないところがツライ。
というか、正直、気の毒で。
単独で見ればちゃんと個性が確立しているはずなのに、並べられるとどんぐりの背比べのようにしか見えないという意味で。
もちろん、みつみ氏からの影響が見られない人もいるんですが、そういう人たちも少なからず既成の萌え記号に頼っているわけですから、特に際立たない。

ま、この話は絵柄に限定してのことですから、それぞれの作家がマンガ等の作品中で個性を発揮しているのであれば何の問題もないし、私がこんな感想を持つこともないのですけどね。

最近、「カワイイ」ってなんだろう?とか、「萌え」って一体?とか、変な事を良く考えるもんですから、こんなことを長々と書いてしまう。

「可愛さ」の需要のあり方に、なんだか不満があるんでしょうねぇ。自分的に。
多分、私は、絵柄に可愛さを求めるのがどうも良く理解できないんですねぇ…って書くとまた無用の反感を買うような気が…(最近の長文傾向でボロがボロボロ出てるって感じ)。
「可愛さ」ってのはどう考えても、絵柄だけで表現できるものじゃないだろ?って根本的な問いかけが自分の中にあってですね。
だから「萌え」ってヤツはその背後にストーリーを隠しているのだろうなぁ、と時々思う。

さて、フィギュアフィギュア(笑)。
篤見唯子氏、昔、某誌の投稿などで活躍していた時から好きでした。当時でも抜群にカワイイ絵を描く人だと思ってました。
で、十ウン年経った今でも、カワイイ絵として認識されてるんですよ、スゴイですねぇ。
私が思っているより、カワイイ記号にはあまり変遷はないのかな?
いや、時代によって可愛さの基準って転変するものだと思っているので。
それとも十ウン年じゃまだまだスパンが短いのかも知れないですね。
このフィギュア、上手いこと篤見氏の雰囲気を出してます。

■メーカー:ソリッドシアター
■キャラ原画&ポーズ案:篤美唯子(薄荷屋)
■原型制作:梓 零(ガンドール)
■商品仕様:PVC製塗装済み完成品
■サイズ:全高約20cm(1/6スケール)
■発売予定日:2006年8月

取扱店

キャラアニ.com

ひなたぼっこ 柊 日向




(C)2004-2005 Tarte

エロゲ『ひなたぼっこ』より「柊日向」。

エロゲの割りにヤケにモッサリした服を着てますなぁ、とか思っていたら、やはり着脱可能ということで。
それだけで結構面白かったりします。

後、足元の変な動物キャラもいい感じ。
一体、どんなゲームなんだろう?

■メーカー:ソリッドシアター
■原画:笛
■原型:梓零(ガンドール)
■商品仕様:PVC製塗装済み完成品
■サイズ:約19cm(1/8スケール)
■発売予定日:2006年5月

取扱店

キャラアニ.com
ビージェイ
あみあみ
エフパラ〜アニメ-映画の雑貨-模型

[トレーディングフィギュア]篤美唯子の世界 薄荷屋 Collection こすちゅーむくらす ブラインドBOX版

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(C)Yuiko Tokumi

篤美唯子氏の同人活動サークル「薄荷屋」のオリジナルキャラクターが、ミニビネット化。

篤美氏もメジャーになったなぁ、と昔ファンロードを定期購読していた私はぽつりと呟くのでした。

■彩色済みビネットフィギュア
■全5種+シークレット+BOXシークレット(カラーバリエーション有り)
■原型監修:篤見唯子(薄荷屋)、
■原型製作:梓零(ガンドール)
■付属品:ミニブック×1、ボーナスパーツ×1
■メーカー:ソリッドシアター

取扱店

イーエストイズicon

[PVC]『憂ちゃんの新妻だいあり〜』 1/8 橘憂 フィギュア


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ソリッドシアターの色っぽシリーズ第二弾というか。
お布団まで敷いてあってえらい積極的(笑)というか、よりダイレクトですね。
これまた18禁パソゲーのキャラみたいなんですが…。

■メーカー:ソリッドシアター
■サイズ:1/8 スケール
■仕 様:PVC製塗装済み完成品
■原型製作:梓零(ガンドール)

しかし、美少女系のフィギュアは、あまり書くことないなぁ。
出来が良さそうなのは見て取れるんだけど、こういうフィギュアは可愛いってことが全てにおいて優先されるからかな。
なんか、もっと、こう、モヤモヤしたものが欲しいというか、私的に食い足りないというか。
単に私がもう若くないってことなんでしょうかね(苦笑)。枯れてきてるんかなぁ。リビドーだけじゃ萌えられない。

[PVC]『詩乃先生の誘惑授業』1/8 櫻井詩乃 フィギュア


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最近、色っぽ分が足りないので、ちょっと補充。
どうやらザウスというメーカーの18禁パソコンゲームのキャラクターのようです。アニメもあるみたいですね。
フィギュア自体は、造型が良さ気です。非常にかわいいです。

■メーカー:ソリッドシアター
■サイズ:1/8 スケール
■仕 様:PVC製塗装済み完成品
■原型製作:梓零(ガンドール)

[PVC]Banana is a Snack? 完成品フィギュア(予約)


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元々イベント限定のガレージキットだった「Banana is a Snack?」のPVC完成品。
ついにソリッドシアターから予約開始です。

■原型制作:梓零(ガンドール)
■サイズ:NON スケール
■仕 様:PVC製塗装済み完成品
■PKG:Window BOX
■限定版:パンツにバナナのプリント

しかし、エライ婉曲的、かつ直接的なエロさだな(笑)。
幼女を対象にしたこういうフィギュアは変に叩かれる可能性があるのに、あえて完成品で出す勇気を讃えよう。
プロフィール

藤崎ほつま

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